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滋賀報知新聞(ニュース)■平成17年4月5日(火)第14071号
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10月16日告示 同23日投票
東近江市初の市議会議員選挙
今回に限り選挙区制を導入
=1票の重みに2倍以上の格差=
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(湖東・東近江市)
東近江市選挙管理委員会は、議員在任特例(合併後八か月間)が十月末に切れることから、同市初となる市議会議員選挙(定数二十四)の日程を十月十六日告示、同二十三日投票と決めた。
第一回に限り選挙区制を採用し、第一選挙区(旧八日市市)、第二選挙区(旧永源寺町)、第三選挙区(旧五個荘町)、第四選挙区(旧愛東町)、第五選挙区(旧湖東町)に分けて実施される。
現在、在籍の市議は七十人だが、今回の選挙から二十四議席と大幅に削減される。旧市町別では、八日市十議席(現行二十)、永源寺三議席(同十二)、五個荘四議席(同十二)、愛東三議席(同十二)、湖東四議席(同十四)となる。
議員一人当たりの人口(二月一日現在)は、八日市(人口四万五千六百人)が四千五百人、永源寺(同六千百人)二千人、五個荘(同一万二千百人)三千人、愛東(同五千八百人)千九百人、湖東(同九千人)二千二百人と、人口規模からして二倍以上の格差が生じている。
有権者(三月二日現在)は、八日市三万四千五百二十人、永源寺五千五十九人、五個荘九千九十人、愛東四千四百一人、湖東七千百五十四人。
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東近江市スポーツ少年団
旧1市4町が統合設立総会
地区交流で早期に「心一つ」
=初代本部長に矢島氏を選出=
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▲東近江統合に決意の矢島本部長
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(湖東・東近江市)
一市四町の合併に伴い、新しく誕生した「東近江市スポーツ少年団」の設立総会がこのほど開かれ、初代本部長に旧八日市市スポーツ少年団本部長の矢島正男氏が就任した。
青少年活動の中枢を担うスポーツ少年団の統合は、旧市町の垣根を越えた交流が深まり、子供を中心に市民意識の一体化が早まるものとみられる。
設立総会では、枩藤安晴統合準備委員長が「昨年十一月から八回の協議を重ね、統合に結び付いた」と報告し、初代本部長に就任した矢島本部長は「十四種目五十一団体が早く心一つになれるよう、交流大会を開くなどして親睦を深めたい」と、東近江市のスポーツ少年団発展に協力を求めた。
▲矢島本部長に新団旗を手渡す野村教育部長(右)
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激励に訪れた野村彭彦教育部長は、スポーツを通じて「子供、保護者、指導者が一つになって取り組む少年団活動に敬意を表する」と、少年の健全育成に力添えを願った。設立当初の役員は次の皆さん。任期は十九年三月末。
【本部長】矢島正男(旧八日市市本部長)【副本部長】久保九二雄(旧八日市市副本部長)青木文彦(旧永源寺町本部長)枩藤安晴(旧五個荘町本部長)松居重太郎(旧湖東町本部長)藤沢徹(旧愛東町本部長)【監事】中野正堂(剣道)南川喜代和(陸上)
【常任委員】清水一範(バレーボール)伊谷広司(剣道)伊藤庄治(柔道)越智弘文(野球)横井元昌(バレーボール)島川浩(サッカー)渡辺紀郎(剣道)垣谷康隆(柔道)楠謙一(空手道)今宿義弘(ソフトテニス)小川一善(卓球)藤井靖彦(バスケット)中村健次(少林寺拳法)服部智之(多種目)
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町道能登川高校線
完成祝い修祓・開通式
=高校前から妙啓寺まで880m=
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▲町道能登川高校線の完成を祝い、テープカットする関係者ら
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(湖東・能登川町)
平成十一年度から進められてきた能登川町の「町道能登川高校線道路改良事業」がこのほど完了し、地元住民や町、工事関係者らによる修祓・開通式が行われた。
町道能登川高校線は、猪子地先のJR能登川駅東側を起点に、能登川地先の妙啓寺へ延びる約一・三キロの道路で、今回、改良事業が完了したのは県立能登川高校通用門前(瓜生川沿いの繖橋)から妙啓寺までの約八百八十メートル。幅員は七・二メートル(車道五メートル、歩道二・二メートル)。工事費用は七億七千万円。
同町は、JR琵琶湖線や主要地方道が通る地理的条件の良さから、近郊都市のベッドタウンとして都市化を見せている。しかし、JRを挟んで地域が東西に二分化され、両地域をつなぐ道路の少なさから、大きく迂回しなければならない道路事情がある。
▲玉串を奉奠する宇賀町長
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今回の改良工事は、日常の安全性と利便性を主にした生活環境確保のための事業で、特に、北須田や南須田、安楽寺、能登川、伊庭区などからは、迂回に通っていたJR踏切や主要地方道大津能登川長浜線を通ることなく、町南部地域へ移動でき、能登川病院をはじめとする公共施設や駅周辺へのアクセス道となった。
修祓・開通式には、宇賀武町長や小島隆司町議会議長をはじめ、管内警察署と交番および交通安全協会の関係者、同道改良に尽力の北山新道期成委員会(北須田、南須田、安楽寺、能登川、伊庭の区長らで構成)、工事関係者ら約四十人が出席。
宇賀町長は「六年間という長き期間にわたって工事が進められ、めでたく完成の運びとなりました。ご理解と協力をいただいた地権者の方々や、期成委員会、地元住民のみなさまなど、多くの尽力によるものと感謝を申し上げます。快適な生活道路として地域住民に親しまれるとともに、地域振興に役立つことを祈念いたします」とあいさつした。
このあと、テープカットが行われ、出席者らが通り初めをして道路の完成を祝った。
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規律を重んじ住民の命・財産守る!
