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滋賀報知新聞(ニュース)■平成13年8月24日(金)12781号
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議長に志井氏 副は山路氏
八日市市議会の役員改選
3期経験者で混乱なく決まる
=自民若手は主導権握れず後退=
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志井弘議長 山路澄子副議長
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(湖東・八日市市)
八日市市議会は、二十一日に臨時議会を開き、新しい議長に志井弘氏(65)=政新クラブ=、副議長に山路澄子氏(55)=市民の声の会=を決めた。いずれも三期目。
役員改選は、一年交代の申し合わせで毎年八月に行われているが、シルバー人材センター人件費補正や市外業者の斡旋(あっせん)問題ほか、武村正義さきがけ元代表の政界引退表明が絡み合い、直前の二十日になって新会派が結成され所属議員が移動するなど、混乱状態が続いていた。
自民若手を中心とした最大会派・市民21では、高橋至と山路澄子両氏が抜け出し新会派「市民の声の会」(二人)を結成した反面、政新クラブからくら替えの村田利子氏が加わり「自民党市民クラブ」(七人)として出直している。結果「政新クラブ」は六人となった。
他の会派に異動はなく保守二会派の主導権争いが表面化し、事前の話し合いで調整がつかず、会派代表者会議や派内調整が断続的に行われた。しかし、午後二時二十分再開の本会議では、混乱を避けたいとする福山憲二議長や加川泰正副議長の努力が実り、一回の投票ですんなり決まった。
議長ポストの開票結果は、志井氏十票、高橋氏七票、豆田昇一郎氏三票で、副議長は山路氏九票、畑博夫氏八票、野畑幸子氏三票だった。
志井議長は平成三年に初当選。産業建設常任、総合開発特別委員長、監査委員、副議長などを歴任。三期目。ひばり丘町。山路副議長も同三年初当選。文教民生常任、青少年・少子高齢化対策特別委員長などを歴任している。三期目。小脇町。
一方、議会選出の監査委員に福山憲二氏(67)=自民党市民クラブ=を決めた。同三年に初当選し総務常任、決算特別、議会運営委員長、議長などを歴任。三期目。上平木町。新会派の構成は次の通り。◎は代表。
【自民党市民クラブ】◎畑博夫(一期)福山憲二(三期)村田利子(三期)横山栄吉(一期)寺村義和(一期)大洞共一(一期)深尾俊幸(一期)
【政新クラブ】◎高村与吉(四期)松下修治(七期)志井弘(三期)村田晴一(二期)藤野道春(一期)中村肇(一期)
【日本共産党議員団】◎豆田昇一郎(八期)野畑幸子(五期)岩井至(一期)
【公明党】◎山田みを子(一期)加川泰正(三期)
【市民の声の会】◎高橋至(三期)山路澄子(三期)
各委員長決める
議長、副議長などのほか各委員会の委員長に次の各議員を決めた。正、副の順。カッコ内は所属会派。自民=自民党市民クラブ、政新=政新クラブ、共産=日本共産党議員団、市民=市民の声の会。
【常任】総務 寺村義和(自民)藤野道春(政新)▽文教民生 村田利子(自民)野畑幸子(共産)▽産業建設 深尾俊幸(自民)畑博夫(自民)
【特別】蛇砂川改修推進 村田晴一(政新)寺村義和(自民)▽人権対策 横山栄吉(自民)藤野道春(政新)▽まちづくり推進 高橋至(市民)大洞共一(自民)▽青少年・少子高齢化対策 中村肇(政新)福山憲二(自民)▽市町村合併検討 高村与吉(政新)高橋至(市民)
【議会運営】畑博夫(自民)高村与吉(政新)
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大型の台風11号 近畿上陸
ダム放流で電車ストップ
=近江鉄道 八日市―愛知川間=
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利用客に運休を告げる看板が設置された改札――八日市駅で(午前9時過ぎ)――
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(湖東・八日市市)
二十一日午後七時すぎに紀伊半島に上陸した大型で強い台風11号はゆっくりとしたスピードで日本列島南岸に沿って進み、各地に大雨と強風をもたらすと、滋賀県下でも未明に大雨・洪水・暴風警報が発令された。八日市市道路河川課によると、この台風による二十二日朝の時点での市内での被害はなかった。
ただし、近江鉄道の八日市・愛知川間と、水口・貴生川間が、河川増水のため始発から運休となり、バスによる代行輸送が行なわれたが、乗客に混乱はなかった。水口・貴生川間は午前八時二分八日市発から運行が再開されたが、八日市・愛知川間の運転再開は遅れた。
八日市・愛知川間の運休は、台風にともなう大雨のため、永源寺ダムからの放水により、愛知川の水位が上昇したことによる。永源寺ダム管理事務所によると、二十二日午前一時に放水を開始、最高毎秒八八○トンを最高に放水を続け、明け方から雨の勢いも弱まり、午前九時過ぎには毎秒約三○○トンにまで落ち着いた。
河川や家屋などの被害は報告されなかったものの、強風のため、収穫を直前にしたイネが倒れたり、畑が冠水するなど、農作物への被害が心配される。
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平成13年度日本理化学協会賞
