滋賀報知新聞(ニュース)平成13年3月13日(火)第12594号

蒲生町議会が開会、28議案上程

新年度一般会計は46億円

=前年度比17・8%減の骨格型=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町議会は七日に開会し、平成十三年度一般会計予算など予算十五件、条例十二件、契約一件のあわせて二十八議案が上程された。同町議会は、十四、十五両日の代表質問、十三日、十六―二十一日の各委員会を経て、二十二日に閉会する。
 平成十三年度一般会計予算は四十六億三千万円で、前年度と比べてマイナス一七・八%と大幅に減額された。これは予算編成時期と安井一嗣前町長の任期満了(二月十一日)が重なったためで、新規事業はほとんど盛り込まれず、継続事業や義務的経費が主体の骨格予算となった。

 山中壽勇町長は提案に当たって、「二十一世紀の本町の発展に必要な施策の実現については、補正予算を編成し、四月中旬には臨時議会を召集、審議したい」と、四月以降に新規事業を組むとしている。

 歳入で主なものは、町税十六億一千万円(前年度比一・九%増)、地方交付税十五億九千万円(同一四・八%減)、県支出金三億四千万円(同八・五%減)など。なお諸収入では、県からの助成金「びわこ空港周辺集落整備事業」がカットされたため、前年度比五六・八%減の二億二千万円にとどまった。借金にあたる町債は、昨年度で行政無線の整備が完了したことから、前年度比九五・三%減の二千万円に抑えた。

 歳出で主な事業は、新規では重度障害児訪問看護利用助成(九十万円)、要観察児フォロー事業(五十万円)、湖国二十一世紀記念事業「野口謙蔵生誕百周年事業」(三百万円)、情報通信技術講習推進事業(五百五十万円)などを盛り込み、継続に関しては農村振興総合整備事業費(一億二百万円)、県道上麻生鋳物師線歩道設置工事(六千五百万円)などを計上した。


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前年度比7.4%減の骨格予算

日野町一般会計74億円

=6月補正で新規盛り込む方針=

(湖東・日野町)
 日野町は、一般会計を含む平成十三年度予算百五十億五千万円を、九日に開会した同町議会に提出した。議会にはこのほか、予算十五件と条例十二件、契約二件、その他三件の計三十二議案が提出された。十四―十六日の一般質問、十九―二十三日の各委員会を経て、二十六日に閉会する。

 新年度の一般会計予算は七十四億七千万円で、前年度と比べて七・四%減の骨格予算となった。予算編成時に同町総合発展計画が明らかでなかったことや、町長選を控えていたことから、政策判断が必要な新規事業は盛り込まれず、必要最小限の経費を計上した。 新規事業については六月の補正予算で組み込む。

 歳入では、企業の業績回復で増収を見込む町民税三十二億四千万円(前年度比一・四%増)のほか、地方交付税十九億二千万円(同七・二%減)、 県支出金六億二千万円(同一八・六%減)が主なもの。

 歳出では、継続事業は日野川流域土地改良事業償還負担金一億七千万円、国営日野川土地改良事業償還金三億九千万円、農業総合モデル事業三億千万円、森林空間総合整備事業四億二千万円、公営住宅建設事業五千七百万円、新規では政策形成能力職員研修費四十万円など。
 新年度からスタートする政策形成能力職員研修は、地方分権時代をにらんで盛り込まれたもので、「行政評価」「情報公開」「説明責任」をテーマにした合同研修を蒲生町と共同で実施し、町職員の政策形成能力を向上させるのが狙い。

 びわこ空港対策費は、県の助成金「びわこ空港周辺集落整備事業」がカットされたため、前年度比八六%減の七百五十万円にとどまった。同町は「空港の建設促進に向けた取り組みとして、必要性をPRする活動を中心に進める」としている。
 また、借金にあたる町債残高は、発行抑制や償還の前倒しで、五年連続で前年度を下回る六十九億千万円と見込んでいる。


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竜王町議会16議案を上程

新年度一般会計55億円

=前年度に比べ7・8%減額=

(湖東・竜王町)
 竜王町議会は七日に開会し、平成十三年度一般会計予算など予算八件、条例六件、その他二件の計十六議案が上程された。九日に行われた一般質問、十二〜二十二日の各委員会を経て、二十三日に閉会する。

