滋賀報知新(ニュース)平成14年7月14日第13147号

夏休みは自然の中で

思いっきり遊ぼう!!

=わくわく体験への参加者募る=

(湖東・蒲生町)
 蒲生野考現倶楽部あたらしや学問所と蒲生町教育委員会社会教育課は、夏休みに実施するネイチャーわくわく感動体験ツアーへの参加者を募集している。

 体験ツアーは、日野町川原の田んぼや川で魚つかみなど昔の遊びを京阪神の子どもと交流しながら教わる「里山ネイチャー体験」(八月三日午前九時半〜午後四時半)と、蒲生町役場横の川で近江八幡めだかの学校の子どもとともに水生昆虫の観察や魚つかみをする「かいどり大作戦」(八月四日午前九時半〜同十一時半)の二コースとなっている。

 どちらも参加費無料。参加希望者は、所定の申し込み用紙に必要事項を記入し、あかね文化センター窓口へ持参する。申し込み締め切りは、十四日まで。問い合わせは、同倶楽部・歯黒さん(電話52―1398)、もしくは岡さん(電話55―2793)へ。  


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大中の夏・トウモロコシも旬

いま、出荷最盛期

=輸入物に負けない品質=

毎朝、出荷作業に追われる大蔵さん方の作業場
(湖東・安土町)
 大中の夏といえば、一般にスイカがよく知られているが、高い品質のトウモロコシも特産の1つ。いま、出荷の最盛期を迎えている。栽培を初めてもう20年以上になるという安土町大中、農業、大蔵徳男さん(65)方では、早朝の収穫から出荷まで家族総出の作業が毎日続いている。大蔵さん宅では、ことしも6月頃から夜明けともに1日1、700本前後の収穫作業が始まった。2ヘクタールの畑で7月いっぱい作業に追われるという。

 「トウモロコシは、最もよい食べ頃の品質を保つのが難しい野菜で、収穫のタイミングが品質の決め手。最近、輸入品との価格競争に押され、儲からない」と話す大蔵さんだが、そのまま生で食べても甘くておいしい品質と新鮮さには自信を持っている。各地の生協や量販店との取引が主になっているが、地元の安全でおいしい新鮮な野菜を地元の家庭の食卓に届くよう、生産者と消費者が、お互いの顔が見える取組をめざしている。


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楽しかった安土、また来ます!

国際交流員・モンセさんが帰国

大切にしたい日本とのつながり
=スペイン女性が蒔いた交流のタネ =

帰国を前に安土町の思い出を語るモンセさん
(湖東・安土町)
 安土町役場に国際交流員としてやってきたスペイン女性、フィガロボルタ・モンセラットさん(25)が、3年間の雇用契約が満了を迎え18日の勤務を最後に帰国する。モンセさんの愛称で親しまれ、日本語の他、英語も堪能で、スペイン語教室や料理教室などでも多くの人々と交流を深めたほか、町広報紙では「モンセの日記」の執筆でも国際理解の大切さを外国人の視点から語りかけた。帰国準備に追われるモンセさんに、安土での思い出を語ってもらった。

 安土町にはどんな思い出が残りましたか----

 田んぼの緑は印象的ですね。故郷のサバデル(バルセロナ近郊の人口18万人の地方都市)では米は食べますが田んぼは、南部地方にしかなく、こんな美しい風景は死ぬまで忘れないと思います。毎日、田んほの中を自転車で通勤しましたから、脳裏に焼きつています。21世紀の足跡プレートも残りましたし、好きな太鼓(信長出陣太鼓)のメンバーにもなれました。

 国際交流員の仕事はどうでしたか----

 スペイン語教室や料理教室では、たくさんの人が参加してもらってうれしかったし、友達になった人もいた。本当は、料理は得意ではなかったけど、参加してくれた人たちの調理が上手だったので、私はレシピを書いて渡すだけでよかったので助かりました。食材の違いもあり、本当のスペインの味がでていたものもありましたが、パエリア(焼きめし)などは、和風になってしまいました。来る前は翻訳とか通訳が多いと聞いていたのですが、(得意でない)料理教室をやるとは知りませんでした。

 3年住んで日本人の印象は変わりましたか----

 私は、初めから日本人はこうだというイメージがありませんでしたので、意外に思うことはありませんでした。日本人は優しいと思いますが、建て前と本音があり、微妙なニュアンスの表現をすることにちょっと戸惑もありました。例えば「結構です」などは、その場その場でYESかNOのどちらにもとれますよね。人々は、スペインと比べるとみんな、社会的ルールを守っていると思いました。例えば、料理教室後の後始末など。

 安土町での1人暮らしは、さびしくなかったですか----

 毎週1回はスペインの家族に電話していましたし、ホームシックはなかったです。ただ、毎年クリスマスの一時帰国から戻るときは辛かったです。1人暮らしはそばに相談相手が居ないのでいろいろ自分で考えて解決したことも勉強になりました。精神的に落ちこんだということもなかったし、困ったことや「風邪」すらひいたこともなかったことはよかったです。1人で居ることも好きだったので結構、楽しくやれました。

