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滋賀報知新聞(ニュース)■平成15年7月11日(金)第13530号
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発祥の地で夢の共演
河内・江州音頭大会
真鍮家一門顕彰碑の建立で
=大師匠のステージに大興奮=
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真鍮家家元一門会の師匠による音頭に乗せて江州音頭を踊る参加者
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(湖東・八日市市)
“エンヤコラセー ドッコイセ”“コリャドッコイセ”と、河内音頭と江州音頭が八日市市内に鳴り響き、にぎやかに真鍮家一門顕彰碑建立を祝った。
江州音頭の普及・発展に貢献した先人を顕彰する石碑がこのほどゆかりの金念寺(市内金屋二丁目)に建立されたことを記念して、その流れを汲む河内音頭の家元や師匠らが大挙、発祥の地である八日市に結集し、江州音頭と河内音頭の一大共演「河内・江州音頭大会」(江州音頭連盟協会主催・真鍮家家元一門会共催・滋賀報知新聞社など後援)が実現した。
会場となった県立八日市文化芸術会館ステージでは、太鼓、ギター、三味線の軽快なリズムに乗せ、めったに観ることはできない息もつかせぬ超豪華ステージが繰り広げられ、客席からも歌にあわせた手拍子や、ごひいきの師匠へ大きな声が送られ、大いに盛り上がった。
また、前庭広場でも並行してライブ演奏が行われ、ステージに入れなかった人や通りかかりの市民らが、一足早い盆踊り大会を楽しんだ。このほか、市内の日本舞踊、伊勢から伊勢神楽も参加して、ステージに花を添えた。
フィナーレの総踊りでは、真鍮家家元一門会の師匠が次々と音頭を取って江州音頭保存会に観客も加わり、参加者全員で江州音頭のさらなる発展を誓った。
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ポーチュラカのプランター300個
官庁街を緑の湖(うみ)に
=八日市市役所周辺に今年も設置=
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プランターにポーチュラスの花苗を植える職員
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(湖東・八日市市)
八日市市と市役所周辺(緑町)に事務所を構える十七の事業所や公共機関でつくる「緑会」(会長・中村功一市長)はこのほど、ポーチュラカのプランター約三百個を事業所の玄関や歩道などに設置した。
琵琶湖に接していない八日市を“緑の湖(うみ)”にしようという事業の一環として毎年取り組んでいるもので、今年で九年目を迎える。
今年は、夏の日差しにも強く、晩秋まで花を楽しむことができるポーチュラカの花を育てることになり、午後三時から市役所東広場で行われた花苗の配布作業では、用意された赤・白・ピンク・オレンジ・黄の花が咲く約六百株の苗を、各事業所の職員がそれぞれ持ち寄ったプランターに植え、持ち帰った。
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人と環境にやさしい農業
蒲生町平林地区 「エコファーム」設立
=水田管理の受託やハウス栽培=
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ビニールハウスを組み立てる組合員ら
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(湖東・蒲生町)
蒲生町平林地区は、環境の視点を取り入れた農事組合法人「平林エコファーム」(居永栄治郎代表理事)を五月二日に立ち上げ、ビニールハウス二棟をこのほど設営して農産物の生産に取り組んでいる。
同地区では、これまで県などの施策に沿って集落営農に取り組んできたが、米価低迷や生産調整の恒常化など農業を取り巻く環境の変化、農作業を担ってきた農家の高齢化などに伴い、JA蒲生町が推進している農地保有合理化事業に農作業を委託するケースが増加してきた。
人と環境にやさしい集落づくりをモットーとする同地区は、集落営農組合発足当時に掲げた「平林の農地は平林で管理していく」との原点に返り、営農意欲を持った担い手を中心に体制の再構築と強化を目的に、農事組合法人設立に昨年から乗り出した。
当初は、既存の営農組合に生産部会を設置する予定だったが、法人格がなければJA蒲生町より水田の作付けや維持管理を受託できないことから、農事組合法人へ組織変更し検討を重ねた。
「JAから帰ってくる農地の受け皿になり、若い世代の担い手を育成できる継続性のある事業を」との思いから区民有志二十二人が出資金を出し合い組合員となり、総務▽経理▽販売促進課からなる総務部と水稲・育苗管理▽根菜・果菜・豆▽葉茎菜・花卉▽ハウス栽培課からなる事業部など役割分担をし組織化した。
