|
|
滋賀報知新聞(ニュース)■平成17年7月12日(火)第14153号
|

パートなど雇用改善説明会
12日 アピアホールで開催
非正規社員の相談が半数以上
=個別労働紛争解決制度運用へ=
|
(湖東・東近江市)
滋賀労働局は、パートや派遣労働者からの個別相談やあっせん申請が全体の半数以上を占めているとして、十二日午後一時半から一般企業向けの「非正規社員の労働条件確保改善のための説明会」を八日市駅前アピア四階のアピアホールで開催する。
平成十六年度中に各労働基準監督署など県下四か所の総合労働相談コーナーに寄せられた相談件数は四千六百四十八件で、このうち民事上の個別労働紛争相談(個々の労働者と事業主との紛争に関する相談)は千四百十五件と三割を占めた。
内容別では、雇用関係が三百五件(二一・五%)、賃金など労働条件が五百三十四件(三七・七%)だった。このうち、個別労働紛争解決制度による滋賀労働局長による助言・指導の申し出がったのは七十六件で、前年度の一・五倍に達している。
一方、紛争調整委員会によるあっせん申請の受理件数は百二件で、雇用関係が四十五件(四四・一%)、条件の引き下げや出向・配置転換など労働条件は四十件(三九・二%)だった。あっせん手続が終了した九十九件のうち、当事者間の合意が五十三件の半数以上で成立している。
しかし、相談、指導助言の申し出やあっせん申請は、派遣労働者や期間契約社員などの非正規社員が半数以上を占めるとみている。このような状況で滋賀労基局は、非正規労働者の労働条件などの確保・改善に向け、企業担当者向けの説明会を開くことにした。
【個別労働紛争解決制度】 個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律(十三年十月施行)に基づくもので、企業組織の再編や人事労務管理の個別化などにより生じた労働関係についての労働者と事業主との間の紛争(個別労働紛争)を迅速にかつ適正に解決するため、都道府県労働局の助言・指導制度、紛争調停委員会のあっせん制度の創設などにより総合的に個別労働紛争の解決を図るシステム。
メインメニュー|全 県| 湖東・湖北|
湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長|
取締情報| リンク| E-Mail

特産品復活 角井西瓜
全盛期のラベルも複製
=18日から 農業倉庫で直売=
|
▲特産・角井西瓜の復活に取り組んでいる組合員
|
(湖東・東近江市)
昭和の初期に全盛期を迎えた郷土の特産品「角井スイカ」を復活させようと、東近江市百済寺本町の農業組合員らが今年から栽培に取り組んでいる。
角井スイカは、旧愛東町に合併される以前の角井村で栽培されていたスイカで、戦前まで京都や大阪の市場でも知られるブランド品だった。
角井スイカの栽培は、明治三十年(一八七七)頃から始まったという記録があり、当初の品種は黒皮スイカでのちに大和スイカに変わっていったという。昭和初期には、平尾から北坂地区までに栽培面積が広がり、組合員数も四○八戸を数えた。
当時の西瓜(すいか)組合は、出荷量が増すにつれて広く一般に知られるようになったことにあぐらをかかず、合格したスイカには生産者名を明記したレッテルを貼るなど、品質管理に力を入れ、自信のあるものだけを出荷したことから信用が浸透。角井村の特産品として広く認知され、日本を代表するスイカの地位を築くまでになっていった。しかし、戦争が始まると、国策で米作りへの転換を強いられ、ブランドの姿は村から消えていった。
戦後も栽培されたが、大きすぎて家庭に普及していった冷蔵庫に入りにくかったことや品種改良で他産地の台頭、米作への集約などを背景に出荷は減り、スイカ畑は稲田に転換されていった。
▲昭和初期のデザインを複製したラベル
|
こうした郷土の歴史を語る農産物を甦らせて、地域の活性化につなげようと同組合参事の山本友彦さん(50)が、スイカ作りのベテラン組合員に話を持ちかけたところ八人が集まり、角井スイカの復活を目指すことになった。
五月に当時の角井スイカの種が残っていないことから「紅大(こうだい)」という品種の種を農協から取り寄せ、約一、五○○平方メートルの田んぼに作付けした。
特産品の復活を託した種は発芽後、順調に成育し現在、約二四○株になっている。大きなスイカが畑のあちこちに実っており、大きいものでは重さ十四キロ近くになるものもある。
同組合員らは、十八日早朝から収穫を始めることにしており、とったばかりの新鮮な「新・角井スイカ」を同町の農業組合倉庫前で直売することにしている。期間中一千個の収穫を目標にしている。価格は、一個八○○円〜一、二○○円の間で、品質を保証した昔のデザイン「角井西瓜」のラベルを複製して、一つ一つのスイカに貼ることにしている。問い合わせは、同組合参事の山本さん(電話0749-46-1136)へ。
メインメニュー|全 県| 湖東・湖北|
湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長|
取締情報| リンク| E-Mail

