滋賀報知新聞(ニュース)平成15年8月12日第13559号


高齢者保健福祉と介護保険

検討委員4人を一般公募

=八日市市が事業推進に役立てる=

(湖東・八日市市)
 八日市市は、高齢者保健福祉推進会議と介護保険運営協議会の委員四人を市民から一般募集している。

 高齢者の健康福祉や介護保険に関する事業内容を検討したり、事業計画の作成を行っているが、広く市民から意見を聞き事業推進に役立てようと、一般からも参画してもらうことにした。

 募集は、市内在住の四十歳から六十五歳までの二人と、六十五歳以上の二人で、九月一日から協議メンバーに加わってもらう。年齢は九月一日現在で、国・地方公共団体の職員や常勤の公務員は応募できない。

 次の三つのテーマ「生きがいについて」「健康づくりについて」「介護保険について」の中から一つ選び、自分の思いを八百字以内(様式不問)にまとめた上で、住所・氏名・生年月日・性別・電話番号を明記し、十五日までに市役所長寿社会政策室(TEL24―5642)へ提出する。応募多数の場合は抽選。


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女性の視点でまちづくり談義

合併問題、ちょこっとバスなど

=八日市市地婦連と行政トップ=

八日市市の地婦連代表と市幹部が意見を交した「市長と語ろう会」
(湖東・八日市市)
 八日市市地域婦人団体連合会(菊井啓子会長、会員約一千百人)はこのほど、中村功一市長を招いて「市長と語ろう会」をアピア研修室で開いた。

 女性の目から市政の疑問や提言を行政に対して直接行うことで、積極的にまちづくりにかかわろうと、昭和六十三年から毎年開いている。

 今回は、市内各地区婦人会の正副会長二十一人と市幹部職員ら三十一人が出席。生活に密着した話題を中心に、お茶を飲みながらリラックスしたムードで会が進められた。

 そんな中で、現在進められている一市四町合併の成立後に「ぜひ中学校給食の実施を」という要望に対し、中村市長は「地産地消の取り組みと併せ、導入を検討していきたい」と答えた。

 また、試験運行が行われている「ちょこっとバス」について、「子どもの通学にも利用できるようなダイヤ編成やルート設定」「ベンチの整備」などの提案には、「合併協議会でも新ルートの検討が行われており、可能な限り、皆さんの意向を尊重したバス運行となるよう努力していきたい」と前向きな姿勢を示した。


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家族で楽しめる夏遊び計画

レトロなドラム缶風呂やそうめん流し

=日野町熊野にあるグリム冒険の森で=

写真は恒例のリレー行進風景
(湖東・日野町)
 日野町熊野にあるコテージ&オートキャンプ場「グリム冒険の森」に、ドラム缶風呂体験やそうめん流し、スイカ割り、アユのつかみ取りが初登場し話題を呼んでいる。

 日野町直営の同森は、自然の中でしか味わえない遊びを訪れた人に味わってもらおうと、木工体験工房グリムでカントリー調のオリジナル小物や家具づくりを指導しているHEART&HOME・高松瞳さんを中心に地元住民が参画し、今夏新たな企画を練った。

 一番の目玉であるレトロな「ドラム缶風呂」は、水入れから薪での風呂焚き、入浴、水抜きまでの約一時間半の工程を入浴者自身が体験するもの。間仕切りされた風呂場には、ドラム缶二本とシャワーが完備されており、目の前に広がる大自然を一人占めしながらゆっくりと汗が流せる。どこででも体験できるものではないことから、初体験の子どもと親が一緒に風呂焚きに挑戦する光景が目に付く。一日三組限定(要予約)で、料金は一組一千五百円(入浴人数に制限なし)。

 遊び疲れて空腹になったところで、グリムの知恵袋と呼ばれている熊野の橋本晃一さんお手製の竹でできた「そうめん流しセット」が活躍する。一度に約三十人が参加(料金二百円、要予約)でき、約二十メートルある竹筒の中を流れてくるそうめんに目をやりながら、同森を訪れている人が交流を深めている。

 夏の恒例イベント「地元産のスイカ割り」(百円、要予約)やプールでの「アユのつかみ取り」(二百円、要予約)など、夏休み中の子どもたちの思いで作りに最適のイベントが目白押し。

