滋賀報知新聞(ニュース)平成13年5月6日第12656号

ネイチャーセンター竣工記念も

「みどりのつどい」開催

=八日市市・26日 会場は河辺いきものの森=

(湖東・八日市市)
 八日市市の「みどりのつどい」(実行委主催)は、二十六日に会場を河辺いきものの森(同市建部北町)に移し開催される。全国的な緑化推進運動に連動して、同市でも春の一日を緑とふれあうイベントを開くことにした。

 メインテーマ「八日市をみどりの湖(うみ)に!」のつどいは、緑の大切さ・恵みを肌で感じ、花と緑あふれる潤いのあるまちづくりを進め、広く市民に緑化推進と自然保護の思想の普及・啓発を図ることを目的に開く。

 午前十時からの会場では、フリーマーケットやミニコンサートを開くほか、緑化パネル展や環境保全PRコーナーなどを設け、県自然観察指導者連絡会湖東支部による自然観察会も催す。花苗の無料配布や花苗・堆肥の即売、農村特産品販売コーナーなどもある。

 平成七年から毎年、みどりの日(四月二十九日)に布施公園で開催されていたが、今年から会場を河辺いきものの森に移して、大凧まつり前日のプレイベントとして開催することにした。

 当日は、建設していたネイチャーセンターの竣工記念行事(もちまきなど)や花と緑の推進表彰式も行われる。つどいでは毎年、千人以上の市民が緑に親しんでいる。


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市民参加のワークショップはじまる

延命公園 自然生かした活用法

=思い出話や希望出し合う 次回は6月=


間伐作業により展望が開け見ることができるようになった八日市市街

(湖東・八日市市)
 かつては市民が憩い、周辺住民や子どもたちの行楽の場として親しまれた延命公園も、時代の流れとともに周辺の近代的な公園に人気を奪われ、訪れる人も少なくなっている。

 このままでは、素晴しい自然と環境に恵まれた公園が廃れてしまうと、市は今の時代に合った公園への再生をめざし、市民とともに新たな公園像を創ろうと「延命公園保全ワークショップ」をスタートさせ、このほど第一回のワークショップを開いた。

 この日は、延命公園のある清水、松尾、浜野の住民や、地元の青年組織、青少年育成関係者、延命公園をこよなく愛する住民ら約四十人が野外ステージ前に集まり、公園内を約一時間かけて視察し、公園の現状を見学した。

 途中、市花と緑の推進室や、地元の歴史にくわしい参加者から、県内で二番目に大きいコナラの存在をはじめとする植生や植生の変化、昨年秋からの間伐作業により明るくすっきりとなり景観が開けた樹林の様子、売店や芝居公演などの存在、古墳や石碑、遊園地や展望台など、公園の自然や昔の様子などの話を聞いた。

 参加者からは、「スキーをしたことがある」「古墳の岩の上からは飛行場が見えた」「山頂から写した三百六十度のパノラマ写真が市役所に残っているはず」など、子どものころや延命公園が観光開発されて一時にぎわったころの記憶が次々に口を突いて出された。

 公園に隣接する浜野会館では、延命公園をはじめ地元の歴史を研究している浜野町の和田徳蔵さん(80)から延命公園の古代から現代までの歴史を学んだ。

 意見交換では、「子どもたちにも延命公園の歴史がわかるような案内板の設置」「子どもや若いお母さん、お年寄りが気軽に来ることができる自然を生かした公園」「観光客が立ち寄る魅力ある公園」「まちおこしの起爆材」など、積極的な意見が出され、参加者の関心の高さを伺わせた。

 第二回ワークショップは六月十日午後一時半から清水会館で開かれる予定で、第三回以降の市民による公園保全整備構想づくりへの手法となるワークショップの方法などを学ぶ。

 幅広い市民の意見を公園の保全整備に生かすため、ワークショップには誰でも参加できる。また、イメージを膨らませるため、昔の延命公園を知ることができる写真の提供も募っている。くわしくは、市花と緑の推進室(TEL0748―24―5658 担当・丸橋)まで。


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近畿地区最大のドッグショー開催

ワンちゃん90種800匹集合

=13日 竜王町ドラゴンハットで=


昨年ドラゴンハットで
開かれたドッグショー

(湖東・竜王町)
 近畿地区最大のドッグショー「2001FCL近畿インターナショナルドッグショー」(社団法人ジャパンケンネルクラブ近畿ブロック協議会主催)が、十三日に竜王町ドラゴンハット(同町岡屋)で開催され、九十種八百匹が勢ぞろいする。