 困ったことはなかったですか----

 冬の寒さには、夜中に何回も起きましたが、ほかにとり立てて困ったことというのはありませんでした。ただ、出合う人、出会う人に「年齢は」、「結婚しているの」とよく聞かれました。そのつど答えてはいましたけど、どうしてみんな同じことを聞くのかなあーと思いました。年齢や結婚していることがそんなに大事なのか分かりません。日本では結婚に対して社会的なプレッシャーがあると思います。スペインでは、女性が日焼け止めクリームなどはほとんど塗りませんし、歳をとるのは当たり前で増えるシワも自然という考え方があります。歳とともに老けることを余り心配しません。

 帰国して何をするつもりですか----

 まだ何も決まっていませんが、バルセロナの近くには、日本の企業がたくさんあるので、そうしたところに就職するか、日本と関係のある仕事に就きたいと思っています。就職したら車を買って、近い将来は親元を離れて独立を考えています。そして現在の日本語検定2級の資格を1級になるよう頑張りたいと思います。昨年12月の1級検定では、合格点に3点及ばずでしたので、今度は是非ともと思っています。スペインで受けてみます。

 国際交流で何が大切と思いますか----

 世界にはいろいろ国があるように様々な考えもあります。それを認めあうことから始めることが大切ではないかと思います。そうすると人の心は開くと思います。これは何も国際交流だけに限らず、日本人同士でも価値観が違うこともあるのだから、違いを認められないということでなく、出来るだけ受け入れることから交流が始まるのだと思います。日本での生活が1つでなく、また1番でもなく、いろんなスタイルの生活があっていいんじゃないかなあー。安土には、是非また来ます。いつになるか分かりませんが。おそらくそのころには、合併して新市になっているでしょう。覚えてもらっているかが心配ですね。

(聞き手・畑 多喜男)

 町では、6年前から信長とヨーロッパの歴史的なつながりから国際交流員を受け入れており、モンセさんで2人目となるが、当初の目的は達成したとして今後の受け入れは考えていない。
 町国際文化交流協会では、モンセさんの帰国にあたり、これまでの活躍に感謝する「さよならパーティー」をきょう13日正午から町やすらぎホールで開く。参加自由で参加費1、000円。申込みと問い合わせは役場地域振興課(46−7201)へ。


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作品解説や広報活動

美術館サポーター募集

=県立近代美術館=

(湖西・大津市)
 県立近代美術館(大津市瀬田南大萱町)では、美術館サポーターを募集している。
 開館18年目を迎え、美術や美術館が人々にもっと身近なものになるよう、きめ細かい来館者への対応やサービスの向上、広報活動を行うのが目的で、毎日定時と団体鑑賞者に対する作品解説や外国人、障害者、子供などへの適切な案内を行うほか、展覧会等のポスター掲示など広報活動にも携わる。

 募集人数は、約30人で任期は2年間。応募資格は、満18歳以上で2年間週1回程度の継続勤務が可能な人。応募方法は、所定の応募用紙に「近代美術館サポーターとしての抱負」と題した千字程度の作文を添えて8月31日までに申し込む。書類審査と面接を行い選考する。

 問い合わせは同美術館「サポーター係」(077−543−2111)へ。


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子供会員募集

「滋賀県IT子どもクラブ」

=地域からの情報発信=

(全 県)
 県は、インターネット等のITを活用して地域のよさに気づいたり、地域の人々とのかかわりを深め、いろいろな人と意見交換を行い、広い視野をもった子どもを育てることを目的に「滋賀県IT子どもクラブ」を創設することにし、その子ども会員を募っている。

 子どもたちが地域の伝統行事や自然体験をはじめ多様な体験活動などの身近な出来事について取材、編集、記事づくりなどの活動を行うとともに、活動の成果をインターネット等への発表を目指している。

 クラブ員の情報掲示板として、「滋賀県学習情報提供システムにおねっと」上に「滋賀県IT子どもクラブセンターページ」(http://www.longlife.pref.shiga.jp/itkodomo )を新設する。

 会員の対象は、小学生から18歳未満の人で個人とグループの登録制度がある。活動内容は、身のまわりで見たこと、聴いたこと、感じたこと、またグループで行ったことなどを取材し、伝えたいことがはっきりするよう編集して記事にすることが主で、グループまたは個人で作成した記事をFAXやメール、郵便等で投稿する。また、会員同士の記事に関して、質問や意見交換を行い、さらに詳しく調べ直し再発信する。

 応募方法は、所定の申し込み用紙に必要事項を記入のうえ、「滋賀県IT子どもクラブ」事務局に届ける。登録の受付は7月1日から始めている。

 問い合わせ・申し込み先は、県教委「生涯学習」課内・滋賀県IT子どもクラブ事務局(TEL077−528−4654)へ。


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