滋賀報知新(ニュース)平成14年10月2日(水)第13239号

東近江が 独自審査 入賞作決める

明るい選挙啓発ポスター

政治に関心を持つ貴重な1票
=金賞に田邉さんと片山さん=

田邉さんの作品─小学・金賞─
片山さんの作品─中学・金賞─
(湖東・広域)
 東近江地域の十四年度明るい選挙啓発ポスターコンクールで、竜王小学校五年の田邉悠さんと、能登川中学校一年の片山みなとさんの作品がそれぞれ金賞に選ばれた。

 県選挙管理委員会が募集した同コンクールには、小学校と中学校の部に管内二市七町から計五百四点の応募(永源寺町除く)があり、各市町で実施の第一次審査を通過した八十三作品を対象に、東近江選挙管理委員会連絡協議会が独自に審査を行った。

 小学校の部には八十九点が寄せられ、そのうち三十点が第一次審査を通過し、四百十五点の応募があった中学校の部では五十三点がパスしている。この中から東近江独自に、各部の金賞、銀賞、銅賞、努力賞を決めた。

 東近江で第一次審査を通過した八十三作品は、後日開かれる県選管の第二次審査の対象となる。明るい未来が選挙によって実現するイメージや、政治に関心を持つことの大切さなど、しっかりと訴えた作品が全体的に多かったと講評された。今回は近江八幡と安土からの応募で八五%を占めている。金賞以外の入賞は次のみなさん。

 【銀賞】小学 西川桃世(八幡二年)片山せいら(能登川西三年)▽中学 新井温美(八幡西一年)山本知優(安土二年)

 【銅賞】小学 馬場徳文(必佐六年)吉田真理子(竜王五年)▽中学 辻井絵里子(八幡西一年)山梶千明(安土二年)森山亜利沙(同)

 【努力賞】小学 植村昌輝(安土六年)水元子(同)安田恵里奈(日野六年)吉澤竜平(必佐五年)犬井有理菜(竜王五年)佐生幸隆(五個荘六年)▽中学 谷口清二(八幡西一年)垣見亜彩子(聖徳二年)土生沙綾子(安土二年)大橋理絵(同)澤友里江(同)


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議長に松下氏を選出

八日市市議会の役員改選

良識派が混乱回避に動く
=1か月遅れ 保守系協力体制で決着=

松下修治議長
加川泰正監査委員
(湖東・八日市市)
 八日市市議会は、九月定例議会最終の先月末、一か月遅れの役員改選を行い、新しい議長に松下修治氏(77)=政新クラブ、七期=を決めた。すでに副議長には、八月開催の臨時議会で寺村義和氏(58)=自民党市民クラブ、一期=が選出されている。

 役員改選は、一年交代の申し合わせで毎年八月に臨時議会を開き行われているが、副議長選出問題に絡んで各会派が対立したことから、志井弘前議長が「市民から納得が得られる議長に交代したい」と辞職願いの提出を見送っていた。

 この一か月間、保守系会派内でも調整がつかず、議長選出は今議会の最終までもつれ込んだ。予定より約一時間半遅れの午後五時四十五分に再開された議長選では、松下氏十四票、豆田昇一郎氏(共産党)三票、加川泰正氏(公明党)一票、白票一票の結果となった。市長選や市町村合併問題などを抱え、保守系会派の共同歩調に足並みが揃い、決着したものとみられる。

 松下議長は昭和五十年に初当選。議長、副議長や、文教民生常任、総合開発特別、同和対策特別などの各委員長を歴任。七期目。野口町二〇三。

 一方、議会選出の監査委員に加川泰正氏(55)=公明党=を決めた。平成三年に初当選し、副議長や総務常任、まちづくり特別、蛇砂川対策特別の各委員長などを歴任。三期目。八日市町六―一五。

