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滋賀報知新聞(ニュース)平成13年7月14日(土)第12735号
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「万葉まつり」午後開催、
「大空フェスタ」は愛知川河川敷
平成13年度総会 市観光のさらなる発展めざす
=八日市市観光協会 ウインズ八日市の引き継ぎ式も=
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八日市市観光の発展を願って開催された総会―太平楼(八日市市林田町)で―
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(湖東・八日市市)
八日市市観光協会の平成十三年度通常総会が十二日、市内の料理旅館で開かれ、今年度事業や新役員の選出などを審議した。
総会には会員と市関係者ら約五十人が出席。昨年度亡くなった野瀬謙三副会長ら三人の会員のめい福を祈って黙とうをささげたあと、深田正治会長が野瀬副会長の功績をたたえるとともに、市の協力と会員相互の努力により、市の観光資源も増え、八日市が魅力ある観光都市に育ってきたことに感謝するとともに、さらなる発展を願ってあいさつした。
また、協会顧問でもある中村功一市長も祝辞の中で、「目に見えるものだけでなく、八日市固有の歴史・地域文化も立派な観光資源。まちのにぎわい、人々の交流、活気そのものが観光。市の今年度の中心テーマも“交流”とし、“市場のまち”での人・もの・情報の交流を市観光の発展につなげたい。また、東近江地域のそれぞれの市町の個性ある情報発信がひとつとなって、点から面の広がりをつくることが大切」と、広域観光の発展を視野に入れた市観光の展望について述べた。
このあと議事に入り、平成十二年度事業および決算と、“万葉”をさらにアピールするため午後から夜にかけての開催となる「第十九回蒲生野万葉まつり」(九月二十九日)や、河辺いきものの森がサテライト会場となっている今秋県下で開催される「世界湖沼会議」にあわせて例年の布施公園から愛知川河川敷の八日市大凧まつり会場に会場を移して開かれる「大空と遊ぼうよ!フェスタ2001」(十一月十日)など、今年度事業計画を全会一致で承認した。
役員改選では深田会長ら五人の役員の留任と、副会長に岩嶋益明氏、監事に木下幸男氏をそれぞれ新たに選出した。
総会では議事のほかに表彰式も行われ、平成五年から副会長として協会および市観光の発展に貢献した故・野瀬謙三氏を特別功労者で、協会役員としての貢献をたたえて今宿市郎氏と本間林蔵氏を功労者で、それぞれ表彰した。また、「大空と遊ぼうよ!フェスタ」でのライトプレーン大会の指導・運営に毎年協力している京都フリーライトクラブと、「蒲生野万葉まつり」に自治会ぐるみで参加・協力している野口町自治会に感謝状が贈られた。
また、恒例となっているクイーンようかいちの引き継ぎ式も行われ、名称も応募資格(男女対象)も改正し、新たに生まれ変わった「2001年ウインズ八日市」に選任された粟野佑美さんと奥まみ子さんに、深田会長と中村市長から記念品が贈呈され、「2000年クイーンようかいち」の野口ゆみさんと大谷美鈴さんが二人に新調されたタスキを掛けた。
クイーンようかいちの二人は「一年間楽しかった。ありがとうございました」と任期終了のあいさつを述べると、ウインズ八日市の二人も「一所懸命、明るさでがんばります」と力強く豊富を語った。
新役員(平成十三・十四年度)は次のみなさん。敬称略。
会長 深田正治(滋賀報知新聞社)=留任
副会長 西沢高弘(吉かつ)城戸辰之(近江鉄道)=留任、岩嶋益明(八日市ロイヤルホテル)=新任
▽監事 外村芳夫(喜楽亭)回渕治二(花治商店)=留任、木下幸男(八日市大凧会館)=新任
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鈴鹿の名水・京の水
水汲場の整備始まる
=来週から利用OK=
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(湖東・永源寺町)
