滋賀報知新聞(ニュース)平成17年2月21日(月)第14034号


育児・介護休業法が改正

4月施行を前に説明会

セクハラ防止の講習会も
=企業の担当者が参加=

▲18日、八日市商工会議所で開かれた休業法の説明会とセクハラ防止講習会
(湖東・東近江市)
 八日市商工会議所で十八日、改正された育児・介護休業法の説明会と企業内のセクシャルハラスメントの防止に向けた実践講習会が厚生労働省滋賀労働局と(財)21世紀職業財団滋賀事務所の主催で開かれ、会場には、企業の人事労務担当者やセクハラ問題の窓口担当者など約四十人が参加した。

 最初の育児・介護休業法の説明会では、同局の中島則子雇用均等室長が、この四月から施行される育児・介護休業法の改正点を解説。育児休業期間が「一歳に達するまで」から「一歳半に達するまで」に改定されたことや介護休業の取得回数が「対象家族一人につき一回限り、連続三ヶ月まで」から「常時介護を必要とする状態に至るごとに一回の介護休業ができる。期間は通算でのべ九十三日まで」に延長されたこと、さらに子の看護休暇はこれまで事業主の努力目標となっていたのが「小学校就学前の子を養育する労働者は一年に五日まで病気、けがをした子の看護のために休暇を取得できる」に改正された要点を詳しく説明。また、これまで「子が一歳まで」と定められていた育児休業給付および育児休業中の社会保険料の免除年齢が延長された内容等の解説も加え、企業内で改正内容を遵守する取り組みを求めた。

 このあとのセクハラ防止の実践講習会では、女性の社会進出が進んでいる中で職場でのセクハラ問題が社会問題となっていることへの認識を深め、その効果的な予防策や具体的な対処策について21世紀職業財団滋賀事務所の雇用管理アドバイザーが、ビデオなどを使って紹介。「我が社に限って」という思いこみを改め、性差別やセクハラ行為が起きない職場環境づくりを要請した。


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学び舎に別れのシーズン

各保・幼稚園で生活発表会

何ができるようになったか
子が育つ喜びと実感
=愛東南幼稚園=

▲演技に大ハッスルの園児たち
(湖東・東近江市)
 学び舎に別れが訪れるのは、保・幼稚園から始まる。東近江市内の保、幼稚園では二月下旬に生活発表会やお別れ会など、昨春から一年間の学習の成果を披露する節目の行事が集中して行われる。

 十七日〜二十六日の間に十六園が生活発表会などを計画。その初日に開いた五園のうち愛東南幼稚園では、午前十時から遊戯室で行われた。
 参観席には、園児四十一人に対して約八十人の保護者や家族が集まり、我が子の出演を待った。大勢の人が集まって注目を浴びる発表会に園児たちはちょっと緊張気味。何回も練習したはずの演技や歌にも少しのミスが出たが、先生の助けや温かい客席の雰囲気に守られて無事終了。閉会で「大変よくできましたね」と園長先生に誉められて、卒園式までに越えなければならない課題を果たした安堵の表情を見せていた。

 一方、保護者席では、我が子がミスをしないよう見守る心配や去年まではできなかったことが出来るようになった成長の喜びをかみしめる微笑みがあちこちで見られ、子どもがたくましく育っていく楽しみを感じとっていたようすだった。
 また、あちこちでビデオカメラに付きっきりで我が子の演技を追う光景や可愛い演技が繰り返されるたびに拍手がわき起こる愛情いっぱいの雰囲気が終演まで続いた。

 園では、プログラムの演題ごとに園児が取り組んできた練習のようすや成果のほか一生懸命に取り組むうちに出来るようになった得意技も紹介。日頃、知ることが少ない集団生活の中の我が子の成長ぶりを再発見する保護者も少なくなかったようすだった。

 各園では、こうした発表会と同時に新入生を受け入れる準備や地域の未就園児との交流活動などにも取り組む多忙な時期を迎えている。


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海外ボランティアを学ぶ

スタディーツアー募集

=「カンボジアこどもの家」=

(湖東・近江八幡市)
長かった内戦が終わり復興が進められているカンボジアで、貧しい農村部の子どもたちが学校に通えるよう支援活動を続けている「カンボジアこどもの家」がスタディーツアーの参加者を募っている。

 カンボジアこどもの家は、近江八幡市江頭町出身の栗本英世さんが、日本の支援者と共に立ち上げた非営利団体で、タイとの国境に近いポイペットという街に拠点を置いて現地の子どもの人権保護や識字教育などに取り組んでいる。現在、十六の村に十六校の学校を村人と一緒に建設し、五千人余りの子どもたちを受け入れている。八日市市民大学では、講師を務めたことがある。

