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滋賀報知新聞(ニュース)■平成13年8月9日(木)第12765号
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次世代に伝える平和の尊さ
13日に県遺族会がリレー行進
「戦争遺族をつくらせない」決意新た
=県立平和祈念館の早期実現要望へ =
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3日に大津市膳所公園で行われた県遺族会主催の平和祈念県下戦没者追悼式
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(湖西・大津市)
五十六回目の終戦記念日「八月十五日」が今年もやってくる。とくに今年は小泉純一郎首相が「戦没者に対し、敬意と感謝の誠をささげたい」と終戦記念日に靖国神社参拝の意向を示したため、内外から大きな注目を集めている。一方、世界に目を転じると、冷戦時代が終わったにもかかわらず地域紛争は後を絶たず、広島・長崎に原爆を投下された世界で唯一の被爆国日本の軍縮・核兵器廃絶への悲願は、まだ届きそうにない。このような情勢の中、わが国の平和の礎(いしずえ)となった戦没者に対し、改めて追悼するとともに、この地球上に再び戦争遺族をつくってはならないという決意のもと、財団法人県遺族会(山田利治会長)は十三日、大津市から甲賀郡各町を経て彦根市まで“第二十回慰霊と平和祈願リレー行進”を繰り広げる。
午前九時に県庁前で国松善次県知事に対し「平和の尊さを次の世代に伝える県立平和祈念館の早期実現」などの要望書を手渡した後、石部町役場前(午前十時二十五分〜十時五十分)…甲西町役場前(十一時〜十一時二十五分)…信楽町役場前(正午〜午後零時二十五分)…甲南町役場(一時二十分〜一時四十五分)…甲賀町役場前(一時五十五分〜二時二十分)…土山町役場前(二時四十分〜三時五分)…水口町役場前(三時二十五分〜三時五十分)…彦根駅前(五時〜五時十五分)をリレー行進し、彦根市の県護国神社には五時十五分ごろ到着予定。今年で二十回目を数えるリレー行進には、約千人の参加が見込まれている。
「第25回 みたま祭り」 ・県護国神社
県護国神社では十三〜十五日の三日間、境内で「第二十五回みたま祭り」が営まれる。約六千のみあかしを灯し、今日の平和と繁栄の礎になった県下の戦没者三万余柱の「みたま」を迎え、慰霊する。
【十三日】午後五時、慰霊と平和祈願リレー行進到着式。六時から、みたま祭り奉告祭。県遺族会会長、同理事代表、同婦人部代表、みたま祭実行委員長、地元遺族会理事(護国神社に参拝する県会議員の会代表)らによる玉串奉典が行われる。
【十四日】午後六時半から点灯式。
【十五日】午前十一時半から正午まで終戦記念式典。午後六時〜六時半まで県下戦没者慰霊祭。六時半から点灯式。また三日間とも、海外戦跡遺骨収集写真展、戦跡巡拝記録映画上映会が開催される。
バーチャル平和祈念館・県がHPで紹介
「平和祈念館(仮称)」建設に向け、戦争の遺品や資料収集を行ってきた県では、インターネットのホームページを使って、収集資料八千四百八十一点のうちの約百点や戦争体験のビデオなどを紹介している。
内容は、個人、テーマ展示▽県内の戦争関連施設などを示した地図▽戦争時の年表ーなど。
なお県のHPは、http://www.pref.shiga.jp/soumu/heiwa/
全国戦没者追悼式・県内から150人参列
八月十五日、東京の日本武道館において、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、全国から遺族代表を招いて、政府主催の戦没者追悼式が行われる。
滋賀県からは、遺族代表約百人が参列する。県代表の献花者は、久米つ子さん(79)=米原町=、最高齢者は奥村雄治さん(90)=草津市=。
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寝たきり痴ほう
高齢者対象に
=「寝具丸洗いサービス」=
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(湖西・大津市)
大津市福祉保健部高齢福祉・介護課はこのほど、(社)大津市社会福祉協議会に委託して「寝具丸洗いサービス」を実施する。
平成七年度より、同協議会が九月の敬老月間のお祝いとして実施していた事業を、寝たきりや痴ほうになった高齢者の衛生の向上を目的に、今年度より大津市の福祉サービスとして実施することとなった。
サービスの内容は、敷きふとん、掛けふとん(一人あたり上下二枚まで)の丸洗いと乾燥で、給付対象者は在宅のねたきりまたは痴ほうの高齢者のうち、必要と認めた人。
料金は寝具一枚につき二百円で、サービス申請受け付け期間は十五日まで。希望者は、民生委員まで申し出て、同委員が申請手続きを行う。サービスの実施期間は、十月一日から三十一日。詳しくは、同課(電話077―528―2741)へ。
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県内中学生の
力作そろう美術展
=12日まで県立近代美術館=
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新堂中学校美術部生徒作品
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(湖西・大津市)