 このほか、各委員会の委員長は次のみなさん。正副の順。カッコ内は所属会派。

 【常任】総務 横山栄吉(市政クラブ)藤野道春(同)▽文教民生 中村肇(政新クラブ)山田みを子(公明)▽産業建設 畑博夫(自民党市民クラブ)岩井至(共産)

 【特別】蛇砂川改修推進 村田晴一(政新クラブ)豆田昇一郎(共産)▽まちづくり推進 高橋至(市政クラブ)深尾俊幸(自民党市民クラブ)▽青少年・少子高齢化対策  福山憲二(自民党市民クラブ)野畑幸子(共産)▽人権対策 藤野道春、横山栄吉▽決算 村田晴一、畑博夫

 【議会運営】大洞共一(自民党市民クラブ)志井弘(政新クラブ)


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子どもエコクラブ 御代参街道歩く

歴史学んだ町並みきれいに

=八日市市 参加者ら再発見に感激=

ゴミ袋を手にまちの歴史を学ぶ参加者
(湖東・八日市市)
 八日市市内でこのほど「子どもエコクラブ」(まちをきれいにする八日市市民運動推進協議会)が実施され、子どもたちが自分たちの住むまちの歴史を学びながら、まちの美化活動を行った。

 ゴミのポイ捨て防止の啓発と“わがまちの良さ”再発見を目的に、歴史ある御代参街道を歩こうと企画、二歳から小学六年生まで約三十人が参加した。

 この日は天候がはっきりしなかったため、当初予定していたコースを変更、レンガのえんとつとまれ(西中野町)から本町商店街まで約一キロで、ゴミ拾いをしながら約一時間半かけて歩いた。

 途中、八日市郷土文化研究会の中島伸男事務局長から、醤油蔵だったレンガのえんとつとまれや笠屋地蔵、津島神社、“しょうきさん”などの話を聞き、御代参街道の魅力を学んだ。

 参加した子どもは「こんなにいろんな神社や道しるべがあるなんてびっくり、とても勉強になったし楽しかった」、また、保護者からも「普段自転車で行き来している道に、こんなにたくさん歴史を語るものがあったなんて感動です」と感想が聞かれた。


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優良運転者と交通安全功労表彰

八日市 神崎交通安全地区大会

=はぐれ刑事・島田さんが熱弁=

優良運転者、交通安全功労表彰を受ける受賞者
(湖東・八日市市)
 県内一斉展開された「秋の全国交通安全運動」の期間中、八日市地区交通安全協会と八日市神崎交通安全推進会議、八日市警察署は、優良運転者および交通安全功労者・団体を表彰する『21世紀セーフティドライブロマン・ロード(八日市・神崎交通安全地区大会)』を開催した。

 県民一人ひとりの安全思想を高揚させ、正しいルールとマナーの習慣付けにより交通事故防止を徹底する取り組みで、“近江路はマナーとゆとりとゆずりあい”をスローガンに▽高齢者の交通事故防止▽シートベルトとチャイルドシートの着用の徹底▽飲酒運転等悪質違反の追放―が展開された。

 同協会では、家庭や職場など身近なところから再認識し、高モラルの地域づくりを目指そうと、草の根的活動の安全指導功労者と団体、および優良運転者の二十七個人・二団体を表彰。会場の五個荘町福祉センターには予想を上回る約三百五十人が集まった。

 続いて、ドラマ「はぐれ刑事純情派」でお馴染みの俳優・島田順司氏(64)による講演『はぐれ刑事 川辺課長が語る15年』が行われ、ロケ中のエピソードや人間模様を面白おかしく紹介。長寿番組の秘訣は、ドラマの根底にある優しさだと語り、現代社会に必要なものは心だと熱弁した。

 島田氏は、本紙取材に対し「一瞬の隙で一転する人生、ハンドルを持つとともに家族や恋人のことを考えることが必要です。また、道路を利用する全ての人にも言えること。責任ある行動が事故撲滅につながる」と話した。

