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滋賀報知新聞(ニュース)■平成16年9月18日(土)第13903号
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新企画「日本の自然災害」
滋賀報知新聞社出版局が刊行
被害状況や特徴などを解説
=問題点探り防止への手引書=
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本社出版の豪華本「日本の自然災害」
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(湖東・八日市市)
滋賀報知新聞社出版局は、地震予知総合研究振興会や東京大学地震研究所、日本赤十字社、建設省、海上保安庁、防衛庁、被災地関係各市町村などの協力を得て、日本における大災害の歴史を回顧し、今後に役立てる豪華本「日本の自然災害」を刊行した。A4判、厚表紙六百三十七ページ、外装化粧箱入り。
この一冊は、太古の時代から平成最大の自然災害である阪神・淡路大震災まで、自然災害の歴史を回顧し、問題点などを取りまとめている。地震・火山・津波については、東京大学の力武常次名誉教授が監修し、気象に関しては竹田厚・元筑波大学教授が担当した。
国の防災白書「災害を受けやすい国土」では、台風・豪雨・豪雪・地すべり・地震・火山噴火などの自然災害が発生しやすい気象的、地形、地質学的特性を有している、と指摘している。
このように、日本は国土の自然条件から、世界の中でも大規模な災害が頻発している。古代の時代から実に多くの自然災害に見舞われ、その災害防止のため先人たちは戦い、種々の施策が講じられてきた。豊富に使われた現場写真からは、その現状がひしひしと伝わってくる。
近代になると、学問や技術の発達によって、災害の多くは克服され、特に人的被害も大幅に減少している。防災面に力を注いでいるものの、人口の増加や産業の発達、人間社会の変化などにより、最近では、過去とは形態の異なる災害が発生するケースが目立つ。
本書「日本の自然災害」は、古代から阪神大震災まで、自然災害の歴史を回顧し、特に近世以降の比較的正確な記録が残されている災害については、実例を挙げながら、被害の状況や特徴を解説している。現代の自然災害の問題点を探り、追求する一冊でもある。一冊二万五千円(税込み)。
購入希望者は、〒527―0015八日市市中野町一〇〇五、滋賀報知新聞社出版局(TEL0748―23―1111)へ申し込む。
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山中蒲生町長 再出馬の意向示唆
9月定例議会の一般質問で
特別職報酬の減額を追加提案
=町長20%、助役15%、収入役13%、教育長12%=
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山中壽勇蒲生町長
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(湖東・蒲生町)
来年二月十一日に任期満了を迎える山中壽勇蒲生町長(68、鋳物師)=一期目=は十五日、九月定例議会一般質問の答弁で「合併実現に向けて新たな方向性を見い出すという果たすべき残された責任があり、(合併の)道が明らかにできるまでは任期に限らず二期目に挑戦し取り組んでいきたい」と再出馬の意向があることを示唆した。
山中町長の進退については、西村武一議員が「来年二月に任期切れを迎えるが、合併問題も絡めて、町長の責任問題も合わせて再出馬するのか明らかにしてほしい」、山口謙二議員が「町長選に再出馬する意向があるのか」と、日野町との二町合併が破たんに至った責任問題を絡めてそれぞれ質問した。
これを受けて、山中町長は、第四次総合発展計画の策定や小中学校の改修など就任後の町政運営を振り返った上で、「合併が保障されるような責任の取り方があればいいが、来年二月十一日までにすべての問題が解決し、新たな方向性が見出せる状況にない。再度(町長選に)挑戦してでも(合併問題に)取り組んでいきたい」と決意を述べた。
今後のまちづくりに関しては、「当面の道筋を明らかにし、住民の不安や心配を払拭することが最も重要な職務だと考えている。投資的経費のかかる事業の見直しや財政規模に応じた町政運営に取り組むことなどを住民説明会で示し、住民の意見集約に努めたい」とした。
また、特別職の給与および旅費と同町教育長の給与に関する条例の一部改正案を、追加提案した。特別職の減額について、山中町長は「日野町との合併については、九月三十日をもって協議会を廃止し、解散決定をいただくこととなった。住民理解を求め進めておきながら、こんな結果となることを見極められず極めて残念である。住民のみなさんに大変迷惑をかけたことに対し、反省の念と遺憾の意の一端として今できるお詫びの気持ちと、併せてこの窮地を脱出すべく自立再編の取り組みへの姿勢と財政事情を勘案し、自ら律するためにも行政の責任者としてその思いを表したい」と提案理由を説明した。