 新年度の一般会計予算は、総合運動公園(岡屋)の整備事業が完了したことから、前年度と比べて七・八%減の五十五億円となった。予算編成にあたっては、住民意識の高まりと多様化、高度化するニーズに応えるため、「活力創生の元年」と位置付けた。

 歳入で主なものは、大黒柱である町税が個人町民税と固定資産税の落ち込みから前年度比三・九%減の二十七億七千万円を見込んだほか、地方交付税は七億千万円と同一五・五%増となった。借金にあたる町債は、道の駅(鏡)整備などハード事業を控えていることから五億九千万円(前年度比一九・九%増)発行し、さらに不足分を補うため、財政調整基金を取り崩して繰入金二億七千万円(同五三・二%減)を充てた。

 歳出で、ハード整備では道の駅整備事業三億円、高齢者生活福祉センター建設事業一億二千万円、ソフトでは二十一世紀農ビジネス推進事業六百万円、環境ISO認証取得事業二百二十万円、湖国二十一世紀記念事業「循環型社会の構築」二百四十万円など。
 高齢者生活福祉センターは、山之上の老人ホーム「万葉の里」南隣に予定されている福祉施設で、デイサービスセンターと居住棟、ヘルパーステーション建設に向けた用地所得や造成工事を進める。
 湖国二十一世紀記念事業「循環型社会の構築」は、資源再利用ステーションを整備し、従来の資源ごみ分別収集だけでなく、リサイクル可能な生活資源を町内で有効活用するもの。
 


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新年度予算など32議案上程

安土町3月議会開会

一般会計当初予算 50億円の5.5%伸び

=リハビリ健康プール建設など =

(湖東・安土町)
 安土町の三月議会は七日に開会、会期を二十三日までの十七日間と決めた後、町当局から平成十三年度の当初予算案を含む予算関係十九件、条例の制定など条例関係十二件、その他一件の計三十二議案が上程された。

 九日に本会議を再開し、十二日から十六日まで各委員会を開催。十九、二十一日の両日に一般質問が行われる。
 平成十三年度の当初予算の総額は、八三億二、二一○万二千円で前年対比で二・五%の増。うち一般会計は五○億円ちょうどで五・五%増にした。

 特別会計では、合併により農業共済事業が五九・四%、公共下水道事業が一四・七%それぞれマイナスとなったももの高齢化の進捗で国民健康保険や介護保険事業、老人保健事業の需要が拡大し、四・九%から六・○%増の予算額を充てた。 一般会計の歳入は、地方交付税一七億三千万円をトップに地方税が一四億三、九○二万六千円と続き、自主財源比率は四一・七%で前年より二ポイント微減した。

 主な建設・整備事業に関しては、建設基金や財政調整基金など七基金を切り崩して繰り入れ、前年より六二%増にあたる町債六億二一○万円を発行してやりくりする。

 今年度の一般会計補正予算額は、三、一○九万九千円を追加するもので総額では五○億四、八○四万三千円になる。

 主な内容は、国民健康保険事業への繰出金一、○五六万二千円、東近江農業共済合併に伴う負担金等二、七○○万円、麦大豆生産改善対策実践事業費などの補助金二一四万三千円、道路用地の購入費二、二五七万二千円、パソコン等のIT学習備品購入費六八○万四千円をそれぞれ増額し、老人ホーム入所措置費と小規模住宅改造の助成金など五四四万円を減額した。

 条例関係では、町民が通り魔的な不慮の犯罪の被害者となり、死亡または全治三ヶ月以上の傷害を負った場合に遺族や本人に見舞金を給付する「犯罪被害者等支援条例」(死亡三十万円、傷害十万円を給付)、町が放置禁止区域と定めた場所に自転車を放置した者が、警告を無視して放置し続けた場合、町が撤去料(自転車二千円、原付バイク三千円)を徴収して撤去する「自転車等放置防止条例」の制定とJR安土駅前に新観光案内所がオープンしたのに伴いこれまでの「観光案内所設置条例」と「城郭資料館運営基金条例」などを廃止する案が出されている。

