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滋賀報知新聞(ニュース)平成13年7月13日(金)第12734号
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石垣、流れる水、人集う川復元へ
住民主体で構想、計画づくり
=「清水川いこいの整備」ワークショップ=
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市民が憩える川を取り戻そうとスタートした「清水川いこいの整備ワークショップ」―清水会館(八日市市清水1丁目)で―
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(湖東・八日市市)
“昔のような市民が憩える川に”の思いから、八日市市内を流れる清水(しゅず)川周辺の住民が「清水川いこいの整備ワークショップ」を開いて、住民を中心にした川の整備計画作成に向けた市民運動をスタートさせた。
延命山の下、清水会館の横を流れる清水川は、かつてはきれいに澄んだ清水がこんこんと湧き出し、春には桜、夏には子どもたちの水遊び、野菜を荒いながら井戸端会議に花を咲かせる女性などの姿が見られ、住民に親しまれ、愛されてきた。
ところが近年、湧き水が少なくなり、水の流れない川になってしまっている。地元では、川の清掃活動や、江戸時代に立てられた河川愛護を命じる高札を復元するなど、川の環境を守るための努力を続けてきた。
今回、住民が主体となって、歴史ある石垣の保存と清らかな水の流れる清水川の復活をめざし、市と協力してワークショップ形式で計画づくりに取り組むことにした。
このほど清水会館で開かれた第一回のワークショップには住民ら約四十五人が参加。地元の熊木喜一さんと小泉一男さんが、幼いころの思い出や当時の日常生活と川の関係などについて語ったほか、薬師寺住職で地元清水一丁目在住の歴史学者、渡辺守順さんが清水川の歴史について話をした。
また、清水川の現状や甲良町での取り組みをビデオで学習し、市職員からワークショップの進め方について説明を受け、参加者それぞれが思い出や現状への思いなどについて意見を出し合った。
第二回は九月二十四日に開催され、「清水川探訪」をテーマに、現地を歩いて、問題点の整理や改善すべき点などを出していくことにしている。ワークショップは、来年二月まで五回開かれ、「基本構想」と「基本計画」を策定する。
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西口新設 橋上自由通路で東西つなぐ
JR能登川駅 いよいよ来年改築
15年春の完成予定 シンボル「水車」デザイン
=募金活動はじめる=
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水車をイメージしたJR能登川駅の改築完成予想図
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(湖東・能登川町)
杉田久太郎能登川町長が四期目の総仕上げとする能登川駅西土地区画整理事業と併行する「JR能登川駅舎改築」がいよいよ着手の運びとなり、来年一月から仮設駅舎の工事がスタートする。これを受け、駅勢圏域内の六町で構成する能登川駅改築整備促進期成同盟会(森野欣治会長)は十日に総会を開き、改築事業の経過説明および一部改築費用の募金活動等について決議した。
町の玄関口・能登川駅は、明治二十二年七月に開業し、昭和十年三月の改築から六十六年が経過する。同六十年からは新快速の停車駅として乗車時間が短縮され、大津駅へは約三十分、京都駅へは約四十分と郊外の住宅地として利用者が増加。現在では、一日当たり約一万二千人が乗降している。
しかし、旧来の施設のため改札口は東側にしかなく、東西の地域も同線で分断。このため、勢圏域内の六町(能登川町・五箇荘町・愛東町・湖東町・秦荘町・愛知川町)では、早期改築を促進する同同盟会を設立し、国有鉄道(現在のJR西日本旅客鉄道)と国に対して説得を続けてきたが、民営化となった国鉄が難色を示したことで昭和六十二年に解散。現在の同盟会は平成十年七月に再起したもので、駅西土地区画整理事業によるメリットを全面に今回の同意に漕ぎ着けた。
駅舎改築は、駅西側の改札口確保と東西をつなぐ構内自由通路を新設することにより、駅利用者の利便性と産業集積による地域活性化を図るもので、計十六回に渡る協議の結果、今年六月までにJR西日本と国・県の同意を得た。仮設工事は来年一月からはじまり、完成は平成十五年三月下旬の予定。
延べ床面積は約千三百平方メートル。バリアフリー化を図るため、駅舎と自由通路にはエスカレーターとエレベーターが計八基設置される。なお、外観のデザインは町のシンボル・水車をイメージしたもの。
総事業費は十五億五千万円。現在のところ、ほぼ一〇〇%が地元・能登川町の負担となっており、「財政圧迫で窮地な状況になりはしないか」と心配する職員もいる。基盤となる町の財政状況だが、町債発行残高は約七十八億六千万円、公債比率は一四・三%と高く、経費の弾力性を示す経常収支比率は七九・六%(基準は七〇%)と硬直している。
これについて町事務局は「計画の策定段階から預金しているため、指摘にある財政圧迫の心配はないと考える。また、JR側も自主改築した場合にかかる費用想定を行っており、軌道関連部分については財政的支援が得られると思う」と話している。
同問題に関連し、先ほど開かれた総会では勢圏域内の残る五町と町内事業所、地域住民に対して募金活動を実施することが決められた。実施期間は八月から来年三月までで、募金目標額は二千万円としている。
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日野町が町政要覧
