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滋賀報知新聞(ニュース)■平成15年2月28日(金)第13397号
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愛東・湖東町の回答は「ノー」
「愛知郡は一つ」 再び消滅
=合併研究会参加要請 広域行政は存続で=
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平元会長に回答書を手渡す権並愛東町長
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(湖東・広域)
「愛知郡は一つ」へ再度の願いへの回答は、やはり「NO」。愛東町と湖東町の決意は固かった。
今月三日に秦荘町・愛知川町合併研究会から参加要請を受けていた愛東町と湖東町は二十六日、両町の権並清、宮部庄七町長と密谷要一郎、小嶋柳太郎町議長が愛知川町役場に同研究会会長である平元真町長を尋ね、各町長名と議長名による同研究会に参加しない旨の回答書をそれぞれ手渡し、「愛知郡は一つ」への決別を正式に伝えた。
不参加の理由については、生活圏域や人口十万人規模での合併、住民アンケートや説明会での民意の重視などが挙げられている。
回答を受け取った平元会長は「将来に禍根を残さない」合併議論を続けたい意向を述べるとともに、三月五日に開催される第三回研究会に理由説明のための出席を両町長に要請した。
また、同席した副会長の北川眞道秦荘町長代理の廣田進助役、上田太治、森隆一両町議長から出された広域行政問題をどうするかについては、「これまで通り四町で」と継続の意向が示された。
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一般会計142億3千万円
八日市市新予算案 1.9%減
生活密着の暮らし向上型
=重点推進 パートナーシップ=
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(湖東・八日市市)
八日市市は、一般会計百四十二億三千万円に三特別会計一億円、九事業会計百四十億円を加えた総額二百八十三億四千九百万円の平成十五年度当初予算案をこのほど発表した。この新予算案は、来月三日開会の三月定例議会に提出される。
一般会計は、対前年度当初比一・九%減となり、税収が大幅に落ち込む中で、国の地方財政計画(一・五%減)を上回る厳しい予算となった。しかし総額では、くらし密着の下水道や上水道、介護保険を重点に予算規模全体を押し上げ、二・七%の伸びを示している。
中村功一市長は、市民生活への課題解決を踏まえた「暮らし向上型予算」と位置付け、特に福祉、環境、教育、都市基盤整備への対応ほか、ITや少子・高齢化対策の推進、経済対策、パートナーシップによるまちづくりなどに力を入れている。
一般会計を圧迫する人件費(三十三億三千万円、二・五%減)と公債費(十七億円、一・〇%減)を抑えたものの、市民生活への扶助費(十七億三千万円、六・二%増)が大幅に増え、広域事務組合などへの負担金(十八億円、二・四%増)が重くのしかかっている。
義務的経費が予算全体の四七・六%を占める中で、一般行政経費(十七億八千万円、二・一%減)の削減に努めたが、普通建設事業費(二十一億二千万円、四・九%減)の確保にまでは至らなかった。将来に結び付く投資的経費は会計全体の一五%に落ち込み、中でも市単独については前年当初に比べ三・八%の減少となった。
長引く不況の影響を受け苦しい台所事情にあっても、新総合計画「みんなの力で築く元気なまち『やさしさ』と『たくましさ』あふれる緑園文化都市」の実現に向け、市民が安心して生き生きと暮らせる施策を随所に盛り込んでいる。
政策大綱の人間福祉、環境文化、市民活動、地域経済、都市基盤に沿って、市民と行政による協働パートナーシップまちづくりほか、高齢者・子供・障害者に配慮するとともに、生活に直結する道路、下水道に思い切った予算措置を講じている。