八日市高の竹中教諭が受賞
=研究発表「八日市大凧から学ぶ物理」=
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(湖東・八日市市)
県立八日市高校の竹中仁教諭は、平成十三年度日本理化学協会賞をこのほど受賞した。昨年度の全国理科教育大会(愛知大会)で発表した研究主題「八日市大凧から学ぶ物理」が特に優秀と認められ、全国二人の中の一人に選ばれた。
郷土の文化財を力学の教材に選んだことが高く評価され、風による力をモデル化する方法、作図により力・風速・上昇角を求める方法、グループ学習によるグラフ化する方法など、イメージを大切にした八日市大凧の教材化が認められた。
この研究で剛体力学が具体的に利用できることが証明され、物理の正解が問題集末尾の正解にあるのではなく、現実の物理現象の中にあることが生徒に伝わり、郷土の文化財を詳しく知り、誇りがもてる機会になった、と評価されている。
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エコロジカルな生活
住の視点で考える
=セミナー参加者を募集中=
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(湖西・大津市)
スローデザイン研究会(大岩剛一代表)は二十五日、第一回セミナー「滋賀からスローデザインを考える」を大津百町館(大津市丸屋町商店街内)で行う。
同研究会は、大量生産、大量消費、大量廃棄の渦に飲み込まれた住生活を心技両面で“スローダウン”させ、エコロジカルに生きる新たなライフスタイルを住の現場から提案、創造しようとするグループで、今年度は循環型素材「ワラ」を使った“ストロー・べイル・ハウス(藁の家)”をキーワードにしている。
八、九、十月に計三回開かれる連続セミナーでは、改修された古い町家の中で、「スローデザイン」の活動に取り組んでいる人が、二十一世紀における日本人の新しいライフスタイルについて語る。
第一回の二十五日は、建築家の小清水園恵氏と建築家で成安造形大学助教授の大岩氏が「藁の家・土の家〜手作りのスローデザイン〜」をテーマに対談。カルフォルニアの「藁の家」の実例や、小清水氏が実践している蜂の巣やいも虫、竹や土などそこにしかない素材を生かした建築活動の経験、スローデザインの可能性や魅力について語り尽くす。
また、当日はナマケモノ倶楽部の会員(碧いナマケモノ)による有機無農薬コーヒーのもてなしがあるため、参加者は自分のカップを持参する。定員は五十人(申込者優先)で、料金は五百円(ワンドリンクと資料代)。参加希望者は、slowedesign@seian.ac.jp及びhttp://slowdesign.netにアクセスし申し込む。問い合わせは、同研究会(電話090―8165―2568)まで。
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戦国時代の山城の謎を解く
シンポジウム「織田信長と謎の清水山城」
=9月9日 新旭町公民館=
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清水山城の主殿復元画
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(湖西・新旭町)
新旭町教育委員会は九月九日、清水山城郭群県史跡指定記念シンポジウム「織田信長と謎の清水山城―近江・高嶋郡をめぐる攻防―」を同町公民館大ホールで開催する。
平成十三年三月に県史跡指定された清水山城郭群は、鎌倉時代から室町時代にかけて高島郡を支配していた近江源氏佐々木氏の系統である高島七頭の惣領家・高島氏の本城と伝えられており、初期書院造りの原形となる主殿が建っていたと考えられている。この山城は、琵琶湖が一望できる新旭町の饗庭野台地の東南部に位置し、山頂から山麓にかけて一キロメートル四方の範囲に山城、屋敷、館が一体となって残っている貴重な城郭群。
同シンポジウムでは、元亀年(一五七〇〜一五七三年)に姉川の合戦に始まり、大船で高島郡内に攻め入り放火した織田信長の勝利で幕を閉じた滋賀の陣を通して、信長と緊張関係にあった高島七頭、浅井、朝倉の連合軍の戦いが持つ意味、湖西がしめた地域と領地支配など、城郭遺構から読みとれる社会情勢や、どのように清水山城の発達過程などを探る。
内容的には、同町教育委員会主査・横井川博之氏による「清水山城郭群」のスライド報告、「戦国時代における高島七頭の動向」と題して京都国立博物館学芸室長・下坂守氏、「戦国時代の城」と題して国立歴史民俗博物館考古研究部助教授・千田嘉博氏がそれぞれ基調講演を行う。続いて、「織田信長と謎の清水山城」をテーマに、皇子山を守る会・松田常子氏がコーディネーターを務め、福井県立一乗谷朝倉氏資料館総括文化財調査委員・水野和雄氏、高島中学校校長・石田敏氏、下坂氏、千田氏、横井川氏の五人のパネリストがパネルディスカッションを行う。
また、「清水山城郭群現地見学会」も開かれる。参加希望者は、午前九時十五分までに新旭駅に集合。シンポジウムの定員は三百人(先着順)で、参加無料。参加希望者は、往復ハガキに住所、氏名、電話番号を明記し郵送する。申し込み、問い合わせは、〒520―1592高島郡新旭町大字北畑五六五番地 同町公民館(TEL0740―25―8100)まで。
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