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滋賀報知新聞(ニュース)■平成14年8月8日(木)第13176号
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吉本も顔負けのドタバタ劇
10月20日告示の栗東市長選
西村氏と国松氏が骨肉の争い!?
=策士・三浦氏の本領発揮か =
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(湖南・栗東市)
栗東市長選(十月二十日告示、同二十七日投開票)は、候補者擁立を巡ってドタバタ劇が繰り広げられている。七月初旬までは、立候補予定者として、高田徳次助役(62)、野村政夫・栗東市商工会会長(66)、西村千代治・市議会議長(74)、市教育委員長職務代行の奥本健・びわ湖放送常務取締役(56)の四人が下馬評にのぼっていたが、ここにきて野村氏がリタイアーし代わりに息子で市議の昌弘氏(36)にバトンタッチしすれば、西村氏とは親戚関係にある司法書士の国松正一氏(55)までも名乗りをあげるなど、大混乱だ。
猪飼峯隆市長(74)とは、親戚関係の高田助役は、市長が済生会病院から退院した七月八日直後に、市長同席のもと出馬表明すると見られていたが、結局、今月十五日頃に助役を退任して、正式表明する運びとなった。すでに後援会づくりは全市で着々と進められている。
五月初旬から市長選に意欲を見せていた野村氏は、支持者から年令的に限界との指摘を受け、息子の昌弘氏に夢を託くすことになった。七月二十七日には、昌弘氏後援会手原支部結成大会が約八十人を集めて開催された。そもそも政夫氏が出馬に動いたのは、三浦治雄県議(60)が政夫氏に「ワンポイントならいい」とのアドバイスがキッカケだったとの説がある。
野村氏同様に、三浦氏からお墨付きをもらって出馬を固めた一人に西村市議会議長がいる。六月の議会役員改選の時に、三浦氏が西村氏に「市議会最大の保守会派の栗政会をたばねて出馬したら」とリップサービスしたのが契機になったという。西村氏が最終的に腹を固めたのは、同じ親戚の国松氏が市長選に名乗りをあげてからだ。ちなみに国松氏は、青年会議のOBらで組織している「フォーラム21」の会長を勤めており、北野加代子県議(53)も、このフォーラムのメンバーである。
この北野氏が必死で擁立をしようとしたのが奥本氏だった。もともと同氏につばをつけたのは三浦氏で、一月に打診している模様だ。先月、北野氏が奥本氏を説得している最中、三浦派である太田利貞市議(54)らは国松氏擁立を画策していた。そして八月三日に栗政会の緊急会議が開かれ、同席に呼ばれた国松氏が一部議員から厳しい質問を浴びせられる一幕も。
三浦派の太田市議が同じ親戚の国松氏を担ぎ出そうとしたことで、逆に西村氏に火がついた。この四日に三浦氏が西村宅を訪れたが、西村氏は出馬すると譲らなかった。
西村氏の側近筋は「例え話をすれば、仮に入りたい大学があるとするなら、勉強なりの準備が必要だ。もっとも裏口入学でもすれば別だが。やはり今回は、先輩である西村氏に譲るべきだろう。うがった見方をすれば、三浦氏が次々とつばをつけたことで、混乱を招いたといえる。国松氏を担ぎたいのか、自分が出たいのか、高田氏と裏でつながり無風を狙っているのか定かでないが『策士策におぼれる』ことになる」と激怒する。なお、びわ湖放送への愛着が人一倍強い奥本氏は、知事の慰留なども手伝って、出馬はしないものと見られる。
いずれにせよ盆あけには、高田氏VS西村氏、あるいは高田氏VS国松氏に落ち着きそうだが、RD問題の解決を求めて北野氏待望論が強まる可能性がある。
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自然エネルギー拡大目指す
市民共同発電全国フォーラム
=10、11日 大津でパネルディス=
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(湖西・大津市)
2002市民共同発電所全国フォーラムが「拡げよう!自然エネルギー」をテーマに、十、十一の両日、大津市山上町のいこいの村びわ湖で開かれる。全国で市民共同発電所の設置、運営に関わる市民団体や行政、企業が集まり、新エネルギーについて課題を探り、拡大を目指す。
市民が共同出資し、太陽光などを利用した発電装置を設置する市民共同発電所は、石部町のなんてん共同発電所で全国で初めて設置された。その後も運動は継続され、県内では六か所で設置されている。
ただし、自然エネルギーの中でも最も設置コストが安く、実用的と言われる太陽光発電も、出資した元金の回収に四十年もかかることや、発電原価(百二十五円/一キロワット)に対して電力会社の余剰電力買い取り価格(二十四円/一キロワット)が安価なため、思うように広がっていない。行政に対して差額保障の声が上がっているが、財政難を理由に難色を示している。