平成13年度の主な新規事業

▼役場庁舎敷地内にリハビリ温水プールの建設事業に三億四、九○○万円
▼文芸の郷グラウンドのナイター照明設備設置一億五、五六一万円
▼これまで七十歳以上に支給していた健康保持補助金(年額三千円)を低所得者に制限する「うるおい福祉券」の発行に四八二万円
▼文芸の郷内に「信長出陣太鼓」の練習場建設費三、七一○万円と太鼓購入費二七二万円
▼あしあとモニュメント制作費と竣工フェスティバルに八○○万円
▼安土を全国に紹介するビデオ「解体信長」の製作費三○○万円
▼六月の信長サミット開催費七○○万円
▼町内に残る大木や貴重な樹木を公募し、保存育成していく「気になる木」保存事業二五二万円六千円
▼今年当番町となる東近江びわ湖まつり事業五○○万円
▼「21世紀あづち新八景フォトコンテスト」に百万円
▼家庭からリサイクル用廃食油の回収委託費七二万円
▼公民館内にインターネットを活用した「子ども放送局」の開設に一三一万六千円
▼パソコンの操作を習得するIT学習環境整備事業費五○九万三千円
▼安土小体育館とプールの耐力度調査委託費六四七万三千円
▼老蘇小グラウンドおよび校庭の整備費三千万円
▼東老蘇地区に第二分団消防センターの整備費二、五○○万円など。


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一般会計 190億6千万円の2.5%増

近江八幡市の新年度予算

沖島21夢プランや新火葬場計画など

=3月議会で審議 =

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市はこのほど、平成十三年度当初予算案を発表した。五日から開会された三月定例市議会に上程する。 
 企業、特別会計を含む新年度予算の総額は、四三九億一、三四八万六千円で前年対比では一・五%の伸び。うち介護保険事業会計が三四・一%、介護認定審査会共同設置事業特別会計が二三・八%増と大きく伸びたのに対し、合併後の農業共済事業会計は、八二・一%、公共下水道事業特別会計も一四・五%それぞれマイナスとなった。

 一般会計は、一九○億六千万円で二・五%の伸率で、市では「第三次総合発展計画実施の初年度にあたり、『環境』、『情報』、『協働』をキーワードに『市民の顔が輝くまち』をめざした予算編成とした」と説明している。

 歳入面では、全体に微増か横這いだが、市債の発行は四億五、五五○万円と二七九%もの突出した伸び率を示している。その理由として、JR近江八幡駅南口から国道8号線までつなげる市道上田出町線と桐原東小横の市道黒橋八木線の道路改良工事(継続)に二億五千万円、臨時財政対策費として二億円、八幡会館の移転新築費七、九九○万円が新たな借金として必要としている。

 歳出面の目的別では、岡山学区農村総合整備事業など農林水産費が二○・八%増の半面、労働費が二四・三%の減となっている。また、性質別では、職員の退職金積立費を九一・七%の減にし、第三セクターのCATV・ホットテレビの資本金(現在七億一千万円)を増額するため新たに八千万円の出資金を上積みする。

 新規事業別で見ると、(仮称)沖島21世紀夢プラン事業の委託料四四五万円、市の広報番組や市議会中継など個別にしていたホットテレビの放送制作費を一本化して委託する行政専門チャンネル作成に八千万円、国策に関連する住民基本台帳ネットワーク導入業務委託費五、○三五万四千円、知的障害者施設の社会福祉法人化への補助金三千万円、ヴォーリズ病院のケアハウス「信愛館」の整備補助金一、九六八万二千円、「八王子」、「北里」、「あおば」、「ひむれ」の私立四保育園の延長保育に対する補助金二、四八八万四千円、新火葬場建設基本計画作成委託費六○○万円、乳幼児の一時託児や子育ての相談などにのるファミリーサポートセンター運営の民間委託料四九五万円、地域に密着した特色ある学校づくり事業に小・中学校合わせて五六万四千円、左義長まつりのビデオ制作費に四○○万円など。


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