滋賀報知新聞(ニュース)平成13年7月10日(火)第12730号

道路特定財源の有効利用を!

滋賀県市長会が国に要望

国土交通省道路局を訪れ直訴
=一般財源化より道路整備が先決=

大石道路局長に要望する中村(左)、山田(右)両市長
(湖東・八日市市)
 滋賀県市長会の山田豊三郎会長(大津市長)と中村功一副会長(八日市市長)、甲斐道清監事(守山市長)は、四日に国土交通省道路局を訪ね、大石久和局長に「地方の道路整備の促進と財源措置に関する要望署」を手渡した。


 小泉純一郎首相が打ち出す行財政改革の一つとして、道路特定財源を道路整備以外にも使える一般財源化が検討されていることから、主に揮発油税や自動車重量税等の「道路特定財源制度」(昭和二十九年創設)を堅持し、国の財源として道路整備に充当するよう求めた。


 要望署によると、滋賀県は近畿・中部・北陸の三圏域に属し、国土交通の要衝として名神高速道路、国道1・8号など主要道路と共に発展してきたが、近年においては交通量の増大などから渋滞が慢性化している。
 その機能は著しく低下し経済活動、日常生活に支障をきたし、安全で安心の活力ある地域づくり、良好な生活環境の創造、都市づくり推進のための道路網の整備が重要と訴え、次の三点を要望の柱としている。


 一、道路特定財源については、原則にのっとり地域におけるニーズを踏まえ、すべての市民が期待する道路整備を強力に推進するために充てること。
 二、新道路整備五か年計画に基づき、円滑な道路整備を推進することとし、このため必要な道路財源を確保すること。
 三、地域間の連携と交流をさらに強化し、都市の再生や活力ある地域づくりに資するため、本県にかかる第二名神高速道路をはじめ、国道・県道・市町村道に至る道路網の整備を推進すること。


 この要望署を受け取った大石局長は「滋賀県はまだまだ道路の整備率が低い」と語り、県市長会の要望趣旨に理解を示したという。同要望書は、内閣総理大臣や財務大臣へも郵送されている。


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ネットで呼びかけ『鈴鹿展』

14日まで 能登川町立博物館で開催中

自然美を次代に残したい
=山仲間が写真展=

自然保護と安全登山を呼びかける写真展『鈴鹿山想2001』
(湖東・能登川町)
 琵琶湖の東、南北五十五キロ。日本の植物園と言われるほど多彩な植物が自生する鈴鹿山脈は、近年の山野草ブームでその数を激減させている。


 能登川町の山岳グループ・鈴鹿山想写真展実行委員会(中川昭彦代表)は、「雄大な自然美を後世に残したい」との想いから、山で知り合った県内外の仲間たちに呼びかけ、写真展『鈴鹿山想2001』を企画。七月十四日まで能登川町立博物館で展示している。


 本物嗜好を求めるハイカーらで賑わい、希少植物の乱獲やポイ捨てなど山脈の自然環境破壊が心配されている。代表の中川さん(栄町)は、鈴鹿の環境を考えてもらおうと、山岳仲間の左近健一郎さん(本町)、稲葉政幸さん(山路)、池田浩さん(彦根市)の四人で実行委をつくり、県内外の山仲間たちにインターネット等で呼びかけ、作品を収集した。


 ギャラリーには五十六点が展示され、登山道を彩るフクジュソウやイワザクラ、哀愁を誘う秋の広葉樹、雪原など四季折々の光景が収められ、自然を愛する情熱が伝わってくる。また今回は、ガイドブックを執筆するゲスト作品も紹介している。
 入場無料。午前十時から午後六時まで開館(月・火曜休館)。問い合わせは同博物館(0748―42―7007)まで。


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ジュニア水車塾・受付中

石器をつくってカレーを食べよう!

=能登川埋文で8月=

(湖東・能登川町)
 能登川町埋蔵文化財センターでは、八月三日に開催するジュニア水車塾「石器をつくってカレーを食べよう」の参加募集を始めた。
 縄文人が加工した硬石・サヌサイトで本格的な石器をつくり、できたナイフ石器でカレーを料理する人気の体験型教室で、町内在住の小学生以上(保護者同伴も可)を募集している。定員の二十人になり次第締め切られる。雨天決行。
 申込みと問い合わせは同センター(42―5011)へ。


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てんびんの里が

ドミノの参加募集

=8月まで4グループ=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町教育委員会は、八月二十一日〜二十六日の六日間開催する「ドミノ倒し」の参加グループを募っている。


 募集定員は四グループで、一グループは期間内に五千個のドミノを並べられる人数であること。今年のテーマは「2001年のヒーロー」、趣向を凝らしたデザインが期待されている。
 応募は、八月五日までに五個荘町てんびんの里文化学習センター(TEL0748―48―7100)へ申し込む。


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年齢の壁超え

舞台への思い一つに

=「西遊記」けいこ順調=

(湖東・近江八幡市)
 びわ湖アジア芸術祭として九月一、二日に上演される「西遊記」に出演する県民約百人が、毎週土曜と日曜日に近江八幡市文化会館で熱のこもった舞台けいこを続けている。


 県民出演者の約八割は今回が初舞台となり、親子役で息子の将志君(7)と聡志君(4)と出演している佐々哲也(41)さんは「歌って踊れる会社員を目指して、子どもとともに何でも挑戦したい。年齢はばらばらでも、目的はみな一つ」と意気込みを語った。


 大人に負けじと練習に励む孫娘役の曽我彩中里ちゃん(8)は「ステージに立つのが好きで応募した。西遊記テーマ曲の歌は、いつも夕方に必ず練習している」、同じ孫娘役の辻中春姫ちゃん(10)は「歌はもう三番まで全部覚えた」と二人ともやる気十分で大人と友達になれることが嬉しいとすっかり打ち解けた様子だった。


 また、演出家の松崎さんは「出演者との普段の会話やふれあいから台詞などを作り直したりしているので、台本も四冊目。何度も稽古を重ねるたびに出演者が一つになっていることが分かり、演出していてとても楽しい。練習期間は短いが誰が見ても楽しめる舞台に仕上げたい」と語り、出演者とのコミュニケーションを大切にしながら具体的な演技方法や気持ちをいかに込めるかなど感情面に至るまで指導を行っていた。


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