フォーラムの一日目は、午後一時からオープニング、同十五分から濱川圭弘・立命館大総合情報センター長が「二十一世紀文明と太陽エネルギー」と題して、太陽光発電の最近の状況と将来展望について講演。現状報告を経て、関係者によるパネルディスカッションで論議を深める。
二日目は午前九時から開かれ、四つの分科会で(1)「市民共同発電所のつくりかた」(2)「自然エネルギーと市民共同発電所」(3)「市民共同発電所とパートナーシップ」(4)「そして地域経済循環モデルへ」│について意見交換する。
参加希望者は、所定用紙に必要事項を記入し、ファックスで同フォーラム事務局(電話/FAX0748-77-5741)へ申し込む。参加費は、資料代含み二千円。
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甲西で写真パネル展
「戦争と平和の島」
=大久野島毒ガス工場 =
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防毒服での処理作業風景
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(湖南・甲西町)
甲西町立図書館は、平和祈念として写真パネル展「戦争と平和の島│大久野島毒ガス工場」を開いている。かつて旧日本軍の毒ガス工場のあった周囲四キロの広島県大久野島は、今では瀬戸内の陽光を浴びる保養所として人気がある。同展では、時代の移り変わりの中で忘れられようとする史実を紹介し、平和の願いを新たにするもの。十八日まで。
陸軍毒ガス工場が設置されたのは昭和四年で、終戦で閉鎖するまで十六年間、製造量は六千六百十六トンに上った。国際法上禁止された毒ガス製造、使用は極秘で、島民は工場建設とともに移住させられたほどの徹底ぶりだった。
敗戦後、同工場に残っていた毒ガス約三千トン、毒ガス弾一万六千発については、進駐軍が防空壕に埋めたり、もしくは焼却、土佐湾沖に海洋投棄して処分した。これについては、関係者の間で土壌や海洋汚染の危険性が指摘されている。
旧日本軍が撮影した戦中写真では、顔にマスク、頭から足の先まですっぽり白い作業着で身を包んだ工員が、毒ガスを弾に詰めている様子、工場の電力を供給する発電所の風景が見てとれる。
また、戦後になると、海洋投棄するため毒ガス弾を積み上げた米軍上陸用船舶、危険性を知らされずに裸で処理作業に従事する日本人が撮影されている。また、アメリカ兵なのか、日本人か分からないが、防毒服とゴーグル付きマスクを着用し、ガス抜き作業を従事している、物々しい写真も残されている。
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童門冬二氏招き
中江藤樹を学ぶ
=安曇川でフォーラム =
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(湖西・安曇川町)
陽明学の祖、中江藤樹の教えを学びながら、今後の人づくりに生かそうと、生誕の地である安曇川町で「中江藤樹・心のフォーラム」が、作家・童門冬二氏を招き、二十五日午後一時から開催される。入場無料。
フォーラムでは、「藤樹の教えを生かした心のふるさとづくり」をテーマにパネルディスカッション形式で、県立安曇川文芸会館で地域住民と有識者が意見交換する。出席は童門氏のほか、竹下喜久男氏(仏教大教授)、小山耕一氏(NHKチーフディレクター)、高村好一氏(県立大教授)の四人。
参加希望者は、所定ハガキに必要事項を記入し、十日までに〒520-1244安曇川町上小川六九、近江聖人中江藤樹記念館(電話0740-32-0330)へ。
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琵琶湖博物館で
「中世のむら探検」
=滋賀報知が読者招待 =
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(全 県)
県立琵琶湖博物館は、湖国の生活を考える企画展「中世のむら探検│近江の暮らしのルーツを求めて」を開催している。実際に遺跡から出土した資料や古い地図をもとに、衣食住といった庶民といった庶民の暮らしや、おしゃれや信仰といった精神生活を中心に展示する。十一月二十四日まで。
横江遺跡(守山市)から出土した遺構をもとに復元された体験住居で中世の衣装をまとったり、石山縁起に描かれた絵図から復元した市場で野菜をとったりし、中世の一般の生活を体験できる。
また、会場には「はしかけさん」と呼ばれる同博物館のボランティアが、中世人にふんして機織りを行うなど、当時の生活を生き生きと再現する。入り口で配布している中世人の生活に関する問題シートは、初級から上級まで解きながら展示を楽しめる。
なお、滋賀報知新聞社は、読者プレゼントとして同展の入場件を六人にプレゼントします。希望者は、はがきに住所、氏名、電話番号、年齢、紙面の意見を明記し、十九日までに〒520-0051大津市梅林一丁目三-二五、滋賀報知新聞社大津本社(電話077-527-1111)へ申し込む。
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