永源寺町杠葉尾地先の八風街道(国道四二一号)沿いに、こんこんと湧き出る名水「京の水」がある。毎年夏期には大きなポリ容器を積んだ車が訪れ、休日になると行列ができるほどの人気ぶりだ。この水を汲みやすくし、利用者の快適と地域の観光振興を図ろうと、地元の有志ら約十五人が導水パイプを設置する整備作業を始めた。
京の水は、愛知川に注ぎ込む清流の支流が流れ出ているもので、鈴鹿の恵みを受けてまろやかな甘味があり、昨年七月の水質調査では「カルキ臭がなく、色度や水温度も低い」と太鼓判が押された。またこの場所は、伊勢路から京へ向かう鈴鹿越えの要所であり、のどを潤した旅人らがいつとはなく「京の水」と命名したという。
この日集まった有志らは、同町観光協会に加盟する旅館、飲食店、養魚場などの代表者ら約十五人で、ボランティアによる水汲場の整備を行っている。整備内容は▽水落ち場を池にして水ハネを防止▽排水溝整備で水汲み口に近寄りやすくする▽取水溝を設けてゴミの進入を防ぐ▽石積を施して安全向上とイメージアップを図る▽成分表の看板を立てる―など。
酒屋を営むひろせ屋の広瀬功さんは「酒の命とも言える水はここの水を使っている。町の産物の数々も使用されており、町民にとって守っていくべき大切なものです」と親しみを持って話した。
整備終了後、来週から利用できる。
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農ビジネス事業振興に向け
報償費を支給します
=循環型農業や後継者が対象=
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水田広がる竜王町
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(湖東・竜王町)
良質の近江米の産地で知られる竜王町は、環境にやさしい循環型農業を実践する農家や、若手の農業離れを食い止める後継者を育成しようと、町内の従事者を対象に報償費を支給する「二十一世紀型農ビジネス推進事業」を九月からスタートさせる。
同町農業振興課によると、報償費制度は県内の市町村ではめずらしいとし、「これまでの補助行政では結果が見えにくかったが、報償費だと努力した人に報いることになり、やる気を出してもらえる。良い作物が収穫できれば、将来的には販路拡大に向けJAや県に強く働きかけたい」と、メードイン竜王のブランドづくりに意気込む。
報償費の対象になるのは、1.境にやさしい・循環型農業2.産品産地育成事業3.い手(後継者)育成農業4.ビジネス流動化事業―の四事業。希望者は、水田農業推進協議会(JAと農業委員会などで構成)に計画書を提出、審査を経て選考され、事業実施後は同協議会に成果を報告し、審査された後に報償費が年度末に支給される。
具体的には、環境にやさしい・循環型農業は三人以上のグループまたは集落が対象で、化学肥料を使わず町内の畜産で発生したふん尿のみで水稲栽培を行うもの。病害虫防除は最低限に抑え、同町病害虫共同防除協議会による共同一斉防除のみ。報償費は面積に応じて支払われ、三ヘクタール六万円を下限に、二十五ヘクタール五十万円を上限に設定している。
特産品産地育成事業は、環境へのこだわりや都市近郊という同町の特性を生かした園芸産地(野菜、花など)の育成を促進するのが狙い。十アール以上のほ場に、床面積三百平方メートル以上のビニールハウスを二棟整備している園芸農家、または営農組織が対象で、十アールにつき十五万円を支給する。
担い手育成農業では、二十一世紀の農業を支える後継者を育てるため、稲作に従事する五十歳以下の人を対象に実施するもので、請け負いによる新規拡大地に限って十アール当たり五千円を上限に報償費を支払う。
農ビジネス農地流動化事業については水田の維持が目的で、稲作が行われなくなった農地を請け負った場合、一定基準を満たせば十アール当たり四千―一万二千円が支給される。
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八幡公民館 移転後の「収蔵庫」計画とは
歴史博物館機能も併設
散出する遺産を残せ!