今回提案された改正案は、平成十六年十月から当分の間、給料月額から町長が百分の二十(七十三万円→五十八万四千円)、助役が百分の十五(六十一万円→五十一万八千円)、収入役が百分の十三(五十九万円→五十一万三千円)、教育長が百分の十二(五十八万円→五十一万円)を乗じて得た額にするというもの。この終期については、「いずれ議会に諮るべきと考えている」との考えを明らかにした。
このほか、合併問題に関して、吉田孝一議員が「近江八幡市では飛び地となる蒲生町に(合併を)呼び掛けているが、今後、どう対応する予定か。また、近江八幡市長の話しを聞いただけか、申し入れを受けたのか」と質問。山中町長は、「合併新法の中で飛び地合併が可能となり、蒲生郡の状況などからして(近江八幡市長が)思いを知っておいてほしいということだった。『聞いていただき留めておいてもらうだけでいい』とのことだったので、そのような思いを持っているということだけは聞かせてもらったが、それ以上に深くは考えていない」と答えた。
住民説明会については、現在、庁内の職員で編成している自立再編委員会が作成した自立再編計画を基に、住民説明会用の資料づくりに取り組んでいることから、議会開会中に資料を完成させて議員に示した後、農繁期を避けて実施していく方針を示した。
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家族連れやカップル
梨狩りに夢中
=竜王町山之上の寺嶋観光梨園で=
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食べ頃を迎え黄金色に輝く豊水に手を伸ばす来園者ら
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(湖東・竜王町)
かぶりつくと果汁があふれ、口いっぱいに甘味が広がる今が旬の「豊水」。竜王町山之上にある寺嶋観光梨園に、家族連れやカップル、気の合う仲間らが集い、梨狩りを心行くまで楽しんでいる。
六十年以上の歴史がある同梨園は、園主の寺嶋平蔵さんが先代から受け継ぎ、中国からお嫁に来た妻・梨江さんとともに大切に守り育てており、竜王町内でも元祖的存在。
約一ヘクタールの丘陵地には、五百本以上の梨の木が植栽されている。めいっぱい手を伸ばしているような緑豊かな枝の下にいると、自然と心が落ち着き、のんびりできて昼寝に最適なスポットでもある。
今年は、晴れた日が多く日照時間が十分に確保できたため、例年に比べて糖度が高く、「今食べなくていつ食べる」というほど上々の出来だという。幾度となくやってきた台風の被害にも遭わず、寺嶋さんは「山の神さんが守ってくれたな」とほっと胸をなで下ろしていた。
園内の梨は、有機栽培と低農薬で大切に育てられており、安心安全な農産物の生産・提供を心掛け、生産者と消費者のコミュニケーションを図る目的から梨狩りという形で園内を開放している。
現在、食べ頃を迎えているのは「豊水(ほうすい)」で、果汁が多く果肉も柔らかく濃厚な味が特徴。十月からは、白砂糖のような淡泊な甘味で、一つ約一キロになる物もあるという大玉の「新高(にいたか)」がおいしい時期となる。
寺嶋さん夫妻は、「木になっている梨をもぎ取り、その場で食べるという梨狩りには、小さな感動が詰まっている。最もおいしい今の時期を逃すことなく園に来て味わってほしい」と語り、客との語らいを楽しみにしている。
入園料は、大人一千円、小人八百円。
さらに、園内では、近江牛と新鮮野菜付きのバーベキューも楽しめる。料金は、一人二千五百円。梨の直売もあり。詳しくは、同園(電話0748―57―0352、ホームページhttp://www.jungle.or.jp/terasima)まで。
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地域住民と考える建設計画
中部湖東幹線・道づくり委員会初会合
岡山・北里学区の住民38人
=八幡西部からの2ルート案=
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岡山公民館で開かれた中部湖東幹線・道づくり委員会の初会合
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(湖東・近江八幡市)
県が、近江八幡市西部地域で計画している新道「中部湖東幹線」の建設ルートをどのように決めるか、計画地域住民の意見や要望を聞く同幹線道づくり委員会の初会合がこのほど、市立岡山公民館で開かれた。
