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滋賀報知新聞(ニュース)平成13年2月8日(木)第12557号
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軽油引取税でつぶされる!
地球にやさしいクリーンなアルコール系燃料
24日に大谷氏招いて公開フォーラム
=販売店が訴訟の動きも =
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新燃料を販売する福岡県大野城市のガソリンスタンド
(全 県)
ガソリンに代わる低公害のアルコール系燃料をもっと知りたいという市民らの要望で「第二回ガイアエネルギーフォーラム」(主催=ガイアを守る会)が二十四日、京都市のキャンパスプラザ京都(京都中央郵便局西側)で開催される。このフォーラムの対談に出席するジャーナリストの大谷昭宏氏は本紙取材に対し「環境こだわり県を標榜(ひょうぼう)する滋賀県こそ、他府県に先駆けてアルコール系燃料の採用を検討すべきだろう」と訴えた。【石川政実】
昨年八月六日、評論家の田原総一郎氏の司会でお馴染みの「サンデープロジェクト」(朝日放送ABC−TV)で、ガソリンの代替として注目されているアルコール系燃料“ガイアックス”(商標)を製造、販売しているガイアエナジー社(本社東京都、金濱道啓社長)とその販売店の特集があり反響を呼んだ。
同社によれば、“ガイアックス”は天然ガスを主原料にするアルコール系燃料で、アルコール五三ー五四%、炭化水素(HC)四六ー四七%の成分構成で、排ガス中の一酸化炭素(CO)は〇・〇五
ppm、すす(HC)はほとんど〇ppm(ガソリンの場合は一二〇ppm)と従来のガソリンに比べてクリーンなことが特長としている。また新燃料はブラジルなどで使われているアルコール燃料と異なり、エンジンの改造、調整などの必要はないという。
この新燃料は「五〇%以上の炭化水素を含む燃料」という規定にないため、ガソリン税が不要で、一リットルあたり八十八円という低価格で販売されてきた。これに対し石油業界らが猛反発し、自治省(現在の総務省)の指導もあって「五〇%以下の炭化水素の燃料」を楯に、昨年二月ごろから各都道府県で軽油引取税が課税されることになった。
軽油引取税は、一リトッル当たり三十二円十銭で、課税されると新燃料は百二十円を超え、ガソリンとの競争力を失うことになる。現在、この新燃料を取り扱っている販売店は、約三十四都道府県百五十九店で、滋賀県ではヤマキ石油(本社三重県)の甲南店、土山店のみが販売している。
同甲南店では「“ガイアックス”は環境問題に興味がある若い人達に人気がある。五〇%以下の炭化水素というだけで軽油引取税が課税されるのには疑問を持つ。排ガス面から考慮し国や県も優遇措置を行ってもいいのでは。またガイアエナジー社はさらに炭化水素のない一〇〇%アルコール燃料“ジェネズ”を開発したが、これなら国や県も課税できないはず」と話している。ちなみに京都府、東京都などの販売店では「新燃料への軽油引取税はおかしい」と訴訟に踏み切る動きにある。
一方、横浜市の市議会では昨年、自民党議員らからゴミ収集車に“ガイアックス”を試験的に使用すればとの質問がなされ、同市環境保全局交通環境対策課では議員らとともに勉強会を続けている。
このような中、「ガイアエネルギーフォーラム」が二十四日、京都市で開かれる。一部(午後一時十分〜二時)と二部(二時十五分〜四時十五分)で構成され、一部は「“ガイアックス訴訟”に向けて」と題した講演。低公害燃料を開発したガイアエナジー社が課税問題で大きな岐路に立たされており、同社代表取締役社長の金濱氏らが訴訟に向けての報告を行う。
二部は公開フォーラム「サンデープロジェクトはなぜ取材したのか!」で、新燃料を取材してきた大谷氏と金濱社長との対談。参加は無料だが、事前申し込みが必要。定員は二百八十九人で先着順。申し込み先は、ガイアエネルギーフォーラム事務局 電話/FAX06−6578−8018、携帯090−7967−5229(長井氏)へ。
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ワーグナーの名作が甦る
『小ホールでオペラを!=2=』
=3月17日 県立びわ湖ホール=
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(湖西・大津市)
びわ湖ホール声楽アンサンブルによる第十回定期公演「小ホールでオペラを!2」が、三月十七日午後二時から県立芸術劇場びわ湖ホール小ホールで開催される。
小規模の会場ならではの臨場感あふれるステージが好評のシリーズ第二弾で、今回はドイツオペラの巨匠・ワーグナーにスポットを当て、「さまよえるオランダ人」「ワルキューレ」「ローエングリン」「パルジファル」の四つの名作の中から合唱曲を中心とする名曲・名場面集を上演する。
演奏は、エレクトーンを中心とする編成で、フルオーケストラのサウンドを追求。タクトを握るのは同声楽アンサンブル専任指揮者の三澤洋史氏。
入場料は一般三千円、学生席千八百円で全席指定。チケットおよび問い合わせは同ホールチケットセンター(TEL077-523-7136)へ。
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びわこ銀行が第2地銀で全国初!!