中村市長は、景気低迷で予算編成段階から約二十億円の不足が生じたものの、経常経費の削減や事務事業の見直し、民間委託、施策への重点配分に配慮し、厳しさの中でも市民ニーズにこたえる、まさに「ヤリクリ予算」と説明する。
歳入の柱となる市税は六十六億二千万円(八・二%減)と、構成比も四六・六%に落ち込んでいる。中でも、景気に左右されやすい進出企業が多いことから、法人市民税は一八・六%減となったほか、土地下落で評価替えに伴う固定資産税も七・六%減の最悪の状況を迎え、これらに伴う地方交付税を十六億円(七七・八%増)と目いっぱい見込んだ。
これでも不足が生じるため、財政調整基金や公共施設整備基金などから約六億六千九百万円(四二・二%減)を取り崩し、借金に当たる市債十四億三千万円(一七・〇%増)で切り抜けた。大幅な財源不足に見舞われ厳しい財政状況を反映し、使い道自由な自主財源比率も五七・六%(一二・七%減)に落ち込んでいる。
歳出面では、普通建設事業費の中で市単独が十六億円(三・八%減)と七割以上を占め、積極的な都市基盤づくりを進めている。。都市計画街路(三億一千万円)や道路新設改良(二億五千万円)、蛇砂川(三千万円)、排水対策(一億九千万円)、公園整備(七千八百万円)などに引き続き取り組む。一方、下水道事業(二十九億円)に力を注ぎ、普及率は七五・三%(県六九・五%)に達するほか、二、三年後の一〇〇%を目指す。。
重点テーマ「パートナーシップ」の新規は、高齢者人材資源発掘(二十四万円)、ふれあいヴィレッジ整備(千二百万円)、布引学童保育所整備(千七百万円)、地域いきいき子ども塾(八十万円)、元気っ子探検活動支援(八十万円)、ふるさとの山と川保全推進(百九十万円)、古紙収集事業(千八十万円)、市民活動推進(四十万円)、菜たね栽培推進(二十五万円)、こだわりようかいち米体験隊(十万円)など。
このほかの主な新規事業は、住宅改修・リフォーム補助(五百万円)特老ホーム整備補助(七千百万円)わが町マップ(五百万円)幼稚園三歳児保育(四百六十万円)身障者居宅生活支援(千六百万円)知的障害者ショートステイ(六百七十万円)雨水利用施設設置補助(百万円)日吉団地建替(八千八百万円)御園小プール設計(二百万円)聖中武道場新築(八千万円)ふれあい・瞳かがやく体験(百五十万円)図書館蔵書検索システム(千八百万円)布引ドーム設計(一千万円)環境こだわり米推進(二百万円)近江米サバイバルプラン補助(三百三十万円)水稲生産省力化技術導入補助(六百三十万円)集落一農場支援(二百万円)沖野雨水対策用地購入(一億七千七百万円)本町通り排水対策工事(六百五十万円)柴原南低区排水池増設(三億二千万円)貯水槽水質検査(百万円)住民基本台帳カード発行機器導入(五百万円)戸籍総合システム導入(千四百万円)など。
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春の火災予防運動の一環で
音楽通じて防火意識高める
東近江行政組合消防音楽隊
=日野消防署=
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園児を前に演奏する音楽隊員ら
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(湖東・日野町)
日野消防署(藤川茂幸署長)はこのほど、全国一斉に展開される春の火災予防運動(三月一〜七日)の一環として、東近江行政組合消防音楽隊(山本芳孝隊長)の演奏を交えた「消防お話し会」を日野町立西大路公民館で開いた。
同公民館には、西大路幼稚園(西村衛夫園長)の四、五歳児二十八人と公民館事業“チビッ子サロン親子”に参加している三十人が集まり、消防隊の迫力ある演奏を間近で聞きながら、音楽を通して防火意識を高めた。
滋賀県下初の消防音楽隊として昭和五十年に発足した同音楽隊は、現在、東近江地域一本部四署二出張所の隊員二十五人で構成している。消防業務と兼務しながら、出初式や管内の幼稚園での防火教室など消防関連行事のほか、老人ホームの慰問など毎年約三十回ステージに立つ。
