滋賀報知新(ニュース)平成14年3月4日(月)第12996号

東近江 東部地域 合併協議会設立へ

八日市市3月議会に追加提案

八日市・蒲生・日野・永源寺
=新市建設へ具体的協議に着手=

(湖東・八日市市)
 八日市市は、これまで東近江東部地域行政研究会で検討を加えてきた協議内容に蒲生・日野・永源寺三町の合意が得られたとして、一市三町(法定)合併協議会の設置に議決を求める議案を一日開会の三月定例市議会に追加提案した。

 提案の規約内容によると、協議会の名称を「東近江東部地域合併協議会」とし、事務所を八日市市に置くほか、合併の方式(対等か編入)や期日、新市の名称、市役所庁舎の位置、新市建設計画の基本五項目を含む約三十項目にわたり、合併に伴う協議を進める。

 法定協議会は、一市三町の首長四人と各議会選出の議員八人ほか、学識経験者三十人以内で構成し、事務レベルで協議する幹事会(各市町の助役、収入役、総務・企画担当部課長で構成)や一部事務の調査、審議を行う小委員会などを下部組織として設置する。

 規約の四月一日施行を待って協議会事務所を開き、職員十二人体制で新市設立に向けた基本的な計画作成や行政サービス、事務事業の調整などを行う。計画では、二年後の合併調印を経て、平成十七年三月末までの新市誕生を目指す。

 注目の湖東・愛東・近江八幡・竜王の参入問題では、設置の(法定)合併協議会と切り離し、一市三町の首長、助役、議会代表で構成(十六人)の「周辺市町検討会議」で協議し、早くても夏ごろまでに可能かどうかの判断が下される見通し。

 今議会には、元気チャレンジと生活重視型の一般会計百四十五億円(対前年度当初比○・一%増)を含む総額二百七十六億円(同四・一%増)の平成十四年度新予算案が提出されている。また、水道水源保護条例を制定するほか、特別職の期末手当減額、職員の特殊手当の見直し、地域改善対策特別措置法の失効に伴う関係条例などを改正する。


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標語・詩・作文・ポスター

人権意識を高める作品

=4―10日 アピア情報プラザに展示=

(湖東・八日市市)
 八日市市の「人権意識を高める標語・詩・作文・ポスター」の入賞作品が決まり、四日から十日まで駅前アピア四階の情報プラザに展示される。これに伴う表彰式は、九日午前十一時から同フロアーのアピアホールで行われる。

 市同和教育推進協議会と市教育委員会が昨年暮れから募集していたもので、標語に二千二十二点、詩八十九点、作文三百七十九点、ポスター六百三十三点の計三千百二十三点の応募があり、このほど同和教育問題検討委員会が審査した。各部門の優秀作品は次の通り。

 【ポスター】武久勝彦(玉緒小六年)村井奈津美(船岡中二年)

 【作文】藤川侑未(玉緒小五年)塚本華奈(船岡中二年)豊本奈美(滋賀学園高二年)

 【詩】落合祐(八日市北小六年)長谷川めぐみ(玉園中一年)引間ふみ(沖野二丁目)

 【標語】西山正貴(八日市北五年)東野美花(船岡中二年)池本由紀子(今堀町)


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礼儀作法もしっかりと

体験茶会で文化味わう

=寺幼稚園の子どもたち=

平岩さん(奥の男性)の指導でお茶を味わう園児たち
(湖東・八日市市)
 八日市市立寺幼稚園で先月二十八日に茶会が開かれ、園児二十七人が裏千家の作法でお茶を味わった。

 茶道の体験を通じて礼儀作法を身につけようと、三年前から毎年開いているもので、市内で茶道を教えている平岩三男さんが講師に招かれ、茶をたてた。

 ひな人形が飾られている遊戯室にゴザが敷かれた茶席で、園児らは年少、年長と交互に着席。平岩さんの指導で、礼儀作法、茶碗のもち方、茶の飲み方などを学びながら、茶会の雰囲気とともに茶の味を味わった。

 園児たちは茶をおかわりしたり、なれない正座でしびれた足をこすりながらも日本の伝統文化に親しみを感じているようだった。


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過半数の現職9人引退

4月の蒲生町議会選挙

ベテラン不在で町政不安も
=立候補へ17人の名前上がる=

(湖東・蒲生町)
 任期満了に伴なって四月九日に告示される蒲生町議選に向け、各地域では候補擁立が終盤に入ってきた。今のところ候補として名前が上がっているのは、定数十六に対して、現職七人、新人十人の計十七人。人選が進められている葛巻・外原・宮井地区で決まれば、最終的には十八人による選挙戦が予想される。

 一方、今期限りで引退する現職議員は、高齢であることや地域協定の取り決めを理由に過半数の九人にも上った。来期四年は、同町にとって市町村合併の正念場を迎える時期だけに、ベテラン議員が引退するのは山中町政にとって大きな痛手で、今後の先行きを不安視する声もある。

