滋賀報知新(ニュース)平成13年9月9日12799号

電動スクーターや車椅子を利用

タウンモビリティ移動体験

=八日市市が介助ボランティア募る=

(湖東・八日市市)
 八日市市は、長距離の歩行が困難なお年寄りや障害のある人を対象に、十月五、六両日に「タウンモビリティ移動体験」を行うが、この体験者に付き添うボランティアを募集している。

 商店街や町中で電動スクーターや車椅子の移動機器をサービス提供して、自由に買い物や散策を楽しむタウンモビリティへの移動体験をしてもらい、バリアフリー推進への取り組みに生かすのが狙い。

 体験は、まちかど情報館を拠点とした二コース(いずれも一・五キロ)で行い、本町通り・八日市駅・市神神社(Aコース)、ときわ通り、大通り風物時代館・薬師寺(Bコース)を回る。両日とも午前十時と午後一時から。

 健常者にも参加してもらい、体験の感想を聞くなどして今後の施策に生かす。六十四人の参加を見込み、一緒に付き添うボランティア協力者も同数の六十四人を募集することにした。十四日までに市役所障害福祉係(TEL24―5640)へ。

 なお、今月二十六日午後三時から事前セミナーを駅前アピア四階のアピアホールで開く。タウンモビリティ事業の説明ほかレッツゴー正児さんのトークもある。


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かわいいイラストも好評の新素材給食食器

身体にもやさしく食欲もりもり

=牛乳パックのリサイクルにも取り組む=

真新しい食器で給食の準備を進める子どもたち―八日市市立八日市南小学校六年二組で―
(湖東・八日市市)
 八日市市内の小学校で使われる給食用食器が二学期から新しくなり、児童たちの旺盛な食欲をかき立てている。

 新しく採用された食器は、子どもたちの成長への影響が問題となっている環境ホルモンなどの物資を含まず、安全性、耐久性、耐熱性に優れた合成樹脂「シクロオレフィンポリマー」を素材に用いている。

 一学期まで使用された食器が耐用年数の五年を経過したことから、新しい食器選定にあたっては、給食関係者らによる学校給食検討委員会が設置され、▽環境ホルモンなど過去に問題となった物資を含まない安全性▽子どもたちの使用感▽作業場の取り扱い易さ▽現状の給食施設での対応が可能――という条件が考慮に入れられた。

 七月には選定食器のテスト使用とアンケートが、市内各校の児童、教師、調理師を対象に実施され、九割以上の子どもたちから総合的に良好との回答を得て、給食室の作業にも問題は生じなかった。

 これらの結果を受けて、ご飯、汁、おかず、カレー用の四種類の食器、各三千個を購入(約五百三十五万円)。食器には、好き嫌いをしないようにとの願を込めて(?)、トマト、ニンジン、ピーマン、ナスをあしらったものやおでんのようなイラストが、子どもたちによく見えるよう(?)食器の内側上部の三個所に付されている。

 四日から始まった給食では、カレー用とおかず用の皿が使われ、子どもたちにはイラストも「かわいい」と好評で、新しい食器によそわれた給食を前に「前よりおいしそうに見える」と言いながら、給食を口いっぱいにほおばる姿が見られた。

 新食器の使用開始と合わせて、牛乳パックのリサイクル活動もスタート。給食を食べ終わった子どもたちは、牛乳パックを水で洗って回収、返却している。


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情報ハイウェイ整備研究会

IT親しむ環境づくり提案

=10月下旬に町へ中間報告=

竜王町勤労会館で開かれた研究会
(湖東・竜王町)
 竜王町のドラゴン情報ハイウェイ整備研究会(大石雅彦会長、七人)が、四日に同町役場隣の勤労会館で開かれ、インターネットなどのIT(情報技術)を生かしたまちづくりについて意見を交換した。

 このドラゴン情報ハイウェイ構想は、同町総合計画(平成十三―二十二年)に盛り込まれたもので、IT社会の急速な進展に対応できる町民意識や能力の向上に向けた取り組みを展開する。
 これを受けて、住民や事業所の代表からなる同研究会が、十月下旬までに中間まとめ、来年九月下旬までに最終報告を作成し、平成十五年度の施策に反映させる。同町は、中間まとめについては、十四年度施策にでも前倒しして実施したいとしている。

