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滋賀報知新聞(ニュース)■平成15年3月1日(土)第13398号
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消す心 置いてください 火のそばに
きょうから春の火災予防運動
防災管理体制の充実目指す
=家庭・地域 事業所で 防火指導や査察も=
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(湖東・広域)
火災の多発シーズンを迎えて、七日の消防記念日を最終に、一日から「春の火災予防運動」が全国一斉に展開される。
この運動は、冬から春にかけての季節が年間を通して火災の発生しやすい気候となり、この時期に火災予防の思想普及を図り、発生の防止や火災による死傷事故、財産の損失を防ぐ目的で行われる。統一標語「消す心置いてください火のそばに」を掲げ一週間、車両と林野火災の予防運動とともに実施される。
東近江消防本部は、運動期間中▽住宅防火対策の推進▽地域における防火防災安全体制の充実▽特定、非特定防火対象物等における防火安全対策の徹底▽放火火災予防対策の推進▽消火器事故防止対策の推進▽乾燥時および強風時の火災発生防止対策の推進▽高齢化社会への対策の推進――の七項目を重点目標に取り組む。
管内各消防署単位には▽広報活動(街頭啓発、ポスター・立て看板)▽防火指導(住宅診断、放火されない環境づくり、病院・福祉施設の安全徹底、弱者の避難体制、防火教室)▽車両火災の防止(たばこ投げ捨て・危険物持ち込み禁止)▽林野火災の防止(たき火・火入れ制限)▽消防訓練(事業所との合同訓練、防ぎょ訓練)――などを実施する。
また事業所では、予防思想の普及・啓蒙(社内広報、従業員教育)▽管理体制の徹底(消防・避難訓練、危険物施設・車両点検、地震への火気管理)などを行うほか、一般家庭でも火の用心七つのポイントや防火四チェックの励行、自主防火活動への積極参加、安全就寝場所の確保、外出・就寝前の火の元点検、たき火の監視などを推進してもらう。
八日市消防署の主な取り組みは次の通り。
【1日】女性防火クラブ指導(建部上中南)
【2日】消防団合同訓練(市辺町)防火パレード(市内)
【3日】女性防火クラブ指導(東本町)
【4日】査察(ラピュタ八日市)消化困難地域地水利調査
【5日】査察(八日市グランドホテル)事業所合同訓練(滋賀文化短大)消化困難地域地水利調査
【6日】査察(永源寺町地域産業振興会館)消防お話会(八日市幼稚園)山林防火立て看板の調査と修理
【7日】査察(八日市商工会議所)
【その他】9日 住宅防火診断(建部堺三百十八戸)▽10日 高齢者宅防火訪問(永源寺町二十戸)▽11日 高齢者宅防火訪問(八日市市三十五戸)
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歴史文化研究会
こまの長者
=今夜 小脇・宮会館=
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(湖東・八日市市)
八日市市の小脇郷歴史文化研究会は、一日午後七時から勉強会「古代金柱宮とこまの長者考」を小脇町宮会館で開く。
吉田勲氏の研究に基づき、こまの長者と八日市の市の起源、近江の親市との関係を探る。無料で一般参加も大歓迎という。
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永源寺町商工会女性部
図書館へ絵本50冊を寄贈
=情操教育に役立てて=
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絵本50冊を寄贈する永源寺町商工会女性部のメンバー
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(湖東・永源寺町)
永源寺町商工会女性部(左近八重子部長)は二十七日、昨年に開催したもみじまつりのバザー売上金を使って、町立図書館に絵本五十冊を寄贈した。
「普段お世話になっている地域の人々へお返しを」として、女性部が二十年来続けているチャリティー活動で、今回はバザーの売上金六万五千円で絵本五十冊を購入。子どもたちの情操教育の一助になればと同館へ寄贈した。
贈呈式で左近部長は「小さな子供たちのために、夢がいっぱいの絵本を役立ててほしい」と話し、目録を巽照子館長に手渡した。
ゲームや携帯電話、パソコンの普及とともに個々の世界に入り込み、人間らしい感情や道徳感の希薄が指摘されるなか、いまや幼児期から前頭葉(心を育てる)が退化しているという。
巽館長は礼を述べるとともに「子供自身はもちろん、大人に読んでもらう読み聴かせはとても大事なこと。想像力豊かに育ち、へいきいきと未来に活躍する子供たちのために、一冊一冊大切に使いたい」とし、情操教育の大切さについて語った。
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多孔質木片使って馬堤溜の水浄化
