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滋賀報知新聞(ニュース)■平成14年9月23日(月)第13228号
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飲酒など悪質運転・シートベルト・高齢者
秋の全国交通安全運動スタート
=児童・生徒の絵画・ポスター展もアピアで=
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駅利用者に運動スタートと安全運転を訴える関係者
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(湖東・八日市市)
「秋の全国交通安全運動」開始を翌日に控えた二十日夕方、八日市署管内(八日市市・神崎郡)の八日市地区交通安全関係団体による街頭啓発が八日市駅前で行われた。
関係者二十人あまりが、交通安全のノボリとタスキ姿で駅入り口付近に立ち、職場や学校から家路を急ぐ乗降客に、自転車かごカバーやライト付きキーホルダーなど啓発グッズと、高齢者の交通事故防止、シートベルトとチャイルドシートの着用、飲酒運転等悪質違反の追放に重点を置いた運動への協力と交通安全の徹底を訴えるビラを配りながら声をかけ、翌日からの運動スタートを呼びかけた。
また、八日市駅前のショッピングプラザ・アピア四階の情報プラザでは、「あわない、起こさない シルバー無事故運動」(九月一日―十月三十日)の一環として、「高齢者と交通安全」をテーマにした児童・生徒の絵画・ポスター展(県・県無事故運動実行委主催)が開かれ、子どもたちのメッセージを発信している。二十六日まで。
昨年県下では、五十一人のお年寄りがせっかく長生きしてきた大切な命を交通事故で一瞬のうちに失った。一昨年より十七人も多い。
そこで、県では今年度から同運動を前に、県内の小中学生に作品を募集、五百十二点の応募があった。そのうち入賞作品三十四点を選び、紹介している。
横断歩道を安全に渡っているお年寄りの絵や「おとしよりに思いやり」のキャッチフレーズの入った作品、ヘッドライトに急に黒い服のお年寄りが浮かび上がりドライバーがドキッとしている作品など、小学生二十八人、中学生六人の力作が並ぶ。東近江地域関係の入賞者は次のみなさん。
【小学生】岩崎里水(五個荘5年)平木祥絵(甲津畑5年)佐生安祐美(五個荘4年)塚本哲史(同)山田愛(同)
【中学生】安田彩香(朝桜3年)
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ガソリン使う強盗事件が急増
消火器の薬剤吹きかけ身を守る
=日野・蒲生町の郵便局員が訓練=
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犯人役に向けて素早く消火器を噴射する郵便局員
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(湖東・日野町)
ペットボトルに入れたガソリンよう液体を用いた強盗事件が全国で発生していることから、県内で初めて、消火器を使った強盗対応訓練がこのほど、日野清田郵便局(田中嘉晃局長)で実施された。日野・蒲生町の十一郵便局から局長や窓口担当の女性局員、日野地区金融防犯協議会会員ら計三十人が参加した。
この訓練は、県中部特推連蒲生東部会が、日野警察署と日野消防署に呼びかけ実現したもので、非常通報装置による的確な通報や発生後の措置、消火器を使用して犯人に対抗する手段の習得を目的としている。
県内では、ペットボトルに入れたガソリンなどを用いた強盗事件は発生していないものの、隣の京都府では先月二十六日午後一時五十七分、八幡橋本郵便局で強盗事件が発生している。犯人は、ガソリンをロビーにまきちらし、客一人を羽交い絞めにしてナイフを突きつけ人質にとり、現金二百六十万円を奪って軽トラで逃走した。全国的にも同様の手口が広がっており、一月から七月末までに金融機関で発生した強盗事件(七十件)のうち、十一件がペットボトルに入れたガソリンなどを使用したものだった。
新たな犯罪方法に備えようと、警察官が強盗犯に扮して、ガソリンの入ったペットボトルを窓口にまきちらし、ライターを手に「火をつけるぞ」と脅しながら、金を要求したとの想定で訓練が行われた。参加者は、局員役の警察官が示した手本をもとに、相手の動きを注視しながら、カウンター足元に装備されている消火器を素早く取り出し、安全ピンを引きホースをはずして、犯人めがけレバーを強く握り噴射させた。
白い粉末を浴びた犯人役の警察官は、「視界がなくなり、ライターも着火せず、逃げるしかなかった」と語り、消火器の威力を実証した。人体に無害である消火器の薬剤は、室内に煙幕を張り犯人の目をくらまし、さらに粉末を直接吹き付けることで足跡など痕跡として残すことができる。
日野警察署の上内保生活安全課長は「ガソリンもペットボトルも簡単に手に入れることができる。室内の視界をなくせば、犯人は逃げるしかなく、その効果は絶大だ。常に危機感を持って、消火器をいつでも使える場所に置いてほしい」と呼びかけた。
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10月3〜7日「野口謙蔵小品展」
