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滋賀報知新聞(ニュース)平成13年2月17日(土)第12567号
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八日市開市記念祭
来月8―25日開催をPR
聖徳太子をシンボルに
=ほない会 開運ステッカー作製=
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作製の「開市・開運ステッカー」
(湖東・八日市市)
八日市開市記念祭実行委員会「ほない会」(加藤晋三会長)は、ゆかりの聖徳太子を活用したイベントを催し、まちおこしの起爆剤にしようと、このほど太子をシンボルマークに「開市・開運ステッカー」(お札)を作製した。
縦十五センチ、横十一センチのだ円形のステッカーは、一万円札の象徴となる聖徳太子にこだわり、一致団結して低迷する商店街の現状を打破しようとの願が込められ、お守りとしても利用できる。
三千枚(赤・水色各千五百枚)を製作し、各商店やほない会メンバー、市の公用車などに貼付するなどして、三月八日から始まる八日市の代表的イベント「開市記念祭」をPRしていく。希望者には商工会議所で配布している。
商業を通じて八日市のまちの活性化、にぎわいを目指し商店街の若手有志でつくる「ほない会」のステッカー作製は、八日市に残る文献「今より昔千四百年前、推古九年三月八日に聖徳太子が筏川の北に、屋室数百戸を置き同日始めて、市・店を開き、身分の別なく交易(物々交換)する事を教え給ふ」(八日市市神の本記)からヒントを得たという。
開市記念祭(三月八〜二十五日)では、同二十四日まで大売り出しの記念セールを行い、特賞「聖徳太子の大阪ミステリーツアー」に招待・優待(各二十五組五十人)するほか、多くの賞を取りそろえている。また、イベント当日の同二十五日には、人気テレビ番組「お宝鑑定団」やWチャンス抽選会、旧一万円抽選会、クイズ、パフォーマンスショウなどをする。
開市記念祭記念セール参加店を募集
八日市商店街連盟は、聖徳太子「開市記念祭」に連動して催す記念セール(大売り出し)への参加加盟店を募集している。
期間中には、五百円お買い上げ毎に聖徳券一枚(十枚で一回抽選)を手渡してもらうほか、参加料として一店舗六千円(聖徳券五百枚購入など)、開市聖徳賞(三千円相当)の商品提供、加盟店特選ラッキーチケット(自店集客へのサービス券)の提供などをしてもらう。
参加希望店は二十三日までに八日市商工会議所(TEL0748-22―0186)へ連絡する。
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街道飾る手形陶板を型取り
かわいいモミジできた!
=ウォーク・オブ・メモリアル 永源寺町=
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小さな手をいっぱいに広げて手形を取る幼児ら
(湖東・永源寺町)
永源寺町内の各幼稚園・保育園で、このほど町内の街道を飾る手形陶板の型取り作業が行われ、平成七・八年生まれの園児計百三十九人が手形を取った。
ふるさと創生事業の一環として整備された町道「もみじ街道」の歩道を飾ろうと、永源寺町が平成五年から始めた取り組みで、題して「ウォーク・オブ・メモリアル」。
同町山上で八風窯を営む陶芸家中根啓さんの協力を得て、平成元年生まれの子どもたちからを対象に毎年順次作業を行い、昨年までで三百六十二枚の陶板が街道を飾った。
永源寺幼稚園で行われた作業では、行儀良く並んだ園児たちが中根さんに手を取られて順番に型取り。目一杯広げられた小さな手の平が約二十センチ四方に成形された粘土板に押し付けられると、ちょうどモミジの葉の様なかわいらしい手型ができ上がり、それを見た園児たちも一様に満足気な表情を浮かべていた。
陶板は三月ごろに焼き上がり、今年は同町青野の国421沿いのフラワーポケットに飾られる。
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豊かな自然を体感
市民参加探鳥会
