滋賀報知新聞(ニュース)平成17年3月29日(火)第14064号


東近江ケーブルテレビ

新市まちづくり計画の柱

情報ネットワークを一本化
=公設民営で18年10月開局へ=

▲おすすめプランの加入イメージ
(湖東・東近江市)
 東近江市は、合併前の行政情報の伝達方法が一市四町で異なっていたため、これを一本化し充実を図りたいとして、まちづくり計画の柱となる「ケーブルテレビ(CATV)」を導入することにした。旧湖東町の放送局をキーステーションに施設整備を行い、管理運営を民間に委託した上で、十八年十月の開局を目指す。

 旧一市四町の合併で東近江市が誕生したものの、行政サービスの基幹となる情報伝達方法に格差があり、新市まちづくり計画のメインとして、これを一本化し高度情報伝達サービスを映像で行うCATVの導入を決めた。

 これまで、CATV(映像)を導入していたのは湖東町だけで、永源寺町が有線放送、五個荘町がオフトーク、愛東町が防災無線を採用し、行方不明などの緊急連絡や広報などを音声で行い、八日市市に至っては広報紙の発行(月二回)だけにとどまっていた。

 この格差を是正する必要性に迫られた同市は、市内の公共施設を高速で結ぶ光ケーブルを利用して、東近江全域インターネットのブロードバンドサービを可能にするとともに、テレビ電波の受信状態が悪い難視聴地域(約四千七百世帯)の解消を打ち出した。

 光ケーブル敷設の新市ネットワーク整備は、旧湖東町の既存施設を利用しながら、アナログ放送が平成二十三年に放送終了(総務省)することから、これに代わるデジタル対応の設備を新たに設けることにした。

 ケーブルテレビの施設整備は行政が行い、管理運営を民間会社に委託する公設民営方式を採用することにし、すでに実施設計に取り掛かっている。新市の本予算に一部経費が盛り込まれるものとみられ、各種申請と同時に基幹工事を進め、各家庭への引き込みを済ませて、十八年十月の開局を目指す。

 工事費(加入料金三万円、家庭引き込み三万五千円)は、十八年三月まで無料だが、その後九月までを加入促進期間として一万円を負担してもらう。総事業費を四十億円と試算し、災害対策費に十億円をかける。

  最低の月額利用料(デジタル対応)は、おすすめプラン(放送二千五百円+インターネット二千三百円)、まんぞくプラン(同三千五百円+同二千二百円)を設定し、加入率七〇%を目標にした。

 CATVが導入されると、災害をはじめ自治会・学校からの音声告知(一斉ファックスも可)、テレビ多チャンネル放送、コミュニティ自主放送、インターネット、IP電話(加入者間無料)のサービスが受けられる。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

「JR近江八幡駅〜竜王ダイハツ前」

4月1日からコミュニティバス運行

竜王町と近江八幡市が近江バスに委託

(湖東・竜王)
 竜王町は、西日本JRバスが三月末をもってJR近江八幡駅と三雲駅を結ぶ定期路線を廃止するため、近江八幡市と連携して近江バスへの委託による「コミュニティバス」を四月一日から運行させる。

 今回導入されるコミュニティバスは、住民生活に支障をきたさないよう配慮し、基本的に今まで通りの路線を走行するが、運行区間は「JR近江八幡駅〜竜王ダイハツ前(竜王町山之上)」までとなる。

 JR三雲駅方面へ向かう場合は、竜王ダイハツ前停留所から湖南市のコミュニティバス(滋賀バス)に乗り換える。

 また、JR近江八幡駅北口以外に、新たに国道8号線の六枚橋交差点近くに新設された市道・近江八幡線千僧供線を通って、JR近江八幡駅南口に乗り入れる便が加わった。

 運行経路は、竜王ダイハツ前―アグリパーク竜王前―山之上―東出―岩井―川守―駕與丁口―林南―林―庄―信濃口―倉橋部―岩倉―長福寺―六枚橋―友定―野田町―金剛寺前―八幡市民病院―官庁街通り―中村上―JR近江八幡駅北口と、竜王ダイハツ前―アグリパーク竜王前―山之上―東出―岩井―川守―駕與丁口―林南―林―庄―信濃口―倉橋部―岩倉―長福寺―六枚橋―上田中―西上田―男女共同参画センター―鷹飼―JR近江八幡駅南口―の二系統。

 バス停の名称の中で、庄村を“庄”、近江林を“林”、近江林南を“林南”、近江岩井を“岩井”にそれぞれ変更し、アグリパーク竜王前を新設し、利用者がほとんどいなかった名神竜王口を廃止する。

 JR近江八幡駅から竜王ダイハツ前行きは一日十五便、竜王ダイハツ前からJR近江八幡駅行きは一日十六便で、中型バス(定員二十九人)二台で運行する予定。早朝の時間帯の便数がJRバス運行時よりも一、二便少なくなるという。

 運賃については、JRバス運行時と同額で、百七十円から六百十円となっている。

 このコミュニティバスは、県と近江八幡市・竜王町とが補助金を出し合ってバス事業を維持していくもの。竜王町では、年間約四百万円の補助を想定している。
 利用者の減少により赤字路線となっていた運行経路だけに、今後は、町民の積極的

な利活用がなければ、存続はより一層厳しくなることが予想される。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

平成16年中の事件事故

「日野警察白書」に集約

日野警察署が作成

(湖東・蒲生・日野町)
 日野警察署はこのほど、平成十六年中に管内で発生した事件事故の状況などを広く町民に知ってもらおうと「日野警察白書」(A四サイズ、七ページ)を作成した。

