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滋賀報知新聞(ニュース)■平成13年9月7日(金)12797号
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東近江 空港フォーラム
きょう アピアホールで開催
持続的発展への役割担う
=地域活性の原動力 実現へ議論深める=
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(湖東・八日市市)
」 びわこ空港計画への確かな実現方策を見つけだす「東近江地域空港フォーラム」(県、びわこ空港調査会主催)が、七日午後六時半から八日市駅前アピア四階のアピアホールで開催される。
二十一世紀に滋賀県がこれまでと同じように発展を続けるには、重要な広域高速交通基盤となる空港が必要として、県下七地域を対象に県などが開いているもので、今回は計画地元での開催となり、活発な議論が交されるものとみられる。
フォーラムでは、びわこ空港調査会委員を務める山本雄二郎・高千穂大学客員教授の基調講演「二十一世紀における空港の役割」を受け、山本教授をコーディネーターに建設予定地の日野町から竹田久子フリーアナウンサーと蒲生町商工会青年部の平井浩部長、周辺地域を代表して野田芳朗・野田建築設計事務所専務(八日市市)の三人がパネルディスカッションを行う。
二年近く前、同様のフォーラムがアピアで開かれた。基調講演に立った山本教授は「戦後、地方空港が急速に整備されたことで、全国的に高速交通体系が張り巡らされ、地方が飛躍できた。身近なところに空港があるか、ないかの差は、先に行けば行くほど大きくなるだろう」と、地域発展への必要性を説いた。
びわこ空港について、知事は「説得型」から「対話型」に方向転換し、昨年には「立ち止まって考える」との方針を打ち出したが、地域を支える空港というなら十分議論を尽くすなどして、どこかで突破口を見い出さない限り解決しない。
この閉塞状況を乗り切るには、地域の積極姿勢が重要な条件となる。賛成、反対という前に住民の意見を集約し「地域が力を合わせて真剣に取り組まないと実現しない」と、地域の積極的な姿勢を促した。
地域を対象にした空港フォーラムや市町村での空港出前トークなど、いつまでも対話を続けるわけにはいかない。ある程度時間的なめどをつけることも重要で、話し合いに参画する人たちは一定の方向に責任をとる姿勢がない限り、答えは見えてこない、と真剣な議論を求めている。
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高齢者16人の力作30点を紹介
老いてさらに自分に磨き
=八日市市役所 長寿十傑凧も登場=
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高齢者の力作が並ぶ作品展
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(湖東・八日市市)
今月の敬老月間に合わせ、八日市市役所一階長寿社会政策室前で高齢者の作品展が開かれ、市役所を訪れる市民らの足を引き留めている。
市内で元気に創作活動に励むお年寄りの作品を市民に紹介しようと開かれているもので、六―九十歳代の高齢者十六人の約三十点を二十八日まで展示する。
作品には、六十歳から作りはじめて今では正月、結婚式、新築、還暦の祝いなど五十を超えるワラ細工の宝船を作ったという建部北町の奥繁雄さん(71)の作品、世相を痛切にとらえ作品を月一・二回のペースで発表し続けて新作が届くのを楽しみにしているファンの多い市辺町の黒瀬正三さん(97)の「うたの落書き」、二○○○年を機に町の歴史をまとめた三津屋町の村田四郎さん(84)の「三津屋往来(三津屋町誌)」のほか、絵画、写真、手芸、アートフラワーなど、趣味や技術を生かした秀作が並ぶ。
作品と並んで、市内男女長寿それぞれ十傑の名前と「祝」の朱文字が入った二畳敷八日市大凧が壁に掛けられ長寿を祝っている。また、市内に九十五歳以上の長寿者が約百人(うち男性十人)であることや、最高齢の小椋のゑさん(102)が読書が好きで移動図書館を楽しみにしていて、好き嫌いをしないで三度の食事をしっかり食べていることなどを話しているインタビュー、高齢者から聞いた長寿の秘訣などを取り上げた市長寿社会政策室発行の「鶴亀通信」も配布している。
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男女最高齢者を慶祝訪問
市長と園児が長寿を祝う
=八日市市 小椋さんと野瀬さん=
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長寿を祝って記念品を贈る中村市長(左)とめぐみ保育園園児代表
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(湖東・八日市市)
敬老の日を前に、八日市市内男女最高齢の小椋のゑさん(102)と野瀬喜一さん(98)の二人を、中村功一市長と私立めぐみ保育園の園児(五歳児)がこのほど訪ね、長寿を祝った。
十九、二十、二十一世紀の三つの世紀を生きる小椋さんが入所している特別養護老人ホーム玉園ハイム(尻無町)、男性最高齢の野瀬さんがデイケアサービスに通っている山口病院(東本町)では、中村市長が「いつまでもお元気で」と声をかけて記念品を贈呈。
園児たちは「赤とんぼ」などの童謡を披露して喜ばせるとともに、手づくりの手紙入れと花びん敷をプレゼントした。
市では最高齢者以外にも、市内に一年以上在住する八十五歳以上の高齢者に長寿を祝って三千円分の商品券を贈っている。