=25日 伊庭内湖で=
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(湖東・能登川町)
能登川町の伊庭内湖で二十五日、日本野鳥の会京都支部滋賀ブロック主催の「第二回市民参加探鳥会」が開催される。
多くの渡り鳥たちが羽を休めるこの時期、豊かな自然が残る伊庭内湖の素晴しさを直に味わってもらおうと開くもので、第一回も雨天にも関わらず約百人もの参加者が集まる人気ぶりだった。
今回も前回同様、JR能登川駅を発着点にハリヨ生息地と伊庭内湖を一周する約九キロのコースをハイキング気分を味わいながら歩く。
興味のある人なら誰でも参加でき、事前申し込みは不要。各自、昼食・雨具・防寒具・筆記用具を持参し、午前九時にJR能登川駅改札前に集合する。解散は午後三時ごろの予定。問い合わせは石井さん(TEL0748-42-0259)へ。
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蒲生町の山中町政スタート
空港計画など課題山積
=長年の行政経験生かせるか=
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(湖東・蒲生町)
先月行われた蒲生町長選で無投票当選を果たした同町前助役、山中壽勇氏(64)の新町政がスタートした。新世紀のかじ取り役を任された同氏の前には、びわこ空港問題や名神名阪連絡道路、市町村合併など多くの課題が山積する。今後の主な行政課題を整理してみた。
●空港推進に意欲
蒲生・日野両町に予定されているびわこ空港建設計画は、昨年十一月に国松善次知事が「しばらく立ち止まって考える必要がある」と事実上の一時凍結を決断し、さらに新年度予算の環境アセス調査費削減、現地の整備事務所(日野町山本)の閉鎖を打ち出すなど後退ムードが漂った。
安井一嗣前町長の後継とされる山中町長は、「空港がまちづくりの核であることに変わりない。県の動きを見極めながら実現の方策を見い出したい」と推進の意欲を示す一方、唯一反対している地権者集落、同町綺田地区の現状については、「直下集落ということから、地権者全員から同意をもらうのは極めて難しい」と歯切れが悪い。
県が一時凍結に踏み切った背景には、逆風が吹く地方空港の現状だけでなく、地元の厳しい状況がある。県から環境アセスに同意するかどうか最終決断を求められた綺田地区は、昨年十月に不同意を打ち出したものの、賛否両論が平行線をたどり「区内の意志統一は困難。県の責任において判断してほしい」と十一月には一転し、問題解決を事業主体である県へ返上した。
まちづくりの核である空港計画の停滞は、町の総合発展計画(平成十四―二十三年)の策定にも微妙な影響を与えている。同計画の骨子を定めるタイムリミットは夏までで、担当職員は「今は慎重に県の態度を見極めるしかない」と、地元と県との板ばさみに頭を抱える。
いずれにせよ山中町長は助役時代、安井一嗣前町長の補佐として空港問題に深く関わってきた経緯があり、今後の対応が注目されるところだ。
●連絡道路が本格化
びわこ空港に並んで注目されるのが「名神名阪連絡道路」だ。産業活性化の起爆剤に位置付ける山中町長は、「町内の新インター周辺の産業施設の集積は、住民と行政で論議しながら進めていきたい」と、行政と住民の連携を強調する。
名神名阪連絡道路新インターが予定されている名神高速蒲生バスストップ付近
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もともと同事業は県のびわこ空港計画の一環として、空港と名神を結ぶアクセス道路として進められてきたが、昨年十一月に空港計画が一時凍結になったことを受け、国の事業として計画から切り離して推進する方針が打ち出された。
計画によると、ルートは名神高速蒲生バスストップ(同町木村)周辺に新インター(約十一ヘクタール)を設置し、空港建設予定地の西側を通り、建設中の第二名神高速の甲賀土山インター(甲賀町)を経て、名阪国道の三重県伊賀町付近までの約三十キロを結ぶという。
