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滋賀報知新聞(ニュース)平成13年3月27日(火)第12610号
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八日市開市1400年記念祭
歴史の重み感じ盛大に
=お宝鑑定やクイズ、パフォーマンス楽しむ=
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満員の会場が大いに盛り上がった「聖徳太子お宝鑑定団」
――八日市まちかど情報館で――
(湖東・八日市市)
八日の開幕以来十八日間にわたって八日市市で繰り広げられた「聖徳太子の開市記念祭」(同実行委主催)は、最終二十五日の大イベントで大いに盛り上がった。今年は特に、開市一千四百年記念ということで内容も一世紀に一度の超豪華版に。
ところが、あいにく朝から春の雨に水を差された格好で、駅前の歩行者天国で予定されていたフリーマーケットが中止となり、アーケードのある本町商店街と八日市まちかど情報館に会場を移しての開催となった。
それでも、会場には三々五々市民らが集まり、松尾神社雅楽部や和太鼓バサラの演奏、ピエロのストリートパフォーマンスを楽しんだり、若者たちがストリートミュージシャンの演奏に耳を傾けるなど、それぞれのスタイルでイベントを楽しんでいた。
八日市まちかど情報館では、プロ顔負けの目利きが登場した「お宝鑑定コンテスト」や、○×形式で聖徳太子についての知識も広げた「聖徳太子ウルトラクイズ」、テレビでお馴染みの岩崎鉱昌さんの「捨てればゴミ、残せば文化」というあいさつで始まり、富岡鉄齋や野口謙蔵の美術品からペコちゃんの皿まで、予選を通過した九組に飛び入りも登場して、驚きの鑑定結果に会場が騒然となった「聖徳太子のお宝鑑定団」、聖徳太子の一万円が五万円商品券になる「大副引き」に「抽選会」と次々と催しが繰り広げられ、参加者を楽しませた。
このあと聖徳太子ゆかりの市神神社で「開運開市 紅白大もちまき大会」が行われ、参加者らは縁起物のもちを拾いながら、聖徳太子に「市のまち」再興を祈念した。
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春休み中の誘惑、寸劇で訴え
ダメ!万引きや薬物乱用
=五個荘中学校で非行防止教室=
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寸劇を披露する少年補導員や八日市署員ら
(湖東・五個荘町)
八日市警察署と八日市・神崎少年センターはこのほど、五個荘中学校(白石晴夫校長)で手作り寸劇による非行防止教室を開き、生徒らに健全で楽しい春休みを過ごすよう呼びかけた。
気の緩みがちなこの時期、特に誘惑に負けないよう警戒するとともに、自らの正しい判断をもって行動してもらおうと開かれたもので、同校の二年生百四十三人を前に、愛知川・日野両警察署の協力も得ながら「万引き」をテーマにした寸劇を披露した。
「一度成功したことに味をしめ、万引きを繰り返していた二人の女子中学生が補導され、八日市署で署員と補導員に犯した罪の大きさを教えられる」というストーリーで、署員・補導員役は本物が登場。経験を生かしたリアルな演技で、小さな物でも「窃盗罪」という大きな罪に問われ、家庭裁判所に送られる現実を赤裸々に表現した。
また、未成年者がタバコやライターを持っているだけでも罪になること、タバコは薬物乱用の第一歩であることなども合わせて呼びかけた。
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東近江地域でサービス調整会議
連携で障害者支援を強化
=管内71機関が総合的調整・推進=
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竜王町総合運動公園で開かれた第1回会議
(湖東・竜王町)
身体・知的・精神に障害がある人を、地域で安心して生活できるよう支援する「東近江地域障害児(者)サービス調整会議」の第一回会議が、このほど竜王町総合運動公園(同町岡屋)のふれあい研修センターで開かれ、関係機関の代表者約八十人が集まった。
この会議は、障害児(者)の自立と社会参加を促しながら権利擁護の推進を図るため、東近江管内の各市町や障害者支援センター、共同作業所、養護学校、病院、社会福祉協議会など七十一機関が連携し、サービスや機能を総合的に調整、推進するもの。
