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滋賀報知新聞(ニュース)■平成13年8月7日(火)第12762号
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自転車持ち込める
ガチャコン号
=近江鉄道運行中=
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(湖東・彦根市)
近江鉄道(本社・彦根市)は、無公害で健康増進に役立つ自転車の気軽に利用しやすい環境をつくろうと、電車に自転車を持ち込めるサイクルトレイン「ガチャコン号」を十二日まで運行している。
サイクルトレインの運行時間は午前九時から午後四時までで、利用可能駅は十九駅。ただし、折り畳み式の自転車は手回り品扱いとなるため、指定駅以外でも乗降できる。
さらに特典として自転車を持ち込んで乗車し、所定のカードにスタンプを集めると、抽選でプレゼントが当たる。詳しくは近江鉄道運輸課(TEL0749―22―3303)へ。
なお、利用可能な駅は次の通り。
▽米原▽鳥居本▽彦根口▽高宮▽尼子▽豊郷▽愛知川▽五個荘▽八日市▽長谷野▽大学前▽京セラ前▽桜川▽朝日大塚▽朝日野▽日野▽水口松尾▽水口▽水口城南
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八日市市平和祈念展2001
「平和」を再考 青少年・兵隊・飛行場にスポット
=12日まで市立図書館 小中学校の学習成果も発表=
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戦争を物語る品々が並ぶ会場
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(湖東・八日市市)
悲惨な戦争体験を風化させることなく、二十一世紀を戦争のない平和な世紀に――の願いを込めて、もう一度「平和」について考えてみようと、八日市市「平和祈念展2001」(市・市教委・平和記念展等開催実行委員会主催、県後援)が市立図書館二階の集会室と風倒木ギャラリーで開かれている。十二日まで。
集会室では、「軍国時代の青少年」「兵隊に行く」の二つのテーマで展示。「軍国時代の青少年」では、子ども用鉄かぶとやおもちゃの銃、少年兵募集ポスター、徹底した軍国主義教育、子どもたちの遊びの中にまで浸透した軍国主義を物語るおもちゃなどの品々で、当時の青少年を取り巻く状況を検証する。また、市内の小中学校で子どもたちが取り組んだ平和学習の成果とあわせ、当時と現代の戦争感や平和への思いを比較することもできる。
「兵隊に行く」では、長男誕生後十三日で出征し、レイテ島で戦死した藤田周太郎太郎さんや、ニューギニア島で終戦の日から二か月後に戦病死した佐生幸次郎さんら市内の出征者男女六人にスポットをあてた展示を行うほか、テレビ放映された体験インタビューや八日市飛行場などについてのビデオも放映されている。
このほか、近江八幡市出身でカンボジアで寺小屋をつくって学校に行けない子どもたちの支援を続ける「カンボジア子どもの家」代表の栗本英世さんが、現地で地雷除去に取り組む様子や、本物の地雷を紹介し、戦争や内戦の終結後の今なお残り、人々を傷つけ脅かす「戦争」の痕跡から、世界平和について考える。
風倒木ギャラリーでは「八日市飛行場の面影」と題して、中川三治郎さん(東本町)の協力を得て、関係写真や、木製プロペラ、偵察用カメラ、機銃薬きょうなどの品々を展示し、その歴史をたどる。
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州政府に幼教スタッフ、活動成果あがる
五個荘町の辻さん帰国を報告
=青年海外協力隊でスリランカに2年=
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帰国を報告、青年海外協力隊としてスリランカで活動した辻千春さん(五個荘町役場・町長室で)
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(湖東・五個荘町)
青年海外協力隊の一員としてスリランカで活動した五個荘町小幡在住の辻千春さん(34、現・町東幼稚園教諭)が二日、同町役場を訪れ小串勲町長に帰国を報告した。
辻さんは、幼稚園教諭としての知識と経験を伝えようと今年七月末までの二年間、スリランカ北西部州の幼稚園教諭を対象にした幼児教育の指導等を行ってきた。
報告によると、現地には公立幼稚園はあるものの千五十二園のほとんどは寺小屋的な施設で、人・物・お金の「ないないづくし」に加えて教育要領も決まっていない。しかし、学歴社会の意識は強く、財政的に恵まれる園では英才教育を進めるなど、園の貧富の差はますます広がっているという。
辻さんはそのなかで、実体験から学んだ「工夫の精神」を伝えようと様々なアイデアを紹介し、具体的な幼児との接し方や遊戯をはじめ、幼児教育の展開方法を指導。集めたデーターを州政府へ提示し、帰国時には幼児教育スタッフが州政府に置かれるなどの成果が上がった。
現地での活動について辻さんは「国や言葉が違っても考えていることは同じ。私の知識は伝えられたと思う、また逆に多くの勉強をさせていただき自分自身の再確認にもなった」と話し、二年分の写真を一枚一枚説明していた。
小串町長は「人間的に大きくなって帰ってきてくれた。経験から積んだ自らの財産を町の皆と分かち合ってください」とねぎらい、今後の活躍に期待を寄せている。
青年海外協力隊は、アジアやアフリカなどの人々のために自分が持つ技術・経験を生かす青年たちで、昭和四十年に発足した国際協力事業団の派遣のもと、これまでに約二万千人が活動してきた。現在も約二千六百人の隊員が世界六十三カ国で活躍し、発展途上国の国造りのためにボランティア協力を行っている。
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夏の味覚たっぷり味わって!
