滋賀報知新聞(ニュース)平成13年3月2日(金)第12582号

住民票・印鑑証明・所得証明など

予約がインターネットで!

=八日市市 1日からサービス開始=

(湖東・八日市市)
 市役所執務時間内に来庁できない市民を対象に八日市市は、住民票や印鑑証明などか各種証明書の交付を電話やファックスで予約すると、夜間や休日にも受け取れるサービスを開始(一月)しているが、一日からインターネットでも交付予約ができる体制にした。

 申請予約をできる人は、本人または同一世帯の人(委任者・代理人不可)で、受け取る場合に運転免許証、外国人登録証、健康保険証の提示が求められ、印鑑証明には印鑑登録カードも必要になる。

 予約は市民課と税務課の発行する証明書によって異なり、電話番号とファックス番号も分かれている。予約すれば平日は午後八時まで、土・日曜日・祝祭日の午前八時半〜午後八時に受け取りができる。即日交付の場合は午後四時半までに申請する。

 印鑑証明、住民票などが必要な人は市民課(TEL・FAXとも23―6600)へ申し込み、納税証明や所得証明などは税務課(TEL・FAXとも24―5690)で受け付けている。インターネットでの申込予約はhttp://www.bcap.co.jp/yokaichi/へ。

 所定の申請書に来庁予定日時などをかき、電話かファックスで申し込むと、各種証明書が当直室で交付される。ただし、本人の確認ができない場合や申請者以外の人には交付されない。


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人と自然が共生できる循環型社会めざし

その名も「愛東町子孫安心条例」

=答申提出4月施行 各地域で行動計画作成へ=


「仮称・愛東町環境基本条例」制定に向け、権並町長(左)に検討結果を答申する北村検討委員会委員長(右) =愛東町役場で=

(湖東・愛東町)
 愛東町が新年度からの施行をめざす「仮称・愛東町環境基本条例」について、基本的な考え方と規定すべき事項を検討してきた同条例検討委員会は、二月二十六日夜開かれた最終の委員会で検討結果をまとめ、権並清町長に答申した。

 委員会は北村裕明滋賀大教授を委員長とする十一人の学識経験者、行政、住民、各種団体などの代表十一人で構成。二月に開催した「愛東町の二十一世紀を共に考える環境フォーラム」での住民からの意見を含め、六回の委員会で検討を重ねてきた。今回の答申を受け、六日開会の三月定例町議会に条例案が提案され、議会の承認後、新年度四月一日から施行される予定。

 答申では、粉せっけん運動やごみの再資源化など資源循環リサイクルをはじめ、環境に対する住民運動の高揚と、町が掲げる「自然と共生した環境創造のまち・エコビレッジタウン」形成の目標達成という背景から、より良い環境を次世代へ引き継いで行かなければならないという認識のもとで、子孫の代まで安心して過ごせる持続可能な地域づくりに向け、条例制定の必要性を示している。同条例には「子孫(まごこ)安心条例」の別名がつく。

 条例施行に関する町の課題として、町民一人ひとりが自然や環境に対する意識を高め、自然や環境に負荷を与えない生産方式や生活スタイルへの転換、資源循環型社会の実現をあげている。

 条例は「限りある環境を健全で恵み豊かなものとして子孫の代まで継承」「町民、大字、農業者、事業者、町が責務を認識し、それぞれの役割分担を協働」「地球環境の保全は、私たち一人ひとりが加害者であるとともに被害者であることを認識し、日常生活の中で果たすべき責任を自覚して推進」を基本的な考え方とした。

 また、基本施策として、「人の健康の保護及び生活環境の保全」「人と自然が共生した環境の保全」「歴史的、文化的遺産の保全と集落景観など良好なふるさと景観の保全」「廃棄物の発生抑制、再生利用等の推進、資源の循環的な利用、エネルギーの有効利用による循環型社会の構築」の四つの柱を掲げる。

 今後取り組むべき具体的施策としては、住民一人ひとりの意見や地域の特色を生かした各集落ごとの「地域環境行動計画」の策定、それに基づく「町環境行動計画」の策定、広域的視野に立った環境保全の取り組み、生態系を配慮した自然環境の保全と創造、歴史的文化の特性に基づく潤いのある田園空間の創造、住民団体との連携、環境に関する情報の発信および国際的な情報交換の推進、新しい循環型文化の創造、生涯学習・環境教育の積極的な推進、環境の保全に関する施設の整備、町長付属機関として「環境審議会の設置」など推進体制の整備、以上十一項目を提起している。