田んぼ生まれのニゴロブナ
大渕湖へ引っ越し
=能登川北小の児童 稚魚を放流=
|
▲水田で育ったニゴロブナの稚魚を放流する児童ら(能登川町の大渕湖)
|
(湖東・能登川町
能登川北小学校の四年生児童十五人が、水田でふ化したニゴロブナの稚魚を捕まえ、琵琶湖へとつながる大渕湖に放流した。
湖周辺の水田はかつて、ニゴロブナやコイ、ナマズの産卵場としても機能し、稚魚が育つまでの「ゆりかご」となっていた。また、ミジンコ→稚魚→糞→バクテリアの循環で田んぼに自然肥料がつくられ、生物・環境に優しい農環境が築かれていたが、河川改修やほ場整備によって魚道が遮断され、産卵場所を失った魚たちの産卵控えが起きている。
この有効関係を回復させる取り組みが県の「魚のゆりかご水田プロジェクト」で、協力校の同校とともに、能登川町の自然環境を守る町みずすまし連絡協議会(長谷川美雄会長=ふるさと再発見Letsの会、水生生物調査会などで組織)が「魚のゆりかご水田学習会」として企画した。
五月、環境こだわり米を作る農家の協力を得て、約二〇アールの水田に親魚(雄四匹、雌三匹)を放流。約三万個の卵が孵り、児童たちは、稚魚の生育観察や周辺の生き物調査などを行い、水田と魚のつながりや命の大切さを学んできた。
この日は、田んぼの中干しに合わせて湖へ放つもので、児童たちはさっそくはだしになり、元気に泳ぎ回る稚魚に「すばしっこい」と苦戦。三センチ近くまで育った稚魚に「大きくなったね」と声を掛け、それぞれ「子孫をいっぱい残してほしい」「また戻ってきて」と話しながら放流した。
メインメニュー|全 県| 湖東・湖北|
湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長|
取締情報| リンク| E-Mail

採暖室(風呂)の利用者10万人突破
竜王町ドラゴンスポーツセンター
=阿加井さん 孫とのデート楽しむ=
|
▲10万人目となった阿加井さん一家へ記念品贈呈
|
(湖東・竜王町)
竜王町岡屋にある総合運動公園ドラゴンスポーツセンター内の採暖室(風呂)の利用者が三日、十万人を突破した。記念すべき十万人目は、近江八幡市から訪れた阿加井守子さんで、竜王町地域振興事業団の勝見久男理事長が花と回数券をプレゼントした。
予期せぬ祝福に、阿加井さんは「十万人目なんて夢にも思っていなかった。こういことになって、とても感激している。ここの採暖室は広くて気持ちが良く、娘と二人で孫をお風呂に入れてあげることを楽しみに来ている」と語り、週五日ほど夫婦で通い日野町に住む娘夫婦の孫とのデート場所としても利用しているという。
平成十二年七月にオープンしたドラゴンスポーツセンター採暖室は、同十五年一月七日に三万人を達成したのを皮切りに利用者数が増加、同十七年七月三日までの二年半で延べ七万人が利用した。
さらなる利用拡大に向けて、同十五年度からは、毎月二十六日を「風呂の日」として入浴補助券を発行するなど、オープンから現在に至るまで町内在住者よりも町外在住者の利用が上回るほど定着している。
また、今年七月一日から一部料金を改正し、昼間は三百円、夜間は四百円、町内在住の十八歳以下ならびに六十五歳以上、障害者の人は昼間は百円、夜間は二百円とし、サービス向上の観点から券売機の設置や利用者の氏名などの記入手間を省くためカード登録も導入した。
このほか、十万人達成と併せて、利用の度に採暖室の洗面台に花を飾ってくれる女性(匿名希望)にも、優しい心使いに感謝の気持ちを込めて同事業団が回数券を手渡した。
同事業団では、十万人達成を機に、さらに心も体も温かくなるような施設運営を目指すと意気込んでいる。
メインメニュー|全 県| 湖東・湖北|
湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長|
取締情報| リンク| E-Mail

自然の恵みを肌で感じて
「ブナ林に親しむ登山会」
綿向山を愛する会が参加者募る
=申し込みはきょうまで=
|
▲ブナ林を満喫しながら頂上を目指す登山者ら(昨年の綿向山の日)
|
(湖東・日野町)
綿向山を愛する会(西村泰郎会長、会員数百三十八人)は、十七日午前八時から開催する「綿向山のブナ林に親しむ登山会」への参加者を募集している。
山麓から中腹にかけてスギ・ヒノキの人工林、七合目から頂上にかけてブナ・ミズナラ、リョウブの自然林と、好対照ながらも豊かな自然が育まれている綿向山(標高一千百十メートル)。
同会は、世界遺産に指定された白神山地(青森・秋田県)に代表されるブナの林が、日野町にそびえ立つ綿向山という身近な場所にあることを知り、自然の恵みとその大切さを少しでも多くの人に肌で感じてもらおうと、登山会を企画した。
当日は、午前八時に日野町西明寺の御幸橋駐車場に集合し、表参道コースから入山する予定で、環境省自然公園指導員で同会会員の横山昇さんが、ブナ林また幸福ブナをはじめ、植物や野鳥、山頂からの展望説明を行う。
参加資格は、小学五年生以上の人(小学生は保護者同伴)。参加費は三百円。参加希望者は、十二日までに電話もしくはホームページ上から申し込む。
申し込みおよび問い合わせは、綿向山を愛する会事務局(電話0748―52―0445、ホームページwak-sf@iris.eonet.ne.jp)または同会・横山さん(電話0748―52―1988)まで。
メインメニュー|全 県| 湖東・湖北|
湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長|
取締情報| リンク| E-Mail
|