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滋賀報知新聞(ニュース)■平成13年10月3日(水)12827号
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一般会計3620万円の黒字
東近江行政組合12年度決算
能登川消防庁舎を新築移転
=防火指導や救命講習に力注ぐ=
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(湖東・広域)
東近江行政組合(管理者・川端五兵衛近江八幡市長)の平成十二年度一般会計決算は、実質三千六百二十万千八百三十五万円の黒字を示し、同特別会計の救急医療(六百十八万円)と東近江ふるさと基金事業(四百四十四万円)も同じく黒字決算となった。いずれも先月開会の九月定例議会で承認された。。
一般会計の歳入総額(二十九億八百万円)のうち、構成二市七町からの分担・負担金が二十三億五千五百万円と全体の八○・九八%を占め、このほか名神への出動を含む諸収入四千万円、繰越金二千六百万円、国庫支出金八百万円、県支出金千二百万円、手数料収入三百万円など。
これでも不足するため、能登川消防庁舎新築工事や退職金支払いに伴い財政調整基金から一億五千三百万円を取り崩し、同工事や消防、救急車両整備に組合債三億三百万円を発行し切り抜けた。
歳出総額は二十八億七千二百万円で、消防費二十五億四千八百万円(構成比八八・七二%)、次いで公債費一億六千五百万円(同五・七五%)、総務費一億五千七百万円(同五・四九%)、議会費九十万円(同○・○三%)の順。
性質別では、人件費や公債費の義務的経費が二十一億一千百万円(同七三・五二%)と前年に比べ一二・四六%減った。一方、物件費や維持補修費、補助費などの一般行政経費は一億七千八百万円(同六・二二%)の微減となった。将来への投資的経費は四億四千七百万円と、前年に比べ約六・五倍の大幅増を示したほか、退職手当基金などに一億三千四百万円を積み立てている。
主な事業は、能登川庁舎建設(四億円)や化学消防車と救急車の購入(四千二百万円)に取り組んだほか、新ふるさと市町村圏計画(三百万円)を策定した。また、三千人以上に普通救命講習修了証を交付し、約二千人を対象に一般救命講習を実施するなど、実技指導を中心とした応急手当講習に力を入れ、救急救命士三人を養成している。
ふるさと基金事業では、大阪のトークショー「東近江戦国の道・近江証人の道」や日本道路公団へのキャンペーン参加などでイメージアップを図ったほか、創作ミュージカル集団「ミュージカルカンパニー・クレムス」への支援、スポーツ振興「東近江ジュニアサッカー教室」にも初めて取り組んでいる。
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サイクルトレインを利用し
秋のサイクリング大会
=21日 近江鉄道が参加者募集=
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(湖東・広域)
近江鉄道は、電車に自転車が持ち込めるサイクルトレイン「ガチャコン号」を運行しているが、二十一日にこの電車を利用した秋のサイクリング大会を、湖国21世紀記念事業の一環として開催することにした。
同鉄道本線(米原―貴生川駅間)の各駅(彦根、水口石橋、貴生川を除く)から自転車が持ち込めるサイクルトレインに乗車して高宮駅に集合してもらい午前九時半にスターとする。
高宮駅からは自転車に乗って、甲良町―秦荘町―湖東町―愛東マーガレットステーション(昼食)―八日市市の河辺いきものの森を経て、五個荘駅で午後二時半に解散する約三十五キロのコース。解散後はサイクルトレインで帰ってもらう。
米原駅には無料のレンタサイクルを準備し、サイクリング終了後は同駅東口広場で開催の湖国21世紀記念事業「エコ旅フェスタ」が見学できる。小学五年生以上で四十人(予約制、申込順)。小学生は保護者同伴のこと。参加費は小学生四百円、中学生以上六百円。昼食などは各自で持参する。
希望者は住所、氏名、年齢、性別、電話番号、乗車駅、レンタサイクル利用有無など、電話で近江鉄道運輸課(TEL0749―22―3303)へ申し込む。FAX(0749―24―1560)も可。
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東近江創作ミュージカル 14日に初日
息づまる展開 勇気と愛のファンタジー
=連日の熱こもるけいこで最終チェック=
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昆虫たちに助けてもらいながらゲーム
「グランドダイス」のゴールをめざすフィリップたち
――県立八日市文化芸術会館で――
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(湖東・八日市市)
コンピュータゲーム「グランドダイス」の中に突然飛び込んでしまった、りょうすけ・けんたの兄弟。夢なのか現実なのか。真の雄者になるために、世界制覇をもくろむクモ女ゲルラとその部下キャルロと戦いながら、ゲルラにとらわれた姫を救出しようとするフィリップとともに、アイテムを一つずつ集めながらゴールをめざすのだが……。
東近江創作ミュージカル第六弾「バーチャルアドベンチャー」の公演が今月十四日に迫り、けいこの方もいよいよ佳境に入ってきた。先月三十日には衣装をつけての通しけいこが県立八日市文化芸術会館で行われ、台詞の言い回し、振り、タイミング、歌、ダンス、音響、舞台道具の出し入れなど、振り付けの宮川明子さんから、厳しい再チェックと指導が行われた。
舞台は全一幕で、ゲームの感覚にあわせて、テンポ良く、スピーディーな場面展開で進んで行く。サイコロを振って出た目の数だけ進すむと、そこは、アリ、テントウムシ、バッタ、トンボ、チョウ、カマキリ、ハチの村。それらの昆虫との出会いと友情がゴールへの大きな力となる。