 同ショーは、犬種標準について比較審査して最高のものを選ぶとともに、犬の繁栄と動物愛護の精神を高めることが目的。入場無料。

 犬は元来、狩猟や牧畜を助ける動物として活躍し、人との重要なパートナーだった。なかでも純血種は、作業をするために適した体格や性格をもつように繁殖され、次第に作業犬だけでなく、貴族の愛犬として飼われるようになった。

 会場には、午前九時からゴールデン・レトリーバーやダックスフンド、ウェルシュ・コーギーなど人気種が集まり、年令と性別、犬種ごとに分かれてトーナメント方式で審査し、大会ナンバー1であるベストインショーを決める。

 このほかにも、誰もが楽しめるドッグショーに配慮して、訓練実演やジュニアハンドリング競技会、パネル展示を実施する。内容は次の通り。

【訓練実演】プロの訓練士による実演を披露する。毎回人気の催しで、しつけのいき届いた犬を見ることができ、飼い犬のしつけの参考になる。

【ジュニアハンドリング競技会】ドッグショーで犬の特長を最大限に引き出すのが、犬を引く「ハンドラー」。同競技会では、ハンドラーの卵であるジュニアハンドラー(十歳以上十八歳未満)がナンバーワンを目指し、ハンドリング技術を競い合う。

【パネル展示】各犬種のランキングシステム「ペディグリーアワード」の昨年度最新集計結果をパネル展示する。


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自然環境、来て触れて学んで!

県立きゃんせの森が開園

=山東町の植樹祭会場を整備=

(湖北・山東町)
 樹木に親しみ自然環境の大切さを学ぶ県立森林公園「きゃんせの森」が、このほど坂田郡山東町夫馬地先に完成、開園した。

 一九七五年に全国植樹祭会場になった県森林センター湖北分場十ヘクタールのうち、三・四ヘクタールを九七年から再整備していたもので、森林に対する理解を深め、樹木に親しむことのできる場を提供することにより、森林における自然との様々なふれあいを通して森林と人との関わりを学び、また、豊かな心を育んでもらうことが目的。
お手まき会場

 園内には、センターで育苗してきたスギやヒノキなどに加え、ブナ、ナラなど県内に植生する樹木類百五十種、六百本が「温暖帯ゾーン」「中間温帯の森ゾーン」「冷温帯の森ゾーン」の植生帯別、また、「薪炭林ゾーン」「常緑広葉樹林ゾーン」「ヒノキ展示林」「国外の森」など多彩に区域に分けて植えられており、樹木が県内各地域にどのように分布しているかやそれぞれどのような特徴を持っているのかが、じっくりと観察でき、学習できるようになっている。

 また、総合案内や研修室として利用するセミナー棟「フォレストセンター」(木造平屋建、延べ床面積約百五十七平方メートル)も新設した。総事業費は約一億四千七百万円。
 ちなみに、「きゃんせ」は湖北〜湖西地域の方言で「来てください」を意味し、たくさんの人に来て触れて学んでもらうことを願って名付けられた。

 管理は山東町に委託。入場は自由。問い合わせは山東町役場産業振興課(0749-55-2040)または県湖北地域振興局森林整備課(0749-63-3111)へ。


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世界のトップダンサー勅使川原三郎

「Luminous」を公演

=6月16、17日 びわ湖ホール=

(湖西・大津市)
 名実ともに世界のダンスシーンのトップに立つ勅使川原三郎氏と同氏が率いるダンスカンパニーKARASによるグループ作品「Luminous(ルミナス)」が六月十六、十七の両日、午後二時から県立びわ湖ホールで上演される。
勅使川原三郎氏

 新作「Luminous」は、世界ツアーを念頭に置いた二十一世紀のダンスシーンの幕開けにふさわしい作品。勅使川原三郎氏、KARASにとっても、平成八年初演の「I was Real―Document」以来の久々のグループ作品での公演となる。

 構成・振付・美術は勅使川原三郎氏が担当し、出演は同氏とKARASのメンバーのほか、スチュアート・ジャクソン 、エヴロイ・ディアら世界のスターが顔をそろえる。

 新作「Luminous」はいくつかのパートに分かれ、人は聴覚、視覚を通してどのように自分の周りの空間を知覚していくのか、そして空間をつくりだしていくのか、その可能性を追求する作品とされる。

 舞踊家、振付師である勅使川原氏は、昭和六十年にカンパニーKARASを設立。 同六十一年にフランスの国際舞踊振り付けコンクールで受賞し、全く新しい方向性をもったダンサー、振付家として一躍ヨーロッパのダンス界の注目を集め、世界のダンスシーンをリードしてきた。

 入場料は一般五千円、学生三千五百円(いずれも全席指定)。問い合わせは、びわ湖ホール(Tel077─523─7136)へ。


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