滋賀報知新(ニュース)平成13年9月30日12823号

空き家活用で特産品&芸術紹介

「eタウンマーケット整備」がスタート
=来月19日オープン!=

空き家を利用した「eタウンマーケット 八風」
(湖東・永源寺町)
 臨済宗総本山永源寺の門前町としてかつての熱気を再建させようと、永源寺町高野の空き家・空店舗を利用する「eタウンマーケット整備事業」がスターとした。現在、第一弾の菱川邸整備作業が行われており、地域住民やeクラフトの芸術家たちがボランティア協力を行っている。

 町商工会(吉澤克美会長)を中心に取り組む地域活性化事業の一環で、同事業運営委員会のほか観光、産業、芸術に携わる人々が集結し、観光客との交流や文化情報を発信する「eタウンマーケット 八風」を整備。黒光りする梁や箱階段の趣を生かし、農林産物や工芸品を展示即売するほか、町内芸術家たちの作品展示会も開催する。また、年四回発行予定の情報紙やホームページ開設も準備しており、十月十九日のオープンまでに完成させたいとしている。

 同商工会の河並博さんは「紅葉だけでなく、四季を通じた誘客の強化が必要だ。一部の人が進めただけでは本当の良いものは出来ず、工芸や農林業などの連携が欠かせない」と近年のまちづくり形態を話したほか、点在する観光スポットの線上化が必要であると説明した。

 この空き家利用は同事業の出発点であり、将来的には空店舗を再生させた体験施設(コンニャク作りやそば打ち体験など)をはじめ、地域住民と観光客が交流できるくつろぎスペースの設置を計画している。


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近江ガチャコンで行く

「貸切グルメトレイン」

=白壁のまちと永源寺の二コース=

(湖東・永源寺町)
 びわこ京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会と近江鉄道(株)は、近江鉄道の利用促進と東近江地域の観光PRのため、十月と十一月に郷土料理と観光を組み合わせた「近江ガチャコン グルメトレイン」を運行する=写真=。

 東近江の秋を満喫する観光企画で、白壁が美しい五個荘町と紅葉の永源寺町へとグルメ散策する。

 五個荘町のグルメ散策では、「てんびんの里五個荘散策」と題して金堂の町並みを見学するほか、近江商人屋敷や歴史民俗資料館などの邸宅を訪問。昼食には「てんびんの里花御膳」が用意され、胡麻豆腐・鯉筒切・湖魚佃煮・松茸御飯など湖国ならではの味を満喫する。運行日は十月十日、十七日、二十四日、三十一日の各水曜日。各日とも定員四十八人。

 永源寺町では、「秋の永源寺散策」として大本山永源寺や永源寺ダム、日登美美術館を見学。昼食の「永源寺ヘルシー和膳」は、こんにゃくを楽しむ郷土料理で、こんにゃくの刺身・和風味噌グラタン・サイコロステーキ・煮物など創作が味わえる。運行日は十一月六日、十四日、二十日、二十七日の火・水曜日。定員は各日とも四十人。

 参加費は、両コースとも大人四千八百円、子ども四千百五十円(乗車、料理、バス、入館料および入山料を含む)。申込と問い合わせは、近江鉄道(株)鉄道部運輸課(0749―22―3303、FAX0749―24―1560)へ。


