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滋賀報知新聞(ニュース)■平成13年8月16日(木)12772号
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滋賀県版レッドデーターブックに64種
自然史調査中間報告『ワイワイ自然塾』
=情報あれば教えて 26日まで開催中=
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自然調査の中間報告として開催中の「ワイワイ自然塾」
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(湖東・能登川町)
琵琶湖や森林など身の回りには沢山の自然がある。いちばん近くにある能登川町の自然はどのようなものなのか―、動植物の自然調査等を展開する能登川町立博物館は、これまでに開催してきた展示会と調査内容をまとめた自然史調査中間報告『ワイワイ自然塾』を開いており、夏休みの連日、幼児からお年寄りまで幅広い年齢層の来館者で賑わっている。二十六日まで。
博物館建設構想の中には《町の自然を調査する》の項目が組み込まれており、町内の自然活動団体・水生生物調査会とともに町内の動植物や魚類等の自然関連調査を実施してきた。
これまでに、「能登川の虫と草花」や「ツバメのお宿調査報告展」、「謎の動物コウモリ展」などの企画展のほか、「植物採取会」や「川の健康診断」といった自然体験教室も開き、毎回数多くの親子づれらが参加している。また近年では、ボランティアによる活動協力メンバーも生まれ、同館の収集や展示(小物制作)などを手助けしている。
今回の中間報告会は、これら各展示会の調査結果および標本類をまとめたもので、動物(八科一〇種)・植物(七三科一八二種)・鳥(二四科六三種)・昆虫(三二科一七六種)・魚(一二科三七種)・きのこ(二三科七五種)・岩石土壌(一一種類)の項目ごとに展示している。
調査報告会は、本来すべての自然調査を終えた最終時点で紹介されるのだが、最短でもあと十年はかかることから、五年目に当たる今年を中間報告会として開いた。しかし、県が作成した「滋賀県で大切にすべき野生生物(二〇〇〇年版)種数一覧表」(レッドデーターブックの滋賀県版)の中には、わずか五年で六十四種の生物名が記載されており、環境悪化を防ぐ水質浄化等の保全活動が求められている。
同館の山本一博学芸係長は「小学生が譲ってくれた植物標本や、近くで死んでいた動物を届けてくれた人など、町民みなさんの協力で今回の展示へつながった。今後も共動しながら多くの情報を発信し、町の自然を守っていきたい。また、展示期間中に「へんなムシをつかまえたよ!」というような情報があれば教えて欲しい」と話している。
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滋賀大が実践教育で学生派遣
=インターンシップ制度で業界へ=
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(湖東・彦根市)
滋賀大学経済学部(彦根市)は、今年度から近畿・東海圏に所在する企業や行政機関との間で、インターンシップ制度(学生が研修生として一定期間、企業や行政機関で仕事を経験し、それに対し大学側が単位の認定を行う制度)の覚え書きをかわし、主に三回生を対象に約四十人の学生派遣を決定した。
受け入れ企業は、滋賀銀行、綾羽、彦根市役所、長浜市役所、比叡ゆば本舗ゆば八、和菓子たねやなどの地元企業のほか、東洋紡、ワコール、コクヨ、ミズノ、竹中工務店、ダイハツ工業、サントリー、サンゲツ、宝酒造、豊田自動織機製作所など、多様な業界・業種に及んでいる。
各企業での受け入れ学生数はおおむね一〜二人だが、彦根市役所では、ひこねエコフェスタ、一般廃棄物処理、青少年育成、美術展の業務などに五人を受け入れるとしている。
実施時期は、八月から九月の夏休み期間中で、期間は一・二週間がもっとも多く、それぞれの研修に対して大学が一〜二単位を認定する。
経済学部のインターンシップ委員会(委員長・神山道教)によれば、国立大学の人文・社会系の学部でインターンシップ制度を実施しているところは非常に少なく、学生の体験学習の場として、また学生自身の職業意識の向上や職業適正の発見のため、インターンシップ制度は今後ますますその重要性が増大するとしている。
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サポート付き高齢者アパート
ケアハウス「信愛館」起工
=近江兄弟社地塩会=
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ケアハウス「信愛館」の完成予想図
