滋賀報知新聞(ニュース)平成13年2月25日第12576号

子どもたちの力作いっぱい乗せて

ギャラリートレイン湖東路を走る

=沿線3市14町の小学校を一月ごとに=


ギャラリートレインを飾る子どもたちの作品 =近江鉄道800系車両内で=

(湖東・広域)
 子どもたちの楽しい絵が近江鉄道の車両内を飾り、湖東ののどかな風景とともに、乗客の目を楽しませている。

 びわこ京阪奈線鉄道建設期成同盟会と近江鉄道が「小学生が鉄道に親しむ運動」の一環として、同盟会加盟の彦根、近江八幡、八日市、水口、信楽、蒲生、日野、永源寺、五個荘、愛東、湖東、秦荘、愛知川、豊郷、甲良、多賀、米原の三市十四町にある小学生の絵画作品を展示する「ギャラリートレイン」として一月から運行している。

 現在運行しているのは二両編成の800系車両で、網棚上部の広告スペースを利用して展示。米原〜近江八幡間、八日市〜貴生川間で一日数往復運行されている。

 作品は一か月ごとに入れ替えられ、今月は近江八幡市立武佐小三十点、八日市市立八日市北小三十点、水口町立伴谷・柏木・水口・貴生川・綾野の各小合計三十点、信楽町立雲井・小原・朝宮・多羅尾・信楽の各小合計二十四点の計百十四点を展示。

 近江鉄道には一日乗り降り自由の「S・Sフリーきっぷ」(第二・四土曜日、大人五百五十円、小児二百八十円)や「親子ふれあいフリーきっぷ」(日・祭日と第二・四土曜日、両親または祖父母や保護者の大人五百五十円、小学生と幼児の小児二百八十円、大人一人に幼児二人まで無料)など便利な乗車券もあり、家族で沿線の観光と合わせて楽しむことができる。

 なお、近江鉄道の運行計画は三日間単位で作成されるので、ギャラリートレインの運行状況については、近江鉄道鉄道部運輸課(TEL0748-22―3303)で必ず確認すること。


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蒲生・神崎郡領「佐々貴山君」

近江の古代豪族を講演

=きょう アピア4階研究室で開く=

(湖東・八日市市)
 近江の文化遺産を学ぶゆきのやまの会(山田弘平会長)は、二十五日午後一時から講演会「佐々貴山君氏について」を八日市駅前アピア四階の研修室で開催する。

 佐々貴山君(ささきのやまのきみ)は、律令体制下で蒲生・神崎の郡領(郡の長官)を世襲していたとみられる名門氏族で、続日本紀には紫香楽宮周辺に発生した山火事の消火に功績を残したと記されている。

 ゆきのやまの会は、日本書紀・三大実録・新撰姓氏録にもみえる近江を代表する豪族について改めて学習するため、佐々貴山君について論考を発表している森山宣昭・滋賀県地方史研究家連絡会事務局長を迎え講演してもらうことにした。参加自由だが、資料代二百円が必要。


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能登川町の栗見2地区賄う

=農業集落排水処理施設が完成=


完成した栗見地区農業集落排水処理施設

(湖東・能登川町)
 能登川町が同町栗見新田で建設を進めてきた「栗見地区農業集落排水処理施設」がこのほど完成し、平成九年度から整備してきた栗見地区の農業集落排水事業が完了した。

 処理施設の総敷地面積は三千二百七十四平方メートル。うち、排水処理槽が約二千八百平方メートル、管理棟が約二百四十平方メートルあり、建物は鉄筋コンクリート平屋建て。棟外観は農村景観にマッチするよう日本家屋をイメージした瓦葺きになっている。

 また、処理方法は連続流入間欠ばっ気法に鉄溶液注入装置を組み合わせた方式を導入し、栗見出在家・栗見新田の二集落など千二百六十人分を賄う。管路施設や中継ポンプ、雨水排水路など関連施設整備合わせた総事業費は十六億二千万円。

 現地で執り行われた修祓式では、地区関係者など約七十人が出席し、杉田久太郎能登川町長と安居昇栗見農村下水道組合長の二人が起動スイッチを点灯。正式には三月から供用を開始する。


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竜王町立図書館に壁画登場

高校生ダイナミックに描く

=テーマは「万葉と21世紀」=


竜王町のシンボル「ドラゴン」

(湖東・竜王町)
 竜王町内に住む高校生を中心にした若者二十数人がこのほど、同町立図書館(小口)の南側壁面に「万葉と二十一世紀」をテーマに、縦一・七メートル、横四・五メートルの壁画二作品を描いた。

 この取り組みは、同町高等学校PTA連絡協議会(松浦博会長)の呼びかけで始めたもので、高校生と大人がともに作業することでふれあいを深め、さらに図書館を生涯学習の拠点施設として親しみやすいものにしようと企画された。

 制作は昨年十一月からスタートし、八日市高校美術部の生徒を中心に延べ四十人の生徒が、休日に自主参加して取り組んできた。竜王町を含む蒲生野一帯が「万葉集」の舞台になったことや、未来を担う若者たちに希望を託して、図柄には万葉歌人をあしらうとともに、未来を表わすリニアモーターカーや竜王のシンボル「ドラゴン」をダイナミックに描いた。

 同町立図書館は、「高校生が親しみやすい壁画を制作してくれたことで、住民とともにつくる図書館としてよいきっかけになった」としている。

 


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共に歩む第一歩に

「ゆうゆうコンサート」

=3月4日 県立女性センター =

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市鷹飼町で環境にやさしいリサイクル石けん「ゆう」の製造販売に取り組んでいるきぬがさ福祉会が、共に働く障害者が安心して利用できる授産施設の建設と石けんの事業発展をめざした「わたぼうしと歌う ゆうゆうコンサート」を三月四日午後一時半から県立女性センターで開く。

 障害がある人もない人も安心して一緒に暮らせる地域社会づくりを進めていく第一歩として開催。音楽グループ「わたぼうし」のステージと仲間のオリジナル曲と詩集でコンサートを盛り上げる。

 入場は自由だが、当日協力券として大人2000円、小・中・障害者1500円が必要。問い合わせは、きぬがさ作業所(TEL0748-46-2646)へ。


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