ISO14001の認証取得
=「環境こだわり銀行」へ =
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(湖西・大津市)
びわこ銀行(本店・大津市、長尾卯頭取)はこのほど、第二地銀(五十八行)としては全国で初めて「IS014001(環境IS0)」の認証を取得した。
「IS014001」の認証は、事業活動において継続的に環境負荷を低減させたり、環境に対する有益な活動を展開するためのシステムを構築している事業体に与えられる国際環境管理規格のこと。
同行は平成十一年九月にスタートした新中期経営計画「ニューウエーブ60」の基本戦略の一つに「環境こだわり銀行」として顧客・地域の信頼を確保することを掲げた。さらに、十二年四月には「環境推進室」を設置して環境保全に関する活動を総括するとともに、同七月には「環境方針」を制定・公表し、環境マネジメントシステムを機能させるため、IS014001の取得に向けて本格的な活動を推進してきた。
紙の使用量・ごみの排出量・電気の使用量の削減、環境保全につながる取り組みへの融資、環境保全に関する情報の提供を対象として、対環境推進委員等を配備して研修の強化と環境保全に配慮した活動を徹底。今回の認証取得はこうした同行の幅広い活動が評価され、環境マネジメンシステムが国際基準に適合するものとして公式に認められた。
「今回の環境1SO取得により、行員の意識も高まり、家庭や地域においても環境保全に向けた積極的な取り組みを実践していくと同時に、今後は環境保全に配慮した活動を展開する地域企業をサポートしたい」と同行担当者は話している。
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旅情楽しむ高原列車
『しがらき盆梅展』
=おひなさま展も開催中=
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(湖南・信楽町)
信楽高原鐵道は、信楽盆栽クラブ・鹿深盆栽クラブの協力のもと、約百鉢を展示した「しがらき盆梅展」を開催しているほか、ウグイスの声が車内に流れる「盆梅列車」を運行中。窓枠の梅や一車両前後に設置の盆梅を愛でながら、風情ある高原の旅情を楽しむ。
盆梅展は信楽駅構内と駅横の特設会場で開かれ、白・紅・しだれなど約百鉢の展示のほか、信楽盆栽クラブより盆梅販売も行われている。
一方、盆梅列車は信楽駅から貴生川駅までの上下十本(信楽駅発十時二十一分〜同駅着十五時十四分間)が運行され、利用者には県立陶芸の森陶芸館の入場料割引を配布。開催期間は三月八日まで。
これに併せ、信楽駅構内にアトリエを開く信楽情報センターでは、第二回・陶人形「おひなさま展」=写真=を開いている。二月二十五日まで。
子供たちの健やかな成長を願った陶人形“おひなさま”は、信楽に縁のある女性陶芸作家二十人の作品。展示数は約四百点(即売も実施)。
問い合わせは信楽情報センター(TEL0748―82―3554、Eメールsic@jungle.or.jp)。
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「国際理解」をどう教えるか
求められる時代へ
=老蘇小で研究発表大会=
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教室で行われた外国人教師による英語の公開授業
(湖東・安土町)
「世界に目を開き、心を拓く子どもの育成」をテーマに県小、中学校教育研究会国際理解教育部会(会長・道明初良老蘇小校長)の平成12年度研究発表大会が1日、老蘇小学校で開かれた。
子どもの頃からの国際理解教育を2002年からスタートする新学習指導要領の中でどのように取組み、求められ時代の要請に応えていくのか、その指針を探る大会で、県内各校から合わせて教師約150人が参加した。
大会では、3人の外国語指導教師が2、4、6年生の3クラスに入り、英語の公開授業を行った。参加した教師らは、児童たちの反応や授業の取組み方と課題などに注目しながら研鑽を積んだ。
このあと、宮下孝之・外務省大臣官房国内広報課長が「日本人と国際理解教育」と題して講演し、世界の中での日本という国際感覚の大切さについての力説に耳を傾けた。
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