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(湖東・近江八幡市)
社会福祉法人・近江兄弟社地塩会(岩原侑理事長)は、ヴォーリズ記念病院西側の山手にケアハウス「信愛館」の建設に着手した。
比較的元気だが一般住宅での生活が難しいか、少しのサポートがあれば自立した生活が送れる六十歳以上の老人夫婦や独居老人にマイホームを賃貸する福祉施設で、自分の家として安心して暮らせる支援サービスを提供する。
建設用地は、旧結核病棟の跡地で敷地面積は二千平方メートル。建設するケアハウスは、鉄筋コンクリートづくり四階建て(延べ床面積三千平方メートル)で総事業費は約八億円。
建物内部は、一階に個人用居室四室と夫婦向けの居室二室、二階には個人用十一室と夫婦用一室、三階に個人用十九室、四階に個人用十室の合わせて四十七室が設けられ、計五十人が居住できるスペースと設備機能をもつほか、一階に食堂、厨房、ホール、会議室、二階に集会室、浴室、中庭、三階に屋上テラスの共有施設がある。単独施設としては市内初めてで規模は最大。入居募集は来年一月からでオープンは四月の予定。
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閉幕日まであと3日
「なぎさエコらいふ21」
=“うぉーたんバス”元気に運行中=
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実写版のうぉーたんが描かれているバス
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(湖西・大津市)
大津港からなぎさ公園一帯で開催されている「なぎさエコらいふ21」は八月三日現在で、参加者が十万人を突破した。訪れた人は、親子連れや夏休み中の子どもたちが多く、滋賀から発信される新しい暮らしを体験型展示や遊びを通して体感したようだ。
エコパークでは、バケツをかぶったパフォーマーが来場者に語りかけ日頃の行動と環境負荷の関わりを教える“くるくるショー”や二十一世紀くらし創造館での西日本電信電話(株)の県下初となる自分の顔が似顔絵になって出てくる“きゃらフェース”などが話題を呼んでいる。ほかにも滋賀グリーン購入ネットワークの日常生活を振り返りながらグリーン購入の知識を得られるものや、くらしのヒントゾーンでの買い物ゲームを通して旬の野菜を知るもの、リサイクル工作(現在は食品トレーを使ったジャンプスキー工作)など、子どもから大人まで楽しみながらエコライフを学ぶことができる。
また、ゼロパークでは、夜になると自然エネルギーを利用した六十二本のイルミネーション“光の森”がみずべの夕べをやわらかな光で包み込んでいる。
十八日にはエコパーク内“みなとのステージ”で「それいけ!アンパンマン」ショーが行われ、閉幕日の十九日には、みなとのステージで「県民ステージ」とストリートミュージックアベニュー「サンバパレード」、ゼロパークで「フィナーレは未来につなぐ」と題して、市民が力強い音色を響かせる大津の太鼓やヨシの松明、琵琶湖大文字などで大津の魅力をアピールするフィナーレイベントが開かれる。
さらに、現在、イベントヘの公共交通機関を利用した来場を呼びかけるため、イメージキャラクターである“うぉーたん”の実写版をペイントしたバス「うぉーたん号」が近江鉄道バス大津営業所管内定期路線(大津市・草津市)で運行されている。
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埋め立て地からの叫び
ある住民運動の記録
=高谷清著=
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(湖南・栗東町)
栗東町では産業廃棄物問題が大きな問題となっている。これに対して住民運動が進み、県や町も住民運動に押されるように重い腰を上げ、汚染の状況が少しずつ明らかになってきている。
この住民運動は、産廃の加害者と被害者の関係、行政のあり方、知事や議会の役割、汚染の解明方法、そして何よりも住民運動そのもののダイナミックな発展などさまざまな問題を浮かび上がらせている。
住民運動の結果、産廃業者は十八億円のガス化溶融炉を解体したものの、一方では地下水の汚染はいまも進行中だ。今後どう住民運動が発展して、どのようにして汚染の広がりを防止し、埋め立て廃棄物の撤去をしていくか―。
住民運動に取り組んでいる高谷清氏が産廃問題のいまを問うのが「埋め立て地からの叫び一ある住民運動の記録一」。本体二千百円。発行は(株)技術と人間。現在、各書店で発売中。
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