川守観光ぶどう園オープン
=太陽の恵み受けて糖度最高=
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完全発酵堆肥と有機肥料で栽培した新鮮なぶどう
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(湖東・竜王町)
竜王町の竜王川守観光ぶどう園(若井幸二代表)がこのほどオープンし、従業員は出荷作業に追われている。今月上旬は宅配が中心になるが、暑さがやわらぐ中旬以降は行楽客でにぎわうという。
二・三ヘクタールの園内では、マスカットベリーAなど七種類を栽培している。今が旬なのは、アリーシチューベーとヒムレッド、デラウェアーの三種類。今年は七月に入って雨が少なく、高温が続いたため糖度は高く、あっさりした甘味が受けている。
また、中旬以降になると同園自慢の紅富士、竜宝が味わえる。甘酸っぱい味わいが売り物のこの品種は、房から粒がとれて形が崩れやすいことから店頭に並ぶことは稀で、ぶどう園でしか口にできない。
代表の若井さんは、「日野川のそばで土質もよく、完全発酵堆肥と有機肥料で栽培した新鮮なぶどうをぜひ味わってほしい」と話している。
なお今夏からは、東近江地域で収穫されたぶどうを原料にしたワイン「雪野浪漫」を販売している。容量は七二〇ミリリットルで、定価千五百円。
営業は九月末日までで、開園時間は午前九時から午後六時。入園は食べ放題で大人千円、子ども八百円、幼児五百円となっている。詳しくは竜王川守観光ぶどう園(TEL57―1290)へ。
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「三仏堂」など保存修理に着工
31番札所の長命寺
室町後期の建築技法明らかに
=県教委が3年がかりで修復=
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解体修理が始まった右から三仏堂、護法権現社渡廊下、同拝殿
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(湖東・近江八幡市)
近江八幡市の長命寺(武内祐韶住職)で、県の有形文化財に指定されている三仏堂、護法権現社拝殿及び渡廊下の歴史建造物計三棟を保存修理する工事が始まった。
同寺は、西国三十一番札所として知られ、庶民の間に観音信仰の浸透とともに県内外から多くの巡礼者が訪れ、琵琶湖を望む景勝地としても人気がある。
長年の風雨や経年の傷みで持ち前の建築造形美が失われ、耐久性も問題になってきたため県教委が、総事業費約二億五千万円を投じ、工事を行うことにした。
山腹の境内の頂部に位置する三棟は、室町時代後期の建造物で大永四年(一五二四)再建の本堂(重要文化財)などとともに桧皮葺(ひわだぶき)屋根が連なる独自の伽藍(がらん=寺院の意)景観を構成する貴重な建造物で、建造当時の部材が比較的多く残されていることが分かっている。
解体により建立当初の建築技法や後の修理の経過が明らかになり、学術的資料が得られるものと期待が寄せられている。
三仏堂(桁行五間梁間四間・建て面積一○六平方メートル)と護法権現社拝殿(桁行三間梁間二間・同二四平方メートル)は、入母屋づくりで渡り廊下(桁行一間梁間一間・同四平方メートル)は、唐派風(からはふう)造り。
拝殿は開山の祖・武内宿禰(たけのうちのすくね)をまつる護法権現社本殿の手前に位置し、三仏堂と渡廊下でつながれている。
工事は三年計画で進められ、今年度は、三棟の建物を順次解体し、三仏堂は軸部や床など腐朽した部分を修理する半解体修復、護法権現社拝殿と渡廊下は全面解体修理を行う。
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