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1日から 「地域医療連携室」開設

近江八幡市民病院

紹介患者の受入窓口設けて
=二次医療機関の役割重視 =

診療棟横に完成した「地域医療連携室」棟
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市民病院は、10月1日から院内に「地域医療連携室」を開設し、業務をスタートする。
 「地域医療連携室」は、これまで各診療科の医師が扱っていた開業医や他の地域病院からの紹介患者の総合窓口となるもので患者の医療情報を集約管理して、開業医等の一次医療と同病院の二次医療の役割分担を明確にし、効果的な地域医療体制の構築を目指す。
 業務内容は、開業医や他の病院から紹介患者の医療情報をファックスで受け取り、その情報を診察を希望する院内医師に伝え、診察予約日を患者に通知。来診した患者は、初診受付を済ませて、紹介先の医師の診察を受ける新しい診察予約の流れを定着化さすもので、二人の専従職員を配置し緊急入院にも対応する。
 また、紹介患者の受診状況や経過情報等を紹介先の開業医や他の病院医師に報告し、症状が一次医療機関で対応できるまでに快復すれば、紹介患者を返し、一次医療機関で可能な継続治療や経過観察等を任す。
 地域医療連携の取組は、二次医療病院での短期入院治療を目指す厚生労働省の指導が背景にあり、各病院でも進められているが、具体的に動き出している病院はまだ少ない。
 同病院では、これまでどおり直接来院する患者の診察も続けるが、計画されている新病院では、予約診療に切り替えていきたい意向があり、現在、患者数の約7%、月平均200件余りの紹介患者数を増やしていくことで、予約診療制度への理解を段階的に浸透させていく、ねらいもある
 同連携室の開設で、これまで勤務医との人脈や関係が薄く患者を転送していなかった医師が、患者を紹介する道が開けることや、一次と二次の医療体制が地域に確立されることで治療効果や患者サービスの向上が図れるものと期待されている。
 その一方で、医療情報に関する患者のプライバシー保護への十分な対応も望まれている。
 同連携室の開設にあわせ、今年6月から診療棟南側の駐車場の一角で建設を進められていた「地域医療連携室」棟がこのほど、完成した。
 鉄骨づくり平屋建て(建築面積98平方メートル)の建物で内部には事務所と国際交流医師室が設けられている。
 国際交流医師室には、11月に州立ミシガン大学付属病院の外国人医師3人を順次迎え入れ、アメリカの進んだ医療技術や2週間を目標とした短期入院治療のノウハウの情報提供を受け、新病病院の医療システムづくりに活かしたいとしている。病院での滞在はそれぞれ1週間の予定。
 これに先立ち、今年6月から1か月、中野且敬(かつのり)外科副部長を同附属病院に派遣して事前研修を受けており、医師間交流の下準備を進めてきた。


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国際湖沼シンポジウム大津

「水といのちのいとなみ」

=11月11日 ピアザ淡海で開催=

(湖西・大津市)
 「びわ湖を守る水環境保全県民運動」県連絡会議主催の国際湖沼シンポジウムが、十一月十一日にピアザ淡海(大津市)で開かれる。同会議は第九回世界湖沼会議にあわせて開催されるもので、「水といのちのいとなみ」をテーマに、水と女性、水とくらしとのつながりを見つめ直し、水といのちの大切さを発信していくことが狙い。

 基調対談では、「苦海浄土―わが水俣病」などで知られる作家の石牟礼道子氏、水俣病資料館語り部の杉本栄子氏が「女性と命―水俣病の闘いのなかでみえたこと―」をテーマに語り合う。

 続いてびわ湖会議事務局長の林美津子氏が、これまでの同会議の活動を報告。シンポジウムでは、京都精華大学人文学部教授の嘉田由紀子氏がコーディネーターを務め、アメリカ・レイクネット主宰のリサ・ボーレ氏、ロシア・バイカル情報センターのニーナ・ダグバエバ氏、バングラディッシュ・女性と子供のための開発機構代表のロヒマ・カトゥーン氏、マラウイ湖畔(アフリカ)在住のアニー・チャザ氏(ビデオ出演)、びわ湖会議副運営委員長の宮川琴枝氏が「くらしの中の水を見つめる」をテーマに意見交換する。

 定員は四百人で、入場無料。参加希望者は、所定の用紙に必要事項を記入し、十月三十一日までにハガキかファックスで、〒520―8577大津市京町四―一―一、県庁エコライフ推進課内びわ湖会議事務局(TEL077―528―3492、FAX077―528―4847)へ。


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秋の箱館山を満喫
「たかしまワンデーマーチ」
=参加者を募集中=

(湖西・高島町)
 高島地域観光振興協議会は、十月二十七日に開催する第七回「滋賀“湖西路”を歩こう!たかしまワンデーマーチ」の参加者を募集している。

 秋の高島郡をゆっくり歩いて、自然と歴史に恵まれた高島郡の良さを肌で感じてもらうとともに、湖西の観光をアピールすることを目的に、平成七年から始まったワンデーマーチも、今年で七回目を迎える。

 今回は、秋の箱館山(今津町)を満喫できる二コースを設定した。ファミリーコース(約十キロメートル)は、箱館山山麓駐車場から河内谷林道を通って、箱館山ハイキングコースを歩く。健脚コース(約十一キロメートル)は、箱館山山麓駐車場から山道を通って、箱館山ハイキングコースを巡る。いずれのコースも、標高六百五十メートルまで登り、距離に差はないが、ウォーキングルートの難度が異なる。

募集人数は、両コース合わせて四百人(事前申し込みによる先着順)。参加費は無料(バス・ゴンドラ代は自己負担、弁当、雨具持参)。

申し込み方法は、住所、氏名、年齢、電話番号、参加人員、希望コース、JR乗車駅を明記の上、ハガキ、FAXで申し込む(電話可)。締め切りは、十月五日。申し込み、問い合わせは、〒520―1631高島郡今津町今津名小路一―四―一、同協議会事務局(電話0740―22―8330、FAX0740―22―8331)へ。 


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