滋賀報知新聞(ニュース)平成16年9月19日第13904号


八日市大凧まつり写真コンクール

飛揚の迫力と感動を再び

=全国から356点 26日まで作品展=

八日市大凧まつりの感動が伝わる写真コンクール作品展
(湖東・八日市市)
 2004年八日市大凧まつりの感動の場面をレンズに収めた「写真コンクール」の作品展が、世界大凧博物館八日市大凧会館別館で二十六日まで開かれている。

 今回、推薦(八日市市長賞)に輝いた冨山敏雄さん(46)=近江八幡市=の「上がれ百畳」をはじめ、全国から寄せられた三百五十六点が一挙展示されている様子は、迫力満点。

 各作品の前では、見学者がその時のシーンや参加者の様子を思い出しながら一つひとつの作品をじっくり味わっている。

 まつりの迫力と楽しさ、まつりに関わる人々や一緒に参加した観客の様子が写された作品からは、まつり当日の感動がよみがえる。

 問い合わせは、八日市大凧会館(TEL0748―23―0081)まで。


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野村しづかず写真展

スポーツする女性の美学

=19日まで八日市市立図書館=

女性のしなやかさやたくましさを美しくとらえた作品展
(湖東・八日市市)
 湖東町大澤在住のカメラマン、野村しづかずさん(68)の「スポーツする女性 写真展」が、八日市市立図書館で開かれている。十九日まで。

 アテネオリンピックでは女性選手の活躍が光ったが、これまでの日本のスポーツ界ではどちらかというと女性はあまり脚光を浴びてこなかった傾向がある。野村さんは、日本の女性選手のスポーツのレベル向上と裾野の広がりを前回のシドニーオリンピックから感じ取り、以来四年間、スポーツに打ち込む女性のアマチュア選手の姿を追ってきた。

 バレーボール、体操、新体操から、柔道、レスリング、新相撲、ビーチバレーにエアロビクスなど、選手たちの表情、力、技、美しさをカメラに収めた。その中には、今回のアテネオリンピックで活躍した選手も。また、湖東町立湖東中学校の体育館完成を記念して行われたトランポリンの演技や、野村さんが感動した東京オリンピックの写真なども、あわせて展示している。

 野村さんは、「スポーツする女性はのびやかで美しく、しかもたくましい。女性スポーツへの理解が深まることを願って作品展を開きました」と、来場を呼びかけている。


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農業も女性主役の時代

大粒イチゴに魅せられた中村さん

栽培や販売に独自の視点生かす
=県内初 研究発表で全国表彰を受賞=

「全国表彰をバネに」と中村さん
(湖東・八日市市)
 八日市市立沖野幼稚園の西隣で観光イチゴ農園「グラス・ホッパー」を経営する中村身江さん(34)は、先月末にかけ熊本市で開かれた第十六回全国農業青年交換大会の展示発表部門で、全国農村青少年教育振興協会長表彰を受賞した。

 農林水産大臣賞、同省経営局長賞に次ぐ快挙となった今回の受賞は、農業を知らない女性が高品質のイチゴを目指し、栽培方法の改善に取り組んだ意欲と努力が認められたもので、全国的に注目された。

 さらに、一〇〇グラムの大粒イチゴの印象も強く、女性の視点でとらえた販売方法、課題解決の目的や研究などへの取り組みが明確だったことが高い評価につながった。もちろん、県内初のこと。

「全国表彰をバネに」と中村さん
 専業主婦だった中村さんは四年前、母親が遺産相続した農地を有効利用したいと、東近江地域農業改良普及センターの指導を受け、大粒イチゴの品種「章姫」(あきひめ)の栽培を始めた。

 初めは「一粒七〇グラムのイチゴができれば」と気楽に取り組んでいたが、高品質のイチゴにしたいとの意欲にとりつかれ、内装業を仕事に持つ夫の真二さん(46)を巻き込み、家族や友人の協力を得て、消費者に喜ばれるイチゴづくりに没頭する日々が続いた。

 試行錯誤を繰り返すうちに、充実した苗ほど大粒のイチゴが出来ることに目をつけ、二年前から育苗方法の改善に取り組んできた。少量土壌ベンチを利用したポット育苗を行う「滋賀県方式」を取り入れ、一〇〇グラムのイチゴに成功した。

 農地二反に四棟のハウスを設け、一棟には五十メートルの高設ベンチが五列並び、七千株の苗が植えられる。ベンチは、栽培作業や実の摘み取りが容易にできる高さ一メートルに設定され、ベンチとベンチの幅も一メートルと広く、車いすでも簡単に摘み取りができるよう工夫もした。

口より大きい100gイチゴ
 一方、販売方法にも女性の視点を生かし、直売でしかできない贈答用の箱入りや注文によってコーディネイトする籠(かご)入りに力を入れ、すべて予約制の直売というから驚きだ。さらに来年は、残る農地一反にブルーベリーの苗木を植え、二年後の収穫を目指すと意欲満々だ。

 イチゴづくりは、水と気候のほか、やはり育苗という。いかに元気な苗を育てるかだが、病気や害虫駆除には農薬も欠かせない。だが「基準値の三分の一程度に抑えている」と胸を張る。顔が見える直売が中村さんを奮起させるのだろう。

 これら一連の成果をまとめた研究発表プロジェクトに取り組み、農外からの新規参入で、増して女性という点などから、全国表彰につながった。ここに到達するには、イチゴづくりの情報を求めて現地視察を行うなど、相当の苦労があったと想像できる。

