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滋賀報知新聞(ニュース)■平成13年8月5日(日)第12760号
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生き物の違いから川の状態調べよう
親子エコクラブ 水の汚れ実感
=八日市市内の親子21人 身近な環境学ぶ=
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川に入り水生生物を採集する子どもたち――八日市市神田町地先の吉田井川で――
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(湖東・八日市市)
水の中に住む生物から水環境を知る「親子エコクラブ」(まちをきれいにする八日市市民運動推進協議会主催)がこのほど開かれ、参加した八日市市内の親子が八日市市内と永源寺町内で川の様子を調べた。
毎年夏休みに小学一年生から三年生とその保護者を対象に開いているもので、今回も二十一人の親子が参加し、八日市市内の中野大川(小脇町地先)、吉田井川(神田町地先)と、永源寺町の渋子川で水生生物を採集し、生物の種類の違いから川の状態の違いを学んだ。
参加者は川に入り、川底の石をめくるなどして網や素手でサワガニ、トビケラ、ブユ、ヒルなどを採集。
図鑑を見たり、安土小学校の青山喜博教諭の説明を聞いて、鈴鹿の山から流れ出た清水が、琵琶湖へたどり着くまでにどれだけ汚れてしまうのか、また、水環境を守るために、私たちができること、やらなければならないこと、日常生活の中で注意しなければならないことなどについても、参加者みんなで考察した。
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山本陽子主演
『付き馬屋おえん―恋は未練よ紅牡丹―』
=八日市文芸会館で発売中=
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(湖東・八日市市)
女優・山本陽子の当たり役「付き馬屋おえん」(南原幹雄原作)の新作で、松竹特別公演の『付き馬屋おえん―恋は未練よ紅牡丹―』が九月十二日、県立八日市文化芸術会館で行われる。
付き馬屋は、遊郭でためたツケを払わない客から借金を取る取り立て屋のことで、吉原遊郭を舞台に薄幸の遊女や庶民のために活躍する付き馬屋・おえんの人情物語。今回の「恋は未練よ紅牡丹」は、文政六年に江戸城中で実際に起きた事件が題材にされており、おえんの悲恋や庶民たちの生活が克明に描かれている。
主演の山本陽子をはじめ、ベテラン俳優・川野太郎、中山仁らが出演するほか、歌舞伎で馴染みの河内山宗春、片岡直次郎が迫力ある演技を見せる。
午後六時開演。全席指定で一般四千円(当日は五百円増)。チケットは同館のほか、アルプラザ八日市、日野町わたむきホール虹、蒲生町あかね文化センター、近江八幡市文化会館、平和堂近江八幡店、ひこね市文化プラザで発売中。
詳しくは八日市文化芸術会館(TEL0748―23―6862)へ。
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町並みを美術館・博物館に
商人塾のPRポスター完成
=屋敷やお宝など一挙公開=
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(湖東・五個荘町)
船板塀や白壁の土蔵が続く五個荘町の町並み観光イベント「ぶらりまちかど美術館・博物館」&「第十五回ごかのしょう新近江商人塾」のPRポスター(A2判)がこのほど完成し、近隣各町の観光施設をはじめ、関西・名古屋エリアのJR駅構内に配布された。
町並みそのものを美術館・博物館に見立て、普段は目にすることが出来ない屋敷や所蔵のお宝など約三十カ所を公開する人気のイベントで、現在活躍中の画家や陶芸家作品も展示される。
今年は九月二十三、二十四日の両日午前九時半から開かれ、金堂と川並を中心とした旧宅を一挙に公開。大城神社馬場ではガマの油売りや南京玉すだれ等の大道芸が行われるほか、外村宇兵衛邸では大茶会、旧南幼稚園跡ではフリーマーケットが催される。毎年この二日間で約二万人が訪れ、時代を駆け抜けた商人の文化と芸術の秋が楽しめる。
また、二十三日のみ「ごかのしょう新近江商人塾」と題した時代絵巻パレードが繰り広げられ、合羽姿の五個荘商人や丁稚、鹿鳴館スタイル、人力車夫などの大正ロマンが再現される。開催時間は一回目が午前十一時から、二回目は午後二時から。