「近畿中学校美術展(滋賀展)・県中学校美術部展」と「県中学校美術教員展」が十二日まで、県立近代美術館ギャラリー(大津市)で同時開催されている。主催は県中学校教育研究会美術部会、県中学校美術教育連盟。入場無料。
この「近畿中学校美術展(滋賀展)」は、県内各中学校美術科の授業実践から生まれた作品の中から、第四十一回近畿中学校美術展に入選した水彩画・デザイン作品四十二点を展示。
また、「県中学校美術部展」では、県内各中学校美術部生徒の作品を展示し、出品者が互いに鑑賞することで活動意欲の高揚を図り、県民に鑑賞してもらい中学校美術部の活動の様子を伝えるようと、油絵・水彩画・デザイン作品・焼き物など県内中学校美術部三十五校より三百五十〜四百点を出品。
さらに、「県中学校美術教員展」は中学校美術科教員の作品展示を通して、相互の交流の機会を提供するもの。開館時間は午前九時半〜午後五時まで。
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国際的視点で平和と人権考える
寿福滋写真展「シベリアを越えて」
=野洲町の銅鐸博物館=
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古川館長の説明を聞きながらガス室の写真に目を留める子どもたち
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(湖南・野洲町)
野洲町の銅鐸博物館(古川与志継館長、野洲町立歴史民俗博物館)では三十一日まで、国際的視点で平和と人権について考える寿福滋写真展「シベリアを越えて〜杉原千畝のビザとユダヤ人たちの脱出行〜」を開催している。主催は野洲町、野洲町教育委員会。
杉原千畝氏は明治三十三年に岐阜県八百津町で生まれ、大正十三年から外務省に勤務。昭和十四年、ロシア語のほか語学に堪能だった外交官・杉原氏は、激変するヨーロッパ情勢を探らせる政府の目的のもと、日本との関係の薄い旧ソビエト連邦から独立したバトル三国の一つリトアニアの領事代理を命じられる。
翌年、ナチスドイツのポーランド侵攻により迫害を逃れてきたユダヤ難民に対し、国家か人権かの選択を迫られながらも日本通過ビザを昼夜発給。残された発給リストからは、約六千人が脱出し命が救われたことが分かる。ユダヤ難民は、シベリア鉄道で数千キロを移動、福井県敦賀港より日本を通過し、第三国へ出国した。今ではリトアニアから脱出した人々の子孫は三万一千人にのぼる。
同写真展では、写真家・寿福滋氏(滋賀県在住)の取材した写真百三十五点と一回で八百人が殺されたアウシュビッツのガス室(ポーランド)やシベリア鉄道・ウラジボストーク駅(ロシア)、敦賀港、岐阜県八百津町(杉原千畝生誕地)、杉原氏手書きのビザなどの写真を展示して、杉原氏の軌跡とユダヤ人の脱出行をたどる。
開館時間は午前九時〜午後五時で、入館料は大人二百円、高大生百五十円、小中学生百円。問い合わせは、同博物館(電話077―587―4410)へ。
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日本地方新聞協会 標語募集
読者とコミュニケーション
住民の信頼と連帯を深める
=天賞者を全国大会に招待=
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(湖東・八日市市)
滋賀報知新聞社の深田正治社長が会長を務める社団法人日本地方新聞協会(加盟百二十六社)は、全国の地方新聞愛読者から、今秋の新聞週間にちなんだ恒例の「地方新聞標語」を募集することにした。
地方新聞標語の一般募集は、毎年十月の新聞週間に合せて、全国各地の愛読者に地方新聞の活動を広く知ってもらうと同時に、地域住民とのコミュニケーションを深めることを目的に展開される。政治、経済、文化の発展に、報道を通じて寄与する地方新聞の社会性を改めて互いに認識する機会でもある。
昨年は全国各地から一万一千六十二通の応募が寄せられ、このうち最終審査に残った約千点の中には、滋賀報知新聞愛読者から寄せられた作品が六割近くを占め、天賞・地賞・人賞を独占するなど、ここ数年ほとんど入賞を果たしている。
今年も、全国各地から寄せられた応募作品の中から、同協会専属の選考委員会による第一次、第二次審査を通過した作品を対象に理事会の最終審査で上位作品を決定する。天賞獲得者を第五十二回全国大会(滋賀県で開催)に招待するほか、入賞など優秀作品を同大会式典で発表し表彰する。
地方新聞標語の募集要項は次の通り。
【趣旨】各地域にあって政治・文化・産業・経済の発展に報道を通じて寄与している地方新聞の姿を顕著に表現したもの。
【天賞例】地方紙は郷土を生かすエネルギー(九年度)地方紙は小さな支えで大きな力(十年度)地方紙の力が生きる時代くる(十一年度)地方紙の誇りで担え文化の灯(十二年度)。
【入選】天賞(賞状・賞金五万円)一点▽地賞(賞状・賞金三万円)一点▽人賞(賞状・賞金二万円)一点▽佳作(賞状・記念品)五点を選ぶ。
【表彰】天賞者を全国大会に招待するとともに、入選作品を同大会で発表し表彰する。
【応募】郵便はがき一枚につき一点(何枚応募も可)。はがき裏面に標語一点と住所、氏名、年齢、職業、電話番号、募集新聞名(滋賀報知新聞)を明記し、表面には「標語募集」と朱書する。
【締切】平成十三年八月三十一日(当日消印有効)。
【宛先】〒160―0017東京都新宿区左門町六、小野商ビル六○一、社団法人日本地方新聞協会内、新聞標語募集係(TEL03―5379―1531)。
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