また、全国消防音楽隊フェスティバルに過去三回出場した経験を持ち、吹奏楽経験者から初心者まで毎週一回の練習は欠かさない。
「ラッパなど楽器の音に負けないぐらいの声で歌ってね」との指揮者の言葉通り、園児らは音楽隊の演奏が始まると、音楽に合わせて手拍子したり、踊ったり、リズムを取ったり、体を動かしながら会場いっぱいに元気な歌声を響かせた。
また、「おもちゃのチャチャチャ」や「ぞうさん」など童謡のほか、「となりのトトロ」、「千と千尋の神隠し」といった最新の曲を演奏する隊員の楽器や演奏方法に目を凝らし、楽しいひとときを過ごした。
山本隊長は、「勤務明けで睡眠を取らずに駆けつけた隊員もいるが、子どもたちの笑顔が演奏の活力となった。これからも音楽を通して防火意識の普及啓発に努めていきたい」と話していた。
最後に、園児らは消防隊員と、マッチやライターで遊ばない▽コンロやタバコの火が付いていたら大人に伝える▽元気よく幼稚園に行くの三つを約束し、公民館駐車場に用意された救急車や消防車を「すごい」と歓声をあげながら見学した。
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野口謙蔵画伯に続け!!
大賞に竜王町・佐橋さん輝く
=蒲生野を描く洋画コンクール=
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(湖東・蒲生町)
蒲生野が生んだ野口謙蔵画伯を顕彰し、清新ではつらつとした洋画家の発掘と育成を目的とする「第六回蒲生野を描く洋画コンクール」(主催=蒲生町、同町教育委員会)の入賞作品がこのほど決定した。
大賞には、佐橋忠男さん(竜王町)の「畔木の里」が、優秀賞(滋賀県知事賞)に坂本正一さん(蒲生町)の「冬景―三」、同じく優秀賞(蒲生町長賞)に益子由美さん(水口町)の「展望」がそれぞれ選ばれた。
近隣の府県から一般公募で寄せられた洋画作品六十一点を、福井重男氏と安土優氏、藤井喜久雄氏の三人が作者の内面にまで迫った審査を行い、入賞作品五十一点のうち、大賞一点と優秀賞二点、佳作九点の計十二点を選出した。
野口画伯に続く可能性を秘めた入賞作品は、三月一日から九日まで「蒲生展」と題して同町あかね文化センター小ホールで展示される。また、同二日午前十一時から表彰式が同センターで行われる。
そのほか、佳作の受賞者と作品名は次の通り(敬称略)。
【佳作】中嶋宏(八日市市)「太郎坊山麓の昼下がり」▽伊藤廣三(京都市)「蒲生野早春」▽松浦歌子(大津市)「西大路小学校界隈」▽大森達夫(甲西町)「小春日」▽大西克美(草津市)「石塔寺」▽池内節子(蒲生町)「収穫の秋」▽大崎恭一(堺市)「子守勝手神社」▽藤原孝義(今津町)「冬晴れの山野」▽池川佐紀(京都市)「蒲生のそら」
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山田副知事勇退か
後任に広田氏か西堀氏が有力
=副知事2人制が復活!?=
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(全 県)
山田新二県副知事は、大津市内の病院に入院のため二月定例県議会を二十七日から閉会日の三月十三日まで欠席することになった。来年七月十五日まで任期を残す山田副知事だが、この二月県会会期中に勇退を明らかにする模様だ。このような中、国松善次知事は、兼ねてから公約していた女性副知事の実現のため、「副知事二人制」を復活させると見られる。山田副知事の後任としては、広田義治総務部長や西堀末治県教育長、OBでは田口宇一郎理事員、宮尾悦尾氏(元道路公社理事長)らの名前があがっているが、広田総務部長と西堀教育長の二人が本命視されている。また女性副知事については、中央官僚や民間人からの起用が有力だが、上原恵美県びわ湖ホール理事長の可能性も残されている。なお山田氏は、昭和六十三年から副知事を務めている。
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