 また、木工体験工房グリムでは、木のぬくもりや手作りの魅力を幼児から大人まで気軽に体感できる各種教室が充実している。小さなペン立てから女性が欲しくなるようなキッチン雑貨までカントリーテイストのグリムオリジナルキットが豊富な「木工教室」や、自然の中で拾い集めた小枝や木の実を使って自由な発想でオブジェにする「森の学校」が随時開催中。ネームプレートやプランターラックなどに型を使って模様を描く「ステンシル教室」や、ヘンゼルとグレーテルの家をモチーフに本物のクッキーなどで家を作り上げる「お菓子の家づくり」(二十三日午後三時から)なども催される。いずれも事前予約が必要。

 コテージへの宿泊予約またはイベントに関する問い合わせは、同森管理事務所(電話0748―53―0809)まで。

 


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花言葉は“はかない恋”

夏の風物詩「アサガオ展」

=蒲生町あかね文化センターで開催中=

朝顔の1日限りの開花を逃さず鑑賞する来場者ら
(湖東・蒲生町)
 日本の夏を象徴する「アサガオ展」が、蒲生町あかね文化センターエントランスで開催されており、涼しげで古式ゆかしい花たちが訪れた人を出迎えている。

 これは、春にサツキ展、秋に菊花盆栽展、冬に盆梅展を催している蒲生町文化協会加盟の趣味の会(田中博会長、四十人)が、年間を通して花の展示を行おうと、これまで実施していなかった夏の展示を今年初めて手掛けたもの。

 会員が手塩にかけ育てたアサガオの鉢植え約三十五鉢は、開花している鉢から交代で展示会場に並べられるため、毎日異なるアサガオが鑑賞できる。

 ヒルガオ科アサガオ属のつる性一年草のアサガオは、濃い紫や紺と紫の混合、周囲が白く中心が鮮やかな赤、花びらの淵が薄い水色で中が深いブルーなど、色やラッパ形の大きな花が一つずつ違う表情を見せている。一日であっという間にしぼんでいく姿は、「はかない恋」との花言葉のイメージ通りで、夏の風情を醸し出している。

 展示期間は、二十日頃まで。休館日は、十二、十七、十九、二十六日。詳しくは、同センター(電話0748―55―0207)へ。


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<戦争と平和>

大津市・甲西町・栗東町

地域の平和祈念展

若者と戦争の関わり
=青年学校にスポット=

栗東の「平和のいしずえ展」
(湖南・栗東町)
 栗東歴史民俗博物館は、戦前の青年学校を取り上げた「平和のいしずえ展」を開いている。

 青年学校は昭和十年、義務教育を終えた勤労青年を対象に設けられた教育機関で、「軍隊の予備校」といわれている。戦後まもなく廃止された青年学校を明らかにすることで、戦時下の若者と戦争の関わりを考える。三十一日まで。

 会場には、木銃や銃剣、軍事行進の様子を撮影した写真など約五十点を展示されている。学校行事で最重要だったのが、陸軍による教練成果の査閲。

 金勝青年学校閲兵の風景写真では、軍から派遣された現役将校が、銃剣を帯びた生徒らの整列・行進を検閲し、装備も軍隊そのものだったという。




戦時色の濃いポスター
甲西町立図書館

=戦争と国民生活=



(湖南・甲西町)
 甲西町立図書館は、十七日まで「すべてを戦争のために国家総動員の時代」を開き、戦争遂行のため統制された国民生活にスポットをあてる。

 会場には、徴兵を伝える召集令状やガスマスク、戦時色の濃い子どものおもちゃなど九十点を展示している。

 戦中は、個人の尊重よりも国家が優先され、徴兵や物資、労働力の供出、貯蓄などが押し進められた。例えば「小学生スモウ読本」では、「あなたの体は一人のものでなく、大日本帝国の宝です」と記載され、将来の兵役に備えて体を鍛えるよう呼び掛けている。


大津市で「原爆展」

=禎子さんの折り鶴=


(湖西・大津市)
 広島平和記念資料館による「ヒロシマ原爆展」が、十二日から十七日まで大津市歴史博物館で開催される。写真パネル約五十枚、佐々木禎子さんの折鶴、伸ちゃんの三輪車=写真=など約三十点が展示される。

 入場無料。

 悲話「禎子さんの折り鶴」のモデル・佐々木禎子さんは、鶴を折れば病気が治ると信じ、薬の包み紙で折り続けたが、ついに白血病で亡くなった。

 また「伸ちゃんの三輪車」は、自宅前で被爆、死亡した三歳児が乗っていた。遺体とともに埋められていたものを、平和記念館に寄贈された。

 なお十二、十三日に被爆体験者の講話が開かれる。
 


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