 なお、各地域の選挙に向けた動きは次の通り。文中敬称略。
 
 【鋳物師】外池文次65(鋳物師、一期)が再選を目指す。

 【岡本、上麻生、下麻生】新人の西村武一66(下麻生、農業)が、現職の勝永春夫72(上麻生、二期)と交代する。

 【大塚、田井】二期目に挑む内堀治夫55(大塚、一期)の地盤に、初挑戦の公明・村田せつ子53(同、公明党女性委員)が割って入る。

 【大森、鈴】奥村忠雄67(鈴、一期)の後継者選びが進められているが、難航しており、候補擁立を見送る公算が大きい。

 【宮川、蒲生堂】津田弘69(宮川、一期)は引退し、長沢善三60(蒲生堂、農業)にバトンタッチする。

 【葛巻、外原、宮井】高齢のため不出馬の薮伊三郎74(葛巻、四期)の後任で、同じ葛巻の新人に白羽の矢が立っているが、来週中には決定する見通し。

 【上南、合戸、沖】福永秋男72(上南、一期)の引退に伴う人選は不調に終わり、候補擁立は断念した。

 【川原、松井、殿】新人の市川邦夫56(殿、県職員)が、現職・谷口眞一64(川原、一期)の地盤を引き継ぐ。

 【石塔、平林】福島賢治70(石塔、二期)、共産の森隆一郎53(同、一期)が続投を狙う。

 【桜川東、桜川西】共産の田郷正50(桜川東、二期)が立つ。西田善生63(桜川西、一期)は体調面の不安から再選を拒むが、地域の要請が強く出馬濃厚。

 【川合】加藤喜一郎67(東出、三期)が辞め、朝比兼吉54(畑田、農協職員)が初当選に挑む。坂谷清治郎59(本郷、二期)が、現職の強みを生かし三期を期す。

 【木村、横山、稲垂】これまで候補擁立が見送られ、空白地域だったが、古島又一71(木村、会社役員)が立つ。

 【長峰】最も激戦が予想されるエリア。現職の福地泰幸72(長峰、三期)、前回トップ当選の公明・立川時子71(同、三期)が引退し、新人の公明・山口大沢貢59(同、党副支部長)ほか、吉田孝一61(同、地区役員)、大沢貢59(同、元地区役員)、村上順子53(同、主婦)が乱立する。


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中・高齢男性は塩分摂り過ぎ

女性の3割は痩せすぎ!

=「滋賀の健康・栄養マップ」調査=

(全 県)
 県は昨年十一月、県下五十市町村から無作為に四千五百九世帯を抽出して実施した「滋賀の健康・栄養マップ」調査の結果を公表した。
 同調査は、県民の健康状態や栄養素などの摂取状況を把握し、問題点を見出すことにより地域に適応した健康増進・栄養改善対策推進の基本資料とするもので、昭和六十一年度から五年毎に実施している。

 その結果、食物摂取状況調査では、一人一日当たりの栄養素等摂取量はほぼ適正であるが、カルシウムについては調査対象の平均栄養所要量を下回っており、年代別では男性の十五〜二十九歳、女性の十五〜三十九歳の摂取量は所要量の七〇%程度と不足が目立っている。また、乳類の摂取量が、七〜十四歳では多いが十五歳以上では少なくなっている。

 エネルギー摂取量は、一〇二%とほぼ適正量とであるが、摂取エネルギーに占めるたんぱく質・脂質・糖質の構成比は、糖質エネルギー比率が減少しているのに対し、脂質エネルギー比率が適正比率の上限とされる二五%を超えている。

 食塩の摂取については、一人一日当たり一二・六グラムであり、目標としている一〇グラム未満を大きく上回る。また、男性の五十歳代、六十歳代では一五・二グラムとかなり高い数値となっている。

 食品の摂取状況では、小麦類、肉類が増加している一方で、米類、その他の野菜、魚介類が減少している。また、若い世代で小麦類、肉類の摂取量が多いのに対し、豆類、魚介類、海草類の摂取量が少ない。

 生活状況調査の肥満度については、男性の約二割がやせ、約二割が肥満であり、女性の約三割がやせている。

 朝食の状況については、二十歳代、三十歳代男性に欠食する人が多く、二十歳代男性で朝食を食べない人の四二%が高校を卒業した頃から食べなくなったとしており、三十歳代では三〇%が二十歳代から食べなくなったと答えている。

 飲酒の状況については、男性では年齢が高くなるほど毎日飲酒している人が増え、五十歳代、六十歳代では約半数が毎日飲酒している。

 おやつの状況については、十歳代を除いて女性の約四割が毎日おやつを食べている。おやつの内容を男女比較すると、女性が、果物やヨーグルトが多いのに対し、男性は清涼飲料や即席めんが多い。

 不満・悩み・ストレスについては、三十歳代、四十歳代の男女、二十歳代女性の八割が感じていると答えている。


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