 「愛の田園(まち)」が、人と自然の共生に向け、住民一人ひとりが自覚をもって行動する、環境保全・創造の規範として、そして何よりも、自分たちの子孫にすばらしい「愛の田園」を引き継ごうという思いが込められた条例が、いよいよ施行される。
 平成十三年度は一年かけて、各地域ごとの「地域環境行動計画」が住民の手でつくられていく。


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健康に取り組む住民グループ

活発な活動と成果を発表

=合同で初の交流&学習会=


参加者を前に活動成果を
発表する市民グループ代表

(湖東・能登川町)
 健康をキーワードに能登川町内で活動中の住民グループらが二十七日、初の交流会兼学習会「元気のつどい」を町総合健康福祉センター「なごみ」で開催し、日ごろの活発な活動の様子やその成果を発表した。

 町内には、行政が主催する各種教室や健康診断を出会いに誕生した数々の住民グループがあり、福祉センターを拠点にそれぞれが目的を持って、自主的かつ積極的な取り組みを展開している。

 同つどいは、そうしたグループ同士がそれぞれの活動で得た情報や知識を共有し合うとともに、同じ悩みを抱える住民や同調者にグループの存在を知ってもらい、また、参加する機会を提供しようと企画された。

 各グループ代表による実行委員会の進行のもと、当日は「健康づくり推進員部門」「母子部門」「成人部門」「行政部門」の四部門の構成で発表が行われ、計十五のグループ代表者および担当者らが参加。十分間という限られた時間の中で、それぞれの活動の意義や楽しさなどを力強くアピールした。

 会場には各グループのメンバーはじめ、興味を持って足を運んだ主婦層を中心とする住民ら約百人が集まり、配布された「健康学習実践資料集」をテキスト代わりに熱心に耳を傾けた。

 母子部門の発表中、集まった住民らの共感を得ていたのは、「はちゃめちゃザウルス」。「母親が元気だと子も元気」との考えから、母親のみの交流も積極的に行っていることを紹介し、また、子育てを考える上での町の問題点として、町内に大きな公園はあるものの子どもを十分に遊ばせる遊具などはほとんど無く、有効に活用されていないことを指摘、会場を大きく頷かせた。

 また、現在親二人と保健婦一人で組織する注意欠陥多動性障害(ADHD)の子をもつ親の会「トーマス・クラブ」は、ADHDが一見病気であると理解されにくいことから、今だに「親のしつけが悪い。あの子は少し変わっている」と悪いレッテルを貼られている現状を切実に訴え、その特性と診断基準を詳しく解説して理解を求めた。

 このほか成人部門では、本格的な高齢化社会を迎え、より活発化してきた中・高年によるグループが生き生きとPRを行い、「ウォーキングや体操により体調改善を目指そう」と呼びかけた。


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日野ウィンドアンサンブル

第2回定期演奏会

=4日わたむきホール虹=

(湖東・日野町)
 日野ウインドアンサンブルの第二回定期演奏会(日野ウィンドアンサンブル主宰)が、四日午後一時半から日野町わたむきホール虹で開かれる。

 ディズニーメドレーや七〇年代のヒット曲を集めたジャパニーズグラフティーなど、親しみやすい曲目を演奏する。

  公演では、日野中学校吹奏楽部と西大路ジュニアブラスも共演する。入場は中学生以上五百円。問い合わせは小林治氏(TEL55―2475)または木下浩之氏(TEL55―3864)へ 。

 


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新たに貴重な文書入手

「勝楽寺文書1巻」と「勝楽寺領絵図」

=安土城考古博物館 =


新規収蔵され13日から
一般公開される「浅井長政書状」

(湖東・安土町)
 安土城考古博物館はこのほど、長い間流出していた甲良町勝楽寺の「勝楽寺文書1巻」の原本を購入した。

 今月13日から4月15日まで同博物館1階展示室前ロビーで臨時の一般公開を行う。新しく所蔵品となった勝楽寺文書は、中世文書4通と寺領絵図。4通の文書は「京極高延書下」、「浅井長政書状」、「豊臣秀次判物」、「丹波長秀禁制」で、時代は大永4(1524)年から天正14(1586)年までのもので、この地域の権力者が勝楽寺に手厚い保護を与えていた証文。

 これまで寺にそれらの写しが残されていることからその内容は知られていた。中でも「京極高延書下」は、大永3年のクーデターにより当寺の新守護となる以前に高広、高峯と名乗っていた高延が出した文書で「高延」と確認できる唯一の代物。また「豊臣秀次判物」は、八幡山城主・秀次の命令形の文書で、近江に入国した秀次が、この判物によって新たに税金等の課役を免除する特権を与えた内容となっている。「丹波長秀禁制」は、長秀直筆の可能性もあり珍しいとしている。

展示場への入場は有料。


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