滋賀報知新(ニュース)平成14年8月22日(木)第13192号

堤防安全神話から脱却

関係市町が防災計画見直し

広域的な取り組み難航
=住民の自衛意識求める=

野洲町の近江富士橋から上流のぞむ
(湖南・野洲町)
 野洲川下流部の七市町(栗東・守山・草津・野洲・中主・甲西・石部)は、野洲川がはんらんした場合の住民の避難経路、避難場所を記載したハザードマップ作成に向け、広域的な推進連絡協議会を設置し、防災計画の見直しを進めている。死者十人を出した一昨年の東海豪雨をきっかけに国の水防法が改正され、国の責任のもと洪水を川の中で食い止める施策から、これまで以上に住民に自衛意識を持ってもらおうと大きく政策転換したためだ。関係市町の取り組みを追った。

  ●国が浸水地域を公表

 野洲川に百年に一度の大雨(一日の総雨量三百五十ミリ)が降った場合、あふれる水は石部頭首口付近から河口部まで扇状に七千二百ヘクタール広がり、草津市南部から近江八幡市近くまでわたる。最も水かさが深い地点は、守山市稲荷大橋付近と野洲町近江富士橋北西付近で水深二│五メートルに達する。

 栗東市については、野洲川とJR草津線に挟まれた地域が浸水し、り災家屋は五千七百戸(二万九千人)に上る。とくに野洲川大橋付近と同市伊勢落の沿岸部分は、一階の軒先まで届く一│二メートル未満まで浸水し、家財に大きな被害が発生する。一方、石部頭首口上流にある甲西、石部町に関しては、大きな被害は見られない。

 これらをシュミレーションした国土交通省は、薄れつつある住民の水防意識をあらためて再認識してもらおうと、はんらんした場合に浸水する恐れのある地域を示した想定区域図を、七市町や湖南、甲賀地域振興局などで公表している。

  ●他市町と複雑な連携

 これを受け、関係市町では防災体制の整備を進めているが、ハードルになっているのが広範囲にわたる避難場所、避難経路の確保だ。豪雨時は、河川の水量が目まぐるしく変化する上、野洲川に注ぐ支流のはんらんも考慮に入れないといけない。

 ハザードマップ推進連絡協議会事務局の堤文男・野洲町建設課長は、「地域によっては隣の市町に避難してもらった方が安全な場合もあり、関係市町と十分な協議が必要だ」と、複雑な調整に頭を抱える。

 とくに野洲、日野の両河川に挟まれ、町域の大部分が浸水する中主町は、日野川の洪水情報にも神経を尖らすが、今のところ参考材料が乏しい。日野川の浸水想定区域図については、河川管理者の県が作成中で、平成十五年度五月には完成させる。同町はこれを受け、野洲川とあわせて水防計画の整備を急ぎ、住民に周知徹底を図りたいとしている。

 栗東市においても当面は、市内の中小河川があふれることを念頭に置いて避難経路の策定、避難場所(小学校の二、三階)の確保、防災計画との整合性を他市町と連携しながら検討する。

 国土交通省琵琶湖工事事務所の福知宣太郎・調査課長は、「堤防は砂を積み上げたもので、流水が上部にあふれたり、土の中に水がしみこめばもろく崩れる。局地的な集中豪雨が降れば、いつ決壊するか分からない。住民にどこへ逃げればいいか知ってもらうことは必要」と、日頃からの備えを強調している。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

アジア太平洋障害者の10年

大津市内で多彩な関連行事

=10月25-28日の3日間=

(湖西・大津市)
 「アジア太平洋障害者の十年」最終年ハイレベル政府間会合が、十月二十五│二十八日に大津市内で開催されるのにあわせて実施される関連行事が、このほど発表された。

 国連アジア太平洋経済社会委員会(本部・バンコク)は一九九三年から二〇〇二年までの十年を「国連障害者の十年」と定め、各国の障害者福祉増進に向けて取り組みを進めてきた。今年が最終年に当たることから、六十一カ国の代表者が集まり、過去十年を振り返るとともに、今後十年の枠組み、方針を決定する。

 なお、主な関連行事は次の通りで、問い合わせ」は県アジア太平洋障害者の十年国際会議開催支援室(077-528-3581)、大津市新世紀事業推進室(077-528-2727)まで。

 【交流会(10月25-28日)】福祉の取り組みを考える映画鑑賞会、講演会、今後十年を考えるキャンペーン会議、ITを使って国内外の人と会話を楽しむネットミーティングなど/ピアザ淡海

