|
|
滋賀報知新聞(ニュース)平成13年7月3日(火)第12722号
|

お手盛り補正740万円
八日市市シルバー人材センター人件費
同じ仕事で前任者の3倍
=市議会も承認 お目付け役の任果たさず=
|
(湖東・八日市市)
仕事量に変わりのない事務局長の給与を三倍にアップする、との考えられない事が八日市市シルバー人材センター(石戸慶次郎理事長)で平然と行われる。前任者の退職で急きょ課長職の市職員を出向させたことから、給与の差額を埋めるための補助金が六月議会を通過した。給与は仕事に応じて支払われるのが一般常識だが、職員の支給額を優先させた行政の判断には疑問が残る。市民の目線をないがしろにした「なれ合い行政」と言われても返す言葉は見つからない。
先月二十九日に閉会した八日市市六月定例議会で、平成十三年度一般会計補正予算(一億七千百万円)が成立した。この増額補正の中にはシルバー人材センターへの補助金八百万円が含まれている。
このほとんど(七百四十七万円)は、四月の人事移動で市から出向の岡井義明事務局長(55)の人件費に充当され、市役所勤務当時の課長級(年間約一千百万円)の給与は保障されたことになる。
二年前に土地開発公社専務理事を最後に市役所を退職し、シルバー人材センターに天下った武久国松前事務局長(62)の年収は約三百六十万円だった。課長級と事務局長の給与差が、今回のお手盛り補正につながっている。
石戸理事長(77)は、武久氏が病気を理由に昨年末で退職し、事務局長ポストが一月から空席だったことから、市に人材を派遣するよう要請していた。今年の人事異動では退職者が無く、他の外郭団体に課長級を出向させている例もあり、保健センターの岡井館長(現事務局長)に白羽の矢を立て、シルバー人材センターに送り込むことを決めた。
ここで給与差の問題が発生するが、市当局は、安易な発想から「市全体の人件費が三百六十万円助かる」として、一般会計で補正を組みシルバー人材センターへ補助(労働費)することで解決しようと、六月議会に提案した。
審議を付託された市議会産業建設常任委員会(深尾俊幸委員長ら六人)で協議されたが、だれ一人として反対する議員もなく、お手盛り議会の一面を見せつけた。現在の同市では、課長級が四十五人と飽和状態にあることも大きな理由に上げられた。
シルバー人材センターにおいては業績も順調で、岡井事務局長は「市から任務への特別な指示は受けていない。前任者と同じ仕事をするだけ」と話している。今回の問題には、市民感情を無視し、一般では考えられない非常識がまかり通る「行政の甘さ」を垣間見ることができる。
同じ仕事に就きながら、給与に三倍もの差が付くことはいかがなものか。行政側は、仕事に給与を払うのか、人に給与を払うのか、はっきりしてもらいたい。
メインメニュー|全 県| 湖東・湖北|
湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長|
取締情報| リンク| E-Mail

愛知高校 8月から学校開放講座
みんなで歌おう楽しいコーラス
=受講生募集 最終日には発表会も=
|
(湖東・愛知川町)
県立愛知高校(愛知川町愛知川)は高等学校開放講座として開く「みんなで歌おう楽しいコーラス」の受講生を募集している。
講座は八月三十日から十一月十一日までの木曜日午後六時半から同校セミナーハウスで約二時間、同校音楽担当の田畑仁志教諭と宇川千尋教諭が、ミュージカルやニューミュージック、懐かしい歌、思わず口ずさんでしまうような曲を楽しく指導。最終十一月十一日には、同校で開かれるミュージックフェスティバルに参加出演し、練習の成果を披露する。
初心者も大歓迎で、出席率七割以上の受講生には修了証が交付される。定員は先着三十人。受講の申し込みは八月二十七日まで。受講料三千円。申し込みと問い合わせは、県立愛知高校開放講座係(TEL0749―42―2150)へ。
メインメニュー|全 県| 湖東・湖北|
湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長|
取締情報| リンク| E-Mail