日本人の魂を描き出す鬼才
=子ども対象の観賞会も開催=
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キャンパスに向かう野口謙蔵画伯
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(湖東・蒲生町)
故郷である蒲生野の風物を描き続けた近代洋画家「野口謙蔵小品展」が十月三〜七日、蒲生町あかね文化センター小ホールで開催される。入場無料。
同展は、野口謙蔵顕彰会(中嶋高名会長)を中心とした野口謙蔵小品展実行委員会の主催で、これまでほとんど世に知られていない作品群から選りすぐりの小品約四十点が展示される。
野口画伯は、明治三十四年に、蒲生町綺田の造り酒屋を営む裕福な家庭に生まれた。旧彦根中学校(現彦根東高校)を経て、東京美術学校(現東京芸術大学)の卒業とともに、ふるさと蒲生野に戻り、この地を生涯のキャンパスとして、ふるさとの山河や人々の暮らしを愛情を込めて描き続けた。帝展で三回もの特選を受賞するなど将来が期待されていたが、第二次世界大戦の最中、わずか四十三歳の若さで生涯を閉じた。
太い線とダイナミックな色使いでありながら、素朴さや暖かみを感じるその作風は、日本的な精神の美しさや自然と共に生きる喜びをメッセージとして見る人の心に訴えかける。
展示作品は、野口画伯が好んで描いたといわれ、野口芸術の神髄が凝縮されている十二号以下の小品で、「秋景(十二号)」や「湖畔の朝(四号)」、「平野暮色(四号)」、「つくし(四号)」など、季節感あふれる作品と出会える。
また、十月五日(午前十時〜同十一時半)には、蒲生町内在住の小学校五・六年生と中学生を対象に、「野口謙蔵作品鑑賞会」が同センター学習室で開かれる。絵画を題材として、スライドやビデオを交えながら、筆使いや色の表現方法などに触れ、野口画伯の魂や生の人間像に迫る。
解説を担当するのは、子どもの頃に野口画伯に直接絵の指導を受けた経験を持つ野口謙蔵顕彰会会員の藤川与曽吉さん。「こんなもんでも何でもよいので、鉛筆で正しい形と影日向を書く稽古するとよいわ」と初めて絵について聞いたことを藤川さんは今でも鮮明に覚えており、野口画伯から教わったふるさとや自然を愛する思いを今に語り継ぐ。
参加希望者は、所定の申し込み用紙に必要事項を記入し、二十四日までに同センターまで申し込む。
開催時間は、午前九時半〜午後五時(入館は午後四時半まで)。申し込みおよび問い合わせは、同センター(電話55―0207)へ。
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蒲生野短歌会
大賞に寺村さん
=全国から230人が応募=
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(湖東・蒲生町)
蒲生野万葉まつりに向け募集していた蒲生野短歌会の選考会がこのほど開かれ、寺村享子さん(彦根市)の作品「蒲生野を君と並びて歩み行く朝露青くわれを清くす」が蒲生野大賞を獲得した。
全国各地の二百三十人(県内百三十五人)から四百五十四首の作品が寄せられ、続く紫野賞に吉村紀子さん(守山市)の作品「家々の間(あはひ)の田より残り鴨鋭角に翔ぶ青き蒲生野」と、標野賞に小野和子さん(彦根市)の作品「蒲生野の万の烏の一羽なる転生の汝(な)を探しにゆかな」が選ばれた。
選者を務めた歌人の中野照子さんが厳選した特選(七点)、佳作(十点)ととに万葉まつり会場で表彰を受ける。なお、寺村さんの大賞作品は、来年の同まつりで歌碑建立される。
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障害あるなし関わらず
写真で交流
=参加者とボランティア募集=
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(湖西・大津市)
障害のある子どもたちと交流する会は、大津市柳が崎のびわ湖大津館で十月五、十二、十九日に開くワークショップ「使い捨てカメラを使って写真集をつくろう!」の参加者とボランティアスタッフを募集している。
対象は小学四〜六年生と中学生で、同じ年頃の子どもと接する機会や自己表現の場が少ない障害を持つ子どもたちへの理解を深めてもらうことを目的とする。
内容的には、▽第一回(十月五日)「写真を読もう!」「さつえい会1」は三人一組で公園内を撮影▽第二回(同十二日)「撮った写真を語ろう!」「さついえ会2」は、撮った写真を発表し意見交換する▽第三回(同十九日)「オリジナル写真集をつくろう!」「写真を語ろう!」は、お気に入り作品を選び自分だけの写真集を作る。
参加費は、四千五百円(カメラ代、現像代、写真集材料費、昼食代、保険料含む)。定員は先着三十人。参加希望者は住所、氏名、年齢(学年)、電話番号を記入して申し込む。障害者は、障害に関する注意事項を書き添える。締め切りは二十日(必着)。申し込みは、同会の中西さん(090―7100―9855、FAX075――221―2797、Eメールchilcap@seian.ac.jp)へ。
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