なお、同町商工会では時代絵巻の参加者四人を募っている。募集するのは、人力車夫二人と鹿鳴館姿の女性二人。詳しくは同会事務局(TEL0748―48―4905)まで。
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蒲生出身の洋画家
野口謙蔵生誕百年
=記念事業開催中=
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(湖東・蒲生町)
蒲生町出身の洋画家、野口謙蔵の生誕百年記念事業が、一日から同町あかね文化センターをメーン会場に実施されている。各行事の参加の問い合わせは同町教育委員会(TEL55―4893)へ。
【資料展・野口謙蔵43年の生涯(12日まで)】掛軸、扇子、陶版、スケッチブック、書簡などを通じ、日本的洋画を育んだ生き様、交友を浮き彫りにする/あかね文化センター
【講演「野口謙蔵と米田雄郎」(11日)】石塔寺住職だった米田氏は、歌人前田夕暮門下生として大正時代から昭和三十年代まで活躍した歌人。謙蔵が中学生の頃から交流を始め、精神面に大きな影響を与えた。午後二時から鈴鹿高専文部教官の久留原昌弘氏が講演した後、午後三時から同氏を交えて歌人の小西久二郎氏、同じく歌人の城敏子氏らが座談会を繰り広げる。定員は八十人/あかね文化センター。
【見学会 野口謙蔵のふるさとをたずねて(11日)】県立近代美術館、あかね文化センター、野口記念館を巡る。参加は入館、保険、昼食代金を含めて二千円。
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戦中の子ども土人形で表現
「日野と太平洋戦争展」
=5日は戦争を語る会を開催=
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近江日野商人館で開催されている戦争展
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(湖東・日野町)
第十四回「日野と太平洋戦争展」が、日野町大窪の近江日野商人館で開催されている。正野雄三館長は「子どもたちが夏休みの学習として、当時のことを知るおじいさん、おばあさんと展示を見て、太平洋戦争を知るきっかけにしてもらいたい」と話している。三十日まで。
今回の特別展は、「土人形で伝える戦時中の子どもたち」のほか、「戦時中の学童用品や生活用品」、「戦争体験を語る会」を企画し、戦争は何であったかを語り、平和の大切さを訴える。
「土人形で伝える戦時中の子どもたち」は、戦争を知らない子どもたちや親に、戦時下の子どもたちが、どんな学校生活を送ったのか知ってもらおうと、当時の様子を土人形五十点で表現した。
太平洋戦争が始まった昭和十六年十二月、小学校は「国民学校」に名称が変わり、子どもたちは「少国民」と呼ばれた。戦中、師範学校の学生だった正野館長が、実習校などで接した子どもたちを思い出し、一体一体心を込めて製作した。兵隊送りや遺骨迎え、爆弾落下時の伏せの練習など、疑うことなく軍事教育を受けた児童の姿を生き生きと再現した。
「戦時中の学童用品や生活用品」では、兵士たちが戦死しないように願ってつくった千人針や、爆弾を抱えたまま敵艦に体当たりする特攻隊に贈られた寄せ書き、空襲による熱風でぐにゃぐにゃに曲がったガラス瓶などが展示されている。
五日午後一時からの「戦争を語る会」は、同町在住のお年寄りが自らの体験を語る。生命の尊さを無視した人間魚雷、多くの一般市民が犠牲になった旧満州の混乱などを証言し、不戦の誓いを新たにする。
同館の入場は大人三百円、小人百二十円、団体(三十人以上)二百五十円。 毎週月曜、金曜日は休館。詳しくは、近江日野商人館(TEL52―0007)へ。なお、「戦争を語る会」の語り手と内容は次の通り。敬称略。
▽中野千代子「満州の思い出」=昭和二十年三月、結婚したばかりの夫と満州へ出発し、敵の攻撃による沈没の不安を抱きながら関釜連絡船で釜山港へ。終戦末期の旧満州での混乱を語る。
▽吉永史郎「人間魚雷の搭乗員」=人間魚雷「回天」は敵艦に体当りする兵器で、日本の敗戦色が濃くなった昭和十九年に誕生した。私は悲壮な覚悟で、回天の搭乗員として訓練を受けていた。
▽井上逸多「今も残る戦争の傷跡」父が戦死したため幼い私は大きな心の傷を受けた。大好きな母と妹と別れて暮らさねばならなくなり、将来に不安を抱くようになった。
▽木田進三「夜光虫と水兵」=十六歳で志願して海軍に入った。昭和十九年五月、「(アメリカの総指令官)マッカーサーの首をはねよ」との命令で、商船を改造したにわか造りの船でフィリピン・マニラに向かった。
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