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滋賀報知新聞(ニュース)■平成15年3月13日(木)第13410号
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行政評価システムで町政改革
甲西町長選に立候補予定の谷畑氏に聞く
石部町との合併進めながら
=甲賀郡5町、湖南地域と連携=
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谷畑英吾氏
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(湖南・甲西町)
任期満了に伴って四月二十二日に告示される甲西町長選挙に、元県職員の谷畑英吾氏36(岩根)が立候補することを表明した。すでに関治夫町長67が昨年十二月に出馬を明らかにしており、現職と新人との選挙戦が濃厚になってきた。合併問題をはじめ多くの課題が山積する中、「県職員として行政改革などを担当した経験を生かし、若さと行動力で町政を改革したい」と語る挑戦者・谷畑氏に抱負を聞いた。
----立候補の動機は。
谷畑 町政課題が山積する中、町長選で住民に選択肢(複数の候補者)を示す必要があるのに、現職のほか対立候補が現れず、無投票の可能性が高くなってきたため立候補を決意した。県庁で培ったノウハウを活かし、町政を改革したい。幅広く住民意見を反映させるとともに、若者の政治参加も促したい。
----訴えたい政策は。
谷畑 地方分権にふさわしい地域経営の組織を築く。そのためには住民や近隣市町との対話と協調、さらに事業のコスト、スピードを重視したい。行政への批判、自由な議論を歓迎し、住民の満足度を向上させたい。
具体的に課題を挙げると、合併のほか、財政改革、交通ネットワークの整備だ。渋滞する道路事情を解消しないと、住民の生活面だけなく、産業振興にもマイナスになる。これからは県、近隣市町と連携して優先的に解消すべき。
----財政再建については。
谷畑 借金に当たる町債残高は二百八十六億三千二百万円(平成十三年度末)に上り、現在は基金を崩しながら返している状態だが、住民生活を守りながら堅実に減らす必要がある。
そのためにも行政評価制度を取り入れ、事業の効果を評価してムダを削る。例えば県にはパブリックコメントというシステムがあり、一方的に住民の意見を聞くだけでなく、県の考え方も返した上で政策を決定する。進めている事業について、どれだけコストがかかっているのか、成果が上がっているのかを踏まえた上で展開する行政を手掛けたい。
----合併の枠組みは。
谷畑 石部町との法定合併協が設立され、県の合併重点支援地域にも指定されており、現在の規定路線をとりたい。私自身が民意を知るため各集落に入り、住民に納得してもらって合併に向かいたい。
水口など甲賀郡五町との二段階合併を望む声も根強いが、当分は町の足腰を固め、その上で近隣の市町と連携したい。将来の選択肢はフリーハンドであって、その時の環境で判断していく。住民の観点から見ても、始めから枠組みで縛るのは不幸だ。
また、合併のほかにも広域連携の選択もある。ゴミやし尿の処理、医療にわたる事務組合を共に運営している水口など甲賀郡五町や、生活圏でつながる湖南地域とも連携していきたい。
----政党などの推薦は。
谷畑 町議会議員十三人の支援を受けるが、政党の推薦は受けない。それよりもむしろ町民党として、広く町民に結集してもらいたい。
谷畑氏のプロフィール 京都大学大学院法学研究科を修了。平成元年に県庁に入庁し、新行政システム推進室主査、経営改革支援室主査などを歴任し、県庁の行政改革に携わった。同氏は甲西町議会議長の谷畑忠彦氏の長男。
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上方芸能楽しもう
甲西町立図書館で
=講演会と寄席=
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(湖南・甲西町)
甲西町立図書館は、十六日午後二時から図書館講座「上方芸能を楽しむ」を同館二階の視聴覚室で開く。雑誌「上方芸能」の編集長で大衆芸能・伝統芸能の研究者、木津川計さん(立命館大学教授)が講演する。定員は先着七十人で、高校生以上が対象。
また二十三日午後二時からは図書館寄席が開かれる。林家花丸さんが「鉄砲勇助」、桂珍念さんが「つぼ算」を公演した後、楽しいトークを繰り広げる。定員は先着百人で、小学生以上が対象。
いずれも入場無料。申し込みは図書館(電話0748-72-5550)へ。
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世界水フォーラム市民参加イベント
19日 大津で「水の民話村」
=民話テーマにした音楽会など=
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常田富士男さん
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越前屋俵太さん
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(湖西・大津市)
大津市は十九日から二十一日までの三日間、世界水フォーラムの市民参加型イベントとして「O2水の民話村」をなぎさ公園で開く。家族で来場し、野外活動を通じて水に触れたり、フォーラムに参加して、昔の知恵を学んでもらうのが目的。
