お母さんと一緒に抹茶わんづくりを楽しむ園児
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(湖東・近江八幡市)
地元の陶芸・水茎焼で茶会用の抹茶わんづくりに挑戦。市立北里幼稚園の園児と保護者が十二日、中之庄の水茎焼陶芸の里代表の今井久文さん(30)を講師に招いた陶芸教室を開いた。
同幼稚園では、今年一月園区内のおじいさん、おばあさんを招いたお茶会を初めて開き好評だったことから、園児たちの茶碗を作ろうと保護者や祖父母にも参加を呼びかけて開催。
まず、土をこねてボール状にしたあと、円板状に伸ばし、膝頭の丸みに沿わせて茶碗の原形に。両手いっぱいの大きさになった茶碗の外周にお気に入りの絵や模様を竹くしで彫り込み思い思いの作品に仕上げていった。
この日、出来た土の茶碗は今井さんの窯で焼成され、約一ヶ月後には水茎焼に出来上がる。
園では十二月に完成した茶碗でのお茶会を予定しており、園児たちはどんな茶碗の感触が味わえるのか、楽しみにしている。
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(全 県)
民間調査機関の帝国データバンク調べによると、六月中に負債一千万円以上を抱え倒産した企業は、九件の総額十億百万円となり、一件あたり一億一千万円強と小口に推移していることが分かった。
五月に比べ件数は同数だが、負債額では三億千八百万円(四六・六%)上回った。一億円未満が五件を占め、最高でも一億五千万円だったことから大口もなくもなく、過去六年の六月では最小の負債額となった。
倒産原因は、企業内要因「放漫経営・経営計画の失敗」が過半数の五件を占め、景気変動要因「市況の悪化に伴う販売不振・受注減少」の四件を上回っている。
今年上半期(一−六月)で、景気変動型の三十八件に対し企業内要因は十七件と、倒産主要因の示す通り企業弱体化が目立ち始めてきている。
これは設備投資の失敗、支払手形の乱発、高利資金の依存、本業以外への資金流失といった経営者の資質によるものがほとんどで、さらに、負債の中で金融債務に苦しんでいるのも特徴の一つで、増加する借入金がじり貧の売上金と同等規模に膨らんでいるケースも珍しくない。
業種別では建設業の四件ほか、食品・繊維・家具・建材・農業が各一件だった。上半期で二十五件(四五%)を占めた建設で増加傾向が見られ、他業種で減少するものの、建設のペースは衰えをみせていない。総体的に公共工事が減少する中、民需の回復がない限り厳しい情勢が続く。
日銀京都支店がこのほど発表した経済概況によると、県内の中小企業を取り巻く環境はいっこうに改善の気配はみられず、むしろ悪化傾向にあるとの指摘もあり、経済の実体は倒産件数以上の閉塞感がある。
倒産は、年間百件を超えるペースで推移している状況にあり、半数を占める建設業界にこれといった好材料も見当たらない。政府の構造改革の一つ・不良債権処理が本格化すれば、企業倒産の多発は免れず「現時点での小康状態に楽観視はできない」と、今後の見通しを示している。
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