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滋賀報知新聞(ニュース)平成13年7月27日(金)第12750号
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サロン・ド・まちかど
暮らしに彩りを
=トールペイント作品展=
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力作が並ぶ会場――八日市まちかど情報館で――
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(湖東・八日市市)
八日市駅前の本町商店街にある八日市まちかど情報館では、同館で開講しているトールペイント教室で作品づくりに励む生徒と指導する伊藤千代さんの作品を紹介する作品展「暮らしに彩りを」が開かれている。八月十日まで。
花や風景、かわいい動物たち、ビンや小物など、鮮やかなタッチで立体的に描かれた作品が、単に美術作品としてだけでなく、玄関や部屋に飾られたり、小物入れなどとしてテーブルの上に置かれたりすることで、回りの雰囲気も華やぎ明るくする。
今回は、教室で習いはじめて二―三年という生徒七人と伊藤さんの、額、ボックス、トレイ、CDラック、作品約五十点を展示。会場に訪れた見学者が思わず作品に顔を近付けて行く。また会場では、鉢や小物などの展示販売も行っており、見学者の人気を集めている。
なお、今回の作品展に合わせて体験教室が八月二十一日午後二時から同館で開かれる。素材はハートのワイヤー付きプラーク。参加費は材料や筆代など二千円。仕切りのある水入れと古タオル一枚持参。参加希望者は、八月二日までに同館(TEL0748―23―4528、月曜日休館)へ。
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愛東町 PR兼ねてイベント開催
やっぱ、夏はスイカやでぇ〜!
=29日 種飛ばし、早食い、目方当てなど=
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(湖東・愛東町)
メロン、ブドウ、ナシなど、おいしい果物が生産される愛東町で、肩身が狭い思いをしていた夏を代表する果物スイカの生産が再び盛んになり、生産農家で組織するあいとう西瓜組合による愛東産スイカのPRを兼ねた「あいとうスイカまつり2001」が、二十九日午前十一時から道の駅あいとうマーガレットステーション(同町妹)で開催される。
かつて、愛東町がまだ角井村だったころにはスイカの名産地として知られ、「角井スイカ」は京都市場で絶大な人気を誇った。社会の変遷や新たな果物の栽培が進められてきた結果、スイカ栽培農家は減少、スイカに代わる名産品が誕生し、同ステーション内のあいとう直売館でも、スイカの居場所がなくなっていた。
同館を訪れる観光客などからの要望もあり、これにこたえようと町内生産農家の有志が立ち上がり組合を結成、再び生産が始まり、出荷が始まった。
やっぱり暑い夏にはスイカが似合う。まつりでは、縁側でスイカを食べて種を飛ばした思い出のある人もない人も一緒に参加できる「種飛ばし大会」「スイカ目方当て大会」「早食い大会」を行うほか、最後に「ビンゴ大会」もある。全て上位者に賞品、参加無料。
詳しいことは、同ステーション(TEL0749―46―1110)まで。
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さわやかな涼感 伝統の技と美
「近江麻布《のれん展》」
=旧外村宇兵衛家で開催中=
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旧外村宇兵衛家で開催中の「近江麻布《のれん展》」
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(湖東・五個荘町)
さわやかな涼感と優雅な光沢、伝統の技術と感性が息づく夏の風物詩第二弾「近江麻布《のれん展》―近江商人のベンチャービジネス―」(近江商人屋敷・五個荘町観光協会主催)が、近江商人屋敷の旧外村宇兵衛家で開かれている。八月二十六日まで。
織物産地の中でも古い歴史も持つ近江麻布は、別名「近江上布」とも呼ばれ、彦根藩の国産政策(農家の副業として製織を奨励)を受けたほか、幕末に活躍した近江商人の持ち下りによって全国にその名声を高めた。
持ち下りとは、近江や上方の地場産業の産物を関東へ持ち下り、関東・東北の原材料を上方へ登せ荷する大型流通機構のことで、近江麻布を地場産物に―と考えた五個荘商人・中村治兵衛は、農家の内職として製織技術を指導。「外与」の外村与左衛門も麻売商から大成した五個荘商人で、このほか、塚本助左衛門、松居久左衛門、山中利右衛門などが挙げられる。また、「丸紅」「伊藤忠」で知られる湖東商人・伊藤忠兵衛もその内の一人で、近江麻布の歴史は「近江商人の歴史」と言われるほど代表的なものである。
