滋賀報知新聞(ニュース)平成17年7月4日(月)


開市記念祭 「八日市は妖怪地」

8月5、6日 延命公園や商店街

妖怪怪画展への作品を募集
=肝試しや百鬼夜行パレードも=

(湖東・東近江市)
 地元八日市の名前を生かした開市記念祭「八日市は妖怪地」(八日市商工会議所主催)は、今年も八月五、六日の二日間、延命公園や商店街を中心に繰り広げられる。メインの「ギネスに挑戦!世界最長の肝試しコース」「妖怪地を描く妖怪怪画展」「妖怪地百鬼夜行(仮装パレード)」「怪市(ナイトバザール)」などを催す。

 これに先立ち、東近江市に伝わる昔話や伝説、不思議な話などを描いた「妖怪怪画展」への作品を募集している。妖怪、もののけ、神様をテーマにした作品が対象で、幽霊や怨霊、心霊現象などは対象外となる。日本画、洋画、版画、貼り絵、切り絵などの平面画(未発表作品)を画用紙(四つ切りまたは八つ切り)に描く。誰でも応募(一人一点)でき、出品料は無料。

 応募用紙と作品の裏面に名前を書き、七月二十日までに〒527―0021東近江市八日市東浜町一―五、八日市商工会議所へ郵送か持参する。幼・小・中学生は各学校への提出も可。

 作品の中から最優秀賞(図書券五千円)一点、優秀(同二千円)三点、開市賞(同千円)五点を選び、八月六日午後七時から開市記念祭会場(延命公園野外ステージ)で表彰するほか、入賞作品を駅前アピア四階の情報プラザに展示(八月一―七日)する。

 一方、八月六日午後七時からの「世界最長・肝試し」への参加者も募集している。小学三年以上で一チーム(五人)を組み、天狗コース(八八八メートル)に挑む。募集は三十五組で、七月二十日までに申し込む。

 同時に、同五日午後七時から催す「妖怪地百鬼夜行」(妖怪仮装パレード)への参加者団体(一人可)も七月十一日まで募集している。市街地商店街(駅前↓本町↓ときわ↓金屋)を妖怪に化け練り歩く。仮装コンテストもあり、優秀者には豪華景品が用意される

 このほか、聖徳太子と妖怪をキーワードに開く開市記念祭では「妖怪地ミステリーツアー」「妖怪地百物語」「妖怪地不思議マップ展示」、商店街の逸品を集めた夜店や屋台村が並ぶ「怪市」を催す。聖徳まつりと同時開催で、応募など詳しくは同商工会議所(<CODE NUM=013E>22―0186)へ。


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源流の自然を満喫

鈴鹿の山並みウォーク

=市誕生記念 200人参加=

▲石榑峠まで鈴鹿の緑を眺め歩く参加者
(湖東・東近江市)
 国道421号沿いに三重県境近くまでを歩く「R421鈴鹿やまなみウォーク」がこのほど、東近江市杠葉尾町で行われ、 県内外から参加した約二百人が豊かな緑と清流のまちを散策した。

 国道421号は、三重県桑名市から近江八幡市の国道8号までを結ぶ延長七十キロの主要幹線道路で、古くから「八風街道」と呼ばれて近江商人や伊勢商人による交流が図られてきた。道中には、旅人ののどを潤す名水「京の水」や、エメラルドグリーンの清流が見られ、標高六百メートル超の山々が峰を連ねるている。

 このため、県境の道幅は狭く、急勾配・急カーブの連続は大型車の通行規制や、積雪による通行止めを余儀なくされる状況にあり、現在、県境を通るトンネル計画が進められている。

 このような現状を見てもらい、整備促進の必要性を実感してもらうと同時に、市民の交流と健康増進を図るのが同イベントで、三年前から、三重県いなべ市と旧永源寺町が、県境の石榑(いしぐれ)峠を往復、交流してきた。

 今年は、がけ崩れで峠付近が通行止めとなり、いなべ市と東近江市が別々に開催。東近江市では新市誕生記念として催し、八風谷までの往復十キロと、石榑峠までの往復約二十キロのコースに分かれて、同市林業センターを出発。コース途中の「京の水」でのどを潤しながら、愛知川源流の自然を満喫した。


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総会を兼ねた役員会開く

空港できるまで 活動継続を!