事業内容は、▽障害児(者)の要望やサービス供給体制の問題点を把握し、課題解決への方策を検討▽再評価による新しいサービス開発、関係機関へ要望・提言▽処遇困難ケースについて方針決定や、関係機関へのサービス提供の要請▽創作、軽作業型の共同作業所への入所決定の調査・検討▽障害者共同作業所の設置計画などの検討▽ケアマネジメント体制の具体化と権利擁護制度についての学習研究―など。
ケース検討会議で地域間のきめ細かな問題を吸い上げ、身体・知的・精神の三部門に分けた定例会議で情報の共有化と整理を行い、全体会議でサービス体制の問題点を把握する。
八日市健康福祉センターは、福祉行政が今後、県から各市町への権限委譲が進むことから「それぞれ各地域で自ら考え、障害者への働きかけができる体制が整った」としている。
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ヴォーリズデザインの校舎完成
各階に障害者トイレとエレベター
=近江兄弟社高校 =
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完成した新高校校舎
(湖東・近江八幡市)
近江兄弟社学園が創立八○周年記念事業の一つとして建設していた新しい高校校舎が完成し二十六日、来賓や関係者約二百人が出席して竣工式が行われた。
八年前に一学年四学級から六学級に定員を増やし、これまでプレハブ教室で対応してきたが、さらに七学級に増やす教室の確保が必要になったのを機に増築を計画。昨年四月から既存校舎の東隣で鉄筋コンクリートづくり(一部鉄骨)五階建ての増築を進めていた。
完成した校舎は、ヴォーリズ建築の特徴であるスペイン風コロニアルのデザインで一粒社ヴォーリズ建築事務所が設計。
斜め屋根を取り付けたスマートな外観となっている。内部には各階に車椅子が入れる障害者用トイレやスロープ、エレベターを設備し障害をもつ生徒の受け入れ体制を整えた。
一階は会議室と食堂を兼ねた生徒ホール 、二階から四階までは普通教室と選択教室、最上階の五階には固定席三百人の講堂を設けている。講堂には、オルガンの名手でもあったヴォーリズを偲びパイプオルガン(スェーデン・チュール社製)も据え付けられた。建設総工費五億九、九○○万円。
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「ビーフ角切りステーキ」にO157菌
ココス近江八幡店など4店
県内7保健所で健康相談
=1/15〜3/16に食べた人対象に=
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O157菌の中毒で営業停止処分を受けたココス近江八幡店。
(湖東・近江八幡市)
近江八幡市鷹飼町のファミリーレストラン「ココス近江八幡店」のビーフ角切りステーキを食べた客から腸管出血性大腸菌(O157)が検出され、食中毒が起きた問題で県は、一月十五日から三月十六日までの間でココスでビーフ角切りステーキを食べた人を対象に健康相談を始めた。
二月二十五日に家族と一緒に同店のビーフ角切りステーキを食べた市内の女児二人が、二十八日になって下痢や発熱を訴え、診察を受けたところ腸管出血性大腸菌(O157)による食中毒と診断され、一人が入院した。
病院から連絡を受けた八日市保健所が詳しく検査したところ、提供されたステーキと同じ原料肉からO157を検出し、患者の便から検出されたO157と菌のDNAパターンが一致することが二十三日に確認されたため、同レストランの食材が原因と断定。同店を二十四日から二十六日までの三日間の営業停止処分にした。患者は七日までに快復した。
同店では、二月二十五日に十四人が同じメニューを食べていることが分かっているが、女児二人のほか発症報告はない。しかし、同メニューは、疑いが濃厚と分かった三月十六日まで提供され続けたため、その間に食べた客が感染している可能性もある。
食材は埼玉県の工場で製造されたもので、同じ食材が県外店舗でも使われ同様の食中毒が起きている事例が報告されていることから感染が拡大する危険性を重く見た県では、食べた人は発症はなくても菌に感染されている可能性が高いとして健康相談に踏み切った。
健康相談は、二十三日から三十日までの午前九時から午後五時までで、各保健所に来所または電話で受付ける。
各保健所では、相談後に検便の必要な人に検査を勧めている。
O157は、同一家族内で複数の感染が広がる可能性があることから、下痢を伴う発熱などの症状がある人は、O157の感染も想定し「混浴をさける」や「便を処理したあとの手洗いを徹底する」、「トイレや入浴後のタオルの供用を避ける」などの注意を呼びかけている。
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