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滋賀報知新聞(ニュース)平成13年4月2日(月)第12617号
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2001年 桜まつり
八日市・延命公園一帯
ボンボリ点灯やライトアップ
=13日に「夜桜コンサート」=
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(湖東・八日市市)
八日市市観光協会(深田正治会長)は、千五百本のソメイヨシノが咲き乱れる同市最大の桜の名所・延命公園一帯で「桜まつり」を繰り広げる。
二十日の期間中は、市内各企業や商店から寄せられた約八十基のボンボリに明りが灯されるほか、桜のライトアップなどで夜桜見物を一層楽しませてくれる。ボンボリ点灯やライトアップは午後六時〜同九時半。
延命公園は、昔から桜の名所として親しまれ、市民だけでなく近隣などから多くの見物客を集めてきた。さらに公園をもっと地域の代表的な桜の名所にしようと、二十年前から市観光協会が中心となって毎年、桜の植樹を行ってきた。
今では公園一帯に千五百本のソメイヨシノが咲き乱れ、当地域随一の桜の名所に生まれ変わり、同市の貴重な観光資源に定着してきた。公園内には江州音頭発祥の碑も建てられ、大正時代初めて八日市の空を飛んだ飛行家・荻田常三郎の顕彰碑が目を引く。
また、弘法大師の言い伝えが残る清水川のほとりに咲き誇る紅しだれ桜は、色も濃厚で美しく春の情緒を醸し出している。このほか、太郎坊宮に続く参道の桜並木や、聖徳太子ゆかりの瓦屋禅寺に至る山桜も見ごたえがある。
桜まつりのメインイベント「夜桜コンサート」は、十三日午後六時半から延命公園野外ステージで開催される。桜をバックにシンセサイダー、ギター、バンジョー、フラットマンドリンなどが繰り広げる音の世界は、春の楽しい一夜を演出してくれる。
また会場には「ワンコイン・フード&ドリンクコーナー」も設けられ、地酒をはじめ八日市の特産物を使ったおでん、ふな寿司などが百円均一(一杯、一皿)で味あうことができる。
環境に配慮し、コップや皿を持参した人には、エコポイント一点が与えられ、三点で一杯または一皿が無料となる。また、ゴミの持ち帰り運動にも協力してもらうことにしている。
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かわいい動物や美しい花など
トールペインティングの魅力
=八日市郵便局で椎さんの作品展=
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順番を待つ窓口利用者の心をなごませている作品展
(湖東・八日市市)
コグマにアライグマ、ウサギなどのかわいい動物たちや、花、季節の風景、そよ風の中の少女、何気ない生活風景など、心なごむメルヘンタッチの作品が、八日市市野々宮町の八日市郵便局を訪れる市民らの目を楽しませている。
作品は、能登川町佐野でアトリエ「Dear Friends」を開く椎悦子さんの作品約五十点。窓口利用者が待ち時間を利用して見学できるようにロビー待合席の後のスペースを利用して展示する。
家族連れや女性客などが作品の前に立ち、顔を近づけて「かわいい」「すてき」など、思わず声を出すほどうっとりと眺めている。
展示は六日まで。また同アトリエでは教室も開いている。問い合わせは、椎さん(TEL0748―42―2995)まで。
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黒瀬さんの白寿を祝って
記念歌碑を建立
=御澤神社境内に=
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建立された歌碑と黒瀬さん
(湖東・八日市市)
本紙「風聞録」でもお馴染み、「うたの落書きおじさん」として市民から慕われている八日市市市辺町の黒瀬正三さん(97)が数え年齢の「白寿(九十九歳)」を迎え、日頃、市民を歌で楽しませてくれていることへの敬意を表して、記念の歌碑が同市上平木町の御澤神社境内にこのほど建てられた。
若いころから歌を詠むのが好きだった黒瀬さんは、昭和六十三年のリクルート事件をきっかけに、八十五歳から痛烈な社会風刺や国政批判、平和への願い、蒲生野の季節と自然などを「うたの落書き」に詠み、自分で印刷して知人や公民館などに自らバイクにまたがって配布し続け、その数も、まもなく200号を迎える。
歌の中に込められた思いや提言は多くの共感と感動を与え、毎号配布されるのを楽しみにしている市民も多い。
除幕式には中村功一市長も出席。建立された歌碑には、「咲き誇る 御澤の杜の 藤の花 こころは和む 安らぎの宮」と、御澤神社に寄せた歌が刻まれている。
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日野川への愛着心とりもどそう!
流域結ぶ住民ネット発足
=広域河川自治で水質浄化目指す=
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(湖東・広域)
琵琶湖、日野川の水質保全・改善を目指す住民主導のネットワーク組織「日野川の水と人との交流実行委員会」(世話人・稲田能一氏)は三十一日、蒲生町あかね文化センターで初の実行委員会を開き、一年間の活動内容を決めた。
流域で市民活動やサークル活動をしている人、水と人とのかかわりに関心のある人が交流することで、上・中・下流の連携を強めて水文化を創り上げ、住民による広域河川自治の気運を高めるのが目的。
具体的には、三世代交流による水辺の遊びや、歴史文化と水質の調査を通じて、現在失われた川への愛着心を深め、さらには水質悪化の原因になっている家庭・農業排水を出す現代生活のあり方を考える。
このほか事業案では、地域性を生かしてそれぞれ、▽日野町(魚つかみ・魚釣り大会・講演会)▽蒲生町(魚つかみ・コンサート)▽竜王町(魚つかみ・交流劇)▽近江八幡市(河口付近でカヤックまたはペーロン大会、講演会、コンサート)―など、水に親しむイベントを繰り広げるとしている。
メンバーの井阪尚司さんは「今まで使い捨てにしていた水が琵琶湖を汚してきたが、人が思いをもって川に関わることで輝いてくると思う。水を大切にした昔の人の感性を取り戻すためには、川に対する愛着心が必要」と期待している。
同委員会の活動に参加したい人は、世話人の稲田能一さん(TEL0748―52―5352)へ。
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竜王町 リサイクル社会目指し
生ごみを堆肥化、再利用
=2地区で1―3月モデル事業=
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生ごみを発酵処理機に投入する住民
(湖東・竜王町)
リサイクル社会を目指す構想「エコ・ドラゴンプラン」を掲げる竜王町は、町内の七里、山面の両区をモデル地区に指定し、今年一〜三月の三か月にわたって、家庭から出る生ごみを発酵堆肥化して再利用する取り組みを行った。
同町からは毎年二千五百トンのごみが排出され、このうち生ごみは九百五十トンで、全体の約四割を占める。この事業は、増加するごみ処理費が町予算を圧迫していることから、減量化することで負担を軽くしようと実施された。
モデル地区のひとつ同町山面(上野博志区長、七十二戸)では、有機物発酵処理機二台を設置し、各家庭から持ち寄られた生ごみ(一週で百二十キロ)を処理し、出来上がった肥料(十二キロ)は集落内の畑で利用した。
上野区長は取り組みを終えて、▽処理機を稼働させるには一定量のごみが必要▽生ごみの種類によって肥料が質が変わる―など今後の課題を挙げ、「円滑な運用にはごみを排出する住民側の理解が重要になる」と話している。
今回の結果を受けて同町は、「まだ試験的な段階だが、将来的には全町に広げていきたい」と話し、「有機肥料を使った農産物を竜王産のエコブランドとしてPRできたら」と夢を膨らませている。
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