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滋賀報知新聞(ニュース)■平成13年8月23日(木)12780号
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多元的な企業価値探る
10月に「国際AKINDO会議」
コミュニティ・ビジネスに着目
=10月12日まで 参加受け付け中 =
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国際AKINDO会議のポスター
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(湖東・近江八幡市)
近江商人発祥の地に国内外の企業経営者や学識経験者らを招き、二十一世紀の企業の姿を問う『国際AKINDO会議2001』(主催=県・AKINDO実行委員会)が十月二十三日〜二十五日まで、近江八幡市のホテルニューオウミを主会場に開催される。テーマは「時代を変革するAKINDOー多元的な企業の価値を求めて」。
十月二十三日は、二十一世紀の経済社会の展望や企業のあり方について松下電器産業(株)の中村邦夫代表取締役社長(演題=21世紀のAKINDO精神)と英国社会倫理監査研究所のリチャード・エバンズ所長(アカウンタビリティ ビジネスの成果をどう捉えるか)の二人の基調講演がニューオウミで開催される。定員は五百人。
基調講演に続いて、これからの時代に求められる事業や企業の役割を、社会・個人・文化の三つの視点から議論をする「セッション」がニューオウミ、近江八幡市の滋賀厚生年金休暇センター、安土町の安土城考古博物館の三会場で行われる。定員は各五百人。
三セッションは(1)「社会とビジネス」=コーディネーターが赤池学氏(ユニバーサルデザイン総合研究所所長)、パネリストがサラ・オールセン氏(米国、カルフォルニア大学バークレー校ハースビジネスプランコンペティション審査委員)、岩田桂氏(「UD21にいがた」世話人)、末永國紀氏(同志社大学経済学部教授)、岩崎実氏((株)かんでんエルファーム代表取締役社長)(2)「個人とビジネス」=コーディネーターが竹村真一氏(東北芸術工科大学助教授)、パネリストがリチャード・エバンズ氏、澤登信子氏(ライフ・カルチャー・センター代表取締役)、西山浩平氏(エレファントデザイン(株)代表取締役)、筑紫みずえ氏(グッドバンカー代表取締役)(4)「文化とビジネス」=コーディネーターが犬塚潤一郎氏(リベラルアーツ総合研究所)、パネリストがパトリック・F・オドノヒュー氏(米国、元筑波大学教授)、ステファン・レオン氏(マレーシア、国際戦略問題研究所副所長)、冨田光彦氏(滋賀大学経済学部教授)、西尾久美子氏(エコ村ネットワーキング副会長)ーとなっている。またセッション後には講師やパネラーとの懇親会も。参加費は七千円。
同二十四日は、ニューオウミで「ビューティフル・ビジネスプラン・コンペティション」の表彰式やシンポジウム「21世紀AKINDOの課題」が開かれる。シンポには草柳大蔵氏(評論家)の講演を始め、全体セッションとしてコーディネーターに井関利明氏(千葉商科大学政策情報学部学部長)、パネリストに津田和明氏(関西経済同友会代表幹事、サントリー(株)副社長)、森建司氏(滋賀経済同友会代表幹事、新江洲(株)代表取締役)、赤地学氏、竹村真一氏、大塚潤一郎氏を予定。
同二十五日は、エクスカーションで、近江商人の足跡をたどるバスツアー(定員九十人)。昼食は、織田信長が武将をもてなした料理の一部を再現。参加費は五千円。なお講演や各セッションなどの参加は無料。氏名、住所、電話番号、希望するプログラム(セッション「三方よし」はいずれか一つ)を明記の上、FAX・電話で申し込む。ホームページ(http://www.akindo21.org/)からも可能。申し込み先は、「国際AKINDO会議2001」参加登録事務局で、TEL077−525−9000、FAX077−525−9011。締め切りは十月十二日。
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国際的視点で平和と人権考える
寿福滋写真展「シベリアを越えて」
=野洲町の銅鐸博物館=
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古川館長の説明を聞きながら写真を見る子どもたち
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(湖南・野洲町)
野洲町の銅鐸博物館(古川与志継館長、野洲町立歴史民俗博物館)では三十一日まで、国際的視点で平和と人権について考える寿福滋写真展「シベリアを越えて〜杉原千畝のビザとユダヤ人たちの脱出行〜」を開催している。主催は野洲町、野洲町教育委員会。
杉原千畝氏は明治三十三年に岐阜県八百津町で生まれ、大正十三年から外務省に勤務。昭和十四年、ロシア語のほか語学に堪能だった外交官・杉原氏は、激変するヨーロッパ情勢を探らせる政府の目的のもと、日本との関係の薄い旧ソビエト連邦から独立したバトル三国の一つリトアニアの領事代理を命じられる。
翌年、ナチスドイツのポーランド侵攻により迫害を逃れてきたユダヤ難民に対し、国家か人権かの選択を迫られながらも日本通過ビザを昼夜発給。残された発給リストからは、約六千人が脱出し命が救われたことが分かる。ユダヤ難民は、シベリア鉄道で数千キロを移動、福井県敦賀港より日本を通過し、第三国へ出国した。今ではリトアニアから脱出した人々の子孫は三万一千人にのぼる。
同写真展では、写真家・寿福滋氏(滋賀県在住)の取材した写真百三十五点とアウシュビッツのガス室(ポーランド)やシベリア鉄道・ウラジボストーク駅(ロシア)、敦賀港、岐阜県八百津町(杉原千畝生誕地)、杉原氏手書きのビザなどの写真を展示して、杉原氏の軌跡とユダヤ人の脱出行をたどる。
開館時間は午前九時〜午後五時で、入館料は大人二百円、高大生百五十円、小中学生百円。問い合わせは、同博物館(電話077―587―4410)へ。
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安心してぼけられる社会へ