「日野随歩」
=英文による紹介も=
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日野町が新しく印刷した町政要覧
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(湖東・日野町)
日野町は、同町の自然、歴史文化、産業などを県内外へPRする町政要覧「日野随歩」を新しく発行した。
A4判四十八ページで、全ページカラー印刷。三千五百部を発行した。五年前の町制四十周年を記念して作成した町政要覧「風雲・つつうらうら」の一部と共通化を図り、コストダウンに努めた。
内容的には、花や水のある風景、同町発展に力を注いだ戦国武将蒲生氏郷、日野祭など年中行事、環境福祉と教育、海外との交流、びわこ空港計画などを、豊富な写真を盛り込んで分かりやすく紹介した。
特徴としては、国際化の進展に対応して英文による紹介文も掲載。また、五年前の町政要覧作成時では完成していなかった農業公園ブルーメの丘、コテージ・キャンプ場を整備したグリム冒険の森を大きく取り上げている。
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蒲生野考現倶楽部の活動を一冊に
「たんけん・はっけん・ほっとけん」
=遊び通じ身近な水環境問題に関わり=
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住民参加のまちづくりの参考にもなる「たんけん・はっけん・ほっとけん」
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(湖東。蒲生町)
蒲生町の蒲生野考現倶楽部(森田英二会長)は、学校での総合的な学習や行政・住民とのパートナーシップづくり、ボランティア活動の参考にしてもらおうと、十年前の発足から現在に至る活動をまとめた「たんけん・はっけん・ほっとけん」(昭和堂)を発刊した。
同倶楽部は蒲生町大塚のあたらしや学問所を拠点に、身近な川などの水辺環境がどのように人の暮らしと結び付いているのか、三世代で遊びを通じて調査・研究を進め、二十一世紀の地域コミュニティーの在り方を考えてきた。
スローガン「たんけん・はっけん・ほっとけん」はそれらの活動を表わすもので、身近な自然を「たんけん」(探検)し、新たな「はっけん」(発見)で喜びを感じ、さらに現状を「ほっとけん」(放っとけん)ことから問題解決に向けて行動するもので、住民参加型のまちづくりを実践してきた。
内容的には、「蒲生野はどんなところ」「いま、問題はどこに」で地域で培われてきた風土を紹介するとともに、水質汚染が進む現状をレポート。さらに子どもからお年寄りまで巻き込んで同倶楽部が発足した経緯と、これまでの活動記録、今後の方向性を掲載した。
巻末の座談会「ウチの目とソトの目」では、同倶楽部のアドバイザーを務める嘉田由紀子氏(京都精華大学教授、琵琶湖博物館顧問)を司会に、湊秋作氏(和歌山県熊野川小教諭)、鬼頭秀一氏(東京農工大教授)、遊磨正秀氏(京都大助教授)、井坂尚司氏(同倶楽部事務局長)、西堀明枝氏(同倶楽部副会長)ら同町内外で活動する探究者が、それぞれの視点から地元の自然、歴史を探検、発見することのおもしろさや、市民活動の今後の行方について、身近な実例を挙げて語り合っている。
出版に当たって井坂事務局長は、「これまで自然環境問題というと理科的なものと思われていたが、本来は生活や文化も入ってくるもの」と、足元から暮らしを見つめ直すことを勧めている。
本はA5判で二百十四ページ。定価は千九百円。購入希望者は近くの書店で申し込む。
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1議席に 4人が立候補
12日公示の参院選滋賀選挙区
現職に新人3候補が挑む
=比例区に県内出身の2人立つ=
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(全 県)
参院選が十二日に公示された。滋賀選挙区(改選数一)には、届け出順に自民現職の山下英利候補(48)=公明推薦=、自由連合新人の北田緑候補(30)、共産新人の川内卓候補(45)、民主新人の法雲俊邑候補(53)=自由、無所属の会推薦、社民支持=が立候補した。一方、比例区(全国区)では、県内から自民公認の有村治子候補(30)と自由連合公認の東良平候補(53)の二新人が立候補している。
選挙区には、昨年十月の補欠選挙と同様の山下、法雲、川内の三氏に加え北田氏が挑戦し、届け出を済ませた四候補は事務所前での出陣式で第一声を上げ、二十九日の投票日まで十七日間の激しい選挙戦に突入した。
自民の山下氏は、自民党内の改革に取り組みながら、安定政権(自公保連立)を維持し「地域の声を国に伝える」と訴え、民主の法雲氏は、自民のやり方では政治の安定はおぼつかない」と批判し、日本の政治の流れをかえようと、この選挙で「二大政党を目指す」との決意を表明した。
共産の川内氏は、「暮らしや福祉を大切に、憲法を護る」などと、政治改革だけでなく「日本改革に取り組む」と訴え、自由連合の北田氏は、生活を守る「医療と福祉や地球環境問題解決などに全力投球する」と支援を求めた。
一方、比例区に立候補した県内出身候補は二人。野田聖子元郵政相の薦めで立候補を決意した自民の有村氏(愛知川町出身)は、業界からの支援もなく市民候補として「生活者の声を国政に届ける」と、名前と顔を売り込む。。
また、土山町出身で自由連合の東氏は、徳田虎雄代表に人物を見込まれて初挑戦を決意した。医療と福祉、精神文化の再発掘、土下座外交の一掃などを訴え、汚れた政界・財界・官界をクリーンにすると、怒りをぶちまけている。
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