=蒲生町びわこ空港臨空都市推進協議会=

▲蒲生町びわこ空港臨空都市推進協議会の総会を兼ねた役員会
(湖東・蒲生町)
 蒲生町びわこ空港臨空都市推進協議会(高岡武志会長)は先月二十九日、今年度総会を兼ねた「役員会」を同町役場委員会室で開き、状況に応じて実施する先進地研修や全町民を対象とした広報啓発活動を盛り込んだ平成十七年度事業計画や二十六万円減の総額五十四万円とする収支予算などを審議した。

 冒頭、高岡会長が、総会を兼ねた役員会とすることについて役員の了解を得た上で、「國松善次県知事と話しをした際に『びわこ空港は忘れていない。いい時期が来たら実行に移す』と聞いた。これからどのような方向で進めていけばいいのかとの思いもあるが、東近江市と合併した後も、この灯を絶やさず、空港ができ飛び立つまで活動を続けていきたい」と強い団結を促し、同協議会顧問である山中壽勇町長も活動の継続を求めた。

 役員からは、「空港の話しが出るたびにいい方向に向かず、じり貧になっている。東近江市と合併すれば力関係も弱まるので、蒲生町としてどうすべきか考えなくてはいけない。住民の中ではもう(空港整備計画を)やめたという意識が広まっている」や「県がはっきりとした方向性を示すべきだ。県の押しようが手ぬるい」との声が上がる一方、「各企業に知事や国あてに嘆願書を提出してもらってはどうか」との意見も出た。

 昭和六十三年十一月二日に、県議会臨時議会で滋賀空港候補地が“蒲生・日野地区”に決定されてから、十七年目に入った。途中、平成十二年十二月県議会で、國松県知事が「空港の実現」という基本方針を堅持しつつ、「立ち止まって考える」という総合的判断を表明した。

 その後、長引く景気低迷も影響し、県は同十五年度から三カ年計画で財政構造改革に着手。昨年度には、厳しい財政状況を鑑みて同改革を改訂して、新たに同十九年度までの「財政危機回避のための改革プログラム」を策定し、その中で大規模事業を見直し廃止・凍結・進度調整の三段階に分けた。注目のびわこ空港については「凍結する」ことが打ち出された。

 県・町ともに、空の交通基盤として空港の必要性はいささかも変わらないとしているが、早急に動き出せない厳しさに直面している。さらに、周辺集落の整備のために交付されていた“財団法人びわこ空港周辺整備基金”も同十二年度で廃止され、蒲生町の鋳物師・岡本・大塚・桜川東の四地区で組織していた“びわこ空港周辺地区連絡会”が昨年十一月に休会することを決めた。

 現在、東近江市への編入合併後も、蒲生地区として同協議会を存続させ活動を展開する方向で、行政間の協議が行われているという。


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姉妹都市との友好深める

アメリカへ行きませんか?

=PTP滋賀が使節団員募る=

▲アメリカミシガン州スーセー・マリー市
(湖東・竜王町)
 国際交流活動に取り組んでいるボランティア団体「ピープル トゥ ピープル滋賀(略称=PTP滋賀)」(久野敏夫会長)が、竜王町と姉妹都市提携を結んでいるアメリカ合衆国ミシガン州スーセー・マリー市へ派遣する「友好親善使節団」の団員を募集している。

 PTPは、昭和三十一年に“国際平和・国際理解・フレンドシップ”を目的に、米国政府機関としてアイゼンハワー大統領によって設立されたもの。同三十六年にNPO法人として独立し、世界百二十九カ国に支部を設け、民間レベルでの国際交流活動を展開している。平成九年には、竜王町で滋賀支部が創設され、スーセー・マリー市やデンマークなど数カ国の受け入れのほか、デンマークへの訪問など日本文化の紹介やホームスティを通して交流を深めている。

 今回の使節団派遣は、竜王町制施行五十周年記念の一環でもあり、同町の後援を得て、ミシガン州スーセー・マリー市内の家庭にホームスティし、アメリカ社会・文化を肌で感じ、姉妹都市として住民相互の交流を深めることが狙い。