関係十一集落を抱える蒲生町では、平成七年までに調査・測量についておおむね理解を得ており、地元からは早期実現が求められている。とくに新インター予定地を抱える木村・横山の両地区は、「今年度で終了する県営ほ場整備では予定地を外している。一刻も早く道をつけてほしい」と熱望している。
県はこの事業について、「西日本の二本の大動脈となる高速道路を結び、さらには北陸自動車道などと連続することで、太平洋側(三重県)と日本海(福井県)を結ぶ機能を持つ、広域の幹線道路となり得るもの。地域の連携が重要となっている今日、こうした道路の必要性は極めて高いことから、空港と切り離して事業化を進めたい」としている。
●住民本位の市町村合併
在任中に避けられないのが市町村合併だ。山中町長は「合併によるメリット、デメリットを情報公開するためにも、フォーラムや各区集会の開催、住民アンケートによる意見集約が必要」と、住民本位の合併にこだわる。
行政区域が広くなる市町村合併は、住民の声が届きにくくなるデメリットが指摘される一方、メリットでは財政規模の拡大によるサービス充実が挙げられる。人口増加が著しい同町では今後、行政サービスがますます求められるため、合併による行財政基盤の充実は大きな魅力になる。
平成十二年の国勢調査によると、同町の人口増加率は県内五位の一〇・九%をマーク。今後の伸びについては、平成十三年一月末現在の一万四千七百人から三十七年には三万二千三百五人(一二三%増)と、県は大幅な増加を予測している。
これに対して、財政力指数は平成十二年で五割以下の〇・四六で、不足分は国からの仕送りに当たる地方交付税交付金に大きく依存する。今後は、地方交付税交付金の減額が予想されることから、自主財源の確保に迫られている。
国が定める合併特例法の期限は平成十七年三月。合併までの事務手続きを考慮すれば、十三年夏までには任意の協議会(行政・住民・議会で構成)を設立する必要がある。
これを受けて同町は一月、八日市市と永源寺町、日野町とともに行政レベルの合併研究会を設立し、一市三町の職員が問題点を整理している。山中町長は「研究成果は住民に公表したい。スケジュール的なことを考えれば今年中にも、どこの市町と合併するか大枠を決める必要がある」と、活発な議論を望んでいる。
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日野・竜王で推進モデル事業
図書館と学校オンライン化
=学校で公立図書館の蔵書検索=
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学校で町立図書館の蔵書を調べる教諭と児童
(日野町立鎌掛小)
(湖東・日野町)
学校図書室を情報化、活性化しようとする国の推進モデル事業が、県内の日野、竜王、高月、安曇川の四町で平成十年度にスタートし、この三月で終了する。
同事業は、公立図書館と各学校図書室の端末機を電話回線で結び、公立図書館の蔵書を学校にいながら検索できるようにしたもので、児童・生徒の読書意欲を高めることや、各教科の調べ学習に役立てることが狙い。
日野町では、国からの補助金約千八百万円を投じて、平成十、十一年度に各学校(小中高の八校)と町立図書館(同町松尾)の端末機を結ぶとともに、各学校図書室の蔵書もデータベース化することで、貸し出し事務のスピードアップを図った。さらに最終年度の十二年度は、総合学習での活用を図るなど、ソフト面に力を入れてきた。
モデル校の一つである県立日野高校は、教諭の教材研究のほかに、地域の歴史を学ぶ総合学習で同システムを活用。町立鎌掛小学校では、児童の希望図書を検索し、図書委員の子どもたちが毎週一回、本の貸し出しと返却のために町立図書館へ通う。
ただし活用研究については、専任の図書館司書を置く高校と違って、学級担任も兼任する小中学校では遅れがちで、手厚い人員配置や地域ボランティアの必要性が指摘されている。
なお、日野町立図書館は地域の学習センターとしての機能を高めるため、「学校だけでなく家庭からもインターネットで蔵書を検索できるよう、今後はホームページを開設するなどして、より利用しやすい施設を目指したい」と話している。
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