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滋賀報知新聞(ニュース)平成13年3月17日(土)第12599号
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命の水を守れ!
五智浄水場近くの砂利採取計画
環境こだわり県の判断へ
=八日市市民 阻止運動に乗り出す=
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(湖東・八日市市)
八日市市五智町にある上水道水源地(五智浄水場)近くに計画の砂利採取にかかる認可申請が県に提出されている問題で、市議会が議員提案の不認可決定を求める決議を全会一致で可決したことに続き、自治連合会も生活水への懸念を強く打ちだし、去る十二日に許認可権者である知事はじめ関係部局に不認可への陳情を行うなど、飲み水への不安から市民総ぐるみの阻止運動に発展してきた。
計画では、愛東町大萩のマーガレット開発(村山正和代表)が同市中小路町川原口の二万七千平方メートル(うち採取面積二万三千平方メートル・深さ五メートル)から八万九千立法メートルの砂利を採取しようと認可手続きを進めている。
事業者は平成十一年六月、県土地利用に関する指導要綱に基づく大規模開発(一万平方メートル以上)の届出書を八日市市に提出したが、上水道の水源地と砂利採取地が三百メートルと近いことから、水源地に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、市から事業の中止要請を受け、他の利用方法を検討していた。
しかし昨年十二月になって、再び砂利採取法に基づく申請が受付機関である八日市市に提出された。この間、市は検討資料にと豊水期(七月)、渇水期(十二月)に分けボーリング調査(三か所、深さ十メートル)を行っている。
特に「渇水期には影響範囲が三百メートルに及ぶ」との調査結果から、上水道の水源地にいささかの影響があってはならないとして、申請書類を県(八日市土木事務所)に送ることなく、庁内で検討を加えていた。
事務手続上、申請書を受理して概ね二週間以内に、市の意見書を添付して県(八日市土木経由)に提出することになっている。しかし市は、いかに合法的な申請内容にしても、飲み水への安全性が確認できないとして、県への書類提出を見送っていた。
時間的経過を理由に業者側は今年一月中旬、市から申請書を引き上げ、直接、県に提出した県条例に違反するとの指導(八日市土木・同二十六日付)に対し、市側は「四万五千市民の命(生活への安全と安心)を守るのが使命であり、本申請行為は容認できない」と反論している。
この問題に関し、中村功一市長は「意見書を付け申請書類を県に送ることはたやすいことだが、市民の命を守るという職責上、私が矢面に立たなければ、いかに合法的とはいえ引き下がる訳にはいかない」と、断固阻止の姿勢を貫く。
市の意見書(市民の声)の添付なく申請書を受理(一月三十一日付)した県は意見書の提出を求めてきた。市は「計画容認はできない」(二月九日回答)とした上で、事務処理については慎重かつ厳正に対処するよう求めている。
水源地近くの砂利採取計画は、反対署名運動にまで発展するなど市民総ぐるみの阻止運動に対し、県側は今月末までの決断(認可・不認可)に迫られ、環境こだわり県としての苦渋の選択に注目が集まる。
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ロシアバレエの超一流振付師
子どもたちに特別レッスン
=東近江4教室とのジョイント公演に向け=
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子どもたちを指導するレレンコワさん(左)とイゾセンコフさん(右)
――内藤ひろみバレエ研究所で――
(湖東・八日市市)
東近江地域のバレエ教室に通う小学生から十代の研究生らが、このほどロシアの超一流バレエ指導者から直接レッスンを受け、技術を磨いた。
子どもたちに手ほどきしたのは、日本のバレエ向上と親善交流事業への支援のため日露文化交流委員会の招きで来日し、全国のバレエ教室などで特別レッスンを開いているロシアフェスティバルバレエ団専属教師で振付師として、また、現役バレエダンサーとしても活躍しているエレーナ・レレンコワさんと、アレクサンドル・R・イゾセンコフさん。
二人は三月六日から一週間、八日市市本町の内藤ひろみバレエ研究所で、水野弘子バレエ学園、きたむらバレエスタジオ、櫛引瑤子バレエ研究所の東近江地域の四つのバレエ教室に通う研究生たち約七十人を指導した。
レッスンは、ロシアフェスティバルバレエ団の団員総勢約五十人が子どもたちと六月に県立八日市文化芸術会館で共演する、日露ジョイントバレエコンサート「ロシアバレエフェスティバル2001」(県文化進行事業団主催)に向けた演目の振り付け指導をかねて行われたもので、熱心で厳しい指導が続いた。
胸にロシア語で書かれたゼッケンをつけた研究生たちは、二人の日本語による指導で、少しでも高い技術を身につけようと、レッスンに励んだ。
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町を支えた日清紡能登川工場