 派遣期間は、八月十七日から二十三日までの七日間。応募資格は、健康で団体行動に協調できる人で、定員は十五〜二十人程度。参加費は、一人二十万円程度(パスポート取得に関する費用は含まず)。

 参加希望者は、まず、事務局へ電話またはファックスで参加申込書の送付を申し出る。応募期間は八日まで。詳しくは、PTP滋賀事務局・川部さん(電話・FAX0748―57―0335)へ。


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実効力ある備えを

近江八幡市防災会議

大地震発生時をシミュレーション
=自助・共助意識、備蓄・設備強化=

▲関係者が一堂に会して開かれた防災会議
(湖東・近江八幡市)
 平成十七年度近江八幡市防災会議が市防災センター(近江八幡消防署内)会議室で先月二十九日に開かれ、出席した国、県、市、ライフライン、警察、消防など官民の関係機関からの委員約四十人が、市の防災関連事業などのほか、予想されている大地震発生時の被害や対策などについて再確認した。

 冒頭、会長あいさつで川端五兵衞市長が、十年前の阪神淡路大震災でのボランティア活動を通じて自らの経験を振り返りながら、民間と行政の役割、個人としての日常の心構え、建設中の市民病院の免震構造などに言及し、「他府県で発生した大きな災害を教訓として、市民が安全で安心して暮らせる災害に強いまちをつくるために、防災体制の確立と防災意識の高揚に努めてまいりたい」と、協力を求めた。

 議事では、昨年度と今年度防災関連事業、市地域防災計画の一部修正、今年度防災総合訓練が審議された。

 昨年度実施した防災関連事業は、市防災総合訓練(八月)、福井県集中豪雨災害復旧支援(七月)、新潟県中越地震救援(十月)などの活動、消火栓新設(北津田町・中小森町・若宮町)、防火水槽設置(千増供町)、消防ポンプ車更新(消防団第二分団)、毛布・非常食・水など三千人分を防災資機材等備蓄として桐原小学校に(五年で一万五千人分を備蓄する計画の初年度)、自主防災組織として五防災会立ち上げで全四十防災会に(佐波江町・若葉町・金田町・上田町・新在家)、小型動力消防ポンプ及び救助用資機材購入補助(上田町・金田町・小船木町の各防災会)など。

 今年度は、市防災総合訓練を八月二十一日に武佐小学校で開催するほか、昨年度と同様の事業を行う。また、自主防災組織の組織化一〇〇%を二〇一〇年に達成する目標で、組織率向上を図るための自治会単位での説明会を開催することにしている。

 市地域防災計画の一部修正の中では、桐原学区の日野川洪水時避難所を荘源寺(安養寺町)から上野神社馬場周辺(同)への変更が承認された。

 昨年一年間の災害発生状況は、九月五日夜の紀伊半島沖と東海道沖の二回の震度4など有感地震が十二回発生したほか、日本列島に上陸した十個の台風のうち二個が滋賀県を通過したが幸い市には大きな被害はなかったものの、台風6号(六月)ではホテルの屋根が新幹線の架線に引っ掛かり、ダイヤが乱れ、台風23号(十月二十日)では日野川沿いの二世帯四人が自主避難した、また、火災は十九件(前年十七件)発生したことなどが、報告された。

 県総合防災課地震対策室の堀江良樹氏は「最近の防災事例と対策について」というテーマで、東海、東南海・南海地震、琵琶湖西岸断層帯について、震度分布、被害想定などを示した上で、県では今年度を「減災元年」として、「地震防災戦略」や「地震防災プログラム」に取り組み、大規模地震が発生した場合には早期の救援到着は期待できないことから「自助・共助」の地域防災力強化と意識向上のための教育や広報の重要性を指摘した。

 これを受けて川端会長は、各家庭での防災グッズの点検や正しい使用などを啓発するビデオを東近江地域行政組合消防本部の協力で制作しており、近く、ケーブルテレビなどでも紹介するほか、市内の病院、薬局、食料品店などとの「防災協定」についても、締結に向けて検討していることを明らかにした。

 


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