キャンプ客が水難!
三機関合同で救助訓練
=夏山シーズンに備え迅速対応=
|
負傷者を乗せ、救命ボートを川岸に付ける署員ら
(湖東・永源寺町)
東近江行政組合消防本部と八日市警察署、県警本部警備部機動隊はこのほど、永源寺高野の愛知川旦度橋周辺で、合同の水難救助合同訓練を実施した。
渓流釣りやキャンプ客など、アウトドアシーズンを前に行った連続三回目の合同訓練で、水難・遭難事故に備えて各機関の連携体制を確認し合った。
訓練には約四十人が参加したほか、防災作戦車や梯子車、救急車など計七台が出動。「天候の急変で豪雨となり、愛知川で遊んでいた観光客が河川増水によって逃げ場を失っている。負傷したキャンプ客が中州や対岸に取り残されている」との想定で行った。
毎年、河川や海などで遊泳客らが犠牲になっており、平成十一年八月に神奈川県山北町で起きた濁流事故では十八人の死傷者を出した。今回の訓練でも、同事故を教訓にしており、本番さながらの緊張感で遭難者を救助。見学に訪れた永源寺幼稚園児らが見守るなか、迅速な活動を展開した。
メインメニュー|全 県| 湖東・湖北|
湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長|
取締情報| リンク| E-Mail

第6作は「バーチャル・アドベンチャー」
東近江創作ミュージカル
虫と子どものファンタジー
=演出・脚本にフレッシュな息吹加え結団式=
|
恒例のシェイクハンドで成功に向けて決意を
固める団員ら――日野町必佐公民館で――
(湖東・日野町)
今年度の東近江創作ミュージカルの結団式が三十日夜、日野町必佐公民館で行われ、先日の公開オーディションに合格した出演者、スタッフと、その家族らが、十月からの公演に向けて気持ちを一つにした。
新たな地域文化の創造と発信をめざし、「地域素材を題材に、市民が創り、市民が演じ、市民が鑑賞するアーツの創造」をテーマに取り組み、大きな評価を得ることができた前回までの五作。
今回はさらに、「新世紀を担う子どもたちの地域社会での学びのステージ」を新たなテーマに加え、また、県の湖国二十一世紀記念事業「夢ー舞めんと(むーぶめんと)滋賀」にも参加し、地域の人達との交流をさらに広めながら、より質の高い、本格的ミュージカルをめざす。
結団式は、最年少の小学二年たちの音頭でジュースで乾杯したあと、縁日仕立ての会場で団員、演出家、脚本家、振付家、スタッフ、家族が和やかに交流。自己紹介を兼ねた大声で一言では、「ミュージカルが大好き」「虫嫌い」「マイナス五キロ」「いい役下さい」など、決意や思いを全員の前で発表したほか、恒例の全員とのシェイクハンドで式を締めくくった。
東近江創作ミュージカル第六作となる今回の作品は、市民ミュージカル制作団体のミュージカルカンパニークレムスの企画制作による「(仮題)バーチャル・アドベンチャー」。東近江に残る豊かな自然の中で息づく昆虫の世界に、子どもたちが迷い込んで……、スリルとファンタジーで繰り広げるエキサイティングステージに。
第一作から振り付けを担当している宮川明子さんに加え、平野まみさんと辻並神悟さんの若い二人が脚本と演出をそれぞれ担当。出演者六十六人、スタッフ二十三人とともに、これまでにない、新たな東近江創作ミュージカルの世界に向かって、いよいよスタートを切った。
上演は、八日市市(十月十四日)、日野町(十月二十七日)、蒲生町(十一月十七日)の県内三会場のほか、今秋群馬県で開催される国民文化祭(十一月四日)にも参加する。
メインメニュー|全 県| 湖東・湖北|
湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長|
取締情報| リンク| E-Mail

来日外国人の労働環境改善へ
企業・自治体が意見交換
=暮らしの問題は定住で多様化=
|
日野町商工会館で開かれた意見交流会
(湖東・日野町)
日野・蒲生来日外国人連絡協議会の「不法就労防止のための意見交流会」が、六月二十九日に日野町商工会館で開かれた。加盟企業のほか、来日外国人や行政関係者、警察署の代表者が参加し、県内における来日外国人の暮らしの問題などを踏まえて、働きやすい環境づくりに向けた意見が交換された。
交流会でははじめに、県の国際親善協会で相談員を務める竹屋久美子さんが、来日外国人の生活の実態を紹介。定住化傾向にある近年では、相談内容は賃金だけでなく住居、教育、医療など多様化していると現状を整理。さらに、それぞれの問題の根底には、言葉や制度のほか、文化の異なる日本人と外国人が歩み寄れるよう心の壁も取り払うべきと指摘した。
とくに教育問題では、中学校へ入学してから学業不振や学級になじめないことを理由に不登校に陥りやすく、高校進学に至っては県内で二人にとどまると、子どもたちを取り巻く環境を報告した。
この後の意見交流では、雇用側が不法滞在を防止するため来日外国人の滞在期間をチェックすることや、相談に対応できるように日頃からのコミュニケーションの重要性を挙げていた。
メインメニュー|全 県| 湖東・湖北|
湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長|
取締情報| リンク| E-Mail
|