また、九十歳以上の長寿者には、市内保育園児から慶祝作品も贈られる。
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八起会 訪問、居宅介護も併設
介護老人福祉施設「もみじ」竣工
=9日まで施設見学会を開催=
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介護老人福祉施設「もみじ」の竣工式
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(湖東・永源寺町)
臨済宗永源寺の門前・永源寺町高野の福祉ゾーンにこのほど、町懸案の介護老人福祉施設「もみじ」(山田由光施設長)が完成し、施設見学等を含む竣工式が行われた。同施設は、昨年四月から施行された介護保険法に基づくサービス提供機関で、石部町内に老人福祉施設と保健施設運営を行う社会福祉法人・八起会(木村雄吉理事長)が運営する。
鉄骨造り二階建てで、延べ床面積は約三千五百平方メートル。同所のサービスは、特別養護老人ホームとしての入所サービス(定員五十人)と短期入所の生活介護サービス(定員二十人)をはじめ、通所介護(定員二十人)、訪問介護、居宅介護支援事業を展開するもので、施設内には居室(一般三十床、痴呆二十床)のほか、機能回復訓練室、ヘルパーステーション、ボランティア室、地域交流スペースなどが整備されている。総事業費は約九億四千万円。
竣工式では、八起会をはじめとする医療関係者ら約百人が出席し、テープカットや事業の経過説明等が行われた。このなかで木村理事長は「健康維持や安心生活の確保だけでなく、介護保険の理念に基づいた自立支援を重視する。これからの介護課題であり、人と人との交流の場を提供していきたい」と話した。
同町では、若年層の町外流失によって過疎化が進み、家庭介護を行う多くは六十五歳以上の高齢者となっている。しかし、町内には入所希望者の受入施設が整っておらず、近隣市町のホーム入所という形をとってきたが、各ホームとも満床状態であり、近年は待機高齢者への対応が問題となっていた。
このニーズに対応するため、平成十年五月に同福祉施設の整備計画が持ち上がり、翌年三月に八起会へ誘致要望。建設工事は昨年十月からはじまり、今年八月から機器類の内部整備が行われてきた。
なお、九日の午後四時まで施設見学会を開いおり、十日から受入を開始する。また、施設利用者がより楽しく過ごせるよう、音楽・書道・陶芸などのクラブ活動を行うボランティアを募集している。問い合わせは介護老人福祉施設もみじ(0748―27―2031)へ。
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県警が防犯体制強化
蒲生町の朝日野郵便局強盗事件
特定局狙った事件多発傾向
=すでに昨年に並ぶ3件発生=
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バイクに乗った犯人役にカラーボールを投げる局員(近江日野郵便局)
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(湖東・蒲生町)
先月二十八日に蒲生町鋳物師の特定郵便局、朝日野局で発生した強盗事件は、関係者に大きな衝撃を与えた。このところ県内で相次いで発生した金融強盗・未遂は、同事件を含めて、八月二十一日の大津市藤尾町の小金塚郵便局、同二十九日の近江八幡市鷹飼町の消費者金融業者、三日の野洲町永原の祇王郵便局と、四件のうち三件が特定郵便局に集中。これを受けて、県警と郵便局関係者は連携して、対策会議を開くなどして警戒を強めている。
近畿郵政局によると、近畿二府四県で発生した今年の郵便局強盗は、昨年一年間の発生件数二十八件に迫る二十四件(九月四日現在)。県内の場合はさらに深刻で、三件(同)とすでに昨年の発生件数に並び、郵便局強盗の増加傾向が浮き彫りになった。
これらの検挙率をみると、近畿地方は七件の二五%、県内は一件の三三%にとどまり、その原因として、発生時に局員が訓練不足でカラーボールを投げれなかったり、逃走車両のナンバーや人相が確認できなかった点が考えられる。
日野署管内(日野・蒲生町)の特定郵便局は、簡易局を含めて十局。同署は、特定郵便局を狙った強盗事件の背景として、人通りの少ない地域に立地する上、局員数が少ないなど、手薄な防犯体制を指摘する。
四日に近江日野郵便局で開かれた防犯・強盗対策講習会では、日野・蒲生両町の各郵便局長が出席し、真剣な表情で防犯強化に向けた講習を受けた。
このなかで中村準一・日野署刑事課長は、「犯人は、警戒がどんな状況か必ず下見し、手薄なところへ押し入る」と、警鐘を鳴らした。対策として、▽女性のみの勤務を避けるなど自主防犯体制の強化▽カラーボールをすぐ握れる位置に置く防犯設備充実▽客への声かけの励行▽専従警備員を配置する「見える警戒」▽用がないのに局内をうろつく不審者発見▽カラーボールを使った実践的な訓練―などを紹介した。
また、万が一発生した場合の対策については、発生時はもちろんのこと怪しいと思えばすぐに通報し、なるべく時間稼ぎし、局員で分担して犯人の人相と逃走方向を確認、さらに犯人にカラーボールを投げつける、「知らせる」「待たせる」「覚える」「追いかける」の四原則の実行を求めた。
なお、朝日野郵便局の強盗事件解決に全力を上げる同署は、周辺地域での聞き込み捜査を中心に、発生時間帯における現場付近の通行車両検問などで犯人の洗い出しを急ぐ。また、管内の各金融機関に警ら票を設置し、パトロール強化に努めている。
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