 【ふれあい広場(10月26日)】市民と会議参加者の交流を目的に、参加、体験型の楽しいコンサート、マーケットを催す/なぎさ公園市民プラザ

 【第六回糸賀一雄記念賞受賞式(10月26日)】障害者福祉の先駆者、糸賀一雄氏を記念して、国内外で活躍した人が表彰される。会場では、歴代の受賞者による記念シンポジウムが開かれる/琵琶湖ホテル

 【障害者芸術展(10月24│28日)】触感に訴えるさわるアート「触覚の庭」が催される。視覚障害者が鑑賞できる展覧会にとどまらず、多くの人たちに「触る」という新しい芸術鑑賞を体験してもらう/大津西武催事場

 【音楽会(10月27日)】障害のある人もない人も同じステージに立ち、「第九」を合唱し、障害者への理解促進と音楽活動をとおした社会参加への推進を図る/びわ湖ホール

 【APWD(10月25-28日)】社会就労の推進や国際協力、国際交流を目的とした講演、セミナーのほか、バザール・国際見本市などが別会場の浜大津アーカスで開かれる/琵琶湖ホテル


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

世界トップのスケーターショー

「プリンスアイスワールド」

=9月28、29日 伊藤みどりら競演=

プリンスアイスワールドのポスター

(湖西・大津市)
 世界トップクラスのスケーターたちが競演する「プリンスアイスワールド伊藤みどりのスケーターズ エキスポ」が、九月二十八、二十九の両日の午前十一時、午後三時から県立アイスアリーナ(大津市)で公演される。

 オリンピックや世界選手権などの大舞台で高度な技術を磨き上げたメンバーが、華麗なショー、手に汗握るパフォーマンス、アトラクションを披露する。

 出演は、メインキャラクターの伊藤みどりのほか、エレナ・レオーノワ&アンドレ・コワルコ、八木沼純子、松村充、佐藤紀子&高橋忠之、プリンスアイスワールドチーム。

 料金は、SS席(指定)六千円、S席(自由)五千円、A席(同)大人四千五百円、子ども二千円となっている。問い合わせは同公演事務局(077-521-1111)へ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

日本地方新聞協会

=全国から標語募集=

(全 県)
 社団法人日本地方新聞協会は、今秋の新聞週間にちなんだ恒例の「地方新聞標語」を募集することにした。全国各地の愛読者に地方新聞の活動を広く知ってもらうとともに、地域住民とのコミュニケーションを深めるのが目的。募集要項は次の通り。

 【天賞例】「地方紙は小さな支えで大きな力」(十年度)「地方紙の力が生きる時代がくる」(十一年度)「地方紙の誇りで担え文化の灯」(十二年度)「地方紙に我が郷土の夢たくし」(十三年度)

 【入選】天賞(賞状、賞金三万円)▽人賞(賞状、賞金二万円)▽佳作(賞状、記念品)五点選ぶ。

 【表彰】天賞者を全国大会に招待するとともに、入選作品を同大会で発表し表彰する。

 【応募】郵便はがき一枚につき一点(何枚応募も可)。はがき裏面に標語一点と郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、募集新聞名(滋賀報知新聞)を明記し、表面には「標語募集」と朱書する。

 【締切】八月三十一日(当日消印有効)

 【宛先】〒一六〇-〇〇一七東京都新宿区左門町六番地、小野商ビル六〇一、社団法人日本地方新聞協会内、新聞標語募集係(03-5379-1531)へ送付する。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

15歳が心のままに書き綴った

詩集「My dear・・・」

=抽選で4人にプレゼント=

著者・保知さんが発信する15歳の心とは
(湖東・近江八幡市)
 十五歳の保知沙都子さん(近江兄弟社高校在学中)が、心のままに書き綴った詩集「My dear・・・」(定価八百円)が(株)文芸社から発刊された。

 五十六の詩が収められている詩集は、大人への階段を前に悩みの尽きない保知さんが、出会った人や身の回りで起きたこと、小さい頃の思い出などを通して、感じたことを自分の言葉で表現している。

 滋賀報知新聞社では、この詩集「My dear・・・」を四人にプレゼントする。希望者は、官製ハガキに住所、氏名、年齢、電話番号、職業、本紙の感想を明記し、〒527―0015八日市市中野町一〇〇五番地、滋賀報知新聞社中部本社「詩集」係へ。締め切りは二十六日(必着)。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