同幹線は、近江大橋から草津、守山市内まで開通している大津湖南線とを四車線で結ぶもので、中主町から日野川を越えて近江八幡市に入ったあと彦根市までの先線として計画されている。
すでに近江八幡市野村町地先からJR近江八幡駅方向(四車線)と牧町近く(二車線)を通って湖周道路に出る二ルートの建設は計画されているが、来年度から具体的にどこを通るのかの原案を検討するにあたり、住民の意見を反映させようと県東近江地域振興局が取り組んでいる。
初会合は、地元の北里と岡山学区から公募に応募した住民十九人と両学区の自治会長から推せんされた住人十九人、市職員二人の計四十人の委員が参加して開かれ、委員長に岡山学区連合自治会副会長の辻忠夫氏、副委員長に水茎町自治会長の二村実氏を選んだ。
続いて、これまでの経過と同委員会の進め方の説明が行われたあと、四グループに分かれてワークショップを行い同幹線の道づくりについて地元住民としてどのように考えていくかを話し合った。
このなかで、「狭あいな道路が通る牧町集落のバイパス道としての役割を持たせてほしい」や「車だけの道路ではなく、安全で生活に密着した道路にしてほしい」、「既存道を活用し交差点は十分な広さを確保してほしい」、「地元に路肩やのり面の雑草の管理負担がないようにしてほしい」など意見や要望が出された。
委員会は現地視察を含め月一回のペースで開催し、今年度末にルート案とそれに対する意見書を上層組織の検討協議会に提出する。
新しい幹線道は、守山市までは完成区間について供用が開始されており、隣町の中主町でも工事が進められている。
その先の近江八幡市側は、今年度末にルートを決定し、来年度に計画原案を作成。工事の開始は平成十九年度以降になるものと見られる。
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宇宙メダカ 12世30匹届く
上田町の「向井千秋後援会」に
近江八幡市に10匹を贈呈
=10月23日に記念の集い=
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向井千秋後援会事務所の喫茶店「古都」の店内で元気に泳ぐ宇宙メダカ
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(湖東・近江八幡市)
日本初の女性宇宙飛行士・向井千秋さん(現在、フランスの国際宇宙大学教授)と家族ぐるみの親交を縁に今年4月、近江八幡市上田町で経営する喫茶店に「向井千秋後援会」を発足した筈井洋子さん(60)のもとにこのほど、宇宙メダカが送られてきた。
このメダカは、向井さんが10年前に初めて搭乗したスペースシャトル「コロンビア」の宇宙船内でふ化実験に成功した子孫で、現在、喫茶店内で飼育しており、来店客らの話題を集めている。
7月24、25日の両日、向井さんの故郷・群馬県館林市に建設されている向井千秋記念子ども科学館で行われた向井さんの初フライト10周年記念の催しに招待を受けた筈井さんが「是非、近江八幡市内の子どもたちにも見せてあげたい」と依頼したところ、メダカを飼育管理する宇宙メダカ研究会から30匹が贈られることになり、1週間後に届いた。
現在、喫茶店のカウンターに2つの水槽を置いて大切に飼育しており、このうち、1つの水槽に入れた10匹は近江八幡市に寄贈されることになっており、市側の受け入れ準備が整い次第、市役所に届けることにしている。
届いた宇宙メダカは、1994年7月、宇宙船内の雄と雌から生まれた1世から数えて12代目で、これまでにも希望する全国の学校に贈られているが、近畿では近江八幡市が初めて。同後援会では、13世を育てて希望する近隣の学校などにプレゼントしたいとしている。
送られてきたメダカは体長15ミリほどの大きさで、薄い黄土色の背と透き通った感じの胴が特徴。水草や空気ポンプが入れられた水槽の中で元気に泳ぎ回っている。
管理している筈井さんは「大切なメダカなので、今、一生懸命メダカの飼育の本を読んで勉強しています。生き物なので気をつかいます」と、宇宙からの贈り物に目が離せない毎日が続いている。
同後援会では、宇宙メダカが市に贈られてきたのを記念して「子どもたちの未来へ宇宙と環境」をテーマに10月23日、ひまわり館でメダカの展示と宇宙飛行士の船内の活動を記録したビデオを観る集いを開く。これに先立ち、今月26日午後1時半から県立男女共同参画センターで開かれる地域ふれあいプラザでは、筈井さんの「環境・子供達に宇宙への夢を」をテーマにした講演とビデオ「向井宇宙飛行士・再び宇宙へ」が上映される(参加無料)。
ひまわり館での集いでは、宇宙飛行士・毛利衛さんと若田光一さんの船内活動のようすを記録した映像ビデオを上映することにしている。参加無料。問い合わせは、午後2時から5時迄の間に同後援会事務局(38−0155)へ。
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