 県警によると、八月末現在の交通事故死者は四十四人で、シートベルトを着用していれば助かったと思われる人が十四人もいた。さらに、十五歳以下の死傷者のうち四百二十八人が自動車乗車中の被害で、その半数の約二百人が未就学の児童である。依然、シートベルト・チャイルドシートの着用率(全国平均八三・九%を五・一%下回る)は低い。また、高齢者の事故死者は十九人(前年比十二人減)で、季節的には秋から年末にかけてが多く発生している。

 秋の行楽シーズンを迎え、各地域の実態に即した安全対策が望まれる。

 受賞者は次のみなさん(継承略)。

 【交通安全功労団体】
 能登川町老人クラブ連合会(会長・村林三郎)▽能登川町交通安全会躰光寺支部(躰光寺区長・河端国夫)

 【交通安全功労者】
 小杉佳正(五個荘町)▽中田洋子(能登川町)▽櫛田政美(同)▽野神信子(永源寺町)▽藤野早苗(能登川町役場)▽福永麻美(同)▽今若洋介(八日市市役所)▽保海有香(同)

 【優良運転者(15年)】
 今村堅一(八日市市)▽沼田敏子(同)▽徳井展全(同)▽杉山英子(同)▽辻川駒吉(永源寺町)▽小杉智恵子(五個荘町)▽臼井富彦(同)▽石田英雄(能登川町)▽小嶋賢(同)

 【優良運転者(10年)】
 西井美也子(八日市市)▽羽生道英(永源寺町)▽川島一兵衛(五個荘町)▽樋口英男(能登川町)

 【優良運転者二輪(10年)】
 樋口壽美子(能登川町)

 【優良運転者(5年)】
 西井拓也(八日市市)▽松村昇(永源寺町)▽武田光央(能登川町)▽斎藤綾子(同)


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不法投棄に関する情報提供

郵便局員のフットワーク活用

=日野町と近江日野郵便局が業務締結=

契約書を交換する木山局長と奥野町長
(湖東・日野町)
 日野町と近江日野郵便局は、産業廃棄物など不法投棄に関する情報提供の業務委託契約締結式をこのほど日野町役場で開き、奥野弘三町長と木山喜博局長がそれぞれ契約書に締結調印し、新たな協力体制を整えた。

 これは、郵便物の集配や貯金・保険の集金などで町内をくまなく回る近江日野郵便局員のフットワークを活用し、作業中に産業廃棄物を発見した場合、不法投棄に関する情報提供を日野町に対して行うというもの。廃棄物発見の早期化と広域化、迅速な処理体制の整備をするとともに、より安全で快適なまちづくりの推進が狙い。

 昨年十二月一日に施行された「郵政官署法(地方公共団体の特定の事務の郵政官署における取り扱いに関する法律)」では、地方行政との連携を前提に、外務職員を活用したサービス項目と事務手数料が示されている。今回のような情報提供は、外務職員が配達途上において不法投棄物を発見した際に地方公共団体に報告するサービスとして無料と記載している。

 調印後、奥野町長は「日野町は広い面積を抱え、監視員の増員に努めているものの、不法投棄が後を絶たず頭を悩ませていた。郵便局員に早期に通報してもらえれば、監視も強まり不法投棄防止の効果が上がる。より一層のお力添えをお願いしたい」と要請した。

 これを受け、木山局長は「郵便事業を通して、日野町の安心と安全のよりどころとなるように、地域に密着した郵便局を目指している。日野町民のために今後も貢献していきたい」と協力を惜しまないことを約束した。 

 日野町では、平成九年から住民を不法投棄監視員として委嘱しているが効果が上がらず、今年三月には鎌掛と北畑の二カ所で建築廃材の不法投棄が発見された。目撃情報や決定的証拠がないことから、未だ犯人逮捕には至っていない。監視員だけでは、各地域ごとのパトロールを強化しても、町内全域を毎日巡回することは不可能であり、近江日野郵便局員二十三人に大きな期待を寄せている。


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