絶体絶命の場面でりょうすけは、「リセットを押せばすべてをやり直せる」とボタンを押そうとするが、フィリップから「すべての出会いと願いを消すことができるのか」と勇気づけられ、再びゴールをめざす。はたして、フィリップは真の雄者になれるのか。りょうすけとけんたは現実の世界に戻ることができるのか。
人や自然の命の大切さ、出会いと友情、本当の勇気といった、「愛」がテーマのファンタジックなステージが繰り広げられる今回の東近江創作ミュージカル。十四日の県立八日市文化芸術会館での第一回公演に続き、二十七日の日野町町民会館わたむきホール虹、十一月十八日の蒲生町あかね文化センターでも上演する。開演はいずれも午後二時。
前売り入場券は全席自由で一千五百円。東近江地域の公共ホールプレイガイドで発売中。問い合わせは、主催・制作のミュージカルカンパニークレムス事務局(TEL0748―37―5195)へ。
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汗と愛情で育てた八日市キュウリ
安全とおいしさアピール
=京都市場へ特産品売り込み=
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京都市中央卸売市場に入荷した八日市産キュウリを視察する中村市長(中央)ら
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(湖東・八日市市)
八日市市の特産品として成長しているキュウリの市場拡大へ向け、八日市キュウリ部会(向井義郎会長、会員十六人)はこのほど、中村功一市長、野田幸雄JAグリーン近江農協代表理事組合長ら関係者とともに京都市中央卸売市場を訪れ、市場関係者らと懇談などを行う市場研修を行った。
今回は特に、施設栽培による抑制キュウリのPRを兼ねて実施。生産者から、今年は残暑が厳しく、キュウリの尻細化を抑えるため、品質維持に苦労した点や、温室内でミツバチを飼育することによる秀品率の向上と、減農薬による安心して食べられるキュウリの生産出荷といった、環境にこだわった栽培方法などについて説明した。
懇談会では、市場関係者が消費者のニーズにこたえる生産の重要性を強調した上で、八日市産キュウリについては生産者、行政、JAのチームワークの良さ、生産者の前向きな姿勢にいつも好感を持ち、他産地に比べても同部会ほどうまく機能している産地はなく、消費者から信頼される高品質の生産と、高い評価を得ることができた。
中村市長も、「これからも消費者から信頼される安全で安心な農産物の生産に努めていただくよう生産者を応援していきたい」と、長年かけて築いてきたトップブランドの地位が守れ、生産者の日頃の苦労が報われたことに感謝するとともに、品質向上に向けたより一層の努力と協力を約束した。
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能登川町が独自で航行禁止
水上バイク排出ガスの環境影響問題
知事「全面禁止しない」
=県民から批判「人命軽視である」=
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湖岸に立てられた水上バイクへの通告看板
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(湖東・能登川町)
水上バイク走行後の琵琶湖から、発ガン性が疑われるMTBEなどが検出された問題で、能登川町では、水質汚染防止を図るための防波堤設置を計画し、通告看板を立てるなど来月にも湖辺の一部乗り入れを独自に禁止する動きだ。一方、国松知事は県議会本会議で「人体に影響が出るレベルではない」と述べ、航行の全面走行禁止はしないとした。県の調査結果を踏まえたものだが、ごく一部のデーターで即断したことに県民や環境団体は「人命軽視も甚だしい」と厳しく批判している。
水上バイクのメッカとなっている能登川町では、漁業や周辺住民から寄せられる相当数の苦情に対応し、湖辺からの進入を禁止する通告看板を一里塚地区の堤防沿いに立てたほか、十一月一日までに乗り入れ阻止を図るテトラポット設置を行いたいとしている。
同町大同川からは七月二十二日、県の調査でMTBEが〇・〇〇四ミリグラム検出されたほか、発ガン性物質のベンゼン〇・〇〇四(基準値は〇・〇一)、トルエン〇・〇三八(同〇・六)、キシレン〇・〇二三(同〇・四)が確認されており、人体への影響をはじめ、魚類・昆虫類および植生の破壊が懸念されている。特に騒音問題は直接被害として悩まされ、担当する土木建設課、住民環境課、企画課とともに、町内の各消費・環境団体が連携強化を図っている。
これとは逆に、航行を全面禁止にする考えはないか―と正す藤崎ヨシヲ議員(共産)の質問に対し、国松知事は、排ガス成分の一部が湖水に混ざることを認めつつ、「水質保全面から走行を全面禁止する状況にはない」と答えた。
八月二十九日、適正調査を求める「びわ湖自然環境ネットワーク」(寺川圧蔵代表)と「緑とやすらぎのある新海浜を守る会」(井上哲也代表)の指摘を受け、県自然保護課と環境政策課は近江八幡市野村溜の水域で試験走行調査を実施。従来型の二サイクルエンジンと改良型の直噴二サイクルエンジン搭載機を使用し、十分間走行した直後と三十分後、十分間アイドリングした直後、一・二・四時間後、一日後の水質変化を調査した。
その結果、従来型のアイドリング直後から、MTBEが湖面表層で〇・〇一六ミリグラム、水深一メートルで〇・〇一四ミリグラムが検出され、米国カリフォルニア州飲料水基準の〇・〇一三ミリグラムを上回った。しかし、その他の四物質(ベンゼン・トルエン・キシレン・ベレンゾ(a)ピレン)が検出されなかったことなどから、「人体に影響がない」と判断。水道水の取水口付近についても、走行自粛を呼びかけるにとどまった。
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