簡単装置で水質改善試みる
=湖東地域の環境を考える会 きょう中間報告=
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水質浄化の効果が期待される実験
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(湖東・湖東町)
湖東町の西堀榮三郎記念探検の殿堂前にある調整池「馬堤溜」の土手に、青い土のうのようなものが整然と並べられ、そこを上から水が流れる仕掛けが設置されている。
これは、湖東地域の環境を考える会が馬溜の水を使って水質浄化実験を行っているもので、実験の中間報告が一日に同町農業環境改善センター(町役場内)で第三回世界水フォーラム・びわ湖水フェアの関連イベントとして開催される水環境フェアで発表される。また、最終結果は、十九日から始まる同フォーラムで世界に向けて発信する。
実験の内容は、肉眼では確認できないほどの穴をたくさんもつ木くずのような細かな木片を網袋に詰め、それを斜面に敷き詰めて、くみ上げた馬堤溜の水を上部から放水するといういたって単純な仕組みで、ハイテク技術を駆使した装置など影すら見えない。
ここで使われている木くずのようなものが水質浄化の重要な役割を果たす「マートンチップ」と呼ばれるもの。無数の穴のおかげで表面積が大きくなることで、そこに発生する菌が水の中にある水質を悪化させる要因をより多く取り込み、発酵や分解することで水と炭酸ガスに浄化してしまう。
同会では、水質が悪化してきた馬堤溜の水の浄化対策を検討してきた結果、このマートンチップによる方法にたどり着いた。実験には、町のほか民間企業二社も協力する。
馬堤溜での実験成果が、将来、琵琶湖に流れ込む河川の水質や琵琶湖自体の水質浄化に応用、発展される期待も秘められている。
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一般会計0.7%増198億2千万円
近江八幡市の新年度当初予算
近江商人の精神を規範に
=生活密着型の施策展開=
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(湖東・近江八幡市)
近江八幡市は、前年対比0・2%増の総額468億693万円の新年度当初予算案を発表した。3日開会の3月議会に上程する。
内訳は、一般会計198億2千万円(前年対比0・7%増)、11の特別会計総額150億2、730万円(同4・2%増)、2企業会計総額119億5、963万円(同5・1%減)で、平成12年度から4年連続の増加となっている。
市では、環境、情報、(市民と行政の)パートナーシップをキーワードに、第3次総合発展計画を実効性のあるものにするための財政指針として近江商人が不況を乗り切る規範とした「信用、倹約、才覚、算用」の精神にならい、市民生活に密着した重要施策を優先的に盛り込む予算編成に心がけた、と説明している。
市独自の施策の財源となる一般会計の歳入は、長引く経済不況の影響を受け総額の40%近くを占める市税の落ち込みを前年対比3・9%減の74億864万円と見積もったのをはじめ、財政調整基金などからの繰入金も9・3%減の15億3、190万円万円に抑えた。
減額による不足分は、のちに国から還付が見込める市債の発行に切り替え、前年対比50・7%増の15億150万円を計上した。
歳出では、人件費を2・8%減の45億7912万円に抑え、単独の建設事業費を9・7%(1億8、213万円)削減。さらに補助費も5・5%減として切り詰めた。
その一方で、市民の日常生活を支える扶助費は3・6%増の25億9、983万円に、物件費は5・0%増の30億3、032万円にそれぞれ増額し、市独自のまちづくりを推進する126の新規事業を盛り込んだ。
市では「新火葬場」、「PFIによる市民病院」、「主要幹線道路の整備」、「上水道の鉛管の交換工事」などのインフラ整備にも取り組む。
主な新規事業は、消防署前に計画されている「エコ村」について市独自の構想をまとめる委託費302万円、地域新エネルギービジョン策定事業1、010万円、障害者施設訓練や居宅生活費の支援事業に2億6、434万3千円、長光寺町地先に移転開設されることぶき作業所(知的障害者授産施設)の整備事業補助に2、923万6千円、就学前児童が日本脳炎の予防接種を個別に受ける場合、1人5千円の補助金を支給する医療保健事業に1、150万円、3歳児保育に伴う八幡幼稚園の増築工事費5、650万円、西、東中学校に生徒指導ふれあい相談員を派遣する事業に460万8千円、桐原東、岡山小学校の給食室改修工事費4、720万円、住基ネットワーク用のICカードの交付事業450万円、近江八幡駅の下り線側にエレベータとエスカレーター、近江鉄道線側にもエスカレーターを設置する工事負担に計2億8、954万円など。
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