呆け老人をかかえる家族の会
=20周年記念大会を開催=
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3氏の議論に耳を傾ける参加者
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(湖西・大津市)
(社)呆け老人をかかえる家族の会(京都市、代表理事=高見国生氏)はこのほど、滋賀支部結成二十周年記念大会「マザーレークに見守られてぼけても安心して暮らせる社会を!!」を野洲文化ホール小劇場(野洲町)で開催、約百五十人が参加した。
同会は、昭和五十五年に京都で結成し、家族同士が励まし助け合いながら「ぼけても安心して暮らせる社会づくり」を目指して活動を続ける民間団体で、ぼけの人の「拘束」をなくす運動や介護する人が本音で語り合える介護のつどい、ぼけに関する調査や研究、行政への要望活動などを実施してきた。全国に三十九の支部があり、滋賀支部(大津市、支部代表=猿山由美子氏)は昭和五十五年に結成され、現在約一七〇人が入会している。
今回の記念大会では、大阪大学大学院教授の大熊由紀子氏(呆け老人をかかえる家族の会理事)が「安心、輝き、ぬくもり、誇り〜滋賀からの新しい福祉の風〜」と題して基調講演を行った。大熊氏は、スライドを交えて日本と北欧などの介護現場を比較し「自分がその人だったらという目線で介護サービスのチェックを」と訴え、「介護を体験したからこそ分かる強みを生かして、頭と目と耳と心をフル活動させたボランティアを起こし、新しい福祉の風を滋賀から吹かせてほしい」と期待を寄せた。
続いて、國松善次・県知事、三宅貴夫・家族の会副代表、大熊氏の三氏が介護の抱える問題点と行政の役割などについて議論を交わした。國松知事は「形だけの量を追究してきたことを反省し、質の伴った地域密着型の介護サービスを考える」と行政側のサービス充実を掲げた。
同会代表の猿山氏は「介護する家族を支え、福祉制度の充実を図り、安心してぼけられる社会になるまで地道な活動を続けていく」と同会の二十年を振り返りながら、決意を新たにした。
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低入札価格 談合情報「適正な処理」
=12年度県発注工事の入札・契約手続き審議結果=
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(全 県)
公共工事に対する信頼回復と建設業の健全な発展が重要視されるなか、入札等を監視する県入札監視委員会(肱岡勇夫委員長)はこのほど、昨年度中に県が発注した委託業務の入札・契約手続に関する審議結果をとりまとめ、報告書「平成十二年度発注工事等に係る入札・契約手続きの審議結果」として國松善次知事に報告した。
今年四月に「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」が施行され、地方公共団体には毎年度の発注見通しの公表や、入札・契約に係る情報の公開、不正行為等に対する措置通知、施工体制の適正化が義務づけられたほか、「公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針」においては各発注者が取り組むべきガイドラインが示されると共に、独立した第三者機関の設置が謳われた。
県では、平成十一年五月に県入札監視委員会を設置し、公共工事の透明性と公正な競争促進を図るため、指名業者選定の適正性や指名停止等の諸手続監視、また、公募型指名競争入札における非指名理由に対する再苦情の審議を行っており、今回まとめた報告書は、当該審議過程における各委員からの意見を取りまとめたもの。なお、審議対象は、県が発注した建設工事および工事に係る測量等の委託業務で、それぞれ一千万円以上のものを二十一件を抽出している。
報告によると、入札・契約制度の運用、指名停止等の措置、入札参加資格の設定、指名業者の選定等の諸手続きは定められた基準等に従い、公平かつ妥当な方法により行われていた。また、低入札価格調査制度に基づく調査が実施された事案や談合情報が寄せられた事案についても、それぞれの要領等に基づいた適正な処理が行われ「十二年度執行の手続きは適正なものである」としている。
また、審議の過程で提言のあった▽入札・契約の透明性の一層の向上▽指名停止の効果的な運用▽公共工事の進め方▽県内建設業者の健全な育成▽談合への対応―を付帯意見として報告し、建設工事等に係る透明性、客観性の向上など改善に向けた積極的な検討を求めた。
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湖国の足跡たどる3コース
「近江歴史回廊大学」
=9月開講 受講生を募集中=
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井伊家の拠点・彦根城
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(全 県)
県は、九月から開講する近江歴史回廊大学の受講生を募集している。講座では、現地研修を交えて楽しみながら滋賀の歴史を学び、近江史の語り部や歴史文化資源を生かしたまちづくりリーダーに必要な知識を習得する。
コースは、「近江戦国の道」「湖西湖辺(こせいうみのべ)の道」「湖東山辺(ことうやまのべ)の道」の三コース。日程としては、前期(9月29日―平成14年2月16日)で近江史全般にわたる基礎講座、クラス別の専門講座と現地研修を受け、後期(平成14年5月11日―9月7日)に歴史を生かしたまちづくり講座で学び締めくくる。
定員はそれぞれ四十人で、受講料は四千円。大津市民文化会館など県内公共施設を会場に、土曜日の午後を中心に月一―二回程度開講する。
受講希望者は、パンフレットについている往復はがきに必要事項を記入し、九月七日までに近江歴史回廊事務局(TEL077―528―4632、E-mail
ck00@pref.shiga.jp)へ申し込む。なお、パンフレットは市町村役場、公民館、図書館などで配布している。
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