 研究会では、ハード面については、幅広い年代で交流を深めながら使いこなせるよう、各公民館に端末を配置する提案が出された。また、ソフト面に関しては、リサイクル情報や特産品のネット販売、情報機器が使いこなせるようボランティアによるきめ細かい指導が挙げられた。

 また、アドバイザーを務めるソフトウェア開発会社は、「IT社会がもたらすメリットをどのように住民に還元するかがポイント。進歩の早いハードウェアに費用をかけるより今あるものを生かし、地方分権時代の地域の方向性や独自文化を押し出すことが重要になる」と、住民全員が情報技術に親しむ環境づくりを強調していた。


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琵琶湖の水上バイク問題

=県会と三府県知事に対応要望=

(全 県)
 水上バイクの燃料が原因と見られる有害物質が琵琶湖で検出された問題で、県内の二市民団体はこのほど、県に早急な対策を講じるよう働きかけを求めた要望書を、県議会の各会派と琵琶湖を水源とする京都府、大阪府、兵庫県の各知事に提出した。

 要望書を提出したのは、環境団体「びわ湖自然環境ネットワーク」(寺川圧蔵代表)と「緑とやすらぎのある新海浜を守る会」(井上哲也代表)の二団体で、議会の立場から適切な対応をとるようにと県議会の自民党・淡海クラブ、県民ネットワーク、共産党議員団、公明党の各会派に提出したほか、淀川水系でつながる三府県の知事にも手渡し、琵琶湖での水上バイク全面禁止を含めた早急な対策を促すよう働きかけた。

 水上バイク走行後の琵琶湖面から、発ガン性が確認されているベンゼンや、疑いのあるメチル・ターシャリーブチル・エーテル(MTBE)などが検出された問題で、事の重大性を考慮した両団体が独自に水質影響調査を実施。県も先月、能登川町大同川沖と大津市の柳が崎で調査したが、「ただちに人体への影響はない」として、取水口付近を走行しないよう自粛を呼びかけるにとどまった。

 これに対し両団体では、「影響の少ない午前中に行うなど、県の調査時間は不適切だ」とし、適正な調査と航行全面禁止などの対策をとるよう県に要望書を提出していた。

 各知事への要望書によると、県の水質調査は不十分な点が多く危機感にも乏しい、近畿千四百万人の安全な水を預かる者としての責任感が見られない―として、周辺府県や県議会が県に働きかけ、後手後手の環境政策は直ちに改めるよう要請すると共に、適正な対策を講じるよう求めている。


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三重・畿央新都推進協議会

ポスター、広報誌を発行

=来年5月選定に向けアピール=

シンボルマークをあしらったポスター
(全 県)
 滋賀県を含む関西圏の行政、経済界などで構成する三重・畿央新都推進協議会は、シンボルマークをあしらったポスター・チラシ、ニュースレター「みえきおうNEWS」を作成し、国会議員、国政行政機関、マスコミなどに配布した。

 この取り組みは、参衆両院の特別委員会で審議されている首都機能移転先候補地(三重・畿央、栃木・福島、岐阜・愛知)の絞り込みが、来年五月をめどに行われるのを受けたもので、同地域を積極的にPRするのが目的。

 シンボルマークは、「西からの風が日本を変える」をコンセプトにデザインされたもの。大航海時代、西洋は西からの風に乗って東洋に出会うなど、古来より西風は創造や発見のシンボルとされてきた。このことから候補地の中で最も西に位置する「三重・畿央地域」から変革の風を起こし、新しい日本を創造する力を巻き起こそうと考案された。

 ポスターはB2縦サイズで四千枚、チラシついてはA4縦サイズで十万枚印刷した。「西からの風」というテーマに、二十一世紀の日本に新しい風を送り込む存在として「三重・畿央地域」を広くアピールする。

 ニュースレター「みえきおうNEWS」(創刊号八月三十一日)は、A4縦サイズで八ページ、千六百部を発行した。内容的には、首都機能移転の意義、必要性や「三重・畿央地域」の優位性、取り組みをPR、紹介するため年度内に四回発行する。


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