滋賀報知新聞(ニュース)平成13年7月26日(木)第12749号

民主・法雲 17万票程度なら重大局面

29日の開票速報の見所はこれだ!!

山下、大津市圧勝で川端に王手
=キチンと戦う川内、健闘の北田 =

(全 県)
 第十九回参院選通常選挙の滋賀選挙区(改選数一)は終盤戦に入り、自民前職の山下英利(48)=公明、保守推薦=、自由連合新人の北田緑(30)、共産新人の川内卓(45)、民主新人の法雲俊邑(53)=無所属の会、自由推薦、社民支持=の四候補が最後のデッドヒートを繰り広げている。二十九日に投開票が行われるが、開票速報の見所をまとめてみた。 (敬称略)          

【石川政実】

昨年の参院滋賀選挙区補選と衆院選小選挙区の得票一覧 表の上段は、昨年10月に行われた参院滋賀選挙区補欠選挙での山下、法雲、川内の得票。下段は同年6月に行われた衆院小選挙区選での得票。1区は法雲欄が現職の川端達夫、山下欄が前職の目片誠、川内欄が吉原稔、北田欄が栗岡尋孝の得票。2区は法雲欄が前職の武村正義、山下欄が現職であった小西哲、川内欄が桧山秋彦の得票、3区は法雲欄が奥村展三、山下欄が現職の岩永峯一、川内欄が林俊郎の得票。(単位は票、カッコ内は構成比%)。

●山下30万の大台か
 投票率が六〇%以上なら「小泉旋風」で山下が法雲のほぼ倍の三十四万票近くで圧勝。逆に五六%程度なら、山下と法雲との接戦に。投票率は六〇%弱が目安か。七月十一日現在の有権者は、百四万四千二十一人。

 ●武村2区で9万がノルマ
 今回の参院滋賀選挙区選は次期衆院選の前哨戦。 山下は、衆院現職の川端が1区の大津市で得票した六万二千票(表参照)を破れば、衆院前職の目片信の雪辱のみならず、将来的には(山下の)衆院くら替え気運も出てくる。2区では法雲が、補選で山下が獲得した八万九千票を下回れば、十月の衆院補選での武村正義復活劇にかげりも。また自民は衆院現職の小西哲の死去で後継者問題に揺れているが、比例で自民・有村治子が五万票近くをとれば、場合によっては武村の対抗馬に。なお衆院小選挙区は4区になる予定だが、長浜市、坂田郡、東浅井郡、伊香郡の一市三郡で法雲が山下を引き離せば、将来的には4区の目も。3区は、法雲が補選の約五万票にとどまれば、次期衆院選出馬の奥村展三に「赤信号」がともる。

 ●戦いの「徳」
山下優勢は否めないが、他候補はいかにキチンとした戦いをするかがポイント。法雲が十年の参院選で旧さきがけ系の大久保貴が得票した十七万五千票を下回れば、民主内に責任問題が勃発しそう。川内は、補選の六万三千から七万票が最低ラインか。北田も十年の参院選で加藤成一が得票した二万九千票を越えれるかが見所。


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北びわこ周遊観光キャンペーン

スポット紹介ガイドブック

=JRの主な駅で配布、PR=

北びわこの観光スポットを紹介しているガイドブック
(全 県)
 北びわこ周遊観光フォーラム(県と県観光連盟で構成)は、「夏の北びわこ周遊観光キャンペーン」実施に伴なってガイドブックを作製した。サイズはA4判で十八万二千部発行し、京阪神と中京地域の主なJR駅、東京および名古屋の滋賀県観光物産情報センターなど県外の主な情報発信地で無料配布している。

 このキャンペーンは、北びわこ地域の歴史・文化・自然など多彩な観光資源を生かして、多くの観光客の誘致を図るため、観光スポットやイベント情報、鉄道・バスなどの交通アクセス情報を提供するもので、JRとタイアップすることで鉄道利用の促進を図り、琵琶湖環状線の実現を図ろうとするもの。

 ガイドブックは、周遊スポットとして「みずべの景観満喫」「北びわこの歴史散策」「余呉湖・森林・渓流での自然体験」の三コースを紹介。なかでも北びわこ周遊観光キャンペーンで人気のある賤ヶ岳、竹生島へのアクセスやハイキングコースは、イラストを盛り込んで分かりやすく紹介している。

 このほか、▽SL北びわこ号の運行日▽北びわこ周遊マップ(湖西線マキノ駅〜北陸本線米原駅周辺ほか)▽北びわこ周遊スポット巡回バス情報▽JR北陸本線長浜〜近江塩津駅間の臨時列車の運転時刻▽レンタサイクル情報―を掲載した。
 また、今回の同キャンペーンでは特別企画として、南浜漁港から竹生島をめぐる湖上バスや、尾上漁港から湖上遊覧を楽しめる湖上タクシーの運航を初めて企画した。