3月31日 56年間の操業に幕
=気になる工場跡地利用の行方=
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紡機のほとんどが運び出され、他工場の倉庫となっている工場内
(湖東・能登川町)
日本の繊維産業界の不振により、今年三月末で五十六年間の操業に幕を降ろす能登川町林、日清紡能登川工場。駅前一等地が今後どのように活用されるのか。地元住民も注目する中、本社との窓口を務める澤辺俊彰工場長に現況を聞いてみた。
昨年九月一日、中国からの格安な繊維輸入の増加に押されて経営環境がますます厳しさを増す中、国内再編と海外展開の拡大が必要との判断から、日清紡本社(東京)は針崎工場(愛知県岡崎市)と能登川工場二か所の操業停止を発表した。
従業員約百五十人は発表以降、県内外の関連会社などに順次出向し、「土地を離れたくないから」などの理由で一部がやむなく退職。歴史を紡ぎ続けてきた紡機たちも一月二十六日をもって完全に止まった。
社宅や寮は四月にも解体作業が開始され、紡機の三分の一はすでに国内各工場へ、三分の一は希望する中国の他の企業へと売却され、残る三分の一は六〜七月にも増設予定のインドネシア工場へと搬出されることになっている。
音の無い静かな工場内は現在、他工場の資材倉庫として利用され、その傍ら、数人の従業員がインドネシアへの搬出に向けた紡機の梱包作業を行っている。
同工場の前身は、田附政次郎、阿部房次郎ら県内出身の綿業人が集まって大正八年に設立した日本カタン糸生産会社で、昭和四年に湖東紡績会社と名を改めたのち、紡績躍進期を迎えて十三年末には従業員数約一千人の会社に成長した。
しかしながら戦時下での企業統合により昭和十六年、内外共同紡績会社の傘下に入り、十九年六月には日清紡績に統合され、同社能登川工場として新たなスタートを切った。
空襲による過半消失を乗り越え、二十六年には紡機約四万八千鐘を抱える大規模工場へと成長した同工場の地元への貢献度は高く、多くの農家がその下請けとして機織りをして稼ぎ、同社社宅は一つの行政区として数えられた。
気になる跡地の利用についてだが、JR能登川駅の西側一帯約二万三千平方メートルのを占める同工場の敷地のうち、三千平方メートルは同駅西口区画整理事業で縮小され、約五千平方メートルは平和堂能登川店新店舗の移転新築用地として貸すことが決定している。
ところが、残る部分については「全くの白紙の状態」で、「パチンコ店、ショッピングセンター、住宅展示場などあらゆる企業が訪ねてはくるものの、積極的な企業、前向きな話はゼロ。今だ厳しい景気状況もあるが、地理的な面から見ても難しいらしい」と、頭を抱える。
一方、「資金に困っているわけではないし、将来的に活路を見い出せる可能性も考えて」売却は全く考えておらず、当面は倉庫のまま。「地元をはじめとする数多くのOG・OBたちためにも、地域発展に貢献できる良い物が出来るよう協力したい」と話している。
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お年寄りを製作現場に招待
最終工程を迎えた山車づくり
=佐久間町第11区集会所=
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山車づくりの説明に耳を傾けるお年寄りたち
(湖東・近江八幡市)
近づく左義長まつりを盛り上げる山車(だし)づくりが最終段階に入った佐久間町第11区の集会所にこのほど、市内のデイサービスに通うお年寄りらが招待され、色鮮やかに作られていく山車飾りの製作工程を見学した。左義長の呼び物の山車の製作方法や立派に見せる工夫などを紹介しょうと地元関係者が招いた。10、11日の両日には、むべの里のお年寄り30人が招かれ、山海の食材で作られた山車飾りに鮮やかな赤紙が飾り付けられる作業風景を披露され、受け継がれている伝統の技に見入った。若い頃に山車づくりに参加した事があるというお年寄りは「昔を思い出し、とても懐かしかった。祭りの日の雄姿を是非見てみたい」と招待に喜んでいた。
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(湖東・彦根市)
ミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)は、英語学習に関心のある人を対象に第三十四回公開講座『より効果的な英語学習法』を開催する。
◇日時=三月二十六日午後二時三十分〜四時。
◇場所=ミシガン州立大学連合日本センター二階(滋賀県彦根市松原町網代口)
◇テーマ=『より効果的な英語学習法』How to Be a More Successful
Language Learner
◇内容=午後二時三十分からは効果的な英語学習についての講演(使用言語・英語)、三時十五分からは英語体験授業(使用言語・英語)。
◇講師=ボイス・ワトキンス(当センター英語プログラム主任教官)。
フレイヤー・カトカウスキー(当センター英語プログラム教官)。
◇参加料=無料。定員は五十人(先着順で定員になり次第締め切る)
◇申込み方法=電話で申し込む。
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