イベントは、「ひろば」と「ステージ」に分かれる。ステージでは、十九日正午、午後二時半から子どもに人気のNHK番組「おかあさんといっしょ」の「ぐ〜チョコランタン劇場」。二十日午後六時半からは「水の民話の音楽会」が開かれる。「まんが日本昔ばなし」でおなじみの常田富士男さんと京都フィルハーモニー室内合奏団の演奏で、民話「まんまる月夜の竹生島」を上演する。
二十一日午後一時からはタレントの越前屋俵太さんを招いて楽しい水辺トークを繰り広げ、午後五時半からは幻想的なかがり火の中で演じられる薪狂言でイベントを締めくくる。出演は、茂山七五三、茂山正邦、木村正雄、柳本勝海、茂山宗彦、茂山逸平の各氏。
また、水の民話村ひろばでは、▽自然環境に配慮したエコカフェ▽新世紀の水時計コンクール▽ヨシ工作教室▽ヨシの丸子船▽雪遊び・竹スキーなど楽しいイベントが繰り広げられる。雪遊び・竹スキーコーナーでは、余呉町から運んだ雪でミニゲレンデを造り、手作りの竹スキーで遊べる。
開催時間は、三月十九、二十日は午前十一時、二十一日は午前十時。入場無料。問い合わせは同市新世紀事業推進室(電話077-528-2727)へ。
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楽しく学べる
大津市立科学館
=21日 リニューアル=
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(湖西・大津市)
大津市立科学館(大津市本丸)が、二十一日にリニューアルオープンする。展示ホールの老朽化に伴い、昨年十二月から閉館日に二、三階部分の改修工事を実施してきた。
二階は「水と生命の共存」をテーマに琵琶湖関係の資料を展示。県の代表的な岩石に触れたり、様々な鉱物を間近で観察しながら知識を深めることができる。「水質と環境」コーナーでは、琵琶湖の水位や環境に関する最新情報を提供できるコーナーにリニューアルした。
また三階は、「探究と発見の旅」をテーマにした科学の基礎、応用を分りやすく展示。自転車をこぐと自分の姿ががい骨になって鏡に映し出される「からだのしくみ」、筋肉の動きと重力を体感できる「ジャンプくらべ」などで骨の仕組みや筋肉の働きが実感できる。
入場は無料。問い合わせは同館(電話077-522-1907)まで。
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女性副知事登用へ
15年度県人事異動
庁内から副知事に広田氏を抜擢
=総務部長に緒方氏、琵環部長に圓水氏有力か=
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(全 県)
県は「平成十五年度人事異動」を二十五日に内示、四月一日付けで発令する。異動規模は、十四年度を約百人上回る二千人前後になる見込みだ。機構改革では、山田新二副知事の勇退に伴い、「副知事二人制」を復活させる。厚生労働省キャリア組から女性副知事として迎える一方、内部からは広田義治総務部長を起用するなど、国松カラーが全面に出た格好だ。なお知事部局の職員定数は三千六百二十八人(十四年度比二十人減)。なお副知事の人事案件は、二月定例県会最終日の十三日に知事提案され、議会の同意を求める。
機構改革では、“知事直属”の秘書課、政策調整課(経営改革支援室も含む)、広報課、地域振興局、“企画県民部”の企画課、統計課、男女共同参画課、東京事務所、“県教育委員会”の生涯学習課の青少年室などが、新設される「政策調整部」(五課)に移り、女性副知事が同部長を兼務すると見られる。なお“企画県民部”の空港対策課は廃止され、「政策調整部」企画調整課の空港対策チームに格下げとなる。このように“県民企画部”は、企画課などが「政策調整部」に移行したため、「県民文化生活部」として再編される。
課等では、農政水産部に、環境こだわり農業推進条例の課をつくるとともに、琵琶湖環境部の水政課に総合的な企画・推進を行う「室」を設ける一方、環境政策課を「環境管理課」に名称変更し、アセス、水質、大気の規制、管理などを行う。また行政改革の一環として、外郭団体のレイカディア振興財団は県社会福祉協議会に統合されることになった。
既報(六日)の通り、部長ポストは定年退職などにより、企画県民部長、企業庁長、議会事務局長、副出納長、東京事務所長、東近江地域振興局長、湖北地域振興局長、理事(行政改革・危機管理)、土地開発公社副理事長、成人病センター事務総長、社会福祉事業団副理事長の十一が空席となる。このうち理事、東京事務所長のポストは削減されそう。
広田総務部長が副知事に抜てきされれば、総務部長の後釜には、総務省出身の緒方俊則・琵琶湖環境部部長が横滑りとなる。琵琶湖環境部長には、圓水成行・知事公室長が順当だ。
「県民文化生活部長」には、西田為彦・商工労働観光部長か、圓水氏が本命と見られる。西田氏の場合では、商労部長の後釜に総務省出身の澤田史朗・総務部次長の昇格が考えられる。また企業庁長には細矢五郎・湖東地域振興局長か谷村純一・県立大学局長、議会事務局長には若林勲・企画県民部次長、川尻嘉徳・琵琶湖環境部次長が有力だ。なお東京事務所長は、OBポストにする可能性があり、一坪徹夫・同所長の居残りか。
一方、東近江地域振興局長、湖北地域振興局長は、仲岸明三郎・甲西町助役、川尻氏、西田弘・琵琶湖環境部管理監の中から登用か。副出納長は、高瀬藤一郎・健康福祉部次長が有力視されている。土地開発公社副理事長は、箕浦正・湖西振興局長か、三嶋一博・土木交通部次長の起用が予想される。成人病センター事務総長は、改築工事が終わり、次長ポストに格下げになりそう。同ポストには、経営感覚のある新進気鋭として中村順一・商工観光政策課長、沢井進一・土木交通部管理課長らの名があがっている。なお社会福祉事業団副理事長は、OBポストの公算もある。
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