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滋賀報知新聞(ニュース)■平成16年7月1日(木)第13836号
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自民 選挙協力「いろいろ」
11日投票の年金参院選
民主 小沢氏で1、3区勝負
=共産 民主への批判強める=
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県庁前に設置された掲示板
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(全 県)
小泉純一郎首相も「人生いろいろ」なら、先月二十四日に公示された参院選も「いろいろ」。十一日投票の参院選滋賀選挙区(改選数一)は、自民党現職が引退することにより、民主党新人の林久美子候補(31)(党県連副代表)、自民党新人の上野賢一郎候補(38)(党県常任顧問)、共産新人の林俊郎候補(59)(党県常任委員)の三つどもえの戦いが繰り広げられている。年金、イラク問題への県民の関心も高まってきており、大接戦が予想されている。
民主・林候補
昨年の衆院選で四選挙区に衆院議員が誕生した民主党だが、このうち奇数区(1、3区)は連合滋賀、偶数区(2、4区)は旧さきがけ(武村正義元大蔵大臣支持者)が中心になっている。連合滋賀は最近まで、比例で手一杯だったが、ここにきて、ようやく林候補と連携がとれるようになってきた。先月二十八日、林候補の地元の八日市市や近江八幡市で、岡田克也代表が応援演説を行った。さらに今月三日には、小沢一郎前代表代行が大津のパルコ前、JR草津駅、水口町で街頭演説を行う。
同陣営では「近江八幡市や八日市市は、上野候補を上回ることも可能だ。3区の草津市も、先の草津市長選と違って、三日月大造衆院議員がへばりついており、負けない。逆に1区は、上野候補の知名度が浸透し、互角の闘いを余儀なくされそうだ。投票率が四五〜五〇%なら大接戦で、勝機がある。五〇%以上なら林(久)候補、四五%以下なら上野候補の勝ち」(県議)と見る。
自民・上野候補
「先月二十五日、上野候補の出身地である長浜市の市民会館で開いた個人演説会には、九百二十五人が集まった。しかし肝心の自民党の動きが鈍かった。彦根プリンスの三百五十六人も会派分裂の影響もあり期待外れ。両会場とも公明党が動かなければ目もあてられなかった」と国会議員秘書は表情を曇らせる。二十四日の大津市の上野候補出陣式でも、梅村正・公明党県本部代表が推薦状をわざわざ手渡すセレモニーが行われた。自民党の本部や県連では原則として、比例は自民、選挙区は上野候補としているが、実際は地域の判断に委ねるケースもあり、混乱を招いている。二十七日に開かれた栗東市の個人演説会(金勝公民館)には、あえて公明党を呼ばなかったが、今後の結論は出ていない。地域によっては、比例は公明の谷合正明候補、選挙区は上野候補と訴えるところもあるという。なお一日には、小泉首相が大津パルコ前で応援演説をする。
共産・林候補
川内卓・党県委員会書記長は「先月二十六日、比例の市田忠義候補を迎えてJR草津駅前で街頭演説をしたが、八百人が集まった。自民・公明の年金法は、保険料値上げ、給付減の最悪の内容であり、民主党も消費税アップで国民に痛みを押しつけるだけだ。わが党は、月五万円の最低保証年金を創設し、消費税に頼らない改革を主張、道行く若い人も熱心に耳を傾けていた。二十四日の近江八幡市の個人演説会でも、年金への高い関心から、三分の二が党員以外だった」と話している。また「民主党は、自民同様、大企業やアメリカ一辺倒であり、批判を強めたい。同党県連代表の川端達夫衆院議員も、集団的自衛権に賛成の一人だ。一方、上野候補の長浜市での個人演説会では、会場に備えられた団扇の表が公明の比例候補(谷合正明氏)、裏は上野候補となっていた。自民党は比例は自民候補と言ってきただけに、つじつまがあわない」という。この六日、JR大津駅前で再び市田候補を迎えて千人集会に挑む。
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火災発生
避難困難者に通知、救助
湖南消防の災害福祉ネットサービス
きょうから 栗東など湖南3市2町で開始
=体の不自由な人対象に登録募集中=
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避難が困難な人を把握する災害管制室
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(湖南・栗東市)
栗東市など湖南三市二町を管轄する湖南広域消防組合消防本部(栗東市小柿)は、火災発生時に体が不自由で避難するのが難しい住民を事前に把握し、スムーズに救助する「災害福祉ネットサービス」をきょう一日から開始するため、登録希望者を受け付けている。消防本部は登録者に自宅近くの火災発生を知らせ、救援に駆け付ける。災害の通知を行なうのは県内では初めてという。
対象になるのは、栗東市、守山市、草津市、野洲町、中主町に在住し、<1>六十五歳以上の高齢者のみの世帯<2>寝たきり、痴呆性のある高齢者<3>身体障害手帳・療育手帳などの福祉手帳を持つ人<4>介護保険制度の要介護認定者<5>聴覚・視覚に障害をもつ人<6>その他、災害発生時に援護を必要とする人----となっている。
同消防本部は119番通報を受け、災害管制室の地図検索装置で登録者の自宅から半径五十メートル以内の火災発生を察知すれば、本人の障害に応じて電話またはファックス、メールで災害発生を知らせるとともに、救援に向かう。
このほか、水害や地震については、火災と異なって被害が広域にまたがるため、現在のところ、災害福祉ネットサービスを活用するのは難しいが、行政との連携を含めて将来の課題としている。