 同白書では、犯罪のあらましと少年非行のあらまし、交通事故のあらましの三つに分類し、過去五年間や町別の発生状況のほか、滋賀県下との比較などを、グラフや表で示し一目で分かるよう工夫している。

 昨年中の事件事故の特徴として、刑法犯の発生件数が四百八十四件で、前年に比べて四十六件、一〇・五%増と、県下で唯一増加した。

 その内訳は、窃盗犯が三百六十一件で全刑法犯の七四・六%を占めた。窃盗犯でも、乗り物盗が百二十件と非侵入盗の約三八%を占め、特に自転車盗の被害九十六件のうち、無施錠が七十九件(全体構成比約八二%)と目立つ。蒲生・日野両町ともに、自転車盗や車上ねらいが多発していることがうかがえる。

 少年非行に関しては、管内で補導された不良行為少年が延べ四百七十一人と前年と比べ九十七人増加し、中でも女子が五十九人と大幅に増えている。深夜徘徊も、前年対比二・二倍と激増。補導された少年の居住地を見ると、蒲生町内の居住少年が三百三人と、日野町内居住少年の二・五倍になっている。

 また、交通関係では、交通事故の発生件数、死者・傷者ともに前年を下回った。事故の形態は、出合頭事故が五十件と、全体の三五%と最も多く、次いで追突事故、正面衝突の順だった。

 事故原因については、安全不確認などによる安全運転義務違反が全体の七〇・六%を占め、信号無視や一時不停止、徐行不履行が続いた。

 日野警察白書の作成部数は、一千五百部。蒲生・日野両町の役場および各公民館の窓口に備え付けるとともに、各種会合の席上などで資料として活用される。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

近江伝説探訪

9偉人の足跡を訪ねる

聖徳太子、最澄、天智天皇、義経
=春の特別公開リーフレット=

▲春の観光シーズンに向けた作成された近江伝説探訪・春の特別公開リーフレット
(全 県) 県は、新年度の滋賀県の観光テーマ「近江伝説探訪〜九偉人の足跡を訪ねる〜」に沿って、日本の歴史上重要な役割を担った偉人の足跡が沢山残されている県内の文化財を紹介するリーフレットを作成。京阪神の主なJR駅、観光物産情報センター、近江鉄道大阪観光案内所などに配布した。

 今回のリーフレットは、春・夏の特集号で古代から中世に大きな足跡を残した聖徳太子、最澄、天智天皇、義経の四人の歴史人物に焦点を当て、四人と関わりの深い県内の二カ所づつの社寺や文化財を紹介している。

 聖徳太子では、聖徳太子の馬が足を止め、その馬が石になった「石馬寺」、湖東三山の中でも最も長い歴史のある百済寺をとりあげている。

 百済寺では、この近江伝説探訪にあわせ四月九日から五月八日までの一ヶ月間「開山聖徳太子像」を特別公開する。また、近くの西明寺でも四月八日から五月八日まで三重塔の内部壁画の特別公開を行う。このほか、十月二日まで県内の著名な社寺や博物館でも協賛した催しが行われる。

 さらに観光ボランティアガイドの案内で楽しく回る「ガイドで楽しい近江のまちあそびキャンペーン」を四月一日から来年三月三十一日まで展開する。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

北方領土作文コンクール

八幡東中から3人

=最優秀と入選に=

(湖全 県)
 北方領土返還要求運動滋賀県民会議(会長・世古正県議会議長)主催による「第十八回 私たちと北方領土作文コンクール」の入賞作品が決まり、このほど県公館ゲストルームで表彰式が行われた。

 北方四島は歴史的、法的にも日本固有の領土であるが、戦後まもなく旧ソ連軍によって占拠され今日に至っている。日本の領土でありながら日本人が自由に往来できない地域があるという現実を、中学生が正しく理解し関心を持つことができることを目的に実施したもので、滋賀県と県教委、北方領土問題対策協会、根室市、滋賀県市長会および県町村会などが後援した。

 県内の全中学校を対象に募集したところ、十三校から二百二十編の応募があり、審査の結果、最優秀(県知事賞)一点、優秀(県民会議会長賞・県教育長賞・県市長会会長賞・県町村会会長賞)四点、佳作十五点が選ばれた。受賞者は次のみなさん(敬称略)。

 《最優秀》「日露間に本当の平和をつくるため」中濱健・近江八幡市立八幡東中3年

 《優秀》「北方領土問題を考える」西村早緒理・高島市立湖西中3年▽「北方領土の還る日」伊東優里・米原市立柏原中3年▽「私の思う北方領土問題」武友絵梨華・余呉町立鏡岡中2年▽「北方領土について思うこと」中村俊和・比叡山中1年

 《入選》「私たちと北方領土」南紘行・県立河瀬中1年▽「私たちと北方領土」大溝優太・同1年▽「私の思う北方領土」岡本珠希・近江八幡市立八幡東中3年▽「北方領土と僕の思い」奥大晃・同3年▽「北方領土問題を通して」嶋田雄一・栗東市立葉山中3年▽「北方四島この島が理想郷となる日まで」池本香純・高島市立今津中2年▽「北方領土への架け橋」東優気・同2年▽「私たちの北方領土」村井暢高・同2年▽「私たちと北方領土」橋本一樹・同2年▽「私たちと北方領土」呉竹真理子・同2年▽「私達と『北方領土』」田谷栄子・同2年▽「北方領土について」吉里宝・同2年▽「北方領土の取り組み」山上加奈恵・高島市立湖西中1年▽「北方領土と私」田形多希・同3年▽「北方領土返還について」湯本順子・余呉町立鏡岡中2年

 なお、最優秀と優秀賞の入賞者五人は、二十五日から二十八日まで北海道根室市へ派遣され、元島民や根室市の中学生との交流、現地視察を行った。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