滋賀報知新聞(ニュース)平成16年2月10日第13713号


部落解放をめざす八日市市女性のつどい

人権の大切さ 心で感じ、行動を

=実行委員会が基調提案で訴える=

実行委員会の基調提案などで人権を考えたつどい
(湖東・八日市市)
 人権尊重と部落解放をめざす八日市市女性のつどい(同実行委、市、市教委主催)が七日にアピアホールで開かれ、参加者約二百人は部落差別や性差別をはじめとするあらゆる差別解消に向けて、基調提案などで、一人ひとりの人権が尊重される社会づくりへ思いを一つにした。

 開会にあたり寺村佐香枝実行委員長は、「世界人権宣言にうたわれている人間の尊厳が、現社会では程遠い現状にある。二十一世紀を真の人権の世紀に」と訴えた。また、中村功一市長が昨年秋の市職員による差別発言に、「あってはならないこと。心からお詫びします」と謝罪の言葉とともに、「原点に立ち返って、差別解消に向けて一人ひとり努力する」ことを誓った。

 開会行事に続いて、実行委員会による基調提案が行われ、「差別に苦しむ人々の心の苦しみ、痛み、悲しみから、差別がいかに理不尽なことであるかを、『頭で知るだけでなく、心で感じる』ことで、人権尊重の大切さを再認識し、そこからなにをしていけばよいのか考えることができる」「すべての人々の人権が守られる社会をめざして、人権意識を高めていくことがなにより大切」と訴え、「参加者一人ひとりがこのつどいの成果を家庭・地域・職場に」など提案し、出席者全員の拍手で賛同を得た。

 このあと、何事にも無関心な中学生がある出会いをきっかけに人権について積極的に取り組んで行く県人権問題啓発ビデオ「走れ!夢をのせて」を鑑賞したほか、ぎふ人権文化研究所の桑原律主宰による講演「『ほんとうの思いやり』とは」で、人権への理解を深めた。


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お米のパワーを知ろう!

親子でクッキング

=美味しく食べて健康家族=

お米を使った調理を楽しむ親子ら
(湖東・五個荘町)
 健康な暮らしに不可欠な栄養素が詰まったお米。五個荘町では、お米のパワーを探りながらその良さを活かそうと、お米を使った「親子料理教室」を開いている。先ほど開催された「韓国お米料理に挑戦!」では、ホウレンソウやニンジンなどの緑黄色野菜を取り入れながら、おいしく簡単につくれる四品に挑戦した。

 脂質の高い食事が多く、幼児期からの肥満や糖尿病にかかる人が増加している。また、間違ったダイエット法として食事の回数を減らことが多いが、疲れやすい、頭がよく働かないなど健康を害し、バランスのとれた米食と一日三食の食事が求められている。

 その良さが見直されている「お米」は、百グラム当たりに、筋肉や内臓つくるタンパク質が約六%、エネルギーの基になる炭水化物が約七七%、体の調子を整えるビタミンなどが〇・四%も含まれ、同じ炭水化物のパン、芋などと比べて脂肪を貯めるホルモン分泌が少ない。

 同教室は、低カロリー&健康食の「お米」を再認識し、健康な食生活を送ろうとするもので、米を主役にした家庭料理として「ビビンバ」「ドングランテン(韓国風ハンバーグピカタ)」「春雨のスープ」「にんじん白玉」をメニューに上げた。

 まず、講師の大田初代管理栄養士から「お米の糖質は優先的にエネルギーとして使われます。また、体脂肪の合成を促すインスリンの分泌を刺激しないので、太り過ぎや糖尿病になりにくいヘルシー食とも言えます。食事は一日三回きちんんと食べましょう」との話を聞き、お米と健康の知識を蓄えたあと、親子で仲良くクッキング。子どもたちは、普段は苦手なニンジンなどもふっくら炊き上がったご飯と一緒に美味しく食べていた。


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手塩にかけ育て初収穫

ジューシーで甘いイチゴ「章姫」

=蒲生町平林エコファームで販売中=

2番花が咲き赤く色づいたイチゴ
(湖東・蒲生町)
 蒲生町平林の農事組合法人「平林エコファーム」(居永栄治郎代表理事)は、ビニールハウスで育てたイチゴの直売を行っている。酸味が少なく大粒の品種「章姫」の完全予約販売で、練乳やミルクを付けなくてもジューシーで甘みが強いため「イチゴがこんなに甘いとは知らなかった。人にも薦められる」と贈答品としても人気を呼んでいる。