同地域に代表される絞絣は、江戸時代後半の嘉永三年(一八五〇年)ごろに考案された新技術。この頃の越中・越前(越後上布)では藩の統制がきびしく、麻織の生産定着に困難をきたしていたが、近江では縮(ちぢみ)や絣(かすり)の製法開発が進み、幕末に活躍した近江商人の手によって全国に販売される有名品に成長していった。
なお、屋敷内で揺れるのれんは、平成十年に結成した湖東繊維工業共同組合・女性部「麻美夢女模(まみむめも)」の作品で、素材が持つ表情と魅力を伝えようと、麻やウール、綿、化合繊による交織などバラエティー豊かなのれんを展示している。
同展企画の商工観光課では「化学繊維の登場と生活様式の変化で麻織物の用途は大きく変わったが、伝統を残しながら寝具を中心とした生産を高めている。先人のあくなき技術へのこだわりが踏襲(とうしゅう)されている」と話している。
開館時間は午前九時半から午後四時半まで。月曜休館。問い合わせは五個荘町商工観光課(0748―48―6678)または同町観光協会(0748―48―2100)へ。
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夏本番告げるビッグイベント
第四回 商工まつり夏フェスティバル
=能登川駅前広場で8月4日=
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(湖東・能登川町)
夏本番を告げる町の大イベント「第四回商工まつり 夏フェスティバル」(能登川町商工会主催)が八月四日、JR能登川駅前広場の特設会場で開催される。
午後六時半、商工会女性部による「水車太鼓」でスタートし、息の合った連携と斜め打ちの妙技が披露される。また、おちゃめなクラウン・マサミによるバルーンパフォーマンスショーや、暁照夫・光夫の三味線漫才、山口のり歌謡ショー、ふしぎ光マジックショーなど多彩なステージが企画され、子供から大人までが楽しめる見応え満載なイベントが展開される。
会場一帯では、井口商店のたこ焼き・フランクフルトや能登川美容組合のりんご飴、能登川料理飲食組合のコロッケ・焼きそばなど商工会員による模擬店が多数出店。フィナーレには、総計二百人に当たる大ビンゴ大会も行われる。
午後五時スタート。詳しくは能登川町商工会(0748―42―1158)へ。
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情感溢れる
「楊興新胡弓コンサート」
=8月21日ひこね市文化プラザ=
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楊興新(ヤンシンシン)
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(湖東・彦根市)
「楊興新(ヤンシンシン)胡弓コンサート」(主催=ヤン企画株式会社)が八月二十一日午後六時半から、ひこね市文化プラザエコーホール(彦根市)で開催される。
楊興新氏は、昭和三十年中国東北部遼寧省丹東市生まれで、二歳のときに父が反革命分子のレッテルを貼られ投獄されてから、父の顔の記憶もないまま二十四年間父不在の生活を送った。六歳のときに長兄・楊興林の弾く胡弓の「競馬」に感動、初めて胡弓を手にする。後に胡弓演奏家の陳景勝氏に師事、十一歳でソリストとしてデビューしてからは演奏技術に磨きをかけ、各地の演奏会で絶賛。
しかし昭和四十一年文革の始まりとともに父の罪のあおりを受け、胡弓演奏活動を止め、農村へ下放される。十年後文革が終わりまもなく父の無実も証明され、楊国国立潘陽音楽大学に入学し、首席で卒業。大学と潘陽の政府から栄誉賞を授与された。
そして、昭和六十三年、日本人女性と出会い結婚、永住を決意するが三年後に妻がクモ膜下出血で倒れ、介護の必要な身となる。妻を励ます意味も込めて日本での演奏活動を本格的に開始し、作曲を手掛けたオリジナルアルバムは現在まで五枚。中国伝統楽器胡弓の可能性を追究、胡弓として初めて和音を奏でることを可能にした「三弦板胡」を創作。また、ジャンルや国境を越えさまざまな文化を取り入れた楽曲で「立式演奏スタイル」を確立し、現代ポピュラー音楽・胡弓音楽の革新者として感情をダイレクトに表現していく胡弓の新世界を開拓した。
コンサートでは、ピアノと胡弓の共演による中国やモンゴル、日本の代表曲、民謡、また自らの体験や感情を綴ったオリジナル曲“黄砂(平成六年作曲)”、“日本海(同七年作曲)”、“絶唱(同九年作曲)”などをトークを交えながら演奏する。ピアノと胡弓で弾き語る“静”のスタイルとは対称的に、バックに和太鼓やシンセサイザーほか、ベースやギター、琴や琵琶などの楽器のサポートを得て、縦横にステージを駆けめぐる“動”の迫力に満ちたサウンドスケールで観客を圧倒する。入場料は一般五千円(全席指定)。チケットの申し込み、問い合わせは、楊興新チケットセンター(電話0120―15―8359)まで。
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