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滋賀報知新聞(ニュース)■平成14年9月1日(日)第13203号
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第49回 八日市市美術展覧会
作品募集 市芸文祭のメイン
発表の場と鑑賞のチャンス
=11月開催 出品要項など決まる=
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(湖東・八日市市)
第四十回八日市市芸術文化祭のメイン「第四十九回市美術展覧会」(市展)は、十一月七日から県立八日市芸術会館での開催が決まり、作品の募集要項が発表された。
市展は、市民や近隣市町の芸術を親しむ人たちに、作品発表の場と鑑賞の機会を広く提供し、文化の高揚を図る目的で毎年開催され、今年で四十九回目を迎える。昨年は、市内外から日本画、洋画、書、写真、彫刻などに計二百点以上の作品が出展された。
出品資格は、昭和六十二年四月一日以前に生まれた人で、市内在住か在勤、在学ほか、近隣市町(近江八幡・彦根両市と蒲生・神崎・愛知・犬上の各郡内町)の在住者。故人の作品については近親者が出品できる。
作品は、日本画(F八―五○号、額装、ガラス・アクリル不可)▽洋画(同、額装、アクリルのみ可)▽彫刻塑像(縦横一メートル、高さ二メートル以内)▽美術工芸(大きさ自由で展示に支障のない作品)▽書(二×一メートルで表装、仮巻き不可)▽写真(半切り以上の単写真、一○○×二○○以内の組写真で、わく張または額装に限りガラス不可、デジタル・パソコン作品も可)の六部門。自作未発表で、作品の裏には必ず金具とヒモを付ける。
出品数は日本画・洋画・書が一点、写真・彫刻塑像・美術工芸が二点以内。所定の出品申込書と出品票に必要事項を書き、出品料(一点につき千円)を添え、十一月二日(午前九時―午後五時)か同三日(午前九―十一時)に会場へ搬入する。
各部門の審査を市展開催までに行い、市展賞や特選、佳作ほか特別賞などの入選作品を選び、十一月七―十日に展示する。表彰式は同十日午後二時から会場で行われる。詳しくは市芸文祭事務局(TEL24―5672)へ。
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さらに進化した作品の数々を展示販売
布引焼恒例 陶器まつり開催
=1日まで 模擬店も大好評=
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大勢の布引焼ファンでにぎわう会場
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(湖東・八日市市)
創作陶芸「布引焼」恒例の陶器まつりが、八日市市外町の布引焼窯元で三十日から始まり、初日から大勢の布引焼ファンでにぎわっている。一日まで。
今秋、米国ミシガン州マーケット市で開く個展「エッセンス・オブ・ヌノビキヤキ」に向けて勢力的に創作に取り組み、先日県立八日市文化芸術会館でその出来栄えを披露する「作陶展」を開いた窯元の小嶋太郎さん(62)が、これまでの「ふくろう」「桜」「こもれ陽」シリーズなどをはじめ、置物、食器、小物類などにもさらに新デザインを増やすなど、例年以上に磨きをかけた力作を、一挙、展示販売している。
日頃利用してくれている人達への感謝を込めた陶器まつりではさらに、おなじみとなった来場者全員に当たる空くじなしの福引(一人一日一回)や、一万円購入ごとの福引券プレゼントなどのサービスもうれしい。
屋外テントでは、協賛店による模擬店が大好評。地元の新鮮野菜や果物、手づくりパン、作業所の仲間たちによる作品などに、人垣ができている。
問い合わせは、布引焼窯元(TEL0748―23―1688)へ。また、ホームページ(http://www.biwa.ne.jp/~nunobiki)でも案内している。
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黒紙とナイフで光と影を演出
三波さん 切り絵展
=8日まで まちかど情報館 無料体験教室も=
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作品について見学者に解説する三波さん(左)
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(湖東・八日市市)