 同ファームは、農家の高齢化などに伴い農地をJAに委託するケースが増加する中、“平林の農地は平林で管理していく”との信念を掲げ、営農意欲を持った担い手を中心とした体制の再構築と強化を目的に、昨年五月に区民有志が出資金を出し合い立ち上げたもの。

 設立後、野菜とイチゴのビニールハウス二棟と直売所を地区内に設置し、組合員が試行錯誤しながら作物の栽培に携わっている。

 イチゴは、ハウスでベンチ方式により約二千株の栽培を昨年九月から始め、十二月下旬に初収穫を行った。約一カ月で四百パックを売り切り、リピーターもでき消費者の口込みで広まりつつある。

 栽培を手掛ける専業農家一年生の深田富美男さん(55)は、「イチゴの栽培経験がない分、ハウス内の温度調節や苗の選定など苦労も多いが、苦労してマスターしなければ本物にはならないと考えている」と語り、先輩農家や同業者を訪ね栽培方法の技術習得にも力を注いでいる。

 現在は、二番花が咲き、今週末頃には真っ赤に色づいた章姫が出荷できる状態になるという。深田さんは、「絶え間なく実を付け、途切れることなく販売できるようお客様の確保・開拓していくことが課題」と需要と供給のバランスのとれた運営を目指す。

 料金は一パック五百五十円で、五月初旬まで販売を行う予定。予約および問い合わせは、平林エコファーム(電話080―1439−2527)まで。


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子どもからお年寄りまで憩いの場に

念願のコミュニティセンター

=蒲生町上麻生地区に完成=

完成した施設内で地元住民約80人が集まり祝賀会
(湖東・蒲生町)
 蒲生町上麻生地区のコミュニティセンターが完成し、竣工式と祝賀会が七日に開かれた。これまで同地区では、地区内の無人寺の本堂を公民館として活用し、町内で唯一公民館整備がなされていない地域であったため、区民らは念願のコミュニティセンター完成を喜んでいた。

 地区内のほぼ中央に建設された同センターは、純和風なイメージの外観で、瓦葺木造平屋建て。延べ床面積は約百八十平方メートルで、和室の「多目的室」(六十三・六平方メートル)と二つに仕切れる洋間「会議室」(三十平方メートル)、「調理室」(二十七・一平方メートル)などが設けられた。

 また、車椅子用のスロープが玄関に取り付けられ、防災無線も完備。土地は町が無償提供し、工事着工時期は昨年五月。総事業費は約三千五百万円で、宝くじ助成一千二百万円と地元積立金が充てられた。

 谷口幸治郎建設委員長は、「周辺の岡本や下麻生地区のお年寄りも含めてコミュニケーションをさらに深められる場になればと思う。多目的に利用していきたい」と語り、門谷五男区長は「念願が叶った。地域の高齢者の福祉、また子どもたちの教育の場として必要なセンターであり、冠婚葬祭なども含めて幅広く活用したい」と今後の活用方法に思いを巡らせていた。

 午前十時からの竣工式には、岩永峯一衆議院議員や杼木捨蔵県会議員、山中壽勇町長ほか関係者らが出席し、竣工式が行われた。引き続き、子どもから高齢者まで区民約八十人が一堂に会して、真新しい多目的室で祝賀会が開かれ、地域住民が憩い語らう場となるセンターの完成に祝杯をあげた。


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篠原駅前ちょっと広げます

フェンスを4m後退

=交通の混雑緩和へ=

空き地側に引き下げられるフェンス
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市は、JR篠原駅舎改築と周辺整備事業に向けて保有している同駅舎西側の空き地の暫定的な活用を検討してきたが、駅前広場との境界に設置されているフェンスを4メートル引き下げる工事を9日から始めた。

 朝、夕のラッシュ時に送迎の車や定期バスが集中して駅前が混雑し、歩行者も多い危険な交通緩和を目的に行う。この空き地は、平成13年に国鉄精算事業本部から市開発公社が取得したもので面積736平方メートル。市では、駅舎に接することから全面利用を検討したが、駅前広場を頂点に土地の勾配がきつく、空き地西側では進入路となる県道路面とおよそ1メートルもの落差があり、車両が通行できない問題があることから、傾斜が比較的緩い駅舎に近い方を出来るだけ広げることにした。

 これにより、バスを除く自動車は、バックすることなくターンできる駅前スペースが確保された。工事は今月中に完成。

 


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