滋賀報知新(ニュース)平成13年9月1日(土)12790号

八日市市 新推進計画「響2」

男女共同参画社会実現へ

根強い性別役割分担意識の解消
=不平等感も 女性の社会進出を促進=

(湖東・八日市市)
 八日市市は、このほど策定した新男女共同参画推進計画「響2」に基づき、男女が支え合い共に輝く八日市を目指し、課題解決に向け総合的、体系的な施策に取り組むことにした。

 新計画は、新総合計画(十二年策定)や国の基本計画、県のパートナーしが2010プランにそぐわなくなったことから、平成六年策定の前計画を見直し、二十二年を最終年度とする基本方向を示している。

 新プラン策定の基礎資料となる市民意識調査では、依然として古い意識にとらわれている現状が見受けられ、課題を▽根強い固定的な性別役割分担意識の解消▽地域社会におけるしきたりや自治会活動等での男女の不平等感の解消▽家庭生活での男性の参画促進▽女性の社会進出を促進するための支援―に大別した。

 これらの解消へ目標を「女(ひと)と男(ひと)がささえあいともに輝く八日市」と定め、その基本方向を「まなびあう(ともに尊重される意識づくり)」、「ささえあう(ともに生きる社会システムづくり)、「はぐくむ(ともに輝く共生社会)」の三点に置いている。

 学び合うでは、社会的・文化的につくられた性差(ジェンダー)によって生まれた男性優位の社会構造の解消や女性の社会的な参画を促す施策に取り組む。また、支え合うでは、少子・高齢化が進展する中で、男女がともに職業生活と家庭生活を両立し、社会全体で子育てや介護を支える環境の整備に対応する。

 一方、育むでは、暮らしの基盤である家庭や地域での意識改革ほか、働く場での対等な環境の整備や、職場の中に残る女性に不利な慣行の見直しなどに置いた。

 計画推進に当たっては、行政と市民、事業者との連携と役割分担が欠かせないとして、推進会議や懇話会を定期的に開き、年間実施計画を策定するとともに、施策推進と評価、問題点、新たな課題を把握し施策に反映するとしている。

 このほか、男女共同参画の視点を市政全般に盛り込むため、施策立案へ庁内の総合調整機能を充実するほか、市民や市民活動団体との連携を強化し、女性を取り巻く新たな諸問題についての情報収集に努める。


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京都パープルサンガ指導

ジュニアサッカー教室

=布引体育館が参加児童を募集=

(湖東・八日市市)
 布引運動公園体育館(八日市市今堀町)は、プロ指導者を迎えた「ジュニアサッカー教室」(全五回)への参加募集を九月一日から開始する。

 教室は、京都パープルサンガの正岡ジャイル氏と丸山広記氏の両指導者を招き、九月二十九日―十月二十七日の毎週土曜日に長山公園グラウンドと布引公園多目的グラウンドで開かれる。

 幼稚園児(年長)―小学三年の児童(市内外を問わず)を対象に、先着八十人を募る。希望者は、所定の申込用紙に必要事項を記入し、受講料(二千円)を添え同体育館事務所(TEL25―2633)へ申し込む。定員で締め切る。


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まちづくりにわたしたちの声も

激論「子ども夢のまち会議」

=八日市の5・6年生25人が意見や要望=

熱心な討論が繰り広げられた「子ども夢のまち会議」―八日市市役所別館で―
(湖東・八日市市)
 市の児童育成施策にその主役である子どもたちの意見や希望を反映させようと、八日市市はこのほど、市内六小学校から五・六年生の児童に集まってもらい、意見を聞いた。

 市役所別館で開かれた「子ども夢のまち会議」には、各小学校から男女二十五人が出席。子ども未来懇話会の山田容会長(滋賀文化短大助教授)をコーディネーターに、五年生、六年生のグループに分かれて、将来の八日市、家庭、家族、学校や、自分自身の将来などについて熱心な討論が行われた。

 市の将来像について、「東京タワーみたいなまちのシンボルがほしい」など、自慢できるものや誇れるものがほしいという意見の一方で、「自然を大切に」や「自然をなくさないで」などの声が多く出された。また、「障害者も安心してすめる」「犯罪やゴミのないまちに」など、福祉や環境にも高い関心を示した。