 スタディーツアーは、七日間の日程で現地のカンボジア子どもの家の受け入れ施設に滞在し、現地スタッフの案内で手作りの学校現場を訪れ、肌でカンボジアの子どもたちの現状を知り、海外支援の実際を体験してもらうことがねらい。

 募集人数は十二人までで、参加費は一人十三〜十四万五千円。また、スタディーツアー終了後、そのまま一ヶ月間残って活動するボランティア体験者も募っている。一ヶ月の宿泊と食事代は、あわせて三万円。問い合わせは、旅行代理店・マイチケット(06−6304−7800)へ。ホームページ(http://cambodiakids.org またはhttp://www.asahi-net.or.jp/~ud4k-ymd/)で観られる。

 また、こうした支援活動に関心があり、いつかは参加したいと考えている人に登録を呼びかけるNGO組織を彦根市に立ち上げる準備が進められている。


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来月30日の知事申請へ向け淡々と

新市名称、まちづくり計画素案公募なし
=近江八幡市・安土町合併協議会=

(湖東・近江八幡市)
 第一回合併協議会は十七日、近江八幡市のホテルニューオウミで開かれ、新市名称や新市まちづくり計画などに関する八項目の協議事項について淡々と議事が進められ、委員からは何一つ、意見、質問も出ず、全会一致で原案通り可決された。

 会長の川端五兵衞近江八幡市長から、副会長の津村孝司安土町長をはじめ、両市町の、議会代表三人ずつ六人、学識経験者八人ずつ十六人、県から一人の、二十四人の委員に委嘱状が交付され、協議に入った。

 知事への合併申請に向け、通常行われている新市名称公募や新市まちづくり計画の素案づくりのための意識調査・アンケートなどは行われない。住民がもっとも関心をもつ「市の名称」は、大学教授ら四人の専門委員による候補づくり、新市名称候補選定小委員会で候補選定の上、第五回合併協議会(三月十七日開催予定)で決定する。新市まちづくり計画の素案についても、新市まちづくり計画策定小委員会で策定し、第五回合併協議会で確認されることになった。七百七十万円ずつを負担する平成十六年度の協議会予算案も通った。

 住民には、各回協議会開催日の前日(毎週水曜日)に、前回分の「協議会だより」が新聞折り込みで配布される。第一号は二十三日の予定。

 日程案では、第六回合併協議会(三月二十三日)終了後に合併調印、翌二十四日に両市町議会で承認議決を受け、同月三十日に知事へ合併申請の運びとなる。

 次回は、二十四日午後一時半からホテルニューオウミで開かれ、合併の方式、合併の期日、市役所の位置など十項目を協議する。一般傍聴の定員は四十人。


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水辺の環境守ろう

お魚ネットワーク設立

=27日に交流会=

(湖南・草津市)
 県民と館とをつなぐ琵琶湖博物館はしかけ制度による団体「琵琶湖博物館うおの会」は、文部科学省子どもの居場所事業と、WWF―ブリヂストン生命の水プロジェクトの支援を得て、水辺の環境を守る「琵琶湖お魚ネットワーク」を設立した。

 同ネットワークは、琵琶湖流域の水環境保全に関心がある個人、団体、機関、企業などの参加協力を得ながら、琵琶湖流域の十万か所で水辺の魚や生き物調査データを収集し、そのデータに基づいた「お魚流域マップ」(魚類生息地図)を作成することを目標にしており、趣味としての魚採りや、各種の団体、学校などが行っている自然観察会など、あらゆるデータを眠らせることなく、一つに集約しようとするもの。

 また、「魚つかみの楽しみかた」等のガイドブックもつくり、各地域で行われている自然観察会などに講師を派遣する活動を展開。琵琶湖地域の魚や水生生物の現状を知り、理想の水環境とはどのようなものかを示していく。

 このような網羅的な琵琶湖・流域調査は初の試みであり、市民、行政、企業が協力する水環境保全に取り組む。

 現在、主宰の琵琶湖お魚ネットワーク、琵琶湖博物館うおの会、WWF―ブリヂストン生命の水プロジェクトのほかに、二十七団体が参加する予定で、同活動をPRし、より多くの団体・個人の参加を呼びかけようと、今月二十七日に「琵琶湖お魚ネットワーク交流会」を開催する。

 開催時間は午前十時から午後五時まで。琵琶湖博物館セミナー室を会場に、参加団体の交流会や活動パネル展示のほか、写真家・今森光彦氏の「トーク&里山日誌」上映が行われる。

 参加無料。事前申し込み不要で、先着二百五十人に冊子「魚つかみの楽しみ方(調査の仕方・魚の見分け方)」がプレゼントされる。問い合わせは、琵琶湖博物館内「うおの会」事務局(077―568―4832、FAX568―4850、メール uonokai@ibm.go.jp)へ。 

 


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