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滋賀報知新聞(ニュース)■平成13年8月12日(日)第12768号
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熱で殺菌、臭いなし
琵琶湖の泥入り粘土で陶芸教室
=小学生60人が環境の体験学習=
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「淡海焼」を通して環境学習する子供たち
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(湖東・八日市市)
湖底の泥と陶芸粘土を混ぜ合わせ、琵琶湖の環境を学ぶ陶芸教室「夏休み子ども手作り教室」がこのほど八日市立建部公民館で行われ、小学生約六十人が絵皿など思い思いの作品作りを楽しんだ。
同教室は、子供向けの環境学習として建部公民館が開いたもので、陶芸家の中村幸三さんを講師に招き、人気急増中の「淡海焼」に取り組んだもの。淡海焼は、琵琶湖のしゅんせつ工事で出る湖底の泥と陶芸粘土を混ぜ合わせ、仕上げにヨシの灰を溶いた釉薬を使う技法で、環境に優しい循環型社会の新技法として近年注目を集めている。
参加した子供たちは、やや赤みがかった茶色の粘土をこね、水を含ませたスポンジや針金などを使ってカップなどの作品づくりに熱中。草花や幾何学模様などを描き、創作の楽しさを体験した。
中村さんは「琵琶湖の泥も熱で殺菌することで臭はなくなり、不純物も取り除ける。陶芸の土として活用できることを知ってもらえればと思う」と、琵琶湖への思いを話した。
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永源寺町が町職員倫理規程を策定中
「利益行為もってのほか」
給水一部窃取事件で町民から叱責
=9月1日から綱紀粛正期す=
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(湖東・永源寺町)
永源寺町生活課の副課長(45)が、水道メーターを通さない導水管を自ら工事し、約四年間にわたって給水の一部を窃取していた事件で、永源寺町では現在、公務員として常に公正な職務と倫理の徹底を図るため、国の国家公務員倫理法に基づく「永源寺町職員倫理規程」を作成している。
同副課長は、総務課財政係長だった平成九年七月当時、町が管理する町中西部簡易水道の本管から自宅(同町高野)の給水管に細工を施し、水道メーターを通らない二本の分岐管で洗車や散水用として不正使用していたもので、同宅の水道管を点検した水道業者の連絡によって発覚した。なお、この職員は七月十三日付で停職三カ月の懲戒処分と降任処分を受けている。
これを受け、簡易水道を管理する町水道課では、警察の調査と共に窃取された給水量を見積もっており、近く、算出された水道料金と賠償金を合わせた請求を行う動きだ。
また町では、今回の事件を「町民への背任行為」とする議会や町民の叱責を受け、急きょ、各課長らで構成する課長会および副課長を交えた管理者会を開き、公務員にあるべき倫理の徹底を記した町倫理規程案を提言。県市町村振興課ならびに近隣の実施市町から資料をかき集め、現在、細部の策定にあたっている。
倫理規程には、職員は一部の奉仕者でないことを深く自覚し、常に公平・公正かつ誠実な職務を執行する▽公私の別を明らかにし、職務や地位を私的利益のために用いてはならない▽勤務時間内外を問わず、自らの行動が公務に対する住民の信用に大きく影響を与えることを認識する―など、遵守すべき職員の原則が明記されており、汚職事件が勃発する国では、倫理監督官を置いた国家公務員倫理法を制定し昨年四月から施行させている。
県内の市町村でも、長浜市、近江八幡市、守山市、栗東町、中主町、野洲町、石部町、甲西町、水口町などの十八自治体(昨年九月末現在)がすでに策定しており、同町では、これらのアドバイスを得ながら作業を進め、今年九月一日から内部規定としてスタートさせる。
県市町村振興課では「事件をきっかけに作成する自治体や、職員の意識改革を目的とした自主策定とまで様々だが、職権利用の利益行為など公務員としての前に、人間としてやってはいけないことだ。この動きを機に、我々公務員は再度原点に立ち戻るべき」と話している。
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県内から33チーム、技術を競う
五個荘町消防団が5位に
=県消防操法訓練大会=
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小型動力ポンプの部で5位になった五個荘町消防団
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(湖東・能登川町)
厳正・敏速な団体行動とポンプ技術を競い合う「第三十六回滋賀県消防操法訓練大会」(主催=県、県消防協会)がこのほど、能登川町神郷の県消防学校訓練場で開かれ、県内各地から集まった十七支部の代表三十三チーム、二百四十七人が二部門に分かれて操法。来賓や家族ら約二千人が見守るなか、きびきびとした動作で消防技術を披露した。
同大会は、消防団員の消防操法技術を錬磨し、非常事態に際して機敏な行動がとれるよう対処能力を養うことを目的としており、今年はポンプ車の部に十六チーム百二十八人、小型動力ポンプの部に十七チーム百十九人が出場した。大会結果は次の通り。
【ポンプ車の部】優勝 信楽町消防団▽準優勝 大津市消防団▽3位 竜王町消防団▽4位 高月町消防団▽5位 彦根市消防団▽6位 甲西町消防団
【小型動力ポンプの部】優勝 甲南町消防団▽準優勝 木之本町消防団▽3位 近江八幡市消防団▽4位 土山町消防団▽5位 五個荘町消防団▽6位 志賀町消防団
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20日 あかね文化センター
国立文楽の人形浄瑠璃
=10〜18歳の青少年入場無料=
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豊かな感情を見せる人形浄瑠璃
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(湖東・蒲生町)
国立文楽劇場(大阪市)による人形浄瑠璃「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)・野崎村の段」が、二十日午後一時から蒲生町あかね文化センターで公演される。
文化庁と県、県教委、蒲生町、蒲生町教委、蒲生町文化体育振興事業団の主催。青少年の豊かな感性を磨こうと、文化庁の補助事業として全国三カ所で行われるもので、十―十八歳の若者は無料で鑑賞できる。
第一部は、音楽的な節回しで物語る「浄瑠璃」と演奏楽器「三味線」、演技する「人形」から成り立つ文楽についての解説と体験コーナー、第二部では、人形浄瑠璃「新版歌祭文・野崎村の段」が上演される。
「新版歌祭文・野崎村の段」は、大阪東横堀の油屋の娘お染が宝永十年(一七〇八年)、丁稚(でっち)久松との許されない恋を精算するために心中した事件を取り上げたもので、近松半二が安永九年(一七八〇年)に書き上げた。
全席自由で、整理券が必要。問い合わせは、蒲生町あかね文化センター(TEL0748-55―0207)へ
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東桜谷地区区長会
空港建設合意書
=日野町長に提出=
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(湖東・日野町)
日野町の東桜谷地区区長会(会長・山田康二川原区長)は七日、びわこ空港の建設を合意とする申し入れ書を奥野弘三町長に提出した。建設合意書については、関係集落の小御門、小谷の二集落が提出している。
申し入れ書によると、同地区の現状について「少子高齢化の現象、若者の流出による過疎化現象が著しく、更に地区の基幹産業である農業は、生産調整による厳しい経営を余儀なくされており、地区の将来が大変憂慮」とし、「びわこ空港建設が日野町及び地区の持続的な発展に最も重要であることを認識」することから、「空港建設の諸問題に協力すると共に空港建設に合意する決定となりました」と締めくくっている。
なお、同地区の構成集落は、原、川原、杉、杣、小野、奥師、鳥居平、中之郷、佐久良、奥之池の十区で、空港関係集落には入らない地域。
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