 “こんな大人になりたくない”という問いかけに対しては、「たばこ・犬のフン・ゴミを平気で捨てる」「ルールを守らない」など、日頃から見かける大人の行動を戒めた。

 遊び場については、「遊具が少なく、雑草が生い茂って遊びにくい」「野球ドームや芝生のあるグラウンド」「みんなで遊べる広い公園」などの要望が出た。

 学校に関しては、「グラウンド・体育館が狭い」「図書が古い」「ローカのコンクリートを木に」など施設面での改善、「夏休みの宿題を減らして」「好きな勉強ができる時間」など勉強についての切実な思い、「いじめ撲滅」「先生に相談できない」など友達や先生との関係や学校生活の問題など、自分たちが直面している思いが次々と語られた。

 そのほか、街灯・信号・歩道などまちの安全対策をはじめ、交通問題、まちの活性化などについても、子どもの視点から貴重な意見が聞かれた。

 市では、今回の会議で出た意見や要望を、近く策定される市児童育成計画(エンゼルプラン)に生かすことにしている。


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土田建材が建築廃材リサイクル

国際環境ビジネスメッセに初出店へ

広島県から先進事例視察団
=床下調湿「ガイア炭」を研究=

有機性資源循環システム「バッチ式炭化装置」
(湖東・五個荘町)
 地球上生物にダメージを与える環境破壊。これまでの廃棄型社会がもたらした負の遺産は、環境ホルモンに代表される生殖機能低下等の細胞影響で、次代を担う子供たちに危機感が抱かれている。そのような中、二十一世紀の新産業として「環境ビジネス」が注目され、五個荘町でも同分野に挑戦する企業がある。

 今年五月から建築廃材の再商品化に取り組む土田建材(土田喜一社長、五個荘町小幡)では、竹や木材繊維を炭化させ、室内の調湿作用や防臭効果等をアップする商品化研究事業を進めており、今年十一月開催の「びわ湖国際環境ビジネスメッセ」に初参加する。その土田建材にこのほど、広島県の中国産業活性化センター率いる「循環型社会構築に向けた有機性廃棄物のリサイクルシステム調査団」が訪れ、先進事例として装置等の視察を受けた。

 同視察は、東レエンジニアリング株式会社が主催し、半官半民による同センターが行った炭化装置視察で、大学教授や研究員ら計二十人が炭化機材「バッチ式炭化装置」(有機性資源循環システム)を見学。このあと、竹・木炭の用途や市場性、エネルギー収支量などの説明が行われ、委員長の岡田光正教授(広島大学大学院工学研究科)らから、廃材に含まれる防腐剤等の環境影響について質問を受けた。

 これについて同社では「化学物質を使用するものは除去して炭化しており、塩化水素やダイオキシン類の有害物質は排出されない。また、還元熱分解と高温燃焼によってクリーンな排気が実現され、煤塵の心配もない」と説明した。
 同社は、解体工事と産廃の収集運搬、中間処理を業としているが、焼却施設や埋め立て地の逼迫を背景にリサイクル化を目指し、ISO14001認証取得で建築廃材のゼロエミッションを図っている。

 研究中の同事業は、有機性廃棄物を完全炭化させた床下調湿炭「ガイア炭」を製作するもので、無煙炭化装置を生産する川合技研(愛知県)と共同開発を行い、食・住生活に役立つ竹炭や、地表の乱電流調整を図る「ソフト・カーボン・ニット」などに加工している。

 事業担当の廣瀬節雄専務取締役は「竹炭は、水道水のカルキ臭や不純物を取り除くほか、防湿・防臭にも優れている。これらの効果を調査するため一部の病院に協力を願って実証データを集めており、効果の信頼性を高めたい」と話している。また、今年十月ごろにも、竹炭を田に蒔き、無農薬の土と稲づくりを試験的に実施する予定。


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いこい作業所の
ふくろう祭り

=出店希望者募る=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町のいこい作業所は、十一月三日に同町役場駐車場で開くふくろう祭りのフリーマーケット、模擬店の参加を募集している。

 対象者は、個人、グループを問わない。ただし、小・中学生は保護者の同意を得て、当日は同伴による参加を原則とする。費用は、フリーマーケット、模擬店ともに一区画につき五百円。希望者は九月十四日までにいこい作業所(TEL0748―55―2411)へ申し込む。

 このほか、家庭でいらなくなった不要品の寄付も募っている。食料品は賞味期限がきれていないもの、日用品(石けん、シーツなど)は新品が対象になる。


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