 一〇〇グラムのイチゴは十二月から収穫が始まり、来年四月ごろから一般向けの観光イチゴ園として開放される。ちなみに値段は、八個入り二千円、十二個入り千五百円で、百人限定の入園料は一人千円。


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能登川町長&町議選挙

告示まで あと1カ月

説明会に町長選2陣営
=町議選は14陣営出席=

能登川町長選と町議選の立候補予定者説明会
(湖東・能登川町)
 任期満了に伴う能登川町長選挙と町議会議員選挙(十月十九日告示、二十四日投開票)まであと一カ月に迫り、決断に揺れていた町議選の論者もようやく揃い始めた。十七日の両選挙立候補予定者説明会では、すでに表明している現議長の宇賀武氏(56)=今=と、共産党ら住民有志でつくる「よくする会」会長の谷本善弘氏(65)=栄町=以外に出席者はなく、町長選は一騎打ちの戦いが見込まれる。町議選では、定数十二に対して現職十人、新人二人、候補者未定二の計十四陣営が集まり、意欲を示すものの欠席した一現職を含めると、三人オーバーの激戦が予想される。しかし、無投票へ調整の懸念も残し、審判を仰ぐべしと無投票阻止の働きもある。

 町税が落ち込むなか、国庫補助金や地方交付税の削減で今年度だけでも二億千三百万円減額され、現在、町が抱える負債は百九十一億三千万円(特別会計を含む)にもなる。これを、町民一人当たりに換算すると八十二万二千円の借金となるが、まもなく迎える高齢化率二〇%でさらに財政は逼迫し、人件費カットなど歳出削減を図っても五〜十年で危機的状況。近い将来、町の経営破たんも懸念されている。

 このため、効率的な行政改革とサービス向上を図る広域合併を目指し、八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併後の「東近江市」に参画する1市1町合併を要請しており、現在、相互の組織的状況を把握する1市4町と能登川町の照会作業が行われている。

 今回の選挙で、合併推進となれば東近江市発足から八カ月後の市議会議員選挙時(来年十月)に編入合併することが見込まれる。一方、谷本氏が公約する合併白紙撤回の場合、当面、単独町制としてその後の難局を乗り切る策が必要。諸々の課題が山積するが、最大の焦点は合併に絞られ、町民二万三千人の生活をかけた選挙となる。

 一方、一部でいまだに動向を探り合っている町議選。今回は、合併する場合の任期はたったの一年であり、さらに議員定数を大幅削減(十八議席から十二議席へ)したことから、当確ラインが三百票以上も跳ね上がるなど、極めて厳しい選挙となるのは必定。

 こうした動きについて有権者は「誰のために出るのか。何がしたいのかが感じられない」と不満気だ。また「合併という重要課題があり、新人にとっては相当勇気がいるだろうが、なんとか出てきてもらいたい。無投票へ調整なんてして欲しくない」と話す人もいる。

 説明会に訪れた立候補予定者は次のみなさん(敬称略、年齢は投票日現在)。 

【現職】藤田淳子(59)=共現六・長勝寺=、日根野繁(70)=無現三・神郷=、川南博司(69)=無現三・川南=、寺井好男(65)=無現三・佐野=、山本武和(61)=無現三・能登川=、小島隆司(68)=無現二・躰光寺=、冨江旭男(66)=無現二・福堂=、村田正弘(65)=無現二・伊庭=、田中信弘(65)=公現二・伊庭=、山本眞喜(60)=無現二・垣見=。

 【新人】大橋市三(56)=JA職員・種=。このほか、佐野地区から自立が一人、駅前の林地区、山路地区から候補者未定で代理出席があり、擁立の可能性を持っている。

 また、この日は欠席したものの、現職の大橋平治(75)=無現八・垣見=が出馬の意向を示し、田辺嘉右衛門(60)=無現一・伊庭=も進路を保ちながら態度を保留にする。

 今期限りで引退するのは、五十子清男(67)=無現五・栗見新田=、長谷川美雄(72)=無現三・小川=、大辻博(68)=無現三・種=、小南總三郎(61)=無現三・山路=、四方秀亮(52)=無現一・佐野=の五人。


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小4以下対象の

「サッカー大会」

=出場機会増やそう=

(湖南・野洲町)
 (財)県文化振興事業団は、希望が丘文化公園で開催する「第五回希望が丘カップジュニアサッカーフェスタ」に出場する小学サッカーチーム(四年生以下で構成)を募集している。

 これは、競技会などへの参加機会が少ない小学四年生以下の児童を対象に、サッカー競技を通じて、スポーツの楽しさと参加者間のふれあい、親睦を深めてもらおうと企画されたもの。

 開催日時は、十二月四、五日と来年一月十五、十六日の四日間(午前九時〜午後三時半)。会場は、同文化公園の球技場と陸上競技場の二会場。

 競技方法は、各日三ブロック(一ブロック四チーム)別リーグ戦で、合間五分の休憩を挟む一試合三十分ゲーム。各ブロック一位のみが表彰される。

 定員は四十八チーム(各日十二チーム)で、一チーム八千円(保険料含む)の参加費が必要。

 参加希望チームは、往復ハガキに、チーム名・代表者名・連絡先住所・連絡先氏名・連絡先電話番号・参加希望日(第二希望まで記入)を記入し郵送する。電話・FAX・Eメールでの受け付けは行わない。申し込み期間は、九月二十二日から十月二十二日(必着)まで。

 申し込みおよび問い合わせは、〒520―2321野洲町北桜九七八 県希望が丘文化公園スポーツ会館内「第五回ジュニアサッカーフェスタin希望が丘」係(077―588―3251、FAX077―588―3252)まで。 

 


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