消防本部災害管制課は、「全国で毎年約二千人が火災で亡くなっているが、六十五歳以上のお年寄りが逃げ遅れて巻き込まれるケースが多い。高齢化が今後ますます進むので、自治体の福祉の窓口や地域の民生委員を通じて、災害福祉ネットサービスへの登録を呼びかけたい」としている。
希望者は申出書兼同意書に必要事項を記入し、最寄りの消防署(分署、出張所)へ提出するか、〒520-3024栗東市小柿3丁目1一1、湖南広域消防組合消防本部(077-552-8119)へ。なお、体が不自由で来庁できない人は、消防署員が直接自宅を訪問する。
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オウム真理教の監視継続訴え
甲西町で対策関係市町村連絡会
12月の団体規制法見直し控え国へ要請
=谷畑町長 「教義変えておらず、同じ危険あり」=
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サンライフ甲西で行なわれた総会
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(湖南・甲西町)
オウム真理教の施設などのある甲西、水口町など全国三十五自治体で構成するオウム真理教対策関係市町村連絡会(会長・谷畑英吾甲西町長)の総会が、先月二十六日にサンライフ甲西(甲西町中央)で開かれ、十二月に国で行なわれる団体規制法の見直しを控えて、同教団に対する監視の継続を求める要請活動を行なうことなどを確認した。
総会には、関係自治体の首長や担当者、地元選出の国会議員ら四十人が出席し、粘り強い運動を繰り広げることを誓った。あいさつに立った会長の谷畑甲西町長は、「日本はテロに対して法的にも、社会的、制度的にもまだ不備な状態。違法行為を平然とする団体があり、住民生活が脅かされている。団体規制法の見直しに際しては意見をきちんといわなければならない」と、連絡会の団結と国への発言強化を訴えた。
平成十六年運動方針では、▽住民に不安を与える反社会的危険集団の活動を認めない▽オウム真理教に利益を与えない▽オウム真理教に施設を与えない▽オウム真理教の活動禁止・拠点作りを禁止を目指す法整備制定の要請行動▽オウム真理教を解散させる法律制定を強化させる要請▽国・自治体・住民一体になって安心安全対策を進める都道府県レベルの参加協力を要請│の六点を掲げた。
総会後の記者会見で谷畑町長は、今年十二月に行なわれる団体規制法の見直しについて、「監視の継続を求めて九月上旬までには国へ要請する提案を行ない、確認しあった」と語った。
また、オウム真理教の信者の住民票不受理問題では、昨年九月に最高裁判決で町が信者の住民票を受け付けないのは違法と出たのを踏まえ、「住民票の受け入れは必要だが、安全安心をどのように確保していくかは別。オウム真理教は教義を変えておらず、同じ危険をもっており、地域住民は不安を抱えているので、町として住民を支援していきたい」と話した。
なお、甲西町によると、同町平松にある施設にはオウム真理教幹部ら信者四、五人が居住しているという。同町は定期的にパトロールを行ない、地域住民は二十四時間カメラで監視している。
団体規制法(無差別大量殺人行為を行った団体規制に関する法律) 平成十一年十二月に施行され、五年ごとに廃止を含めて見直される。過去に無差別大量殺人を行い、首謀者が現在も影響力をもつなど、現在も無差別大量殺人の危険性のある団体を規制対象にする。公安審査委員会は公安調査庁長官から請求のあった団体を観察処分にでき、日常的に財務・活動内容を監視し、報告を受け、必要に応じて立ち入り検査もできる。
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樹木から無言のメッセージを読みとる
緑サポーター養成講座
=身近な樹木を診る=
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(湖東・近江八幡市)
樹木の健康状態の診断や治療方法の基礎知識を習得する近江八幡市の「緑サポーター養成講座」が25日から3日間、市文化会館で開かれた。地域で大切に守られている樹木を保全していく地域リーダーを育てることが目的。初日には応募した市民35人が受講し、開校式に続いて、県内の巨木と銘木の紹介や、その樹木の特性について学んだ。午後からは樹木医を講師に日牟礼八幡宮境内の樹木ウォッチングに出かけ、実際の樹木の健康状態や育っている自然環境について知識を深めた。26日と27日の両日には樹木の診断方法や病害虫、樹勢の回復の方法などについて講義を受け、八幡神社境内や市役所周辺の街路樹で現地研修を行った。
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モンゴルのテント住居
“ゲル”を展示・公開
=彦根市の県立大学=
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熱戦を繰り広げる選手たち
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(湖東・彦根市)
県立大学人間文化学部(彦根市)は九月中旬まで、モンゴルの遊牧生活を示す移動テント住居「ゲル」を交流センターホワイエで展示・公開している。
モンゴル人は太古から牧畜業に従事し、遊牧生活を送ってきたため、設営と運搬が容易で、気候、風土に適した移動できるテント住居・ゲルを生み出した。同大学で購入したゲルおよびその調度品は、その遊牧生活の生活様式を示すもので、今でもモンゴル国で使用されている。
ゲルの展示・公開は、平成八年度から毎年度(十三年度は除く)人間文化学部で行っている。なおゲルの大きさは、床面積が約二十四平方メートル(直径約五・五メートル)で、入り口の高さは約一・五メートル、最大高は約三メートル。
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