=「研究所をつくる気迫で」と市長 =
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収蔵庫計画に熱い思いを語る川端市長(市長室で)
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(湖東・近江八幡市)
近江八幡市は、現在の市立八幡公民館を移転改築した跡地に博物館の機能を持たせた「収蔵庫」の建設計画を進めている。
市教委では、同公民館は一九六二年に建設された市内では最も古い地区公民館であることや多様化する住民ニーズに応えるには、手狭にであることなどから移転改築の検討をはじめ、六月から地元の意向を聞く協議に入った。
移転場所は、宇津呂町の旧市立八幡幼稚園跡地(約二七○○平方メートル)が有力で、市教委では今年度に予算化まで進めたい意向だ。
公民館跡地に「収蔵庫」を建設する構想は、今年度から市の歴史が秘められた古文書や文化財等に学術的な調査、分析のメスを入れ、本にまとめる市史編さん作業に着手することになり、そのために収集される膨大な古文書等の歴史資料を保管する施設が必要になり、その中には重要文化財も含まれることから文化庁が定める規程に沿った本格的な保管施設が必要になったことと、冷泉寺(千僧供町)の「木造四天王立像
」など四体の重要文化財が琵琶湖文化館に、また、円満寺(多賀町)の重要文化財「木造十一面観音立像」が栗東町の歴史民族資料館に相次いで寄託されるなど近年、広がりつつある価値ある市内の文化財の流出を防ぎたいとする思いが背景にある。
さらに同公民館が歴史的な町並み保存に取り組んでいる伝統的建造物群保存地区にあり、「収蔵庫」に展示施設を備えた博物館の要素を加えることで観光施設としての活用も図れ、市立資料館、白雲館、からわミュージアム等のまちの歴史を伝える公的施設と酒游館など民間の文化施設やヴォーリズの歴史的建物を点から線で結ぶ街角博物館構想が充実することなどが挙げられる。
川端五兵衞市長は「市の大切な文化財が散出することを防ぎ、火災等の危険から守る意味もあるが、(歴史的資料を保管するだけでなく)史料を研究して、当時を考察できる展示手法や八幡人の精神を啓蒙する要素も大切である。北海道には八幡商人が興した町があり、当地ではその歴史が大切に語りつがれているが、八幡では意外と知られていない人物史もある。八幡の歴史の研究所をつくるという気迫でかからないとみんなの宝物がなくなってしまう」と新しいコンセプトの歴史博物館構想を抱いており、今年度中にマスタープランの作成まで進め、来年度には予算と人材をつけたい意向を明らかにした。
市内には、商人家に残されている国宝級の和服類をはじめ商家の生活ぶりを知る史料や建造物のほか、各地区公民館や会議所などには多数の古文書など、本格的な学術調査が行われていない文化財が大量に残っていることが分かっており、今後、市史編さん作業の中で明らかにされていくが、そうした市全域の歴史資料を一堂に展示、保管される「収蔵庫」はどんな役割を持って誕生するのか注目される。
市の計画では、平成十五年度末までに公民館を移転改築し、十七年度の「収蔵庫」完成をめざしている。
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安土町出身・八幡高校OBの
安井選手・世界陸上に出場
=緒戦は8月4日 100M予選 =
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JR近江八幡駅南口通路に掲示された応援幕
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(湖東・安土町)
来月三日からカナダ・エドモントン市で開催される「第八回世界陸上選手県大会」に安土町桑実寺出身で県立八幡高校OBの安井章秦(あきひろ)選手(24)の出場が決定。同校後援会(深川景一会長)がこのほど、出場を祝い、健闘を祈る応援幕を同校校舎とJR近江八幡駅南口通路に掲示した。
安井選手は、平成五年春に同校に入学して陸上部へ。平成七年には百メートル10秒62、二百メートル21秒72の県新を記録、進学した龍谷大時代には西日本チャンピオンに輝くなど実力を伸ばし、現在はスズキ自動車(静岡県)陸上競技部に所属。シドニーオリンピックの国内予選では、オリンピック出場記録をクリアーしたもののあと一歩及ばす、惜敗した。
今年五月、大阪で開かれた「第三回東アジア競技大会」に出場した四百メートルリレーでは他の三選手とともに見事優勝。続く六月、東京国立競技場で開催された「日本陸上競技選手大会」では百メートル10秒49の第2位に輝いた。
自己ベストタイムは10秒20で、国内では常にトップ域を堅守し、三年後のアテネオリンピックの有力選手として注目されている。
安土町の実家に帰省したときには必ず母校を訪れるという安井選手。陸上競技部顧問で県国体強化コーチでもある藤居久智教諭(39)は「非常に明るい選手で、みんなのムードメーカーみたいなやさしい人柄。後輩部員の誇りでもある。世界大会では是非、頑張ってもらいたい」と応援を送っている。
安井選手の出場レースは、八月四日百メートル一次予選に始まり、十一日には四百メートルリレー予選にも挑む。
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