新任団員26人 消防使命を胸に
=蒲生町消防団 最後の「入団式」=
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▲奥田団長から辞令を受け取る新任団員
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(湖東・蒲生町)
「蒲生町消防団入団式」が三日、同町立朝桜中学校体育館二階武道場で開かれ、真新しい制服に身を固めた新任団員が、規律を重んじ住民の生命と財産を守る重要な任務を担う消防団員の役割を再認識し、新たな一歩を踏み出した。来年一月一日には東近江市への編入合併が予定されていることから、町単独での入団式は今回が最後。
午前八時半から始まった入団式には、蒲生町消防団幹部役員十人、班長十四人、新任団員二十六人の計五十人が出席し、奥田兼司団長が部長・班長への昇格者と新入団員に辞令を手渡した。
新任団員を代表して、第二分団第五班・吉村孝雄団員が良心に従い着実に任務を遂行することを誓い、山中壽勇町長が「消防団への地域の期待は高まっている。消防団員の使命を達成できるよう精進し、幹部役員は団員を統制して、それぞれの役割を果たしてほしい」と激励し、地域住民の防火意識の高揚・啓発にも期待を寄せた。
▲地域住民の安心・安全を守る蒲生町消防団員ら
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三分団十五班の団員計百八十一人をまとめる奥田団長は、「安全が最優先される。自分の身の安全は自分で守り、上級者の指示には必ず従ってもらう。地域住民の安心・安全のために、一日も早く信頼される消防団員として活躍できるよう努力してほしい」と志気を高めた。
引き続き、今年度から日野消防署南消防出張所長に就任した村西正義所長が現場での体験を基に講演し、新任団員は“消防の使命”を頭に叩き込んだ。
また、屋外に会場を移して、隊列の組み方や正しい敬礼の仕方ほか、器具の呼び名やホースの扱い方などについて、先輩団員が手本を見せながらコツを伝授し、新任団員は実際の消火活動の一端を知る放水も体験した。
▲先輩団員の鋭い視線が注がれる中、ホースを巻く練習をする新任団員ら
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今年度、唯一志願して女性消防団員となった西田典子さん(23)は、「ガス会社に務めていることもあり、消防団活動には以前から関心があった。放水を体験してみて、ホースから飛び出す水の力に驚いた。これからは、きびきびと動けるようにしたい」と豊富を語った。
新任団員は、この二十三、二十四日に実施される「初任団員教養訓練」を受ける予定で、消防の任務や必要な基礎知識を身に付け、有事の際に適切な判断・活動ができる消防団員を目指す。
今年度の新任団員のみなさん(敬称略)。
【新任団員】藤堂峰久、門谷茂樹、門谷洋司、片岡春男、西田一也、西村忠則、池田博、新山知久、森田耕平、吉村孝雄、中村修基、山中和宏、谷口良信、安田利昭、野邑正弘、中島英和、冨田義則、井上幸洋、北川清治、森島俊幸、山中長信、藤田要、堀哲郎、望田守、山田政樹、西田典子
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ツッカーハウス跡地に
保存求める声の中 ホスピス建設
=ヴォーリズ記念病院=
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▲解体されるツッカーハウス
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(湖東・近江八幡市)
近江八幡市のヴォーリズ記念病院(北之庄町)はこのほど、がんなどの終末期患者用療養施設としてのホスピス(緩和ケア病棟 全個室十六床)を、W・M・ヴォーリズ氏建築のツッカーハウスを解体して建てることを発表した。これに対し、その価値を重要視する市民や県内外のNPOなどから保存を求める声があがっている。また、財団法人近江兄弟社(関川利幸理事長)内部にもシコリが生じている。
建設計画によると、四月下旬にツッカーハウスの「お別れ会」を一般に開放して行ったあと、五月には解体、玄関前の「大王松」も伐採し、七月からホスピス建設に着工、来年四月にはツッカーハウスの面影をもつ鉄筋コンクリート三階建ての病棟が開設される。病棟内にツッカー記念室を設けるほか、大王松は看板やテーブル、コースターなどに加工して残す。
ツッカーハウスは、ヴォーリズ氏が彼の下で働いていた元比叡山の修業僧の青年の死をきっかけに結核の診療所を開設し、大正七(一九一八)年に米国人、メアリー・ツッカー女史の寄付で兄弟社の前身「近江基督教慈善教化財団」を設立、全国初の結核療養所「近江療養院」として開院した建物。戦時中は軍の施設として使われ、その後も増改築などがくり返されてきた。
▲ホスピスの完成予想図
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病院は、ホスピスについては「病院と通路でつながる」という建築基準があり、これまでの施設整備、ホスピスのもつ性格、「ヴォーリズがここでやりやかったこと(愛の行ない)」の継承などから、ツッカーハウスの位置が最適と判断した。
財団の理事会や常議会などでは、ホスピス建設推進派とツッカーハウス保存派とで激論も戦われ、全国規模のNPO法人の日本ナショナルトラスト協会が調査を行うなどの保存を求める様々な動きも出てきている。
市民からも、ツッカーハウスは市内のヴォーリズ建築の中でも最も保存すべき建物の一つであると、「兄弟社、御乱心」の声も出ている。
建物の調査にあたった大阪芸術大の山形政昭教授は、老朽化を指摘しながらも、「歴史の継承のシンボルとして象徴的意味をもっている。抜本的な修理も必要。新しい病院の事業の重要さと比較して、両立できる方法はないかと提言している」と話している。
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