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滋賀報知新聞(ニュース)平成13年7月11日(水)第12732号
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世界に向けて“人権”テーマに願い託す
新100畳敷「一人ひとりが輝くとき」
=八日市大凧のりつけ式 約1か月かけて製作=
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古式にのっとって行われたのりつけ式―世界凧博物館八日市大凧会館別館で―
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(湖東・八日市市)
二十世紀から二十一世紀にまたいで三年間、八日市大凧まつりで揚げられた環境保全へのメッセージと願を込めた百畳敷八日市大凧「碧い地球を大切に」の後を引き継ぐ新しい百畳敷八日市大凧ののりつけ式が、七日夜、世界大凧博物館八日市大凧会館別館で、古式にのっとり行われた。
平成十四年度からの三年間まつりの主役を務める百畳敷大凧のテーマは「人権」。図柄の募集に、市内外の十六人から二十三点の応募があり、優秀作品を参考に、八日市大凧保存会の大西清会長が図柄を決定した。
新しい凧の図柄は、下部に朱文字「輝」、上部に尾長鶏(おながどり)が左右対称に一対描かれ、絵と文字を組み合わせて意味をもたせる八日市大凧の特徴の一つである“判じもん”は、一羽の鳥で「一人」、もう一羽の鳥でも「ひとり」、「輝」の文字、尾長鶏は時を告げるので「とき」、これを合わせて「一人ひとりが輝くとき」と読ませる。
「人権の世紀」である二十一世紀最初に製作するのにふさわしい百畳敷き八日市大凧。その製作の作業開始の儀式となるのりつけ式には、八日市大凧まつり、八日市大凧保存会、風の女神、市観光協会など、関係者約三十人が出席。
八日市大凧まつり実行委員会会長の中村功一市長のあいさつ「“人権”という大きなテーマで、世界の人類全てがめざす課題に向けて貢献する取り組みとして、新しい大凧が立派に完成し、大空高く舞い上がることを期待します」のあと、図柄応募の表彰式に続き、「一人ひとりが輝くとき」の図柄が発表された。
「のりつけの儀」では、中村会長、大西会長、図柄優秀賞受賞者らが二人ずつ六組になって、八日市大凧の本体となる和紙にのりを付け、次々と張り合わせていった。
翌八日には、市民や観光客による「紙つぎ体験」や「願い札」作成も実施され、百畳(縦十三メートル、横十二メートル)の巨大な紙が完成。いよいよ、図柄が描かれ、骨が組まれ、切り抜き、糸作りなどの作業が、八月九日までの約一か月間、八日市大凧保存会やボランティアらにより続けられる。完成後は、八月十九日まで、同館別館に展示され、自由に見学することができる。
図柄表彰者は次のみなさん。敬称略。
【最優秀賞】該当者なし(そのまま使用できる作品はなかった)
【優秀賞】「ひとりひとりが心つなげる」平尾智子(八日市市辺町)▽「太陽の光は万物にそそぐ」川合保子(彦根市小泉町)▽「人権を認められる人 誉」鈴木克行(横浜市青葉区)
【佳作】「人権尊重」吉居正次(五個荘町小幡)▽「人権=人剣(権)」池之内陽多(八日市市今堀町)
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これで大丈夫か学校の安全管理
教委は看板設置のみ、町は認識希薄
「他町に比べ動き鈍い」と保護者
=建設工業会が防犯ブザーを寄贈=
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防犯ブザーを追加寄贈する建設工業会
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(湖東・永源寺町)
永源寺建設工業会(西村泰三会長)はこのほど、子供たちの防犯に役立てて欲しいと、防犯ブザー二百個を町教委へ寄贈した。
防犯ブザーは、神戸の小学生殺人事件を機に平成九年に贈ったものが故障するなどし、同協会が再度二百個を贈呈したもので、町内四校の小学一・二年生を中心に配布された。
各自治体では、大阪府池田市の小学生殺傷事件を受けて学校の危機管理対策を進めており、近江八幡市では小学校九校に警備員を常駐させたほか、二十七の教育施設に防犯カメラ三十台の設置を決めた。また、安土町や能登川町、五個荘町でも教委職員による巡回パトロールおよび外来者名簿の記入などが行われている。
県学校安全管理連絡協議会が事件直後に実施した県内各校の安全点検調査によると、学校の受付で来訪者の確認をしている高校は九二・四%。これに対して小中学校では六〇%にとどまり、容易に侵入できる実態が数値化して表れた。
これを受け、同連絡協議会では▽教職員の危機管理意識の向上▽外来者名簿や名札の導入▽保育園から小中学校までを結ぶ連絡システム―などを緊急対応として挙げ、各教委に指導するほか不審者対応のマニュアル作成に取り組んでいる。
永源寺町教委では、模倣犯の防止や学校内での安全性を高めるため、学校への来訪者に対して職員室へ声をかける立て看板を設置した。しかし、県が緊急対応として挙げる外来者名簿までは求めておらず、今後の検討課題として協議しているところだ。
町内の保護者らは「他町と比べて動きが鈍く、防犯ブザーも民間の寄贈に頼ったものばかり。危機管理への認識が希薄ではないか」との厳しい声もある。
これについて町教委では「有線放送とタイアップした緊急ブザーの整備を計画している。予算がつけば順次設置していき、各機関が連携した体制で子供たちを守っていく」と話している。
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びわこ空港
関係集落で2地区目
小谷区が建設合意
=計画の先行きは不透明=
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(湖東・日野町)
県が計画しているびわこ空港の関係九集落の一つ、日野町小谷区(冨田忠男区長)が十日、建設に合意すると明記した文書を奥野弘三町長に提出した。ほかの関係集落でも建設合意に向けた話し合いが続けられているが、地権者集落の野出地区を中心に反対意見が根強いことや、地方空港を取り巻く近年の情勢から計画の先行きは不透明だ。
関係集落の中で建設合意文書を決議したのは、小御門区に続いて二地区目。同地区は空港本体の予定地にかからないが、公園建設など周辺整備事業予定地に含まれている。
合意文書によると、空港は「まちづくりに極めて重要な高速交通基盤施設であり、関連する諸計画は将来の発展のために絶対必要な計画」と位置づけ、「空港建設はわが地区にとって、真に必要であり欠くことのできない計画であることを確信し、小谷地区住民全員が空港建設に合意することを決定しました」と結論づけている。
これについて奥野町長は、「日夜建設合意の協議をしていただいている他の関係集落・諸団体に多大な影響を及ぼすものとして、高く評価したい。今後関係集落・諸団体についても、早期にその結論が集約されることを強く期待するとともに、さらに建設合意の理解を得るよう努力していきたい」と、コメントしている。
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生きる喜び高らかに!