現在は、JAや区内の農家から直接受託した田畑の維持管理のほか、約三百平方メートルあるビニールハウス二棟で、ホウレンソウやコマツナ、サントウサイなど野菜を栽培し、毎週日曜日はJA蒲生町庁舎前の朝市で、水曜日は長峰団地入口の朝市で収穫した農作物を販売している。また、この九月からイチゴの苗をクリスマスに間に合うようにハウスで育て、ベンチ式のイチゴ狩りが楽しめるよう整備を進めることにしている。
さらに、山間部の休耕田に山菜を植栽するなど新たな活用方法や農作物の加工を手掛けるため食品衛生管理に関する免許取得も考えており、少量で多品目の農作物を作り消費者の要望に応えられるように、生産から加工、販売に至るまでの一連のルートを整え、今後、事業規模を拡大させていく方針だ。
事業部の小松喜与次部長(63)は、「区内の子どもたちが『平林区はみんな農業してはるな』と話していた。農業をしている姿を見せることは次の担い手を育てることにもつながる。エコロジーに重点を置き区民にプラスとなるような新たな農業を確立していきたい」と語り、組合員とともに環境負荷を与えない農作業の在り方を追求している。
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男女の心を解きほぐす
セミナー&コンサート
=19日 蒲生町いきがい活動支援センターで=
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失明のハンディをものともせず演奏活動を展開する坂井さん
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(湖東・蒲生町)
蒲生町地域婦人会(西村厚美会長)は、男女がともにいきいきと暮らせるまちづくりを進めようと「さんかくセミナー&やすらぎコンサート」を十九日に同町いきがい活動支援センターせせらぎで開催する。
第一部の「さんかくセミナー」(午前九時半〜同十時半)では、京都女子大学講師の若杉貞子氏が「思いをことばに」と題して講演し、知らず知らずのうちに肩ひじを張り日々を過ごしている男女の心を解きほぐす。
また、第二部の「やすらぎコンサート」(午前十時半〜同十一時半)は、中主町在住の坂井孝之さん(56)が、フルートやオカリナ、ケーナ、しの笛など形や音色の異なる笛を紹介しながら、情緒溢れる音楽を披露する。坂井氏は、病気のため二歳で失明し、三歳から横浜訓盲学院で学んだ。高校二年の時にフルートと出会い、昭和四十五年の全国盲学生音楽コンクールで見事優勝を果たし、以後、マッサージやはり業を営む傍ら、仲間とともに学校や病院などでコンサート活動を展開している。
参加無料(事前申し込み不要)で、当日午前九時から受け付け開始。問い合わせは、同町教育委員会社会教育課(電話0748-55―4893)もしくは同町企画課(電話0748-55―4881)まで。
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環境との共生のエコ村計画
国がモデル事業に指定
全国167提案から選ばれる
=都市の再生・活性化への実験=
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小舟木エコ村プロジェクトの舞台となる計画地
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(湖東・近江八幡市)
近江八幡消防署前の休耕地約一五ヘクタールを用地に計画が進められている「小舟木エコ村プロジェクト」がこのほど、国の環境共生まちづくりの全国モデルの指定を受けた。
今回の指定は、全国都市再生のための緊急措置としての取り組みで、全国から応募された百六十七件の中から、同プロジェクトが実現性の高い先進的な取り組みとして認められ、国がモデル事業として認定する七提案の一つに選ばれた。
同プロジェクトは、県立大の仁連孝昭教授を代表とするNPOエコ村ネットワーキングが、市や県の参画を得ながら産官学民の四者が協働して環境との共生に力点を置いた新しいまちづくりを進めようというもので、今年四月には、地元のまちづくり委員会や農業団体、市、県とでつくる「小舟木エコ村推進協議会」を設立している。また、同ネットワークを中心とするメンバーらが現地の視察調査を始めている。
国に提案された計画によると、産官学民が知恵を出し合い環境共生型のライフスタイルを実践できるまちとしての機能づくりを進め、新しい生活産業、コミュニティービジネスの創出と雇用、また、都市の再生や活性化を導く先進的モデルを実現さすことや、雨水や汚水の水環境利用や自然エネルギーなどを活用した新たな住環境システムの構築などを目指している。
具体的には、省エネに着眼したエネルギー供給施設、環境調和型の住宅を建設する住居・コミュニティー施設、農産品の直売所や菜園などを設けた地域サービス施設、
環境と暮らしを研究する教育、研究施設、斬新な菓子工房などの産業施設を設けるとし、三十ゾーンの住区に三百戸、約一千人が暮らせるコミュニティー(まち)で構成する。
全国初の実験モデルとしてその成果が注目されるが、環境と暮らしとの関わりに軸足を置いた先進的な取り組みが近江八幡市で始められることの方がインパクトが大きいとの見方もある。
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