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県民との距離縮めた

第1回県政どこでもトーク

=野洲町で開催=

ざっくばらんに意見交換する参加者と県部課長
(全 県)
 県はこのほど、野洲町史跡探訪会(山崎徳三郎代表)の要請で、第一回「県政どこでもトーク」をコミュニティーセンターきたの(野洲町)で開催した。

 同会は、昭和四十五年に発足、町内外の史跡や文化財を探訪し、故郷を見直しながらまちづくりに生かす活動を行っている。現在、約七十人の会員の高齢化が進んでいることもあり、「住み良い福祉のまちづくり」について県政にどんな応援を市民は求めているのかを本音で語り合おうと考え、県政どこでもトークに申し込んだ。今回のトークには、会員約二十五人が参加した。

 県からは、池口博信・健康福祉部長、米田博・同部健康福祉政策課課長、森本佳博・同課主幹、笹井仁治・広報課広報企画担当副主幹の四人が出席。池口部長が「二十一世紀、県は躍進と発信をスローガンに県民とのパートナーシップを大切にしながら県政を進めていく。このトークを今後の取り組みの参考にしたい」とあいさつし、「高齢者、福祉、少子化、住み良いまちづくり、医療供給、健康づくりの六つを柱に住民に密着したくらし安心県を実現していく」と県政の姿勢と具体的な高齢社会の実情などを説明した。

 また、質疑応答では、参加者からの「行き先が決められている介護激励クーポンは利用しにくく、介護者が高齢者を預ける場合もなかなか引き受けてくれる施設ない」との意見に、池口部長が「以前は県単独の制度として毎月五千円を支給していたが、介護保険にこの制度が組み込まれたためクーポンに変更した。これからは使いやすい方法を検討する」と答えた。

 同会会員の荒川又一さん(85)は「県の部長と話ができるとは、昔では考えられないこと」と感動し、同町で民生委員をしている永田清美さん(60)も「県の情報が一住民にも届き、埋もれている声を吸い上げてもらうためにも、このような取り組みは必要」と好評だった。


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米国セント・ジョンズ市

甲西町で児童絵画展

=カラフルな力作50点ずらり=

甲西町立図書館で開かれている絵画展
(湖南・甲西町)
 甲西町と姉妹都市提携を結んでいる米国セント・ジョンズ市の児童絵画展が、同町立図書館で開かれている。八月一日まで。

 この展覧会は、セント・ジョンズ市教育委員会のジェニー・マキャンベル氏が平成七年夏に来町したのをきっかけに始まったもので、絵画展のほかに教職員の相互訪問を行っている。同町の小学生はこの夏休み中に絵画を仕上げて、セント・ジョンズ市に送ることにしている。

 会場には、カラフルな作品が五十点並べられ、子どもたちの感性が生き生きと伝わってくる。赤や青、黄など組み合わせた抽象的なものや、かかしが立つ素朴な牧場の風景が、力強いタッチで描かれている。

 ミシガン州セント・ジョンズ市の人口は約七千四百人で、酪農と農業(大豆、麦)が産業の中心。同町との交流は平成七年から始まり、児童を中心にした交流が続けられている。


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新旭町自然エネルギー体験&展示

8月4日〜19日
=風車村を自然エネルギー公園へ=

会場となる新旭町風車村
(湖西・新旭町)
 「新旭町自然エネルギー体験&展示」が八月四日〜十九日午前九時から午後四時まで、風車村(新旭町藁園)で開催される。主催は新旭町、新旭町自然エネルギー体験&展示事業実行委員会。入場無料。

 これは、エネルギーを自給し、資源循環型の社会を築くことを目指して策定した「新旭町エネルギービジョン」の中の風車村を自然エネルギーの体感できる公園にするというプロジェクトの一環で、風車村を訪れる人に自然エネルギーを身近に感じてもらい、導入を考えてもらうことが狙い。

 会場には、「太陽光発電ブース」での太陽光パネルに触れることができる体験型太陽光パネル(エイワット作成)や料理ができるソーラークッカー(同作成)、先着五十人にソーラープラモデルを作ってもらいレースをするソーラープラモデルカーの作成(関西電力(株)大津営業所作成)、「太陽熱利用ブース」での太陽熱温水器の効果をPRする太陽熱温水器の展示(エイワット作成)、「風力発電ブース」での地元の竹で竹風車を作る竹風車の設置(エイワット作成)や小型風車(湯浅電池作成)の展示、「小水力発電ブース」での既存の水車を使って人力で水車を回して発電する小水力発電、「自転車発電ブース」での自転車をどれだけこげば電力ができるかが体験できる自転車発電、「バイオマスブース」での菜の花を利用したBDFの精製の展示をするBDF精製機(エルフ作成)、「クリーンエネルギー自動車ブース」でのソーラーカーの展示(荏原製作所作成)など各企業の協力のもと七ブースが設置される。

 また、自然エネルギーの各展示品には、家庭で導入するときに目安となる値段表示も添えられる。


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