ミュージカル「ミレット」
=8月9日 わたむきホール虹=
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ミュージカルミレットのポスター
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(湖東・日野町)
生きていくことの素晴しさを伝える感動のミュージカル「ミレット」が、八月九日に日野町町民会館わたむきホール虹で公演される。出演は、NHK朝の連続ドラマ「ふたりっこ」で人気を博した三倉茉奈、佳奈姉妹、同町出身の福井貴一さんら。
エミリー・アーノルド・マッカリー著の絵本「綱渡りのミレット」が原作で、一九九六年にニューヨーク近郊のノーマ・テリス劇場で初演された。
作品の舞台は十九世紀末のパリのホテル。ここには貧しい曲芸師、ロシア人歌手、アクロバットのペア、ダンサーの卵、初老の道化師が住んでいた。そんな中で、女主人の娘ミレットはみんなの人気者。芸人たちに囲まれたにぎやかな生活で、一人一人が才能とチャンスに賭けて生き、決して夢をあきらめない前向きな人生を描く。
入場は大人三千五百円(当日三千八百円)、高校生以下二千円(二千三百円)。ただし、小学生未満は入場できない。チケットの販売は日野町町民会館わたむきホールのほか、日野観光協会、しがぎん経済文化センター、県立文芸会館(八日市、水口)、蒲生町あかね文化センター、石岡教文堂本店などで扱っている。
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近江八幡 山下氏決起大会
参院選直前 700人詰め掛ける
野田聖子元郵政相ら応援に
=有村氏にもエール送る 自民改革は若手の力で=
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山下、有村両氏を激励する野田元郵政大臣
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(湖東・近江八幡市)
十二日公示の参院選で自民党近江八幡支部連協は七日夜、山下英利氏(選挙区)と有村治子氏(比例区)の両公認候補を同市文化会館に迎え決起大会を開いた。野田聖子元郵政大臣らも応援に駆け付け、会場は一段の盛り上がりをみせた。昨年六月の衆院選で「近江八幡から国会議員を」と呼びかけ、小西哲氏を当選に結び付けた自民組織の強固さをうかがわせたほか、小泉人気に加え公明推薦を得た山下氏にとって、約七百人が詰め掛けた大会は、さらに追い風となったようだ。
河本英典県連会長は「追い風で選挙はできない」とクギを刺し、さきがけと民主党の合流を受け、今回の参院選を「あいまいだった保守基盤の総仕上げの選挙」と位置付け、総力の結集を呼びかけた。
富士谷英正山下選対本部長(県議)は、政権政党の「自民党でなければ真の改革はできない」と述べ、もっと市民が政治に関心が持てるよう「頑張らしてもらう」と選挙にかける意気込みを示した。
近江八幡山下後援会一万一千人、市議十八人(自民十四人、公明二人、保守系二人)ほか自治会も推薦を決め、女性支援組織なの花の会(五百人)も電話作戦などを中心にフル活動を打ち出している。
小西衆議院議員の豊子夫人から本人のメッセージ「迷惑を掛けている、いたたまれない気持ち」と、闘病生活の中での苦しみが読み上げられ、会場は同情と団結の輪に包まれた。応援の阿南一成参議院議員(警察庁時代の上司)は、選挙に間に合わないが「必ず帰ってくる」と、支援者を元気付けた。
野田元郵政相(40)は、自民改革に「山下氏(48)と有村さん(30)の若い仲間が必要」と訴え、老朽化した党内のウミを一掃するためにも国会へ送り込んでほしいと、両氏への力添えを求めた。
山下氏が、安定政権(自公保連立)を維持し「地域の声を国に伝える」との決意を表明した一方、有村氏は、業界のシバリもなく市民候補として「生活者の声を国政に届ける」と約束した。
有村治子後援会長を務める岩原侑近江八幡商工会議所会頭(近江兄弟社長)は、(中・高)在学中のチャレンジ精神を振り返り、「思い立ったらヤリ抜かないと気のすまない人」と、彼女が目指す国会に届けられるよう協力を求めた。
内閣支持率が最低の時に立候補を決意したという有村さんは、名前と顔の売り込みに懸命だ。夏の選挙でも「はる子」、名前を忘れたら「自民名簿(五十音順)のトップの名前を書いて下さい」と会場を沸かせた。
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