八日市駅前の本町商店街内にある八日市まちかど情報館で、サロン・ド・まちかど「三波捷昭(さんなみ かつあき) 切り絵展」が開かれている。八日まで。
八日市市東沖野五丁目在住の切り絵作家、三波さんの東近江地域の古い家並みや社寺、彦根城、風景、鳥、花、女性など、黒画用紙とカッターで作り上げた白と黒の作品約五十点を紹介している。
定年後に独学ではじめてまだ日が浅いにもかかわらず、その見事な作品は見る人をうならせ、今では八日市シルバー人材センターや市内公民館などで教室も開いて切り絵の面白さを市民に広めている。
作品展示方法にも手を加え、白紙と黒紙のあいだに少しすき間をつくることで、まるで本物の建物の前を歩いているかの様に、格子戸の影が角度によって違って見えるなど、随所に工夫が凝らされ、見学者の目を楽しませている。
また、会場では三波さん自身が指導する無料体験教室も随時開かれており、子どもたちがお母さんと一緒に夏休みの宿題にと、アニメキャラクターの切り絵に挑戦している姿も見られる。
八日市まちかど情報館は入場無料。月曜日休館。
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工房「彩」 生徒43人の作品展
1年間の成果を一挙披露
=きょうまで 八日市文芸会館=
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子どもたちの個性あふれる作品が並ぶ会場
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(湖東・八日市市)
八日市市と永源寺町で開かれている工房「彩」造形教室に通う生徒が一年間に取り組んだ創作活動の成果を発表する作品展が今年も、県立八日市文化芸術会館で開かれている。一日午後三時まで。
創作活動を通して子どもたちの個性や感性を伸ばそうと十一年前から教室を開いている奥田教子さんの指導のもと、幼児から大人まで四十三人が、水彩、油彩、アクリル画、墨絵、デッサンなどの平面作品や、粘土、紙芯を再利用したトーテムポール、牛乳パックなど空箱工作、タイル、木工などの立体作品、約三百展を会場いっぱいに展示している。
今年は、奥田さんがつくった童話を自分のイメージで描いた作品や、昨年のクリスマスにつくった「お菓子の家」の食べる前の完成写真なども、見学者の目を引き付けている。
また、子どもたちが交代で段ボールによるオブジェづくりにもライブで取り組み、毎日違う作品が完成してゆく行程を見てもらった。
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甍の波―銀黒に光る
享和の鬼瓦を記念碑に
=照耀寺の大屋根葺替工事=
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享和元年(1802)の銘が刻された照耀寺の鬼瓦
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(湖東・五個荘町)
五個荘町川並にある浄土真宗・照耀寺。源平時代初期の仁安元年(一一六六)に開基された寺院で、今春から進められてきた本堂大屋根修復工事がこのほど完成。落慶法要が行われ、棟端を飾っていた鬼瓦が記念碑として建立された。
神崎郡史稿によれば、正禅法師によって仁安元年(一一六六)に開山した天台宗寺院で、正禅の没後に一時廃退。天文十三年(一五四四)に素一法師が本願寺證如上人に帰依して真宗に改め、再興したとされており、享保に綴られた『川並村諸色明細帳』(一七二四)には「金堂村弘誓寺末寺照耀寺」と位置づけられている。
現在の本堂は天保十五年(一八四四)の築造で、百六十年の風雪により瓦の老朽化が進行。今春、檀徒と有志の協力のもと大屋根の全面葺き替え工事が行われてきた。
記念碑として建立された鬼瓦は、平成の大修理として、また諸材の代表として残されたもので、縦二メートル二十センチ、幅一メートル六十センチの獅子口(箱形の棟端飾瓦=のきばかざりがわら)に、当時としては珍しい深彫りの菊・波が陰影を作り、鈍い銀黒に光る。また、菊菱・三つ巴・蓮華紋などの軒端飾が配され、繊細な細工の中にも大胆な美しさがある。
作者は、蒲生郡河合村の瓦師・又兵衛とあり、裏面に享和元年(一八〇一)の銘が刻される。
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